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第211回 #TOEIC 公開テスト感想(速報)

本日、第211回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。
新形式の2回目の TOEIC 公開テストとなりましたが、いかがだったでしょうか。

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さて、毎回のように、感想をつれづれなるままに。
まずは、基本情報から。

 

=====
●フォーム
?(解答用紙A面ピンク/QRコードでした)
*1. は back pack でした

●所感
1:易/2:普通/3:普通/4:普通/
5:普通/6:普通/7:普通
=====

 

所感はあくまで前回と比べてのものとなりますことをご了承ください。
前回一発目よりは易しくなった印象を受けました。
(前回はホースで水をまくフォームです)
新形式への慣れも大きく影響していると思います。

 

次は、各Partに関する感想です。

<Part 1>
今回受けてみて「Part 1 は全問正解したい」という Part に変貌したと思いました。
前回も易しめのものが揃っていた印象なのですが、今回も同様です。

描写が非常にシンプルであるため、難易度が下がります。
Part 3,4 への難易度調整の Part と化しているのかもしれません。

 

<Part 2>
全体としては「普通」と考えています。
ただ、返答が少し考えないと、正解だと気づけないものがありましたし、
旧形式に比べると、難しくなった Part と言えるかもしれません。
昔、難易度が高いと言われた問題が集まってきたということです。

例えば、ある質問に対して “Mr. X tells you.”(Xさんが教えてくれる)というのは、
日本語で考えれば、なんてことのない設問ですが、英語だと反応が遅れますよね。
こういった問題を難しいと形容しています。

 

<Part 3, 4>
両 Part ともに鍵は「意図問題にあり」という感じです。
この問題は答えを探すのが難しい上に、探すのに時間がかかります。
その分、次の問題へ影響を及ぼしますから、困ったものです。
スコアによっては「取り組まない」としたほうがよさそうですね。

肝心の内容はいつも通りという感じです。
ひねったお話は前回に比べてはなかったと感じました。

ここで、新形式についてまとめておきます。

・3人の会話…1問
・図表のついた問題数…Part 3:3問/Part 4:2問
・意図問題…Part 3:2問/Part 4:3問

前回に引き続き、Part 3 の初っ端から3人の会話でした。
設問から予測できたのでよかったですが、さすが ETS ですね。

3人の会話問題も初っ端に置くものの、難易度は下げている印象です。
(まだまだ難しくなる余地がある、ということです。)

図表付き問題は前回とはバランスが異なっていました。
前回は Part 3 に2問、Part 4 に3問でしたので。
問題自体は会話やトークの流れが終えていれば、難しくはありませんでした。

意図問題は口語表現を問うようなものはなく、前後の流れからつかめましたね。
「鍵になる」とは言ったものの、こちらも前回よりは難易度を下げてきた印象です。

 

<Part 5>
極端に簡単だとか難しいとかいう問題はなくなりましたね。

まず、文法問題について。
品詞問題は8問くらいだったと思います。
割合的には変わっておらず、今まで以上に落とせない問題となりました。
Part 7 に時間を回すためにも、ここは素早く切り抜けなくてはなりません。
他にも、動詞の形を問う問題や代名詞の問題も同様です。

次に、語彙問題については、先に述べたように難しいものはありません。

どちらの種類の問題も今まで通りの対策で通用します。

 

<Part 6>
文章の長さも難易度も「普通」です。
前回、「品詞問題が多め」と書きましたが、今回はそういう印象はないですね。

ネックとなる文挿入問題は、今回はいたって普通でしょう。
文脈が追えていれば、他の選択肢は迷わず「これしかない」という感じでしたから。
消去法を使ってもいいかもしれませんね。

 

<Part 7>
新形式2回目でも同じく「文章量が多い」という印象は強いですね。
トリプルパッセージのラストが一番大変だったでしょうか。
まあ、問題数が増えましたので、当然といえば当然なのですが。

