Tag

Tag Archive

第246回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想(速報)

第246回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。

テストが終わった後は解放感があります。
ただ、目標スコアがある方々はここで気を抜かずに、
次のテストまでの作戦を立て直すと良いですね。
その際にはこの本がオススメです。スコア育成計画を作りましょう。
(いきなり宣伝を入れ込んでごめんなさい!)

 

 

さて、まずはフォームと簡単な所感です。

 

=====
●フォーム
*試験終了時刻は15:02です
*Part 1 の1枚目は「首にスカーフを巻いている男性」
*Part 7 の言い換え問題は critical / impact / handle です

●所感(『公式 L&R 問題集 5』TEST 1 を基準に)
1:普通/2:やや難/3:やや難/4:普通/
5:やや難/6:普通/7:難
=====

 

 

今回もフォームが複数あることが確認されております。
ご自身の受けたフォームと異なる場合はご了承ください。
同じ試験を受けた人を見つけるためには、
Part 1 の写真や Part 7 の言い換えを覚えてくるのがコツです。

 

試験自体の難易度は「普通」レベルの部類に入るフォームだと判断しています。
「簡単」とおっしゃる方もいますが、難易度は主観なので難しいところです。
どれも参考程度に聞き流すことをオススメします。
ぼく自身も戸惑ったことがあるので、さらっと見て「ふーん」で済ませています。

 

次は、各Partに関する感想です。

 

<Part 1>

写真に対して描写するポイントはわかりやすく、ひねった表現も出ませんでした。
強いて言うならば、「スカーフが巻かれている男性」の表現が一番難しかったですね。

現在進行形で描写されるのがスタンダードで、
たまに受動態の進行形が入ってくる感じです。
消去法を使いながら、全問正解を目指しましょう。

 

<Part 2>

Part 2 はひねくれた返答で有名ですが、えぐいものはなかったです。
少し間接的な返答は当たり前になってきたという印象もあります。

Part 1 と同様、消去法で進んでいくのが正攻法だと考えましょう。
逃げでもなんでもないと心得るべし、です。

とは言え、一人目の発言を聞いて理解していないと始まりません。
そのため、先ほどご紹介した『戦略特急』では次のようなことを書いています。

 

 解き方は人それぞれですが、ぼくのオススメは一人目の発言を日本語で圧縮することです。圧縮と聞いてもピンときにくいかもしれませんが、おおまかで短い日本語訳を作るとイメージしていただくといいでしょう。こうすることによって、Part 2 での取りこぼしがぐんと減りました。

 

ディクテーション(聞いて書き取ること)もオススメしているのですが、
まずはここから始めると、Part 2 の正答率が上がり、自信になると思います。

 

<Part 3, 4>

前回の公開テストでは次のように書きました。

 

「聞こえてきた単語が入った選択肢を選ぶ」問題がどんどん減っています

 

今回、この視点で見ると、選びやすい問題が多かったように感じます。
ただ、ぼくが受けたフォームは Part 3 の最初の問題が長くて驚きました。

 

#TOEIC の Part 3 の初っ端が「話が終わらねえ」という長さでした!どんどん読まれると圧倒されます。そこに答えの根拠が潜んでいるかもしれないからです。でも、先読みをしていれば、正解にたどり着くことはできます。先読み、すごすぎる。

結論:先読みを余裕でできるレベルを目指そう!

 

先読みのトレーニングは音声がなくてもできるため、
「これで完璧」と思えるくらいやり込むことをオススメします。

 

<Part 5>

文法問題と語彙問題に分けてご説明します。

 

・文法問題
品詞問題や動詞の形、前置詞vs接続詞など定番の問題だらけです。
前回は見た目で引っ掛ける品詞問題など、難しいものもありましたが、
今回は取り立てて難しいものはなかった気がします。

文法問題については次の note に全力をこめてまとめています。
「こういうことを知りたい」などご要望があれば、アップデートいたします。

TOEIC の Part 5 で文法問題を間違えないための5冊とその使い方

 

