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英文法の勉強効率を上げる鍵となるのは「自動化」という考え方

天狼院書店で行う、
TOEIC990点パーフェクトスコアラーが教える本気で使える英語本使い倒し塾《英語のバイエル初級編》
の資料を作るために、かなりの時間を費やしてしまいました!

というのも、資料作成をしながら、
自分のやり方を振り返るのが楽しくなってしまったからです。

image (3)

 

「日本語と英語の語順の違いを意識するのが苦労したな」

「感情と状況をセットにする音読は効果的だったな」

「この方法は万人受けしないかも」

 

などなど、参加者の顔を思い浮かべながら作成をしていると、熱がどうしても込もってしまうんですね。
ご参加いただいた方に、最高に満足していただくための努力は惜しみません。

 

さて、この記事では、イベントでのテーマとなることをお伝えしたいと思います。
そのテーマとは「文法のとらえ方」です。
準備をするにあたり、今までの大西泰斗先生の著作や講演会の資料を引っ張り出して、
自身の経験も含めて総動員させて、イベントでは、ぼくなりの解釈を伝えていきます。

 

今回、書店で取り上げる「使い倒す」教材は『英語のバイエル [初級]』です。

 

ぼくはこの他の大西泰斗先生の著作を使っています。
「初級」を通った方は絶対にこちらも通るべき道だと思います。

 

『一億人の英文法』に出てくる例文をモノにしたいならば、
この一冊で例文を耳から仕入れたいですよね。

 

どれを使うにせよ、方法論は同じです。
英文法を学ぶ上で大事なこととして、落ち着くところは一つなんです。

文法のルールを自動化せよ!

イベントの内容に直結しますが、少しネタバレをさせてください。

英文法のルールを自分のモノにするためには、
英語のパターンを潜在意識まで落とし込む必要があります。
英文法のルールをいちいち考えながら、話したり書いたりしては、時間がかかって仕方ありません。
もはや自動的と言えるほどに無意識の状態でルールを使えるところを目指したい、というわけです。

 

この話は、前に作成した「NAVER まとめ」が参考になると思います。

 

 英会話基礎力づくりに効果的なおすすめ英文法本

 

文法は、入り口は理屈から入って、頭で理解していくものでしょう。
そこから「話す」レベルの反応速度に高めていくためには、体で覚えていく必要があるのだと思います。

ぼくは大学受験の頃まで、理屈として理解するところに留まっていました。
それで、いざ「話す」場面になって固まった経験が何度もあります。
その場面を振り返ってみると、英文を作れるにもかかわらず、です。

その場という即興で英文を作れなかったのは、「話す」練習が明らかに足りなかったからです。
そこから、ぼくの英語学習は徐々に変わっていったように思います。
とにかく「話す」スピードまで、自分の英語を出す速度を高めることを意識しました。

また、これによって、読み聞きするときの反応速度も上がったことが、学習意欲を上げてくれました。
例えば、TOEIC の Part 5 の英文に目を通したときの滑らかさが違うのです。
今まで理屈っぽく理解していたものが、直感的に自分に入ってくるのです。

これは楽しくて仕方がなくなります。

 

ですから、今はひたすら

言いたい英文を素早く口から出す

ことに注力しています。

 

文法のルールを使ってじっくり英文を考えるのではなく、直感的に口を動かす。

 

皆さんも「話す」ところを目指すのであれば、
文法を自動的に扱えるほどに、内在化していかなくてはなりません。

そのために、『英語のバイエル [初級]』はレベルを問わず、効果的な一冊だと思います。
「英文が簡単すぎるじゃないか」と思われるでしょう。
ですが、そのくらいのレベルの英文が難なく出てくるのはまた別の話です。
ガンガンと音読をしていきましょう。

 

そうすれば、道は必ず開けてきます。

 

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TOEIC990点パーフェクトスコアラーが選ぶ本気で使える英語本使い倒し塾

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英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言

英会話基礎力づくりに効果的なおすすめ英文法本

★twitter まとめ
TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?

英文の暗唱って結局どうやってやるの?

英語の音読には2種類ある?

