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『TOEICテスト 基本例文700選』でリーディング攻略セミナー Vol.1、終了!

『TOEICテスト 基本例文700選』(アルク)を使用した、リーディング力アップセミナーを開催しました。
セミナーの準備にあたり、何度もこの本に目を通しているのですが、スルメですね。
スコアアップのポイントがたっくさんつまっています。

基本例文700選
ところが、この本を真正面から暗記しようとして挫折する方が多いため、
そこをお助け、お手伝いするのが今回のセミナーの趣旨です。

今回はPart 5,6編ということでしたが、

  • 例文の効果的な覚え方
  • 各Partの効果的な復習方法

を確認していきました。

「この本を使った具体的な学習法がわかった」

という声が聞けたのはとても嬉しく思います。
授業の冒頭で「解き方」の話が出たので触れたかったのですが、タイムアップとなってしまいました…。
次回のPart 7編では触れられれば…と思っています。

本日お越しくださった皆様、ありがとうございました!

【告知】
次週は「Part 7編」です。Vol.2のみの参加も可能です。
Vol.2(Part 7編):4/1

『TOEICテスト 基本例文700選』でリスニング攻略セミナー全3回、終了!

『TOEICテスト 基本例文700選』(アルク)を使用した、リスニング力アップセミナーは全3回を終えました。
お越しくださった学習者の皆様、ありがとうございました!

基本例文700選

第3回めは、演習問題を通して『700選』をいかに使っていくかを提示しました。
この本は単体としても効力を発揮するのですが、問題集などの復習とセットに使うと、効果が倍増します。
要は、解いた問題と『700選』を紐付けして、TOEIC脳を作り上げていくというわけです。
関連箇所を探すのが大変ではありますが、何度か聞き込んでいくうちに見つけるのも容易になるはずです。

 

演習問題に加えて、(駆け足でしたが)直前期の過ごし方の提案をさせていただきました。
あれもこれもやりたくなるのが人間ですが、目的と内容をハッキリさせて、
ぜひ目標スコアに到達していただきたいと思っています。

 

『700選』のリスニング編だけでは、参加者の方も自分も(笑)物足りないため、近々リーディング編も行う予定です。
3週にまたがると参加しづらい方もいらっしゃるでしょうから、「2回完結」にしようかなとぼんやり考えています。
決まり次第、またブログで告知いたしますね。

 

一人で何から何まで行うのは大変でしたが、素晴らしい経験になりました!
今後もさまざまな切り口でTOEIC学習者を助けていきたいと思います。

2013年に発売→使用したTOEIC対策本をまとめてみた(レビュー付)

2013年が終わりを迎えようとしています。今年も多くのTOEIC対策本が発売されましたね。
その中で、ぼくが使用した書籍をまとめてみたいと思います。
本のレビュー記事(本のタイトルをクリック)とともに、ご紹介しますね。
(まとめた理由は次の記事で明らかになりますので、お楽しみに。)

■新TOEIC TEST 全力特急 絶対ハイスコア(濱崎潤之輔、Kim, Dae-Kyun著/朝日新聞出版)

800点あたりのハイスコアを狙う方にはオススメ。参考書として使いたい。
独学で満点を取得されたHUMMERさんの解法を真似したいならこの一冊から。
特に、Part 7の解法は必見。

 

■1日1分!やさしく読める フィナンシャルタイムズ&エコノミスト(中村澄子著/祥伝社黄金文庫)

こちらもハイスコアを狙う方向け。
TOEICの素材に飽きた方やレベルの高い素材でPart 7の対策をしたい方には最適。

 

■1日1分レッスン!新TOEIC TEST 千本ノック!6(中村澄子著/祥伝社黄金文庫)

最新の傾向が反映されている一冊。Part 5,6問題集の定番です。
使用し始めるならば、新しい「6」から。
1月の試験の前に解いておけば、本番で類似の問題に出会う確立は高いでしょう。
それくらい威力のある、旬の一冊。

 

■3週間で攻略 TOEICテスト 900点! (大里秀介著/アルク)

Tommyさんの処女作。
一つの模試や問題をどのように深く復習するか参考になること、間違いなし。
ハイレベルの方が間違えそうな問題が多めに収録されている点も素晴らしいです。

 

■新TOEIC TEST 読解特急5 ダブルパッセージ編(神崎正哉、TEX加藤、Daniel Warriner著/朝日新聞出版社)

特急シリーズの中の読解特急最新作。
ダブルパッセージに絞った対策ができる唯一の対策本ではないでしょうか。
問題のクオリティと解説の読みやすさは文句なし。

 

■新TOEICテスト 990点攻略(濱崎潤之輔著/旺文社)

HUMMERさんが990点を獲得するためにおさえてほしいポイントが詰まった一冊。
とても負荷がかかり、かつ効果が出る内容です。

 

■新TOEIC TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問200(森田鉄也著/朝日新聞出版)

Part 1,2を集中的に対策できる、数少ない一冊。
難化傾向にある2つのパートの難問が集まっているため、ハイレベルを目指す方にはうってつけ。

 