最近は当たり前かのようにピンポイントで正解を見つけるのは難しいです。
難易度調整のために、たまに入れている感じを受けますね。

語彙の言い換え問題が4問あり、うち3問がトリプルパッセージに含まれていました。
これが多めだったのはせめてもの救いでしたね。

これまた難敵な、文挿入問題は2問、書き手の意図を問う問題は2問程度ありましたが、
Part 6 同様、流れが追えていれば解きやすい問題でした。
もちろん、流れを追いかけるためには、読み飛ばしは厳禁です。

トリプルパッセージは設問が妙にシンプルですね。
語彙の言い換えがある上にこれなので、解きやすいわけです。
平均点が上がりだしたら、問題を複雑にしてくるかもしれません。

 

———

 

これらはあくまでぼくの個人的な感想ですので、あくまでご参考程度で。
本番の試験を受けてわかることはたくさんありますから、
皆さんもご自身の発見があったら、ぜひ書き留めておくことをオススメします。

 

以上、ここまでが試験の情報でございました。
もし何か追加していただけることや気になる点があれば、コメントをぜひ!
お答えできる範囲でお答えいたします。
*試験問題の答えはどれ、といった類のコメントにはお返事できません。

 

私個人の話は(どーでもいいでしょうけれど)別の記事で書きます。

第211回 #TOEIC 公開テストが迫る中、どんな勉強をしているの?

次の日曜日がついに新形式2回目の公開テストとなります。先日、公開テストの結果報告をした際にも書いたように、傷心状態だったのですが、少しずつ復活しつつあります。

 

ブログを更新しない上に、Twitter にもさほど書かないので、ここ最近の勉強についてまとめておこうと思います。学習の中心は以下の2点です。

 

・TOEIC(R)テスト 新形式だけでる200問

TOEIC_新_新形式だけ

 

実はこっそり買っていました。笑
新形式をインテンシブに取り組むのは効果的ですね。
自分の回答リズムを確認できますから。
また、新形式は難易度が上がる分、負荷がかかるのもgoodです。
(レビューは解説まで読み込んだ後に書こうと思っています)

 

刊行記念イベントは学校の授業か何かと重なって出ることができなかったのですが、
Akiさんのブログに非常に詳しくレポートがされています。
新形式の情報が欲しい方は必見ですぞ。

 

HUMMERさん&Tommyさん「でる200問」刊行記念イベント

 

あまのじゃく、というか、荷物が増えるのが面倒なぼくは、別冊から解き始めました。
ようやく2周程度は終わって、スクリプトや解説を丁寧に確認しているところです。
難易度が絶妙ですね。簡単すぎず、難しすぎず。かなり勉強になります。

 

あとは、

・Part 3(10セット)と Part 4(10セット)のオーバーラッピング

前にもお話したように、1.25倍速で、素材は『公式問題集』ばかりです。

 

TOEIC_公式問題集_新形式

 

TOEIC Part 3,4 の音声(1.25倍速)に口がついていくまでの道のり

 

今は喉の調子が悪くてお休み中なのですが、
「聞く」ことに対する負荷をかけながら、
「話せる」ことを先に見据えた学習内容です。

 

仕事やプライベートの変化から、勉強の時間が確保しにくくなったため、

できるときには最大限に集中する

ことを心がけています。

 

誰かがこれだけやっているから、など他の人と比べることなく、
昨日の自分よりも一歩でも前に進んでいるかを確認すること。

 

ブログの更新頻度は落ちましたが、マイペースでやっていきまっせ。

 


第210回 #TOEIC 公開テスト結果(速報)

ブログの記事更新を怠ってしまいました。
というのも、周りが忙しなくなってきたこともあるのですが、
5月の TOEIC の出来の悪さからダメージを受けていたからです。
傷心。まだまだ心が弱いですねえ。

 

さて。

 

本日、第210回TOEIC公開テストの結果がインターネット上で発表されました。
結果発表の日の午前中はそわそわするものですが、
今回は試験後の手応えが悪かった分、気付いたら12時を過ぎていた次第…。

 

旧形式ラストの4月(第209回)では990を再奪取し、今回は新形式一発目でした。
はたして結果は……。

 

201605_TOEIC_LR

 