「チャンク」で攻略する、英語力を底上げする方法

 

『英語の見方が180度変わる 新しい英文法』出版記念イベント参加レポ

以前ご紹介した、晴山陽一先生の最新著作『新しい英文法』ですが、
http://www.toeic990er-for-learners.com/blog/?p=1891
渋谷の大盛堂書店にてトークショー&サイン会が開催されました。

初めて訪れた書店だったのですが、渋谷駅前読書大学という名称で、
もうすでに今までに147回もイベントを開催されているそうです。すごい!
左側にいる方が団長さん(司会)です。ファンキーな格好ですが、受け答えはマトモでしたw

 

渋谷読書大学_晴山陽一

 

 

 

 

 

 

 

 

前半は本の制作秘話で、後半は本の内容をかいつまんでご説明するというもの。
この本のアイデアが出るきっかけの話はとても興味深かったですね。
家にあったホワイトボードに、ふと頭をよぎった疑問をいくつか書きつけて、
その中の一つである

「英語、きみは何者なんだ?」

という疑問に答えたのがこの一冊とのこと。

 

すでに読み終えたぼくとしては、「確かにその答えがここにはある」と感じました。

英語は英語ですが、人によって捉え方はそれぞれでいいですし、
万人受けする捉え方が晴山先生の考え方なのではと思っています。

 

そして、肝心の本の内容については、本を実際に読んでいただきたいところですが、
冒頭に書いた本のレビューや話の中で言及された日向清人先生が書かれたAmazonレビューをご覧いただくと、
大体の内容は感じ取れると思います。以下は日向先生のレビューを引用します。

フレーム、フラグといったユニークながら、わかりやすい言葉で、中学英文法程度の基礎的かつオーソドックスな内容を説明してくれる傑作。英語嫌いの予防と治療にうってつけです。日本語との対比が随所に入っている点も英語のおもしろさをいっそう良く伝えてくれます。100冊以上の英語本を書かれた方だけあって、並の英語研究者など足下におよばない知識と経験量を感じさせる上、人間どうしのコミュニケーションという言葉のおもしろさという視点から、普通に英語を使っている人たちの感覚をうまく伝えています。言語構造の分類に終わっている、普通の英文法書とは対照的に、コミュニケーションの道具としての英語のおもしろさを伝えてくれる点でも優れた本です。

英語の本ばかり増えてしまって一向に英語力が上がらないという方、
この本は読み物としてさらっと読めてしまう上に、一読で英語の見え方がガラリと変わります。
どんなレベルの方でも気づきのある一冊ですので、ぜひご一読を。

 

 

【告知】
天狼院書店で12月にイベントを2回実施いたします。
イベント概要はFacebookページに書いてありますので、よければご覧ください。
正月ボケを防ぐのにもってこいの内容をご用意いたします。笑

TOEIC990点パーフェクトスコアラーが教える本気で使える英語本使い倒し塾《英語のバイエル初級編》
https://www.facebook.com/events/1449689911925323/

 

 

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★NAVERまとめ
・英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701

・英文法を体で覚えて、話せる基礎をつくる4冊
http://matome.naver.jp/odai/2138263438820100501

★twitter まとめ
・TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?
http://togetter.com/li/321683

・英文の暗唱って結局どうやってやるの?
http://togetter.com/li/370989

・英語の音読には2種類ある?
http://togetter.com/li/511655

・「チャンク」で攻略する、英語力を底上げする方法
http://togetter.com/li/566056

・「ぼくらの英語サミット Vol.2 〜グローバルってなんだ?」が残したもの
http://togetter.com/li/567174

・英語雑誌TIMEとノンネイティブの日本人がうまくつきあう方法
http://togetter.com/li/589622

・インターネットを使った国内最強英語学習法_講演まとめ
http://togetter.com/li/592571

★Ustream番組
・ぼくらの英語サミット〜この際とことん英語を語ってみよう〜
http://www.ustream.tv/recorded/29600091

英語本使い倒し塾《英語のバイエル編》開催決定!