・語彙問題
今回は明らかに難しいものがありました。
commend や summon が並ぶという、挑戦的な選択肢でした。

毎回ではないのですが、たまに英検一級レベルの単語が並ぶことがあります。
満点を狙わない方は「無視」でいきましょう。
考えるだけ時間の無駄なので、他の問題に時間を割くのが吉です。

一方、満点を狙う方は「運が悪かった」と考えるのが一つ。
もう一つは TOEIC を超えた英語に触れること。
commend は TOEIC の範囲内だとは思いますが、
その範囲は徐々に大きくなっている気がします。

かといって、英検一級や TOEFL の単語帳をやるのは遠回りです。
『公式問題集』などの模試に出てくる単語をすべて覚える、
のようなやり方が地道で、確かな道かもしれませんね。

 

<Part 6>

文章量は「普通」で、厄介な文挿入問題も「普通」でした。
4問中1問しか文法問題が出ないので、時間がかかります。

「文挿入問題をどうしたら?」という相談をよく受けますが、
対策としては後回しでいいと思っています。
選択肢を見て、本文と照合して…というのは難しいし、時間がかかるからです。
そこで、Part 7 が読めるようになるくらいまで、放置でいいと考えています。
Part 7 でできた余裕を、文挿入問題に回すイメージで良いのでは、と。

 

<Part 7>

毎回申し上げていますが、Part 7 は「難」がデフォルトです。
読ませる量が多いのが大変です。

そして、いつもながらの自戒の念を込めたツイートがこちらです。

普段から読んでいないと、長文を目の前にしたときにビビりますからね。
これから受験する皆さんも気を引き締めてまいりましょう。

 

===

 

いつもはここでリーディングセクションの時間配分をお伝えしているのですが、
腕時計を忘れてしまったため、時間がわかりません。
かなり焦りながら解きました(笑)。
多分、試験終了10分くらい前に終わったと思います。

今、問題研究のために毎回受験をしているのですが、
同時に990点満点を出すことも意識しているので、
なかなか両立させるのが難しいと思っている今日この頃です。
その辺の心境はこちらの note をご覧ください。

 

「悔しさ」を行動に変えるためのはじめの一歩

 

———

これらはあくまでぼくの個人的な感想ですので、あくまでご参考程度で。
本番の試験を受けてわかることはたくさんありますから、
皆さんもご自身の発見があったら、ぜひ書き留めておくことをオススメします。

 

以上、ここまでが試験の情報でございました。
もし何か追加していただけることや気になる点があれば、コメントをぜひ!
お答えできる範囲でお答えいたします。
*試験問題の答えはどれ、といった類のコメントにはお返事できません。

TOEIC の復習法のバイブル『戦略特急 スコア育成計画』発刊記念イベント開催決定

お待たせしました。
先行告知をしたイベントのお知らせです。

 

 

TOEIC の対策に関する情報は巷に溢れています。
ネット上にある記事やつぶやき。
書店にある本。

 

その中の情報の一つに
「テスト作成団体が出す『公式問題集』をやり尽くそう」
というものがあります。

 

これはとても有効な方法ですし、ぼく自身も役に立った実感があります。
しかし、気になる点があることにお気づきになったでしょうか?

 

「どうやってやり尽くせばいいのか?」

 

これをしっかりと説明しているものはありませんでした。
しかし、この疑問に対して、はっきりとした答えを出すことができました。
と言っても、学習者として TOEIC 対策を10年以上続けながら、
編集者やライターなど、さまざまな経験をしたおかげです。

 