結果を見て、ガチでバグだと思いました。
間違いだと思って、リロードをしましたからね。苦笑
運であれ、取れたのは確かですから、自信に変えていきます。

 

Listening が絶不調だっただけにアビメを見ないとわかりません。
正直「これで満点を取得できているのはおかしい」と思うくらいです。
Part 2 から 4 まで万遍なくミスを犯しているのは間違いありません。
6月の TOEIC に向けて、入念な新形式対策を行っておこうと思います。

 

Reading は Listening の出来が悪かった分、開き直ったのがよかったのでしょう。
答え合わせを誰かとしたわけではありませんが、アビメを見ての確認としたいと思います。
久しぶりに100パーセントだといいのですが。

 

新形式二発目の6月の公開テストまでは1週間を切りました。
この調子ではまずいので、ギアを上げて臨みたいものです。

第210回 #TOEIC 公開テスト感想(速報)

本日、第210回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。
新形式一発目の TOEIC 公開テストとなりましたが、いかがだったでしょうか。

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さて、毎回のように、感想をつれづれなるままに。
まずは、基本情報から。

 

=====
●フォーム
(解答用紙A面ピンク/QRコードでした)

●所感
1:普通/2:普通/3:普通/4:やや難/
5:普通/6:普通/7:やや難
=====

 

新形式の問題を抜きにしても「難しい」回だったと思います。
Listening も Reading も解き難い問題が用意されており、
いつも以上にすっきりとしない回だったかもしれません。

 

次は、各Partに関する感想です。

 

<Part 1>
6番が最も難しい問題だったでしょう。
あとはいたって「普通」の問題でした。
今まで通りの対策で十分対応できます。

 

<Part 2>
全体としては「普通」と考えています。
ところが、後半に入ってグッと難易度が上がった印象です。
とは言え、冒頭の疑問詞や数語を聞き取れていれば、うまくいったのでは。

 

<Part 3, 4>
Part 3 はいつも通りという感じです。
Part 4 のほうが選択肢が長めで答えを選びにくかった印象です。
あと、Part 4 のオーストラリア人男性が容赦ありませんでしたね。

次に、新形式についてまとめておきます。

・3人の会話…Part 3:1問
・図表のついた問題数…Part 3:2問/Part 4:3問
・意図問題…Part 3:2問/Part 4:1問(カウントミスをしているかも)

Part 3 の初っ端から新形式を仕掛けてきたあたりはさすがでしたね。
ぼくはかなり戸惑った記憶があります。

3人の会話問題は立ち位置がわかりやすく答えやすかったと思います。
図表付きは会話やトークの流れが終えていれば難しくはありませんでした。
(図表の問題の待ち構え方は慣れないと難しいかもしれません。)
意図問題は口語表現を問うようなものはなく、前後の流れからつかめましたね。

新形式の問題はもう少し慣れていく必要がありそうです。
全体の流れも細部もバランスよく聞き取れないと、
今まで通りの対策ではスコアは頭打ちになるのかなという感覚になりました。

 

<Part 5>
難易度にかかわらず、簡単なものも難しいものもランダムに並んでいたのではと。

品詞問題は8問だったと思います。
割合的には変わっていないため、落とせない問題ですね。
動詞の形を問う問題など基本的なところを素早くクリアしなくてはなりませんね。

難しい語彙問題はありませんでした。
こちらも今まで通りの対策で通用します。

 

<Part 6>
文章の長さも難易度も「普通」です。
品詞問題が多めだったのは助かったのではないでしょうか。

やはりネックなのは文挿入問題ですね。
今回は、文脈や指示語をおさえつつ、全選択肢を吟味する形をとりました。
今日の問題はすべて「誤りは大きくずれている」ものばかりでしたので、
消去法もうまく使えると、この問題の正答率も上がると推測しています。

 

<Part 7>
新形式になって「文章量が多い」という印象は増しましたね。
もちろん、問題数が増えているので多くはなっているのですが。
トリプルパッセージのラストが一番大変だったでしょうか。

