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ひさしぶりに『新TOEIC TEST 読解特急3 上級編』を解いてみた

高地トレーニング」の一冊、として、TOEIC学習者からは認識されている次の本。
ひさしぶりに解いて、解く目的がはっきりしていれば、素晴らしい一冊としか言いようがありません。

 

特急_読解特急3

 

初めて取り組んだときの衝撃は今でも忘れられません。
(ですので、この本は万人にオススメはできませんのでご注意を。お気軽にご相談してください!)
この本に取り組んだ頃は、すでにリーディングでハイスコアを取得していたため、
負荷がかかると言っても、それほどではないだろう…と思っていました…。

 

ところがどっこい。

 

  • 文章が長く、ところどころ複雑な英文
  • 文章が article(記事)中心
  • 設問5問

 

聞くだけでハードさが伝わってくるでしょう。
英文の内容が現実に基づいていて興味が持てる分、まだマシという感じです。
ぼくはここに加えて、設問には目を通さずに一気に読み通して、

 

「文章の内容を記憶(リテンション)できているか」

 

という負荷をかけるようにしています。
この数問が読み終わるまでは文章の内容を記憶に刻み込む、
という短期記憶を最大限使うべく、訓練を重ねているわけです。

 

まだまだ問題数を多く重ねられていないわけですが、
少しずつ9月の公開テストに照準を合わせていきます。

日々、英語をどれくらい読んでいるの?

以前、どこかの記事で書いたはずなのですが、
TOEICのリスニングで45分の音声を聞くのだから、普段からその程度の音声は聞いておく
ことは、英語を耳で処理する上で大切だと思っています。

 

これはリーディングでも同じことが言えますね。特に、Part 7。
50分近く、英文をざくざくと処理していかなくてはなりません。

 

「練習でできないことは本番ではできない」

 

とはぼく自身も口を酸っぱくして言われましたし、ぼくも伝えるようにしていますが、
リーディングでももちろんそうなのです。

 

そんな中、Tommyさんこと大里秀介さんが次の記事で近いことを書かれていたので共有します。

 

逃げずに飲む

 

「リーディングの時間が足りない」という質問に対して、必ず共通して、
「毎日少しでもいいので英文を読んでくださいね」とアドバイスをされているとのこと。

 

これは激しく同意です。禿同です。

studying

リスニングもリーディングも「対策をどうしたらいいのか」と相談する前に、
それだけの量を確保できているのかについては考えておく必要があります。
Tommyさんの記事でもおっしゃっているようにレベルによって多少異なりますが、
どんなレベルの方であっても「量」はある程度必要なのは間違いありません。

 

TOEICでスコアアップを目指すならばTOEICの素材を使用するのがベターだと思いますが、
飽きが来て気が進まないのはもったいないですから、別の素材を取り入れてもいいでしょう。

 

ぜひ自分に「日々、英語をどれくらい読んでいるの?」と問いかけてみてくださいね。

『TOEIC 千本ノック!7』を初めて解いたときに感じた「読解速度」の上昇のワケ

【告知】
1.7/30(水)22時〜 #Eハングアウト990 座談会へのお誘い
月一回の番組にゲストをお迎えしたいと思っています。ご興味のある方は奮ってご参加を。

 

2.《定員20名》7/28(月)19:30〜@天狼院書店:Part 5 の対策と復習について作戦会議 with 某監督
すでに3名からお問い合わせがあります。(ご連絡いただいた方は優先的に席をご用意します。)
近日中に応募を開始いたしますので、今しばらくお待ちください。

 

3.《定員10名》8/31(日)10:00〜@新宿某所:「『千本ノック!7』を解剖してみない会?」
すでに4名からお問い合わせがあります。(ご連絡いただいた方は優先的に席をご用意します。)
こちらは明日の記事にて応募を開始いたしますが、意外にすぐに埋まるかもしれません…。

 

===

 

以前、『千本ノック!7』のレビューを書いたときのことです。

千本ノック7

なお、「6」の成績と比べてみて、とあることに気づきました。
それは後日記事にしたいと思います。たいしたことじゃないんですが。

 

ということを書きました。今日はそのお話。
早速、成績を比較してみましょう。比較するまでまったく気づかなかったことです。
ちなみに、解答する状況(全文ベタ読み/音楽を聞きながら)はほぼ同じ。

 

——-
〈7の所要時間と成績〉
第1章:5分30秒 23/26(7,8,22)
第2章:6分30秒 24/26(6,14)
第3章:6分00秒 25/26(13)
第4章:6分30秒 25/26(11)
第5章:7分30秒 26/27(23)
第6章:5分30秒 12/12