===
登壇者プロフィール

渡邉淳(わたなべ・あつし)
 1984年、千葉県富津市生まれ。東京外国語大学外国語学部ポルトガル語学科卒業。
 留学なしでTOEIC990点満点、英検1級を取得。
 教材制作会社を経て、現在、フリーランスの編集者・ライターをしながら、東京海洋大学で非常勤講師を務めている。
 担当はTOEIC。自身の学習経験をもとにした授業を展開、TOEICの最新傾向を折り込んだ、学習者目線を忘れない指導に定評がある。
 日本経済新聞や読売新聞、雑誌「PRESIDENT」、「東洋経済」、「日経WOMAN」、「日経トレンディ」での掲載実績もあり。
 著書に『TOEIC(R) L&R TEST 戦略特急 スコア育成計画』(朝日新聞出版)や 『1日5分からはじめる! 英語学習手帳』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、共著に『毎日の英単語』(朝日新聞出版)がある。
 一方、porpor(ぽるぽる)という名前で、ブログやTwitterを中心に、講師としても、学習者としても、日々 TOEIC や英語学習に関する情報を発信している。

 

ブログ:TOEIC 990点への道 -日本から出ずに満点-

Twitterアカウント:@porpor35

Instagramアカウント:@atsu_nabe

YouTubeアカウント
=====

 

もともとはただの学習者でしたが、経験を積み重ねたことで、
「TOEIC のスコアアップのプロ」と呼ばれるほどになりました。

 

東京海洋大学での講義では、
400→600点というスコアアップをした学生が多くいます。
学生によっては、最短で二ヶ月です。

 

天狼院書店という場所で行ったゼミでは、
900点台に到達した方はもちろん、990点満点を取得した方もいたほどです。
それだけに、アドバイスは的確だったと言えるでしょう。

 

先に出した「どうやってやり尽くせばいいのか?」という疑問に対する答えを、
『TOEIC(R) L&R TEST 戦略特急 スコア育成計画』という一冊にまとめています。

 

 

今回は、この本の内容を中心に、発刊記念イベントを行います。

 

・スコアが伸び悩んでいる方
・英語に苦手意識を持っている方
・得意パートを増やしたい方
・TOEIC の素材を使って英語力を伸ばしたい方

 

90分で TOEIC に対する印象をガラッと変えましょう!

 

内容:

・TOEIC というゲームの「主人公」になりきろう
・「記録」をする場所を作ろう
・Part 1 の「正しい復習」を体験しよう
・Part 6 の「正しい復習」を体験しよう
・Part 7 で見つけた「宝探し」をシェアしよう
・2020年の「スコア育成計画達成シート」を作ろう
・自分の『戦略特急』の使い方をシェアしよう
・質疑応答(10分)
*当日は、『戦略特急』に掲載されていない素材を使用します

 

日時:
12/16(月)19:30-21:00(19:00開場/21:30完全撤収)

 

場所:
渋谷某所の会議室

価格:
・書籍あり(必ずご持参ください):1,000円
・書籍なし(会場では買えません):2,000円
・学割:1000円引き

 

申込URL:
https://senryakutokkyu.peatix.com/view

 

MBさんの名言「他人と違う結果を望むなら、他人と違う行動をしなければならない」から考える TOEIC スコアアップの思考法

突然ですが、
MBさんという方をご存知でしょうか?

 

ファッションバイヤーやファッションアドバイザーという肩書きです。
ブログや YouTube で発信をしており、手がけた書籍は累計100万部を超えています。

 

…とここまで、知っている風に書きましたが、ぼく自身、つい最近まで知りませんでした。
出会ったきっかけは『持たざる者に贈る新しい仕事術 もっと幸せに働こう』です。

 

 

ぼくは仕事術の本を、英語学習と紐付けようとする癖があります。
この本の3つの名言をご紹介しながら、TOEIC のスコアアップについて考えていきます。

 

  1. 「他人と違う結果を望むなら、他人と違う行動をしなければならない」
  2. 「準備ばかり頑張って、行動しない人たちが多過ぎる」
  3. 理想論である目標数値を、現実的な今日のタスクまで具体化する作業こそが目標設定

 

結構グサグサと来ませんか?
勉強だけならまだしも、仕事など他の文脈に応用しても刺さるはずです。
一つずつ確認していきましょう。

 

1. 「他人と違う結果を望むなら、他人と違う行動をしなければならない」

今回のタイトルにどうしても入れたかった名言の一つです。
MBさんは自分のことを「凡人」とおっしゃっています。

 

皆さんはご自身のことをどう思っていますか?