「TOEIC990点パーフェクトスコアラーが選ぶ本気で使える英語本25冊!」プロジェクトですが、
http://www.toeic990er-for-learners.com/blog/?p=1786
すでに4回のイベントを実施いたしました。

12月は皆さんお忙しい時期ですので、また来年始動しようかと思ったのですが、
新たなイベントを思いついたため、実行に移すことといたしました。

ということで。

第5回のイベント、開催決定です!
次のようなことをお思いの方に、ぜひいらしてほしいイベントです。

 

「英語を話せるようになりたいけれど、何から始めてよいかわからない」

「英語を話す基礎を短期間で作りたい」

「英文法を改めてやり直したい」

「知っている英文法を会話に活かしたい」

「英文を暗唱するコツや効果を知りたい」

「一冊を使い終える達成感を得たい」

「緊張感が持ちながら学習に臨みたい」

「正月を有意義に使いたい」

 

イベントの内容としては、とある一冊を使い倒す術を伝授します。
その一冊とは我が師匠の代表作です。

 

英語のバイエル_初級

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼくが何回も使い倒した一冊で、この本のおかげでできるようになったことは多いです。
そのエッセンスをお伝えできればと思っています。

そして、日時など肝心の概要は以下の通りです。
==============================
〈タイトル〉TOEIC990点パーフェクトスコアラーが教える本気で使える英語本使い倒し塾《英語のバイエル初級編》
〈日時〉12/5(木)19:30-21:00
〈場所〉天狼院書店 http://tenro-in.com/kaisyaannai
〈人数〉10名
〈料金〉1000円+ワンドリンク(別途教材費 ※お持ちの方はそちらをご持参ください)
※『これで話せる!英語のバイエル 初級』(大西泰斗/ポール・マクベイ著_NHK出版)を使用します。
お持ちでない方は当日会場にてご購入いただけます。予習は不要です。
〈概要〉
『これで話せる!英語のバイエル 初級』の効果的な使い倒し方をご説明します。
また、私の実例を交えて、暗唱の効果についてもご紹介したいと思います。
30分ほどQ&Aセクションを設けますので、納得のいくまで使い方を検討しましょう。
2カ月できっちり200文を暗唱できるようになることが目標です。

※Facebookページから参加表明をお願いいたします。https://www.facebook.com/events/1449689911925323/
※Facebookのアカウントをお持ちでない方は、書店(03-6914-3618)に直接お電話でご連絡ください。
==============================

そして、今回のイベントの新しい点は、1回完結ではないことです。
1月末(予定)に改めてイベントを開催し、一冊を使い込んだ成果を確認します。
そこを目標に学習を行うことができるため、メリハリがつくことでしょう。

初めて一冊の本について語る時間となりますので、濃い時間となること間違いなしです。
12月はお忙しい時期かと思いますが、正月をダラダラ過ごさないようにできますし、
英語学習、特に話すための学習を始めるキッカケにしていただけますと幸いです。

お申し込みをお待ちしております!

 

 

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・英文の暗唱って結局どうやってやるの?
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・英語の音読には2種類ある?
http://togetter.com/li/511655

・「チャンク」で攻略する、英語力を底上げする方法
http://togetter.com/li/566056

・「ぼくらの英語サミット Vol.2 〜グローバルってなんだ?」が残したもの
http://togetter.com/li/567174

・英語雑誌TIMEとノンネイティブの日本人がうまくつきあう方法
http://togetter.com/li/589622

・インターネットを使った国内最強英語学習法_講演まとめ
http://togetter.com/li/592571

★Ustream番組
・ぼくらの英語サミット〜この際とことん英語を語ってみよう〜
http://www.ustream.tv/recorded/29600091

英語を前から処理するための『新しい英文法』

某サイトの書評記事を真似した写真を撮ってみました。

しばらく前に読み終わっていたものの、ご紹介するタイミングを逸していた一冊。
この本はTOEIC対策本ではなく、英語一般に役立つものです。そのため、TOEICにももちろんつながります。
このブログの読者の大半であるTOEIC学習者は、試験後に読んでいただきたいですね。

 

■英語の見方が180度変わる新しい英文法

(晴山陽一著/IBCパブリッシング)

 

著書を120冊以上もご執筆されてきた晴山陽一先生の渾身の一冊と言ってよいでしょう。
帯(背表紙側)のコピーには次のようにあります。

 

100冊書いて見えてきた、「英語の本当の姿」とは?

