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『TOEIC(R) L&R TEST 戦略特急 スコア育成計画』を効果的に使う3つの約束

本日、2019年11月20日に『TOEIC(R) L&R TEST 戦略特急 スコア育成計画』が発売です。

 

 

TOEIC 関連の本がすでにたくさんあるにもかかわらず、
この本を作った理由は以下の記事にまとめています。

 

『TOEIC L&R TEST 戦略特急』を世に出したい3つの理由

 

今回の記事では『戦略特急』を効果的に使う方法についてお伝えします。
本は読者が自由に使うものですが、この本を一番知っているぼくならではの視点です。

 

  1. 全部は読まない
  2. 計画は怠らない
  3. 本を買わない

 

語呂を重視して「〜ない」で揃えましたが、どういうことでしょうか?
一つずつご説明してまいります。

 

1. 全部は読まない

特急シリーズは薄くてさらっと読めるものが多いですが、この本は骨太です。
376ページもあり、特急シリーズの中では2,3番目の分厚さです。
そこで、「全部は読まない」ことを先にご提案させていただきます。

 

読むべき場所を探す方向性としては2つ。

 

・取り組みたいパートのみ
・必要な復習方法のみ

 

前者の「取り組みたいパートのみ」というのは、字面通りです。
もしすでに Part 1 が全問正解できるのであれば、そこは読まなくていい
読めば新たな発見はあるかもしれませんが、優先順位を下げることをオススメします。

 

後者の「必要な復習方法のみ」というのは、わかりにくいかもしれません。
『戦略特急』は「正しい復習方法」と題して、複数のステップで細かく説明しています。
お読みいただくと、必要な復習方法もあれば、必要でない復習方法もあるとわかるでしょう。
「必要ない」とか「ここまではやらない」とか思えば、無理やり取り組む必要はありません

 

ぼく自身もそうですが、「本は全部読むもの」と思い込むと、この本は辛いかもしれません。
だからこそ、全部は読まず、ご自身に必要なところだけをお使いくださいね。

 

 

2. 計画は怠らない

サブタイトルに「スコア育成計画」と入れたのは、「計画」の重要性をお伝えしたかったからです。

 

本の中で

 

・スコア育成計画達成シート
・本書をやり通すための地図

 

というものを作っていただきます。

 

前者は「目標スコア」に関するもの。
後者は「読書計画表」のようなもの。

 

計画を立てるのは面倒に感じる人が多いと思いますが、
計画なしで気の向くままに勉強をするのはなかなか難しいです。
「計画は自分との約束」だと思って、作ってみてください。

 

本の中にも書きましたが、ぼく自身が次のようなことを考えて、効果的だったからです。

 

「30歳までに990点満点を取得できなければ、TOEIC にこだわらない」

 

このように考えて、そこから何が、どれだけ必要かを考えて計画(逆算)したことで、
宣言したその年に990点満点を取得することができました。

 

計画通りに行ったときの爽快感。
計画通りに進まなかったときの悔しさ。

 

計画にはいろいろな感情が伴いますが、うまく付き合えれば、強力な味方になります。
この本で、計画との付き合い方を学んでほしいです。

 

3. 本を買わない

本の「はじめに」に「TOEIC 本ラビリンス」という、
次から次へと新しい本に目移りしてしまう状態の話をしています。
この状態から抜け出すために作ったのが『戦略特急』です。
だからこそ、一人でも「TOEIC 本ラビリンス」から抜け出してほしい

 

批判を覚悟で言いますが、『戦略特急』の内容を理解した上で、
その方法論を『公式問題集』2-3冊で実行すれば、スコアアップを約束できます。
よく「特急シリーズはどの順番で買えばいいのか」という質問がありますが、
スコアによっては「特急シリーズは『戦略特急』だけ」という英語学習者がいると想定しています。
ここまで言えるほど、再現性の高い学習方法をまとめました。

 

もしすでに他の本を持っているのであれば、
『戦略特急』のやり方で、やり直してみてください
間違いなく、新たな発見があると信じています。

 

TOEIC 本の使い倒し方を学んで、新たな出費がなくなりますように。

 

 

以上、効果的に使う約束と題して、使い方をご紹介させていただきました。
最初にも述べたように、読者の皆さんが自由に使っていいのですが、
一つのガイドとして、この記事を参考にしてくださるとうれしいです。

 

TOEIC リーディング対策の新定番!『TOEIC L&R TEST サラリーマン特急 新形式リーディング』

 

 

TOEIC のスコアアップにおいて「特急シリーズ」にお世話になった一人です。
しかし、最近は改訂版や増補版ばかりで「刺激がない」と思っていたのですが、
とんでもない一冊が登場しました。

 

 

ブログで紹介しないわけにもいかないと思い、丁寧に隅々を読んでからのレビューです。

 

 

 

まずは、「はじめに(TOEIC学習者3000人に向き合ってわかってきたこと)」から核心をついてきます。
(はじめに、のタイトルからして熱い!)