それに加えて、ピンポイントで正解を選ぶ問題がますます減った気がします。
全体を読んで、該当箇所を探す姿勢が大切です。
見つかれば「こんなもんか」と思う根拠だったりするのですが。

疲れてくる後半で語彙の言い換えが多めだったのはせめてもの救いでしたね。
ただ、その言い換えが微妙に難しかったかもしれません。
本文の流れに合うものを選ぶのは今まで通りの対策と同様です。

拾い読みではなく真正面からぶつかっていく読み方を「当たり前」にする必要がありそうです。

 

———

 

これらはあくまでぼくの個人的な感想ですので、あくまでご参考程度で。
本番の試験を受けてわかることはたくさんありますから、
皆さんもご自身の発見があったら、ぜひ書き留めておくことをオススメします。

 

以上、ここまでが試験の情報でございました。
もし何か追加していただけることや気になる点があれば、コメントをぜひ!
お答えできる範囲でお答えいたします。
*試験問題の答えはどれ、といった類のコメントにはお返事できません。

 

私個人の話は(どーでもいいでしょうけれど)別の記事で書きます。

 

★追伸:
講師やブロガーの情報もチェック!適宜追加していきます。

TOEIC の新形式で課題となるリーディングの時間配分を考えてみた

TOEIC_公式問題集_新形式

TOEIC が新形式になり、

「リーディングの時間配分をどうしよう?」

と悩まれている方へのヒントをと思い、筆を(?)とっています。

 

今回、ぼくが模試(問題集)を通して導き出した理想のペースをお伝えしたいと思います。
結論から申し上げますと、以下のとおりです。

 

・Part 5:9分
・Part 6:8分
・Part 7:55分(SP…24分/DP…11分/TP20分)
・余り:3分

 

この時間配分にしたのは、今まで解いた公式系の模試の出来からです。
以下の出来と時間配分をご覧くださいませ。

 

*『TOEIC 公式問題集 新形式問題対応編』TEST 1
Reading:98/100
Part 5:28/30(8分)
Part 6:15/16(8分)
Part 7:54/54(SP22分/DP7分/TP13分30秒)

 

*『TOEIC 公式問題集 新形式問題対応編』TEST 2
Reading:92/100
Part 5:29/30(10分)
Part 6:14/16(8分)
Part 7:49/54(SP22分/DP11分30秒/TP15分30秒)

 

*韓国『TOEIC テスト 公式ガイド』
Reading:98/100
Part 5:30/30(6分30秒)
Part 6:15/16(6分00秒)
Part 7:53/54(SP22分30秒/DP9分00秒/TP16分30秒)

 

*韓国『TOEIC テスト 公式実戦書』
Reading:96/100
Part 5:29/30(8分00秒)
Part 6:15/16(9分00秒)
Part 7:52/54(SP22分00秒/DP10分00秒/TP22分00秒)

 

本番は緊張感がある上に、いつも以上に慎重になる自分ですから、
各所で多めに時間を取るように心がけました

 

これまでの TOEIC 以上に「Part 5,6 を素早く切り抜ける」ことが重要になりそうですね。
Part 5 と Part 6 をあわせて20分かけてしまうと、精神的にもきつくなることが予想されます。
Part 7 に何分確保するかを決めてから、Part 5, 6 に振り分けていくといいでしょう。

 

新形式の TOEIC まであと少しです。
ご自身なりの時間配分を考えて臨めるといいですね。
もしよかったら、みなさんの時間配分も教えてくださいませ。

 

 

 

(追伸)
今はコンビニや書店には置いていないかもですが、
先日発売された『日経トレンディ』でも「神5」がそれぞれの時間配分をおっしゃっていました。
スコアと経験とを知った上で、算出された時間配分は参考になりますね。

新形式 TOEIC 対策の定番模試!『TOEIC テスト 新形式 完全攻略模試』

 

2016年5月26日の新形式 TOEIC 公開テストに向けての準備は進んでいますか?
ぼくは『公式問題集』を日本版と韓国版に目を通し、研究をしているところです。

 

「当面は、公式以外に手を出さない」

 