 

つまり本書は、「英語とはどのような言語なのか」を明らかにしてくれる「英文法書」。
英文法と聞くと小難しいものと聞こえますが、この本で言いたいことは次の2つに集約されます。

 

  • 英語は逐次処理の言語である
  • 英語は「フレーム優先」の言語である

 

これだけ聞くと、ピンと来にくいと思いますが、

「英語を頭から理解する」

ことと言い換えてよいでしょう。

時制、受動態、監視、副詞、形容詞、関係詞、不定詞、動名詞、比較といった、
よく聞く(嫌な思い出がよみがえる)文法項目が扱われていますが、
それらのルールが上記の2つに集約されていくため、読んでいて気持ちがいいです。
「英語ってこういう言語なのか!」と目からウロコが落ちることの連続でした。

英語の発生の歴史から始まって、噛み砕いて説明されるため、
すーっと体の中に入ってきて、ものすごく楽しみながら読むことができましたね。

英語を勉強された経験のある方ならば、英文の頭からどんどんと理解できたら、
どんなに楽なことかとお思いになられた方は多いでしょう。

「英語を前から理解したい」

とお思いの方は必見の一冊です。

なお、出版記念でトークショー&サイン会が渋谷の大盛堂書店で行われるそうです。
お時間の合う方はぜひ行かれることをオススメします。
http://taiseido.co.jp/sbd20131201_1.html

 

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・英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
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・英文法を体で覚えて、話せる基礎をつくる4冊
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★twitter まとめ
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・英文の暗唱って結局どうやってやるの?
http://togetter.com/li/370989

・英語の音読には2種類ある?
http://togetter.com/li/511655

・「チャンク」で攻略する、英語力を底上げする方法
http://togetter.com/li/566056

・「ぼくらの英語サミット Vol.2 〜グローバルってなんだ?」が残したもの
http://togetter.com/li/567174

『山口英文法講義の実況中継』という大学受験参考書を大人にオススメする理由とその使い方

 

天狼院書店の棚でも選書していた「英文法」の2冊(上下巻)。
この2冊は大学受験参考書です。

 

山口英文法上

 

英語が伸び悩んだぼくは書店をさまよい、この2冊に高校時代に出会ったことで、

 

英文法は暗記するものではなく、理解するものなんだ

英文法という知識を「使いこなす」ことはこういうことか

最低限必要な英文法の全体像が見えた

英文の見え方がガラリと変わった

 

といった衝撃を受けました。
この2冊をしっかりと吸収したことで、英語力の基盤ができたため、大人の方々向けに選書しています。

 

といっても、何となく読んでいるだけでは、英文法は身につきません

 

そこで、以下の記事でも使い方に少し触れましたが、

 

■英文法を体で覚えて、話せる基礎をつくる4冊

今回、もう少し突っ込んでオススメの使い方を書いてみます。
と言っても、3点だけですので、お付き合いくださいませ。

 

  1. 授業を聞いている感覚でノートを取る
  2. わからないところは飛ばす
  3. 英文法の不明点はこの2冊で解決する

 

1.授業を聞いている感覚でノートを取る

上下巻をあわせると25項目近くあるため、結構なボリュームです。
口語調で読みやすいのですが、その分、さーっと頭から抜けていきやすいです。

そこで、理解したことを書き留めるノートを用意しましょう。
山口先生が目の前で授業をしている感覚で読みながら、「これは大事」と思ったことをメモするのです。
本に書かれていることをそのままメモするのではなく、あくまで自分の言葉で
(結果的に、それが同じになってしまうのは仕方ありません。)

マーカーなどで十分では?という意見もあるでしょうけれど、緊張感がありませんし、
ノートに書くことによって、体を動かして記憶に残すというメリットもあります。
時間はもちろんかかりますが、それだけの効果はあると思っています。

また、ノートにまとめることによって、ノートだけを持ち運べばよくなることも利点の1つですね。

なお、ノートは余白を十分に作っておくことをオススメします。
今後、とある文法項目に何かを付け加えたいときに役立ちますから。
贅沢に使ってしまいましょう。(上巻に1冊、下巻に1冊、でよかった気がします。)

 

2.わからないところは飛ばす

1の冒頭で述べたように、扱われている項目が多いです。
また、大学受験の基本レベルを取り上げているため、人によっては難しく感じるところがあるでしょう。

そんなことはまったく気にしなくてOKです。
ぼくが高校生の頃もピンと来ない項目がありました。

でも、そういう項目は何となくこなして、ひとまず通り過ぎることが大切です。
講義を最後まで聞き終わると理解できることはありますし、
仮に理解できなかったとしても、また後で戻ってくればいいのです。

つまずきそうになったら、そこは気にせず、最後まで到達することを目標としてください
「飛ばす」ススメをしているのは、一項目、そして一冊の全体像を早くつかんでほしいからです。
それによって、見えてくる世界が徐々に変わってきます。
わからないところがあったとしても、一冊を読み終えることは財産となります。自信につながります。