 

弱点に気が付かないまま、問題演習を繰り返しても、同じような問題で同じミスを繰り返してしまうのです。

 

そうそう、ただ解くだけじゃダメなんだよ!
自分の弱点を抽象化してこその学習なんだよ!

 

謙虚にその問題と向き合い

 

そうそう、謙虚さはスコアや英語力を伸ばす秘訣だよ!

 

他にも「はじめに」を読むだけで唸らされました。
多分、ここを読むだけで買いたくなると思います。
このブログに全文を掲載したいくらい、素晴らしいです。
掲載は残念ながらできないので、ぜひ立ち読みから…!

 

 

そして、本編ですが、次のような構成になっています。

 

===
TOEIC学習者3000人に向き合ってわかってきたこと
第1章 パート5の定番問題と攻略法
第2章 パート6の定番問題と攻略法
第3章 パート7の定番問題と攻略法
第4章 ミニ模試10回分
===

 

ぼくが「良いな」と思ったところを箇条書きでまとめてみます。

 

 

・豊富な問題量!

新書って紙面に限りがあると思っているあなた、新書だからといって舐めてはいけません!

Part 5 で24+50問
Part 6 で4+40問
Part 7 で12+35問

全部で165問ですから「1回分の模試よりある…!」という衝撃的な問題数です。
問題演習にはうってつけの一冊と言えそうですね。

 

 

・解き方のブラッシュアップに効果的!

165問の問題があれば、自分の解き方をブラッシュアップするのに使えます。
解説にオススメの解き方が掲載されている部分もありますから、
それを参考にすれば、解き方のバージョンアップや精度の向上を狙えるでしょう。

 

 

・秀逸な「ここがポイント!」!

TOEIC の問題集は問題演習→解説の流れが一般的なのですが、本書は参考書的な役割をしてくれています。
先ほど述べた「解き方」に加え、Part 5 は下手な TOEIC 本より的確に頻出ポイントがまとめられています。
このポイントを頭の中で整理しておくだけでも、
本番ではだいぶ回答スピードが上がるなあという印象を受けています。

 

 

・コラムの執筆陣が豪華!

コラムは著者が書いたり、前作では読者が書いたりされていましたが、
今回は特急シリーズの著者陣が書いているということで鼻血が出ました。

===
焦らず、着実に!(花田徹也)
あなたの夢は、何ですか(濱崎潤之輔)
自分に合った学習法を見つける(神崎正哉)
「TOEICの世界」という桃源郷(TEX加藤)
ブレイクスルーに向かって(加藤優)
===

何ですか、この豪華な布陣…震える!
このコラムを読むために買いたくなるくらいです。

 

 

・TOEIC 頻出フレーズで覚えよう!

個人的に一番役立ったコーナーです。
語彙問題の間違いの選択肢をコロケーションで紹介してくれます。

 

本書の語彙問題の選択肢には、本番で出題される可能性の高い重要単語を選んであります。訳語だけで覚えようとせず、よく使われる組み合わせ(コロケーション)で覚えていきましょう。

 

意味を知っていても実際の使い方がわからない語彙はあるものです。
そこをこちらで調べる手間を省いて、カバーしてくれるのはありがたいです。
コロケーションを目にしたところ、確かに「出る出る」というのがたくさんありました。

 

 

・本番の緊張感を保つ!

