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ホリエモンの『多動力』から学ぶ「脱・完璧主義勉強法」

 

 

ホリエモンこと、堀江貴文さんの『多動力』に絡めた note を更新しました。
(note を絶賛更新中なので、ブログよりも note をご覧ください!)

 

noteやブログが継続できない理由をホリエモンが教えてくれた

 

最近、無料 note と有料 note を書くことに手一杯で、
「ブログに書くネタがない」と思っていたのですが、
ホリエモンネタの note を読み返していたところ、
「TOEIC 学習に使えるじゃん」というポイントに気づきました。

 

そのポイントとは、2つ目の引用箇所です。

 

「完璧主義者」は、何度もやり直し、一つの仕事にアリ地獄のようにハマってしまう。目指すべきは、完璧ではなく、完了だ。

 

この内容と TOEIC 学習をどのように紐づければいいでしょうか?
結論は note と同じです。

 

目指すべきは、完璧ではなく、完了だ

 

ここです。

 

ぼくが TOEIC の学習で心がけていたことであり、
今でも心がけていることの一つに「繰り返す」があります。
「繰り返す」とは、同じ教材に何度も取り組むことです。

 

その際に、「わからない/間違えた部分にこだわりすぎない」ことに意識を置いています。
裏を返せば、「何周かするうちにわかればいい」という考え方があるということ。

 

例えば、TOEIC の Part 5 の問題集に取り組んでいるとします。
掲載されている問題すべてに対して、自信を持って素早く答えられればいいのですが、
どうしてもわからないところや時間のかかる問題は出てきます。
そこで、そういった自分にとっての難問に時間をかけすぎないこと、
つまり、一旦の理解の完了、を求めるのです。
一周目でわからなければ、二周目へ持ち越し。
二周目でわからなければ、三周目へ持ち越し。
このように、ひとまず「完了」させる姿勢を大切にしています。
もし難問に当たって、単語や文法を調べるのに時間を使うと、リズムが崩れます。
そこにこだわるがあまり、ストレスが溜まります。
次のタイミングのときに理解できればいい。
こうやって割り切ることができると、次に接したときに「あ、わかる」なんてことはあります。
次に同じ問題に出会ったときに間違えないように、入念にチェックしたい気持ちはわかります。

 

ですが、まずは「完了」させることを意識してみてください。
「完璧」にするのは後ででも大丈夫です。

 

 

合い言葉は「目指すべきは、完璧ではなく、完了」です。


堀江貴文の新刊『ゼロ』から盗む、東大に入れた学習法

ぼくは英語以外にも本を読むのが好きなのですが、ずっと心待ちにしていた新刊が出ました。
それが、ホリエモンこと堀江貴文さんの『ゼロ』(ダイヤモンド社)です。

発売前のイベントや発売日のサイン会に行くほどの熱の入れようです!

堀江貴文サイン会

ここまで応援するのも堀江さんに実際にお会いして、話を聞いたからこそなのですが、
待ち望んでいた新刊の内容は期待を超えた素晴らしいものでした。
本の内容は「働く」ことを中心に展開されますが、そこから「人生」について考える機会につながります。
あらゆる方にオススメの一冊ですので、ぜひ書店で見かけたら、手に取ってみてください。

堀江貴文サイン

さて、今日はそんな『ゼロ』から学習を助け、加速させる言葉を取り上げていきます。
まさか『ゼロ』からブログのネタが生まれるとは思っていませんでした。笑
ぼくが取り上げたいのは次の4つ。

 

  1. 努力するのではなく「ハマる」
  2. 自分の手でルールをつくる
  3. 勉強とは大人を説得するツール
  4. 「できっこない」という心のフタを外す

 

1.努力するのではなく「ハマる」

東大入学を目指すにあたり、英単語力増強をしようとしたときのエピソードから、
普通の人ならば辛いと感じる、英単語の丸暗記について語られています。

勉強でも仕事でも、あるいはコンピュータのプログラミングでもそうだが、
歯を食いしばって努力したところで大した成果は得られない。
努力するのではなく、その作業に「ハマる」こと。
なにもかも忘れるくらいに没頭すること。
それさえできれば、英単語の丸暗記だって楽しくなってくる。(p.76)