飛ばすことで自分を責めるようなことはしないでくださいね。

 

3.英文法の不明点はこの2冊で解決する

2冊をやりきったあと、何かしら別の素材で英語を学習することになるでしょう。
もしその学習の中で、英文法に関することでわからないことが出てきたら、この2冊で調べましょう。
自分が学んできた英文法の原点に戻るという感じでしょうか。

イベントでも申し上げましたが、1人の著者の考え方についていくことは重要です。
常に「山口先生ならば、どう解釈するだろう」と考える癖をつけられるとよいですね。

2冊を読んでいた頃には理解が不十分であるところが見つかるかもしれません。
(不思議ですが、この現象はさまざまな本で起こりえます。あー、こういうことか、と。)
その項目を本、あるいはノートで読み返すことで、理解が深まることは確実です。
困ったときの頼れる存在となってくれることでしょう。

 

以上、自分の高校時代を思い出しながら、オススメの使い方を書いてみました。
もしよろしければ、参考にしてみてくださいね。




 

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・英文法を体で覚えて、話せる基礎をつくる4冊
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・英語の音読には2種類ある?
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TOEIC990点パーフェクトスコアラーが選ぶ本気で使える英語本《入門編》9冊

天狼院書店さんとコラボして進めている企画である

TOEIC990点パーフェクトスコアラーが選ぶ本気で使える英語本25冊!

http://www.toeic990er-for-learners.com/blog/?p=1786
ですが、先日、《入門編》のイベントが終わりました。

そのときの様子はこちら↓
porporのブログ:http://www.toeic990er-for-learners.com/blog/?p=1821
天狼院書店さんのブログ:http://tenro-in.com/tsushin/2860

このイベント内で《入門編》に属する9冊の本を紹介させていただきました。
ここでは、その書籍を分野別に、どどん!っとご紹介させていただきます。

ちなみに、取り上げた書籍たちは、
・これから英語を始めよう
・基本からやり直したい
といった方向けです。《入門編》ですからね。
ただ、もうすでに上のレベルにいる方でも、目的によっては使えるものがあるはずです。

ということで、まずは、

文法

から。
文法は一番最初に固めるべきだと考えていますので、複数のレベルと入り口を用意しました。

毎日の英文法(朝日新聞出版)

NEW山口英文法講義の実況中継(上) (語学春秋社)

NEW山口英文法講義の実況中継(下) (語学春秋社)

英語のバイエル 初級(NHK出版)

書籍の内容紹介と使い方については、別ページでまとめています。
あわせて読んでおきたい記事も入っていますので、ぜひご覧ください。

■英文法を体で覚えて、話せる基礎をつくる4冊
http://matome.naver.jp/odai/2138263438820100501

 

次は、

単語

です。
文法と同時並行にできるならば進めておきたいのが単語です。
取り上げた2冊はいずれも日常で頻出のレベルですので必須語彙と言えます。

毎日の英単語(朝日新聞出版)

速読速聴・英単語Daily 1500 ver.2(Z会)

英単語と日本語を一対一で覚えると、「記憶に残りにくい」です。圧倒的に覚えにくいです。
そのため、フレーズ/長文の中で覚えられるものを選びました。

覚えやすさや続けやすさを取るならば、確実に『毎日の英単語』。
“cluster of 7″という、科学的に証明された覚えやすい語数ですべて構成されているからです。

一方、『速読速聴』のほうは、長文で覚える分、負荷がかかります。
英文の構文や他の語句が理解できているかどうかまで問われるためです。
ただ、ストーリーと一緒に記憶しやすいという方もいらっしゃるでしょうし、
フレーズだけ覚えると単調になってしまうという方もいらっしゃるでしょう。

ご自分に合ったほうをぜひ。
単語を覚えながら、「話せる」形でおさえたいならば前者を、リーディング素材としたいならば後者をオススメします。

 

続いては、

リスニング

です。
発音の本を一冊…とも思ったのですが、自分は発音の本をかじった経験しかなく、
最後まで続かなかったため、ぼくが大学生時代に出会った一冊をご紹介。

英語リスニングのお医者さん[改訂新版](Japan Times)