各パートの問題演習やミニ模試は制限時間があるので、そこを基準にタイムプレッシャーをかけるといいです。

 

 

練習でできないことは本番ではできません。
本番ながらの緊張感を持つことは大事ですね。

 

~~~

定番問題と基礎を応用した問題が詰まった素晴らしい一冊です。
また、ハイスコアをお持ちの方も基礎知識をチェックするために効果的です。
この一冊を使い込めば、かなり力がつくなと考えています。

コスパは間違いなく高い。
隙間時間にも取り組みやすいので、うまく活用していきましょう!

 


名著『新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ』のメモが教えてくれた、TOEIC スコアアップの大ヒント。

 

TOEIC の単語帳と言えば、TEX 加藤先生の「金フレ」こと『金のフレーズ』でしょうか。
ぼくはこの「金フレ」から、心に残しておきたい「金メモ」(?)を見つけました!

出る単

 

ぼく自身、今は単語帳に取り組むことはないのですが、
派生語や類義語、反意語の確認などで単語帳を見ることはしばしばあります。
福島への合宿の準備中に「金フレ」を眺めていたときに次の文章が目にとまりました。

 

TOEIC マニア100人に、「——- a survey」の空所に入る単語は何、と質問したら、間違いなく9割以上が conduct と答える超定番表現。

 

見出し語 conduct を紹介するメモ欄にあった内容です。
「ふーん」「確かに」となって終わりの内容なのですが、
よくよく考えてみると「これはすごい」なと思ったわけです。

 

だって、日本人である我々が何の文脈もなしに、
「survey と相性のいい単語はこれだ」とパッと言えるんですよ!

 

英語のフレーズが染み付いているんです。

 

だからこそ、リスニングであろうが、リーディングであろうが、理解は瞬時にできます。
TOEIC であれば「あ、知ってる」とデジャヴ感を抱き、すぐに回答につなげられます。
conduct が出てきた後には survey が、とリスニングで予想をつけることもできます。
リーディングでは conduct a survey という語句がパッと目に飛び込むようになります。

 

ましてやアウトプットの場面であれば、瞬時に使うことができるはずです。
「調査をする」と同じくらいの瞬発力で「conduct a survey」が口から出てきます。

 

他にも、significant increase とか affordably priced とか、相性のいい語句はたくさんあります。
挙げだしたらキリがありません。

 

こういう語句をどんどんと増やしていけば、スコアはもちろん、英語力がぐんぐん上がるはず。
その重要性を感じてから、ぼくは貪欲にフレーズ単位でもストックするように心がけています。

 

語彙力を高めたいのであれば、フレーズ単位でガツガツ取り込む。
そうすれば、「見たことある」感が高まり、
いかなるときでも味方になってくれる表現となるでしょう。

教材も問題数も固定することで生まれるTOEIC学習サイクル

ブログに書きたいネタが複数たまっています。

  • 第189回TOEIC公開テストのアビメ分析
  • 第1回「Eハングアウト990」
  • 大西泰斗先生が登壇された「最強コミュ力講座」

どれも時間がかかるから…という理由もあるのですが、
仕事やらTOEIC対策やらを優先させると後回しになってしまいます。
取りかかってしまえばどうってことないと思うのですが…。

 

さて、上でも挙げたTOEIC対策はちまちまとやっています。
月曜から木曜まで以下の教材で、時間的には1時間も要していません。

パート1,2特急

  • 『新TOEIC TEST パート1・2特急 難化対策ドリル』→P1…10問/P2…30問(2倍速)
  • 『新TOEIC TEST パート3・4特急 実力養成ドリル』→P3…15問/P4…15問(2倍速)
  • 『新TOEIC TEST 読解特急5 ダブルパッセージ編』→20問

 

この4日間は同じ教材で、同じ問題数で固定していたため、
TOEIC対策をするスイッチが簡単に入る数日だったなあと感じています。
確保すべき時間もさほど変わらなかったため、生活にうまく組み込みやすかったです。

 

今までの記事でも何度も申し上げていますが、
「今日は何をしよう」「どれくらい勉強しよう」と迷う時間がもったいないです。
その点、教材も問題数も固定しておくと、無駄な時間を使わずに済みます。

 

そして、毎日続けている分、何らかの理由で手をつけられなかった場合、
進められなかったことが目に付きますから、何とかして終えてやろうという気持ちになります。
自分なりにノルマを設けておくことの大切さを、この一週間で改めて感じました。
(睡眠時間を削って、ノルマを終えることに必死になった日がありましたw)

 