普通ならば、「好き」なものを見つけて、「ハマる」という順番を想像しますが、
実はその逆であるとおっしゃっているわけです。
確かに、(勉強とは別の話になってしまいますが、)初めて読むマンガは好きかどうかわかりません。
でも、気づけば夢中になっていて、「あ、好きかも」と気づくので、そういう順番が正しいのかもしれません。

 

2.自分の手でルールをつくる

これは上記の「ハマる」話に関連している内容です。
この文脈では仕事についての話なのですが、勉強でも同じことが言えそうです。

人はなにかに「没頭」することができたとき、その対象を好きになることができる。(p.128)
心の中に「好き」の感情が芽生えてくる前には、必ず「没頭」という忘我がある。(p.128)

前に述べたように、「没頭」「ハマる」ことから入ることが大切なわけですが、
1つ気になるのは、どうすれば「ハマる」状態に持っていけるのか。
その答えが「自分の手でルールをつくる」ことなのです。

自分でつくったルール、自分で立てたプランだったら、納得感を持って取り組むことができるし、やらざるをえない。
受動的な「やらされる勉強」ではなく、能動的な「やる勉強」になるのだ。(p.130)

また、自分でルールをつくる上でのポイントについても触れられています。

とにかく「遠くを見ない」ことに尽きる。(p.130)

これは普通と逆の発想かもしれません。ぼくは中長期的な目標を持つことを勧めていますが、
この言葉の意図は、人間の本質的な性質を突いた発言だと、次の言葉からわかります。

人は、本質的に怠け者だ。長期的で大きな目標を掲げると、迷いや気のゆるみが生じて、うまく没頭できなくなる。
そこで「今日という一日」にギリギリ達成可能なレベルの目標を掲げ、今日の目標に向かって猛ダッシュしていくのである。(p.130)

変に遠くを見過ぎると、途中で挫折をしてしまうのは確実です。
中長期的な目標を持ったとしても、それを「一日」の単位まで落とし込むことができれば、
自分のルールづくりにうまくはまっていくことでしょう。
いつ、どこで、どれだけ学習するかなどの環境づくりもルールに含まれていると考えられますね。

 

3.勉強とは大人を説得するツール

勉強は一体何のためにやるのか、とふと思ってしまうかもしれません。
中学生や高校生あたりが悩みがちの問題ですが、大人も同じことが言えるでしょう。
堀江さんは大学受験という文脈で語られていますが、大人の勉強に置き換えて読んでみてください。

無駄に終わる知識はあるかもしれないが、周囲の大人を説得し、自分で自分の道を切りひらく最強のツールは、勉強なのだ。(p.78)

会社に対する能力の提示だったり、勉強で得た知識で世界を広げることができます。
もちろん自分の趣味の学習はあるでしょうけれど、それさえも後々キャリアを広げる材料となるかもしれません。

 

4.「できっこない」という心のフタを外す

学習をする上で、実現したいことはさまざまあることでしょう。
ただ、一番やってはいけないことは、半ば諦めた状態で始めることです。
つい最近、記事で書きましたが、990点を取得するまで「無理」と思ったことは一度もありませんでした。
堀江さんは次のようにおっしゃります。

やってもいないうちから「できっこない」と決めつける。自分の可能性にフタをして、物事を悲観的に考える。
自分の周りに「できっこない」の塀を築き、周囲の景色を見えなくさせる。(p.133)

これではできることもできそうにありませんよね。
決して自分で壁をつくってはいけないということです。
自分のマインドセットは大変重要になってくると思います。

 

以上、『ゼロ』から盗む学習法でした。
思い当たる節があるところは、早速改善していきましょう。
これから学習を始められる方は、このあたりのことに注意してみてくださいね。

 

★NAVERまとめ
・英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701

★twitter まとめ
・TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?
http://togetter.com/li/321683

・英文の暗唱って結局どうやってやるの?
http://togetter.com/li/370989

・英語の音読には2種類ある?
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・「チャンク」で攻略する、英語力を底上げする方法
http://togetter.com/li/566056

・「ぼくらの英語サミット Vol.2 〜グローバルってなんだ?」が残したもの
http://togetter.com/li/567174