 

ぼくもMBさんと同じく、自分のことを「凡人」だと思っています
だからこそ、「なんとかしたい」という思いが強いのでしょう。
その「凡人」がどのように結果を出すのか。
それが最初の一言に詰まっています。

 

「他人と違う結果を望むなら、他人と違う行動をしなければならない」

 

ぼくは TOEIC についてブログや Twitter で発信をしながら、990点満点までたどり着きました。
誰でも簡単に手に入れられる結果ではないと思います。
全スキマ時間を TOEIC に充てたり、問題を何度も解いたり、
他の学習者を凌駕する勢いで勉強したのは事実です。
実際に凌駕していたかはわかりませんが、結果が出せたのはその証拠でしょう。

 

2. 「準備ばかり頑張って、行動しない人たちが多過ぎる」

TOEIC や英語学習の文脈に置き換えると、
勉強法の本やブログを見てばかりの人たちのこと。
でも、これって人間の本能として仕方のないこと。
恒常性維持(ホメオスタシス)機能によって、
「昨日と同じ状態でいてくれ」と働きかけられているからです。
だから、新たな行動をしにくいというわけです。

 

でも、最初にご紹介した名言を覚えていますか?

 

「他人と違う結果を望むなら、他人と違う行動をしなければならない」

 

今まで通りではまずい。
新たな行動をする必要がある。

 

成功の鍵は「新たな行動をとにかく起こすこと」です。

 

ぼくの新刊『TOEIC(R) L&R TEST 戦略特急 スコア育成計画』は勉強法が多く載っています。
もし成果を出したいならば、そこで学んだ方法を行動に変える必要があります。
すべての方法でなくても、自分にしっくり来たものを行ってみてください。
学習においては他人と比べるのはナンセンスですが、
それでも他人には負けないくらいの勢いで行動しましょう。

 

3. 理想論である目標数値を、現実的な今日のタスクまで具体化する作業こそが目標設定

MBさんは「世の中にある90%以上の目標は根性論に過ぎない」と断言しています。
ぼくなりに言い換えると、「具体性に欠けており、行動に落とし込めていない」ということ。

 

そこで、MBさんは次のような目標設定を提案しています。

 

「目標を今日のタスクにまで落とし込み、自分をがんじがらめにする」

 

「勉強をする」のようなぼんやりとした目標だと、いざその時が来た時に迷います。
キツイ言い方かもしれませんが、この考え方の人の元に時間はやってこないでしょう。

 

時間は自分で作り出すものです。
だからこそ、超具体的に、小学生でもわかるように、目標を具体化するわけです。
ぼくの場合は次のような感じです。

 

「毎日、5時30から7時の間、リビングで、机に向かって、『実践ビジネス英語』を15分シャドーイングをしてから、10分で暗唱をする。そのあと…」

 

がんじがらめにすることで、逃げ場をなくす感じです。
そうすることによって、行動をできる機会が増えていくと考えています。

 

以上、3つの名言をご紹介しながら、TOEIC と絡めていったわけですが、
まだまだご紹介したい部分がたくさんあります。
今後も記事にしていく予定ですが、早く知りたい方はぜひお手に取ってみてくださいね。

『TOEIC(R) L&R TEST 戦略特急 スコア育成計画』を効果的に使う3つの約束

本日、2019年11月20日に『TOEIC(R) L&R TEST 戦略特急 スコア育成計画』が発売です。

 

 

TOEIC 関連の本がすでにたくさんあるにもかかわらず、
この本を作った理由は以下の記事にまとめています。

 

『TOEIC L&R TEST 戦略特急』を世に出したい3つの理由

 

今回の記事では『戦略特急』を効果的に使う方法についてお伝えします。
本は読者が自由に使うものですが、この本を一番知っているぼくならではの視点です。

 