■新TOEIC TEST パート3・4特急Ⅱ 出る問総仕上げ(神崎正哉、Daniel Warriner著/朝日新聞出版)

Part 3,4を集中的に対策できる一冊。
前作とは異なり、本番に向けての実力確認に向く問題集でしょう。

 

■新TOEIC TEST 正解特急2 実践模試編(森田鉄也著/朝日新聞出版)

新書サイズで解ける模試。
以前別の書籍で使われた問題が、現在の傾向にあわせてバージョンアップ。

 

■頂上制覇TOEICテスト 究極の技術 トリプル模試(ロバート・ヒルキ、玉木史恵、トニー・クック、ガレス・モンティース著/研究社)
※まだTEST 3を解いていないため、レビュー記事はありません。

ここまで難しい、国内で発売されている模試は知りません…。
究極の高地トレーニングをしたい方にはぜひ挑戦していただきたいですね。

 

■TOEICテスト Part 5 できる人、できない人の頭の中(TEX加藤著/アルク)

斬新なPart 5,6対策本。二人の奥様の掛け合いは必見です。
内容もさることながら、取り上げられている問題が近々本番で出そうな雰囲気を醸し出しています。
解くならば、早めをオススメしますね。

 

■TOEICテスト 基本例文700選(基本例文700選 制作委員会/アルク)

TOEICに出そうな例文が700個つまった一冊。
例文に繰り返し触れることで、TOEICで使われる表現を自然と吸収していけそうです。

 

■TOEIC TEST 鉄板シーン攻略 文法・語彙(横本勝也著、ヒロ前田監修/The Japan Times) 

こちらも斬新なPart 5,6対策本でしたね。730点目標の方向け。
ストーリー展開とアプリとの連動で、どこまで学習効果が上がるかが楽しみです。

以上です。
ただ、持っているものの未使用のものがありますので、厳密に言うと、
2013年に発売された対策本すべてというわけではありません。(『でる模試 もっと』「TTT」「鉄板」 etc)
追ってレビュー記事とあわせて、ご紹介していきたいと思っています!

来年も引き続きさまざまな対策本が出ることでしょう。
今まで多くの書籍を使用してきた経験を活かして、
皆さんのスコアアップにつながる書籍を見つけるお手伝いをしたいところです。

TOEIC受験回数923回の総決算『TOEICテスト 基本例文700選』

先日の奇妙な記事「TOEICで990点を取得後に届いた、国際花子からのメール」で少し触れた本のお話。

 

■TOEICテスト 基本例文700選
(基本例文700選 制作委員会/アルク)

「基本例文700選」と聞くと、駿台の大学受験用参考書が思い出されますが、
TOEIC本番さながらの英文が700文セレクトされている一冊です。

内訳は以下の通りです。

Part 1:70
Part 2:130
Part 3:100
Part 4:100
Part 5:130
Part 6:40
Part 7:130

この本は「TOEICテストスコアアップ指導者養成講座」(TTT)の卒業生38人が制作に関わったそうです。
となれば、選出された例文が「おかしい」「こんなの出ない」なんてことはもちろんありません。

ヒロ前田先生曰く、

TOEICに出る単語やフレーズが盛り込まれている例文集に事前に何度も目を通して、
そこに登場する英語になじんでおけば、試験本番がかなり楽になります

とのこと。

おっしゃることはわかるのですが、
「先生…700文を記憶することは結構難しい気が…」
と思っていると、先生はそんなことは重々承知です。

この本には、2つの「記憶のトリガー」が盛り込まれています。

  • コメント
  • 音声

 

1.コメント

ほとんどの例文には講師陣の誰かが一言を添えてくれています。
出題ポイントや重要表現など、記憶に刻み込みたいコメントばかりです。
例文の中でも特に意識したいところがわかるため、記憶に非常に役立ちます。

 

2.音声

例文の音声はもちろん、単語やフレーズに関して4人の講師がディスカッションしている音声もダウンロード可能です。
ディスカッションと言っても、堅苦しいものではなく、スッと入ってきやすい語り口なんですよね。
聞いていてストレスをまったく感じませんでした。
このディスカッションのおかげで、例文が記憶にさらに強く刻み込まれることでしょう。

 

とはいえ、正直、全部覚えるのは難しいですし、覚えただけで融通がきかない可能性があります。
主語や目的語が変わっても対応できるよう、抽象的に覚えておく必要があるでしょう。

そのためには、講師陣のコメントやディスカッションがおさえているところを意識して覚えるのです。
例文や前後関係など、いくつかのところと紐付けて覚えるようにするわけですね。

あまりにTOEICで見たことのあるもの、見かけてもおかしくないものがあるため、
何度も目にしておくと、「例文集で見たぞ」という感覚に襲われるのは間違いありません

 

例文が掲載されているだけのシンプルな構成ですので、使い方には無限の可能性があります。
自分だけの使い方を見つけて、頭の中にTOEICに頻出の英文をどんどんストックしていきたいものです。
ぼくも試行錯誤しながら、最適な使い方を見つけてきたいと思います。