こう決めていたぼくだったのですが、実際に問題を解いて気持ちが変わりました。

 

「このままでは、満点奪取が危うい」

 

と感じたのです。
そこで手に取った、非公式の一冊目が今回ご紹介する本です。

 

『TOEIC テスト 新形式 完全攻略模試』
(大里秀介著/Gakken)

TOEIC_新_完全攻略模試

 

皆さんご存知であろうブロガーの Tommy さんの3作目。
Tommy さんのブログやセミナーなどの活動を見る限り、
新形式への熱意や研究は並々ならぬものではないだろうと感じての購入です。

ぼくが「いいなあ」と感じたのは次の通りです。

 

*デザインが素敵!
表紙からレイアウト、そして別冊のデザインがいいですね。
持っていてテンションが上がります。
復習を何度もしたくなる一冊になっていますね。
所有欲をそそられるのは意外に大事なポイントです。

 

*問題のクオリティーが高い!
期待を裏切らない問題でございました。
例えば、本番だと Part 7 の文章と正解の選択肢の距離感が絶妙にあるのですが、
その距離感をいくつかの問題で感じとることができます。

今までの TOEIC で出たことのある問題に類似したものがあったり、
『公式問題集』のテイストを出している問題があったりと総じて満足しています。
素材自体も何度も噛み締めたいなと思わせるものになっていました。

 

ちなみに、ぼくの出来は以下の通りです。
『公式問題集』よりリスニングはやや難しく、リーディングは同じくらいという感想です。
結果も『公式問題集』に近いので、クオリティーが担保されている証拠のひとつかもしれません。

 


Listening:90/100(1.25倍速)
Part 1:6/6
Part 2:23/25
Part 3:35/39
Part 4:26/30

Reading:95/100
Part 5:29/30(9分)
Part 6:15/16(7分)
Part 7:52/54(SP27分/DP11分/TP14分)

 

*得点別の勉強法にヒントがあり!
600点、730点、900点以上を目指す人のための勉強法がそれぞれ掲載されています。
この得点をくぐり抜けてきた Tommy さんだからこその説得力がありますね。

また、Tommy さんの情熱がにじみ出ているのが購入者特典です。

https://webgk.gakken.jp/tommy/

書籍の模試を使用した「15日完成のTommy流特訓プログラム」や
Part 2 の質問文と正解選択肢をくっつけた音声、
そして、リーディングセクションの音声まであります。
使わないわけにはいきません。
何度も問題や素材を使い倒すにはうってつけの特典ですね。

 

そうそう、ついでと言っては何ですが、こちらのノートを購入しました。

TOEIC_マークシート

 

普段、マークシートで問題を解いた後で、気づいた点をノートにまとめています。
それが一気にできるし、バラバラにならないのは大きなメリットです。
また、勘ボックスがついているのも何気にありがたいですね。

さすが Tommy さん、と思わず唸ってしまう一冊(いや、二冊)でした。
どちらもおすすめです。

 

追記
今回の本は「虎本」と呼ばれていますが、個人的には「赤本」が大好きです。

・「赤本」レビュー:「復習の型」を作れ!『3週間で攻略 TOEICテスト 900点!』
・「黒本」レビュー:男なら黙って黒ラベル!『TOEICテスト 一発逆転730点!』

韓国の『TOEIC テスト 公式問題集(ガイド)』(新形式)を解いてみた

 

2016年5月29日という記念すべき日が刻々と迫っています。
マイナーチェンジとはいえ、今のところ、誰も受けたことのない試験ですからね。

 

さて、以前、新形式の対策として、日本で発刊された『公式問題集』を解いたと言いました。
結果を含めた記事は以下よりご覧ください。

 

『TOEIC 公式問題集 新形式問題対応編』TEST 1 の結果
『TOEIC 公式問題集 新形式問題対応編』TEST 2 の結果

 

その後、韓国から『公式問題集』というか『公式ガイド』を入手し、解いてみました。
(Amazon から購入ができるようになりましたね。)