これの好きなところは、「音のつながり」にフォーカスしているところ。
聞き取りにくなる原因をおさえて解説されているため、自分の苦手な部分を抽出することができるでしょう。
音通りに、自分の口で音まねをすれば、効果は倍増することでしょう。

最後に、

リーディング

です。
異色の2冊を選書いたしました。

ミラクルアイドルメグ Vol.1(東進ブックス)

ミラクルアイドルメグ Vol.2(東進ブックス)

安河内先生が書かれた2冊です。英語のライトノベルと呼ばれる分類。
語注や日本語訳はしっかりついているので、ストレスなく読み進められるでしょう。
現在はさまざまなシリーズで出されているので、「アイドルはちょっと…」という方は別のものへ。

選書した理由としては、入門編のレベルにいる方が、
すらすら読み進められるようになってほしい基準となるからです。
もし突っかかるところがあるのであれば、それを分析し、文法/単語などに戻って、改めて読み進める。
その繰り返しが力を高めていくので、文法や単語の知識を試すにうってつけの2冊だと思います。

以上、《入門編》に選書した9冊でございました。
それぞれの使い方については、また別の記事でまとめる予定です。

 

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英語のスピーキングを独学で練習する方法をネイティブが実践した結果

TOEICの素材に関する話は出てきませんが、TOEICの素材を使って、

アウトプット、特にスピーキング力を高めたい

方は必見の記事です。

 

ぼくが天狼院書店さんで、「文法」書籍の一冊として選書させていただいた、

『毎日の英文法』ですが、この書籍の隠れた?面白さは「まえがき」にあります。

■『毎日の英文法』のまえがき

http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=15193
※『毎日の英単語』ページに飛びますが、そこにリンクがあります。

・音読/暗唱を英語学習に取り入れている方
・文法の知識で頭でっかちになっていて、いざというときにアウトプットできない方
・文法(ルール)を体にパターンとして染み込ませたい方
・音読/暗唱の正しい手本を知りたい方

ぜひご一読いただけると、すぐにご自分の学習に取り込めることでしょう。
この本は、一見簡単に見えますが、持ってる知識を「話せる」形に変換してくれます。
著者にならって、何度も何度も声に出す練習をすることをオススメします。

 

そして、「単語」書籍の一冊として選書させていただいた、

『毎日の英単語』ですが、こちらも「まえがき」が面白いです。
残念ながらネット上で読むことはできないのですが、とある方が簡単に記事にしてくださいました。
「lifehacker」というサイトです。ご存知の方も多いかもしれませんね。

■英語ができないのは、英単語を知らないからではなく、使えるようなかたちで覚えていないから

http://www.lifehacker.jp/2013/11/131101book_to_read.html

かなりアッサリなのですが(笑)、的は得ています。
本当は結構長くて、中身が濃いため、ぜひ立ち読みでもしていただきたいです。

TOEIC学習者ならばご存知の『新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ』(TEX加藤著)の
日常頻出語版だと考えると、紙面のイメージも湧きやすいでしょう。
1フレーズあたりの語数や覚え方など近いコンセプトで作成されているため、
TOEICだけでなく、日常で使う英語もおさえたい、という方にはオススメです。

毎日の英単語

『毎日の英文法』は文法カテゴリーで、『毎日の英単語』は単語カテゴリーで取り上げましたが、
どちらも最終目標は「話せるようになる」こととして制作されています。
今までの知識がスピーキングに結びつかないという方はお手に取っていただけると嬉しいです。

 

追伸1
上の記事がアップされたことにより、Amazonで総合13位(最高)まで急上昇。
語学部門ではもちろんぶっちぎりです。一気に在庫切れになってしまいました。
お買い求めの際は、お近くの書店、あるいは天狼院書店でどうぞ。笑

毎日の英単語_1101順位

追伸2
学習会やイベントなどで、ブロガーと本名の自分の垣根を下げていますが、
『毎日の英単語』の「訳・語句説明」はぼくが担当をいたしました。
もしよろしければ、本名だけでも見てやってください。笑

 

★NAVERまとめ
・英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701

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・英文の暗唱って結局どうやってやるの?
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・英語の音読には2種類ある?
http://togetter.com/li/511655

・「チャンク」で攻略する、英語力を底上げする方法
http://togetter.com/li/566056

・「ぼくらの英語サミット Vol.2 〜グローバルってなんだ?」が残したもの
http://togetter.com/li/567174