ということで、TOEIC学習は教材や問題がいいベンチマークになりますので、大いに活用してあげましょう。
今、学校の生徒向けに、一日に「どれだけ」の問題数を「どのように」復習するかをまとめているところです。
もしかしたらブログで公開することになるかもしれません。お楽しみにー。

自分をごまかしたら間違える、それがPart 7だ!

「第190回TOEIC公開テスト1週間前から当日までの学習計画」でも書きましたが、現状計画通りです。
これ以外に「Umano(15-30分)」「POD(15分)」は欠かさず、「ニュース記事(10分)」に取り組んでいるところです。

 

===
5/25(日)当日:
『公式問題集 Vol.5』数問
5/24(土):
『公式問題集 Vol.5』数問
5/23(金):
『新TOEIC TEST ドリーム特急』全問
『新TOEIC TEST 読解特急5 ダブルパッセージ編』20問
5/22(木):
『新TOEIC TEST パート1・2特急 難化対策ドリル』P1…10問/P2…30問
『新TOEIC TEST パート3・4特急 実力養成ドリル』P3…15問/P4…15問
『新TOEIC TEST 読解特急5 ダブルパッセージ編』20問
5/21(水):
『新TOEIC TEST パート1・2特急 難化対策ドリル』P1…10問/P2…30問
『新TOEIC TEST パート3・4特急 実力養成ドリル』P3…15問/P4…15問
『新TOEIC TEST 読解特急5 ダブルパッセージ編』20問
5/20(火):
『新TOEIC TEST パート1・2特急 難化対策ドリル』P1…10問/P2…30問
『新TOEIC TEST パート3・4特急 実力養成ドリル』P3…15問/P4…15問
『新TOEIC TEST 読解特急5 ダブルパッセージ編』20問
5/19(月):
『新TOEIC TEST パート1・2特急 難化対策ドリル』P1…10問/P2…30問
『新TOEIC TEST パート3・4特急 実力養成ドリル』P3…15問/P4…15問
『新TOEIC TEST 読解特急5 ダブルパッセージ編』20問
5/18(日):
『新TOEIC TEST ドリーム特急』Part 3,4,7
5/17(土):
『新TOEIC TEST ドリーム特急』Part 1,2,5,6
===

読解特急5

 

Part 7の英文を定期的に読んでいて改めて感じたことを少々。
いつの頃からか、Part 7の誤答率ががくっと下がったようです。
ここら辺は自己分析をしていく必要があるのですが、
おそらくは「解答根拠を丁寧に探す」ことに尽きると思います。

 

いろんな方がいろんな対策書で言われておりますが、
「答えの根拠は本文中にある」わけです。
ですから、それを見つけて、選択肢と照らし合わせればよいわけです。

 

そこを選択肢を選ぶときに「なんとなく」「〜な気がする」という、
ごまかしが入ってきてしまうと、正答率が下がってしまいます
ごまかしは本文とは関係ありませんからね。

 

少し面倒でも時間がかかっても、本文の手がかりをしっかり引っ張ってくる。

 

その地道さがPart 7の正解率を上げてくれますね。
Part 7で伸び悩んだら、一度立ち止まって考えてみることをお勧めします。

TOEIC 界で噂の「1駅1題 TOEIC 特急シリーズ」をゲット!

今TOEIC界で噂の(?)シリーズをついに購入しました!

著者の皆さんはブログを書かれていて、ご存知の方も多いかもしれません。
これら「特急シリーズ」はすべて「朝日新聞出版」という出版社から出ています。
新書サイズで、新書だから「798円」と安いんです!
巷に出ている TOEIC 対策本は1,000円を超えますから、手に取りやすい値段です。

 

 

1駅1題 新TOEIC TEST 単語 特急

著者:森田鉄也
ブログ:http://toeicjuken.seesaa.net/

 

 

1駅題 新TOEIC TEST 読解 特急

著者:神崎正哉
ブログ:http://toeicblog.blog22.fc2.com/
著者:TEX加藤
ブログ:http://texkatotoeic422.blog33.fc2.com/
著者:Daniel Warriner

 

 

1駅1題 新TOEIC TEST 文法 特急

著者:花田徹也
ブログ:http://ameblo.jp/hanadatoeic/

 

画像でとあることにお気付きの方はコメントをください…。
特急シリーズマニアの称号を差し上げます。笑

 

 

仕事など忙しい人たちのために、隙間をぬって読み易いようにコンパクトサイズになっています
さらには、音源を無料でダウンロードできるというおまけつき…。

 

至れり尽くせりとはまさにこのこと。

使ってみた感想などはこれから記事にしていきますが、
TOEIC 界の化け物たちが作った本ですから、クオリティは間違いないでしょう。
10月25日の試験までには何周もしておきたいと思います。