と言っても、実は、解いたのは一カ月前です。
4月の公開テストの前に新しい問題が解きたくて、手を出しました。

 

日本の『公式問題集』で慣れ、対策も日々考えていましたので、
その成果が発揮できたのでしょうか? 結果ははたして。

 


Listening:95/100(1.25倍速)
Part 1:6/6
Part 2:24/25
Part 3:38/39
Part 4:27/30

Reading:98/100
Part 5:30/30(6分30秒)
Part 6:15/16(6分00秒)
Part 7:53/54(SP22分30秒/DP9分00秒/TP16分30秒)

 

うーむ。イマイチな結果に終わりました……。
難易度は日本の『公式』TEST 1 程度でしょうか。
日本のも含めて、3つのテストのうちでは最も易しい印象です。

 

Listening は新形式の問題には対応しつつあるものの、
旧形式の問題で落としてしまうという体たらくでございます。
新形式ばかりに気を取られて、旧形式で正解できないのは猛省です。

そういえば、Part 3 の中に旧形式の『公式実践』でやった問題がでてきましたね。
日本と韓国の問題集で使いまわしならまだしも、
同じ国の問題集で使いまわしはさすがに見過ごせません……。
韓国の TOEICer の反応が知りたいところです。

 

Reading は Part 6 の文挿入問題にまだ慣れていないことがわかりました。
時間が足りないことはないので、もう少し落ち着いて選ぶスタイルがよさそうです。
他の Part もそうですが、「この文を入れる」という根拠を明らかにする癖をつけなくてはなりませんね。

これまた、使いまわし情報ですが、Part 5 に『新公式問題集 Vol.6』と同じものがありました。
この調子だと、ぼくが気づいていないだけで、他にもたくさん流用されていそうです。
リスニングもリーディングも日本の『公式問題集』のサンプル問題は使われていましたね……。

 

これだけ流用されていることに対する反省として、
韓国では公式系の問題集が発売されるのでしょうか……。

受験者側の熱意にこたえて、問題集内での問題の使いまわしはやめていただきたいものです。

 

 

……と偉そうなことを言えるよう、実力をつけねばなりませんね。
5月29日に向けて、きっちり照準を合わせてまいります。

 

いつ「AERA English 2016 Spring & Summer」を買うの? 今でしょ!

AERAEnglish_2016_S&S

 

————-
【告知1】
TOEIC 900点突破への道をみんなで作る「天狼院 TOEIC パーフェクトゼミ」キックオフ

900点突破を目指す方も突破の極意を共有してくれる方も来てほしいイベントです。

 

【告知2】
【ラジオ観覧&ランチ会】ポルポル(渡邉淳)先生登場!

「頑張らない」英語シリーズの西澤ロイ先生のラジオに出演させていただきます。
TOEIC の新形式の話や学習計画の立て方などについてお話する予定です。
————-

 

現形式が最後となる4月の TOEIC 公開テストまで残すところ一週間です。
そんな折ではありますが、旬の雑誌が素晴らしかったのでご紹介しますね。

と言っても、このブログをご覧の方はすでにお読みになったかもしれません。
AERA English 2016 Spring & Summer」です。

 

結論から申し上げます。

 

この号は買いです。

 

 

売り切れてしまったり、中古で変に値段が高くなる前に定価で買うことをおすすめします。
というのも、980円の割に、中身が濃いからです。
中身を少しだけご紹介しますね。

 

どうなる!? TOEIC に新問題が登場

神崎正哉先生と濱崎潤之輔先生の対談です。
問題形式が変更になったことによる対策の仕方について。
今では貴重な新形式の予想問題が付いているのもありがたいですね。

特に、リーディングセクションの時間配分は悩ましいではないですか?
「先生方はこう考えているのか」と、非常に参考になりました。

 

「1日5分だけ」TOEIC 文法ドリル

満点サラリーマンという肩書きが似合う八島晶さんのお手製ドリルです。
これまた濃い!
120問の新作問題が非常にやりごたえがあります。
そして、解説も限られたスペースで濃密にまとまっています。
意外に見落としているポイントがあるかもしれません。