  1. 全部は読まない
  2. 計画は怠らない
  3. 本を買わない

 

語呂を重視して「〜ない」で揃えましたが、どういうことでしょうか?
一つずつご説明してまいります。

 

1. 全部は読まない

特急シリーズは薄くてさらっと読めるものが多いですが、この本は骨太です。
376ページもあり、特急シリーズの中では2,3番目の分厚さです。
そこで、「全部は読まない」ことを先にご提案させていただきます。

 

読むべき場所を探す方向性としては2つ。

 

・取り組みたいパートのみ
・必要な復習方法のみ

 

前者の「取り組みたいパートのみ」というのは、字面通りです。
もしすでに Part 1 が全問正解できるのであれば、そこは読まなくていい
読めば新たな発見はあるかもしれませんが、優先順位を下げることをオススメします。

 

後者の「必要な復習方法のみ」というのは、わかりにくいかもしれません。
『戦略特急』は「正しい復習方法」と題して、複数のステップで細かく説明しています。
お読みいただくと、必要な復習方法もあれば、必要でない復習方法もあるとわかるでしょう。
「必要ない」とか「ここまではやらない」とか思えば、無理やり取り組む必要はありません

 

ぼく自身もそうですが、「本は全部読むもの」と思い込むと、この本は辛いかもしれません。
だからこそ、全部は読まず、ご自身に必要なところだけをお使いくださいね。

 

 

2. 計画は怠らない

サブタイトルに「スコア育成計画」と入れたのは、「計画」の重要性をお伝えしたかったからです。

 

本の中で

 

・スコア育成計画達成シート
・本書をやり通すための地図

 

というものを作っていただきます。

 

前者は「目標スコア」に関するもの。
後者は「読書計画表」のようなもの。

 

計画を立てるのは面倒に感じる人が多いと思いますが、
計画なしで気の向くままに勉強をするのはなかなか難しいです。
「計画は自分との約束」だと思って、作ってみてください。

 

本の中にも書きましたが、ぼく自身が次のようなことを考えて、効果的だったからです。

 

「30歳までに990点満点を取得できなければ、TOEIC にこだわらない」

 

このように考えて、そこから何が、どれだけ必要かを考えて計画(逆算)したことで、
宣言したその年に990点満点を取得することができました。

 

計画通りに行ったときの爽快感。
計画通りに進まなかったときの悔しさ。

 

計画にはいろいろな感情が伴いますが、うまく付き合えれば、強力な味方になります。
この本で、計画との付き合い方を学んでほしいです。

 

3. 本を買わない

本の「はじめに」に「TOEIC 本ラビリンス」という、
次から次へと新しい本に目移りしてしまう状態の話をしています。
この状態から抜け出すために作ったのが『戦略特急』です。
だからこそ、一人でも「TOEIC 本ラビリンス」から抜け出してほしい

 

批判を覚悟で言いますが、『戦略特急』の内容を理解した上で、
その方法論を『公式問題集』2-3冊で実行すれば、スコアアップを約束できます。
よく「特急シリーズはどの順番で買えばいいのか」という質問がありますが、
スコアによっては「特急シリーズは『戦略特急』だけ」という英語学習者がいると想定しています。
ここまで言えるほど、再現性の高い学習方法をまとめました。

 

もしすでに他の本を持っているのであれば、
『戦略特急』のやり方で、やり直してみてください
間違いなく、新たな発見があると信じています。

 

TOEIC 本の使い倒し方を学んで、新たな出費がなくなりますように。

 

 

以上、効果的に使う約束と題して、使い方をご紹介させていただきました。
最初にも述べたように、読者の皆さんが自由に使っていいのですが、
一つのガイドとして、この記事を参考にしてくださるとうれしいです。

 

『TOEIC L&R TEST 戦略特急』を世に出したい3つの理由

 

 

Twitter でチラ見せをしておりますが、とある TOEIC の新刊が完成間近です。

 

 

 

