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Part 5 に出る難しい語彙問題の攻略に向けて、英検1・準1級の対策本に取り組む…ことはしません!

難しいと言われる語彙問題は10回に1回くらいの出題では?

我々が難しいというのは TOEIC 本から逸脱した範囲であるということも忘れずに。

 

 

そう言われたときに衝撃が走りました。
ここ最近、話題にしている TOEIC Part 5 の語彙問題について、
とある TOEIC 満点保持者にぶつけたときに返ってきた答えが冒頭の言葉です。

 

先日の公開テストに出題されたような難しい語句を知るために、
どのように対応すべきか迷っているぼくは、次の質問もぶつけてみました。
自分の仮説とともに。

 

難しい語句は英検1級や準1級に出題されるようなものですが、そこをカバーするために、単語帳などの対策本に取り組むのはどうでしょう?ただ、TOEIC の語彙問題の正答数アップにおいては、非効率だと思っていますが。

 

でる順パス単_1級

その方の答えは次のようなものでした。

 

同感です。効率が悪いと思います。時間と割に合わないでしょう。

 

英検1級や準1級の単語帳などの対策本に興味がないと言ったら嘘になりますが、
ぼくが追いかけているのは、難しい語彙問題を攻略する方法です。

 

そのため、ぼくは難しい語彙問題に対して、次のような結論を出しました。
あわせて、今まで語彙力アップに役立った本(以下で紹介)は徹底する必要があると感じました。

 

  • 英検1級や準1級の対策本はやらない
  • 公式に制作された本に出てくる語句はすべておさえる
  • 『単語特急 1〜3』『語彙・熟語・コロケーション 1000問ドリル』に出てくる語句はすべておさえる
  • 『BEYOND 990』『990点攻略』『全問正解する 990点攻略』の Part 5 の語彙問題はすべておさえる

 

このあたりでしょうか。
「おさえる」というのは単純に意味がわかるだけではなく、
語彙の使い方までわかっているという状態を目指します。
今まで使用してきた教材に抜けがないようにしながら、
自分の知っている語彙の知識をしっかりとしたものにしたいと思います。

 

あとは、何よりも語彙問題で1問ミスをしたとしても、
Part 5 の残りの問題や Part 6, 7 で間違いを犯さない力をつけることが大切ですね。
最後の1問を追いかけて他が疎かになってしまっては元も子もないですから。

 

次の公開テストでどのような語彙に出会うか楽しみです!

 

 

【告知】
※すでに数人の方から問い合わせを受けているのですが、申込開始後、改めて告知いたします。



Part 5 に出る語彙問題の攻略法がわからないという悩み(その1)

「TOEIC の Part 5 に出る語彙問題の攻略法が見つからないのですが、どうしたらいいでしょうか?」
という記事を先日書きましたが、それ絡みでいくつかコメントをいただきましたので、
記事としてご紹介させていただきたいと思います。

man-67327_150

=====
《ヒロ前田先生》
どうも。前田です。aggravateは「スーパー英単語」に掲載されていますよ。
deteriorateが公開テストで正解になったことがあるので、きっと収録したのだと思います。
(もっとも、当時、「正解になることはない」というコメントを本の中で付けていましたが)

 

《RYUさん》
TOEICのパート5とかの選択肢に出てくるむずかしめの単語なら、
パス単などの本で英検1級の頻出語彙をカバーできれば基本的に大丈夫だと思います
まあより高い英語力を目指す上で効率的な勉強とは言えないかもしれませんが、
porporさんのような満点取得者が、TOEICの語彙問題をより強化したいという目的のためなら、
結構効果があるのではないかと思います

 

《匿名さん》
単語をパーツに分解して、パーツ毎のイメージを組み合わせて「単語の雰囲気」を考えるのも一つですよ。

instill=in+still
in=「中」sti=「鋭いもので突き刺す」
ここまで考えると「中に突き刺す」という雰囲気はつかめます。

aggravate=ag+grav+ate
ag=ad「~へ」grav=grave=「重大な」ate=「動詞化」
これだけで「〜を重大にする」という雰囲気までは予測可能です。

viable=vi+able
vi=「生きる、生命に関わる」 able= 「可能」
これで「生存できる」という雰囲気までは予測可能です。

完全な訳語まで予測することはほぼ不可能ですが、TOEICの4択で正答の可能性を高める程度になら使えるテクですよ。
パーツ毎に分解して夫々の意味を考えるという意識で単語帳を眺めてみるのもオススメですよ。
=====

 

aggravate が掲載されている単語帳があるので、やはりそこをカバーしきれていなかった自分が甘いと認識しました。
かといって、市販のTOEICの単語帳を隅から隅までやろうとは思いませんが。

 

また、英検1級や準1級レベルの単語たちが出てきているということで、
TOEICでそういった単語が出てきたからということもありますが、
RYUさんのおっしゃるように「より高い英語力を」と考えると、
一度どこかの段階で触れてみてもいいのかな、と思うこともあります。

 

最後に、語源の知識はなるほどなあと思いました。
ぼくは大学受験のときに少し触れたっきりで、しっかり取り組んだことはないため、
これはいい機会かな、と感じています。
漢字の偏や旁をおさえる感じで一度どこかでおさらいしてみたいです。

 

今後、語彙問題に対してどのように立ち向かっていくかは、次の記事で結論を出したいと思います。
「英検」の語彙と「TOEIC」の語彙というところが一つのポイントでしょうか。
楽しみにお待ちいただけるとありがたいです。

 

 

【告知】(日程が確定したものは改めて告知ページをご連絡します)