また、「5分」という貴重な時間の使い方についてのコラムも必見です。
ぼくも「1日5分は欠かさないように」と言いますが、
コラムを読んで、その確信を一層深めましたね。

 

この2つが TOEIC にまつわる特集なのですが、他の特集も非常に興味深いです。
個人的には表紙にも出ている安河内哲也先生の特集がヒットでした。
動画は雑誌を購入されていない方も見られますのでぜひ。

『TOEIC 公式問題集 新形式問題対応編』TEST 2 の結果

3月の TOEIC 公開テストが終わりましたので、しばらくは新形式に浸かります。
すべては5月の公開テストでバッチリとした成果を出すためです。
もちろん、ネタは『TOEIC 公式問題集 新形式問題対応編』でございます。

 

 

前回、TEST 1 を解いたときの結果が散々でした。
もちろん、初めての新形式問題だったこともあったでしょうけれど……それにしても、です。

TEST 1 で犯したミスを反省し、自分の中で意識を修正して臨んだ TEST 2。
はたして、結果はいかに。

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Listening:95/100(1.25倍速)
Part 1:6/6
Part 2:25/25
Part 3:36/39
Part 4:28/30

Reading:92/100
Part 5:29/30(10分)
Part 6:14/16(8分)
Part 7:49/54(SP22分/DP11分30秒/TP15分30秒)

 

Listening については、TEST 1 よりは改善されました。
特に、新形式の問題は解き方が少しずつ掴めた気がします。
「この種類にはこう」という形が見えてきました。

とはいえ、自信がなく答えた問題も多かったため、手放しでは喜べません。
目標はすべての問題に自信をもって答えることですから、
日々、リスニングの学習を積み重ねていくのみです。

 

一方、Reading は大崩れしてしまいました。
Part 6 が TEST 1 も TEST 2 もバシッと決まらなかったため、
どうしたものかと悩ましいところです。
Part 7 もポロポロと間違えてしまい、これでは本番では満点は望めません。

 

少し時間をかけて、どういったタイプの間違いを犯したのか分析したいと思います。

 

そうそう、韓国の『公式問題集』も購入しましたので、こちらも近々やってみます。

『TOEIC 公式問題集 新形式問題対応編』TEST 1 の結果

3月の TOEIC 公開テストが約1週間後となりましたので、
現形式に切り替える前に、新形式の問題を一通り解いてみました。
もちろん、ネタは『TOEIC 公式問題集 新形式問題対応編』でございます。

TOEIC_公式問題集_新形式

 

新しい形式は知っていたものの、対策はさほど考えていない状態で臨みました。
現形式で満点を数回取得できたぼくがどこまで新形式に対応できるのか。
みなさん、以下の結果を「こんなもんか」とご笑覧くださいませ。

 


Listening:88/100(1.25倍速)
Part 1:6/6
Part 2:25/25
Part 3:33/39
Part 4:24/30

Reading:98/100
Part 5:28/30(8分)
Part 6:15/16(8分)
Part 7:54/54(SP22分/DP7分/TP13分30秒)

 

Listening が悲惨な結果でございます……。(倍速にしたのは、緊張感を高める狙いです)
現形式と変わらない Part 1, 2 はバッチリと正答できていますが、Part 3, 4 が壊滅的です。
問題番号は記していませんが、間違った問題の大半が新形式のものです。
満点取得のためには何らかの対策が必要だと感じました。
新形式の問題はあなどれませんね。

 

一方、Reading は大崩れしなかったという結果に一安心です。
Part 5 の迷った語彙問題と Part 6 の文挿入問題にやられました。
ただ、Listening ほど大きな打撃は受けないのではと感じています。

 

それにしても、今までの『新公式問題集』と違って、本番らしいいやらしさが感じられますね。
言語化が難しいのですが、「聞きやすい/読みやすいけれど、解きにくい」感じです。
TEST 2 はある程度対策を考えて、TEST 1 よりもいい結果を出したいと思います。
対策法についてはおぼろげながら見えてきましたので、そのうち公開しますね。