タイトルは『TOEIC L&R TEST 戦略特急 スコア育成計画』です。
かの有名な「金フレ」や『文法特急』などの「特急シリーズ」の仲間に、
ぼくの『戦略特急』が加わることになりました。

 

実は、2019年3月に発売予定で Amazon などには出ていたのですが、
「もっと良くしたい」という想いで、延期を何度も重ねています。
楽しみにしてくださった方は申し訳ございません。
この記事を書いている時点では「11月末」を発売予定にしており、
これは余程のことがない限り、揺るがないことと思います。

 

さて、今回、お伝えしたいのは『戦略特急』を「世に出したい理由」です。
世の中に、TOEIC 関連の参考書や問題集は山ほどあります。
ネットの情報は日に日に増えています。

 

それなのに、なぜ、本を出すのか。

 

『戦略特急』が気になっている方のために、3つにまとめてお伝えします。

 

  • 学習計画の立て方を伝えたい
  • 本の積読状態を解消したい
  • 「正しい復習」を伝えたい

 

見出しだけでピンとくるものもあれば、ピンとこないものもあるでしょう。
一つずつご説明させていただきます。

 

 

・学習計画の立て方を伝えたい

「学習計画」と聞くと、「この日にこれをやる」のような内容を想像するかもしれません。
ぼくが強くお伝えしたいのは「目標スコアの設定」の仕方です。
Twitter などで「目標は期限とセットで決めよう」と言ったことがありますが、
それを紙面で表現することにしました。

目標の設定は、人によっては当たり前のことになっています。
しかし、ぼくがこの手の話を学生や社会人に対して行うと、
「できるだけ早く」という非常に曖昧な返事が返ってきます。

曖昧な目標は曖昧な行動を生む。
具体的な目標は具体的な行動を生む。

だからこそ、目標を具体的に、リアルに設定してもらうページがあります。
このような話はブログの記事にはありましたが、
本としては明確に示される機会がなかったので、
「どうしてもお伝えしたい」こととして入れさせていただきました。

 

 

・本の積読状態を解消したい

TOEIC は次々と新刊が出るため、「これも欲しい」「やりたい」となる人が多いでしょう。
参考書や問題集をたくさん持っているにもかかわらず、
スコアアップにつながらないと嘆いているとしたら、
それほど悲しいことはありません。

今までセミナーなどで「使い倒し方」をお伝えしてきましたが、
『戦略特急』では「TOEIC の問題をどう使い倒すか」について、
かなりの紙面を割いています。

お伝えする方法で一冊ずつこなしていけば、スコアアップにつながることは間違いなし。
そう確信を持って、ぼくの学習経験と講師経験を、紙面に注ぎ込みました。
この方法で一冊をやりこめば、買った本が不要になることはあり得ると考えています。
この本で、TOEIC 対策本の積読を解消しましょう。

 

 

・「正しい復習」を伝えたい

先ほど述べた「TOEIC の問題をどう使い倒すか」と共通する点です。
ここ最近、Twitter などの SNS が普及することによって、
中途半端で、不確かな情報が伝わっているように思います。
SNS の特性上、短く伝えなくてはいけないのはもちろんなのですが、
それを鵜呑みにして、時間を浪費している人は少なからずいるはず。

そこで、『戦略特急』では Part 1 から Part 7 まで、
「そんなに丁寧に言う必要ある?」とツッコミを食らうであろうほど、
復習の仕方について、かなり丁寧に説明をさせていただきました
編集者のSさんから、何度「分厚いね」と言われたことか……。

文字が多くなってしまったのは「再現性」にこだわったからです。
端的に書くことによって誤解される可能性を排除しました。
文字嫌いや読書嫌いの方にとっては苦痛かもしれませんが、
要点を押さえて、ご自身の学習に活かしてくだされば本望です。

 

これ以外にも、世の中に伝えたいメッセージをたくさん含めました。
本の制作が落ち着き始めたので、記事で少しずつネタバレしていきますね。