 

〈6の所要時間と成績〉
第1章:7分20秒 21/22
第2章:6分40秒 20/22
第3章:6分40秒 20/22
第4章:8分00秒 22/22
第5章:8分40秒 21/22
第6章:4分40秒 12/12
——-

 

出来はさほど変わりませんね。ちょこちょこミスがあります。
ぼくが気づいた変化とは「所要時間」です。
問題数が増えているにもかかわらず、その分、時間が増えているわけではありません。
両方とも全文ベタ読みをしているため、これだけ時間に差があるのは不思議です。

 

もちろん正確な比較はできないのですが、おそらく「解答時間」はあまり変わらないでしょう。
解き方を変えたわけではありませんから。

 

すると、変化があったのは「読解速度」でしょう。

 

では、「読解速度」が上昇したのはなぜか?
ぼくなりの分析結果です。

 

  • TOEIC に頻出の語句との距離感が縮まった
  • 日々まとまった英文に触れることによって処理がスムーズになった

 

おそらくこの2点に集約されると思います。
いたって単純ですが、それぞれ一年かけて蓄積された結果です。
ここで、それぞれを詳しく見てみましょう。

 

TOEIC に頻出の語句との距離感が縮まった
昨年の後半は TOEIC 学習をさほど力を入れていませんでしたが、
なんだかんだで書籍に取り組むことはありましたし、
今年に入ってからは仕事も少しずつ TOEIC 絡みが増えました。
そうすると、頻出の語句には必然と触れる回数が増えますので、
単に意味がわかるだけではなく、それを思い出す速度や正確さが高まっているはずです。
これらをひっくるめて「距離感が縮まった」と表現しました。

 

日々まとまった英文に触れることによって処理がスムーズになった
上記と重なる部分があるのですが、語句の処理に加えて、
瞬時に英文の型(構造)を見抜いたり、予測したりできるようになったことで、
「処理がスムーズに」なったのだと考えています。
当然、何もせずに力が上がっていったわけではありません。
英語のネット記事など他の素材に触れていることによって、
処理の回路がより強固に構築されていったのだと思います。

 

なんだかんだで英文に触れることは続けているため、
その習慣が着実に身を結んでいるのだと信じています。
毎年発刊されるであろう『千本ノック』を基準にして、
自分の成長度を測っていくのはよさそうですね。


自分をごまかしたら間違える、それがPart 7だ!

「第190回TOEIC公開テスト1週間前から当日までの学習計画」でも書きましたが、現状計画通りです。
これ以外に「Umano(15-30分)」「POD(15分)」は欠かさず、「ニュース記事(10分)」に取り組んでいるところです。

 

===
5/25(日)当日:
『公式問題集 Vol.5』数問
5/24(土):
『公式問題集 Vol.5』数問
5/23(金):
『新TOEIC TEST ドリーム特急』全問
『新TOEIC TEST 読解特急5 ダブルパッセージ編』20問
5/22(木):
『新TOEIC TEST パート1・2特急 難化対策ドリル』P1…10問/P2…30問
『新TOEIC TEST パート3・4特急 実力養成ドリル』P3…15問/P4…15問
『新TOEIC TEST 読解特急5 ダブルパッセージ編』20問
5/21(水):
『新TOEIC TEST パート1・2特急 難化対策ドリル』P1…10問/P2…30問
『新TOEIC TEST パート3・4特急 実力養成ドリル』P3…15問/P4…15問
『新TOEIC TEST 読解特急5 ダブルパッセージ編』20問
5/20(火):
『新TOEIC TEST パート1・2特急 難化対策ドリル』P1…10問/P2…30問
『新TOEIC TEST パート3・4特急 実力養成ドリル』P3…15問/P4…15問
『新TOEIC TEST 読解特急5 ダブルパッセージ編』20問
5/19(月):
『新TOEIC TEST パート1・2特急 難化対策ドリル』P1…10問/P2…30問
『新TOEIC TEST パート3・4特急 実力養成ドリル』P3…15問/P4…15問
『新TOEIC TEST 読解特急5 ダブルパッセージ編』20問
5/18(日):
『新TOEIC TEST ドリーム特急』Part 3,4,7
5/17(土):
『新TOEIC TEST ドリーム特急』Part 1,2,5,6
===

読解特急5

 

Part 7の英文を定期的に読んでいて改めて感じたことを少々。
いつの頃からか、Part 7の誤答率ががくっと下がったようです。
ここら辺は自己分析をしていく必要があるのですが、
おそらくは「解答根拠を丁寧に探す」ことに尽きると思います。

 

いろんな方がいろんな対策書で言われておりますが、
「答えの根拠は本文中にある」わけです。
ですから、それを見つけて、選択肢と照らし合わせればよいわけです。

 

そこを選択肢を選ぶときに「なんとなく」「〜な気がする」という、
ごまかしが入ってきてしまうと、正答率が下がってしまいます
ごまかしは本文とは関係ありませんからね。

 

少し面倒でも時間がかかっても、本文の手がかりをしっかり引っ張ってくる。

 

その地道さがPart 7の正解率を上げてくれますね。
Part 7で伸び悩んだら、一度立ち止まって考えてみることをお勧めします。

なぜTOEIC公開(IP)テスト当日が一番読解量が多いんだよ!

TOEICのリーディング。最終的には全文読んで時間内に解答できる力が欲しいやんなぁ? 読め! 【解答根拠を探す嗅覚】なんて研ぎ澄まさんと読め! 読まんと読む力はつかへんのに読む量を減らす練習をしてどうする!?

— 英語講師 てんま (@ProcessE) 2014, 4月 24

 

そうそう。と頷くしかないつぶやきです。
リスニングのスコアアップの話をした際にも申し上げましたが、
「聞く」絶対量を増やさなくてはなりません。

これは「読む」上でも同様です。
「聞く」に比べて「読む」はハードルは高いかもしれません。
何かしら別の教材が必要だったりして面倒ですからね。
ですが、本番かそれ以上の「読む」練習は絶対に必要です。
使い古された言葉ですが「練習でできないことは本番ではできません」からね。

鉄板シーン攻略_読解

TOEICのスコアアップにおいて、問題を「解く」ことも大切ですが、
素材を「聞く」「読む」時間を増やす方向性もものすごく大切です。

TOEICのスコアアップに必要な読解力とは

最近、タイトルのようなことを考えています。

読解特急5
「読解力」という力が一つあるというよりは、「いくつかの要素」に因数分解されるものですよね。

  • 語彙
  • 文法
  • 速度
  • 論理

あたりですかね。

これらを一気に高めようとするのは難しいように感じます。
自分が行っている対策は「どの部分を高めているのか」を考えながら対策を行わないと、
もうすでに十分な力を持っているにもかかわらず、ズレた対策をしていることになります。

直近で2つのイベント(セミナー)を開催いたしますが、
1つめの
『TOEICテスト 基本例文700選』でリーディングスコアアップをさせる方法
は、2回ご参加いただくことで、どの要素にも触れられるはずです。

一方、2つめの
単語習得について徹底的に考えてみませんか?
は、徹底的に「語彙」にフォーカスします。

ただ、おそらくではありますが、「速度」の部分にも触れざるを得ない気がしています。
どのような展開になるのかわからないため、あくまで予感ではありますが。

今回の2つのイベントを通して、自分なりに整理した考えをご紹介します。
伸び悩んでいる方にとって、ご自分の学習方法を見直すキッカケになればと思っています。

TOEIC 界で噂の「1駅1題 TOEIC 特急シリーズ」をゲット!

今TOEIC界で噂の(?)シリーズをついに購入しました!

著者の皆さんはブログを書かれていて、ご存知の方も多いかもしれません。
これら「特急シリーズ」はすべて「朝日新聞出版」という出版社から出ています。
新書サイズで、新書だから「798円」と安いんです!
巷に出ている TOEIC 対策本は1,000円を超えますから、手に取りやすい値段です。

 

 

1駅1題 新TOEIC TEST 単語 特急

著者:森田鉄也
ブログ:http://toeicjuken.seesaa.net/

 

 

1駅題 新TOEIC TEST 読解 特急

著者:神崎正哉
ブログ:http://toeicblog.blog22.fc2.com/
著者:TEX加藤
ブログ:http://texkatotoeic422.blog33.fc2.com/
著者:Daniel Warriner

 

 

1駅1題 新TOEIC TEST 文法 特急

著者:花田徹也
ブログ:http://ameblo.jp/hanadatoeic/

 

画像でとあることにお気付きの方はコメントをください…。
特急シリーズマニアの称号を差し上げます。笑

 

 

仕事など忙しい人たちのために、隙間をぬって読み易いようにコンパクトサイズになっています
さらには、音源を無料でダウンロードできるというおまけつき…。

 

至れり尽くせりとはまさにこのこと。

使ってみた感想などはこれから記事にしていきますが、
TOEIC 界の化け物たちが作った本ですから、クオリティは間違いないでしょう。
10月25日の試験までには何周もしておきたいと思います。