Tag

Tag Archive

TOEIC 990点を取得するまでにぶつかった壁を破ってくれたおすすめ本15選

image (1)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼくは小学校高学年の頃から、地域の英語教室に通っていました。
そのおかげか、幸運なことに、中学校で英語を苦手に思うことはありませんでした。

しかし、その後の英語学習が順風満帆だったかと言えば、そうではありません。

いくつもの壁にぶつかってきました。それを記しておきます。
あわせて、壁を乗り越えるお手伝いをしてくれた書籍を記します。

 

 

高校の授業

正確に言うと、初回の授業で行われた「実力テスト」的なもので、
今までに見たことのない点数を取ったことを記憶しています。
「英語が得意とは決して言えないな」とここで悟ったわけです。

大学受験上の経験が自分の英語力を高めてくれたわけですが、
それでも大学受験の問題(私立、国立)と向き合ったときに、自分の力の足りなさを痛感しました。
英語だけが原因ではありませんが、一年、浪人生活を送ることになっています。






 

大学の授業

とある外国語大学に入学したわけですが、そこは「英語ができて当たり前」の世界でした。
浪人生活で高めた英語力は周りと比べると大したものではないと悟らされましたね。
ABCやCNNなど英語のニュースを聞かされて、ディクテーションをさせられたり、
先生が選んだ小説を精読していったり…今までの頑張りを否定されたかのような感覚でした…。

 

TOEIC

就職活動で必要になった資格試験。自分の英語力がどれだけ通じるのかわからない世界。
大学受験が終わったにもかかわらず、また英語力が点数化されることにはうんざりしましたね…。
「やるからには満点を」と思ったものの、860点→900点→950点→990点と多くの壁にぶつかってきました。
下記、お世話になった書籍は今までに紹介していますので、ほんの少しだけ。





 

英語のニュース、英字新聞

大学の授業やTOEIC学習の合間に挟んでいった、英語学習の素材たちです。
TOEICを通じて高めていった英語力が通じる部分も通じない部分もあります。
未だに格闘していますね。壁を越えた感じはまだありません。

 

TIME

上と共通していますが、今最も高くそびえる壁であります。
試行錯誤しながら、壁を少しずつよじ上りたいと思っています。
その過程は記事にしていきますので、ぜひお楽しみにお待ちください!



 

…といろいろと壁にぶつかってきているわけですが、着実にコツコツと乗り越えてきました。
その乗り越え方をさまざまな英語学習者に還元していければと思っております。

英文法の勉強効率を上げる鍵となるのは「自動化」という考え方

天狼院書店で行う、
TOEIC990点パーフェクトスコアラーが教える本気で使える英語本使い倒し塾《英語のバイエル初級編》
の資料を作るために、かなりの時間を費やしてしまいました!

というのも、資料作成をしながら、
自分のやり方を振り返るのが楽しくなってしまったからです。

image (3)

 

「日本語と英語の語順の違いを意識するのが苦労したな」

「感情と状況をセットにする音読は効果的だったな」

「この方法は万人受けしないかも」

 

などなど、参加者の顔を思い浮かべながら作成をしていると、熱がどうしても込もってしまうんですね。
ご参加いただいた方に、最高に満足していただくための努力は惜しみません。

 

さて、この記事では、イベントでのテーマとなることをお伝えしたいと思います。
そのテーマとは「文法のとらえ方」です。
準備をするにあたり、今までの大西泰斗先生の著作や講演会の資料を引っ張り出して、
自身の経験も含めて総動員させて、イベントでは、ぼくなりの解釈を伝えていきます。

 

今回、書店で取り上げる「使い倒す」教材は『英語のバイエル [初級]』です。

 

ぼくはこの他の大西泰斗先生の著作を使っています。
「初級」を通った方は絶対にこちらも通るべき道だと思います。

 

『一億人の英文法』に出てくる例文をモノにしたいならば、
この一冊で例文を耳から仕入れたいですよね。

 

どれを使うにせよ、方法論は同じです。
英文法を学ぶ上で大事なこととして、落ち着くところは一つなんです。

文法のルールを自動化せよ!

イベントの内容に直結しますが、少しネタバレをさせてください。

英文法のルールを自分のモノにするためには、
英語のパターンを潜在意識まで落とし込む必要があります。
英文法のルールをいちいち考えながら、話したり書いたりしては、時間がかかって仕方ありません。
もはや自動的と言えるほどに無意識の状態でルールを使えるところを目指したい、というわけです。

 

この話は、前に作成した「NAVER まとめ」が参考になると思います。

 

 英会話基礎力づくりに効果的なおすすめ英文法本

 

文法は、入り口は理屈から入って、頭で理解していくものでしょう。
そこから「話す」レベルの反応速度に高めていくためには、体で覚えていく必要があるのだと思います。

ぼくは大学受験の頃まで、理屈として理解するところに留まっていました。
それで、いざ「話す」場面になって固まった経験が何度もあります。
その場面を振り返ってみると、英文を作れるにもかかわらず、です。

その場という即興で英文を作れなかったのは、「話す」練習が明らかに足りなかったからです。
そこから、ぼくの英語学習は徐々に変わっていったように思います。
とにかく「話す」スピードまで、自分の英語を出す速度を高めることを意識しました。

また、これによって、読み聞きするときの反応速度も上がったことが、学習意欲を上げてくれました。
例えば、TOEIC の Part 5 の英文に目を通したときの滑らかさが違うのです。
今まで理屈っぽく理解していたものが、直感的に自分に入ってくるのです。

これは楽しくて仕方がなくなります。

 

ですから、今はひたすら

言いたい英文を素早く口から出す

ことに注力しています。

 

文法のルールを使ってじっくり英文を考えるのではなく、直感的に口を動かす。

 

皆さんも「話す」ところを目指すのであれば、
文法を自動的に扱えるほどに、内在化していかなくてはなりません。

そのために、『英語のバイエル [初級]』はレベルを問わず、効果的な一冊だと思います。
「英文が簡単すぎるじゃないか」と思われるでしょう。
ですが、そのくらいのレベルの英文が難なく出てくるのはまた別の話です。
ガンガンと音読をしていきましょう。

 

そうすれば、道は必ず開けてきます。

 

★Facebookページ(非公開)
TOEIC990点パーフェクトスコアラーが選ぶ本気で使える英語本使い倒し塾

★NAVERまとめ
英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言

英会話基礎力づくりに効果的なおすすめ英文法本

★twitter まとめ
TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?

英文の暗唱って結局どうやってやるの?

英語の音読には2種類ある?

「チャンク」で攻略する、英語力を底上げする方法

 

堀江貴文の新刊『ゼロ』から盗む、東大に入れた学習法

ぼくは英語以外にも本を読むのが好きなのですが、ずっと心待ちにしていた新刊が出ました。
それが、ホリエモンこと堀江貴文さんの『ゼロ』(ダイヤモンド社)です。

発売前のイベントや発売日のサイン会に行くほどの熱の入れようです!

堀江貴文サイン会

ここまで応援するのも堀江さんに実際にお会いして、話を聞いたからこそなのですが、
待ち望んでいた新刊の内容は期待を超えた素晴らしいものでした。
本の内容は「働く」ことを中心に展開されますが、そこから「人生」について考える機会につながります。
あらゆる方にオススメの一冊ですので、ぜひ書店で見かけたら、手に取ってみてください。

堀江貴文サイン

さて、今日はそんな『ゼロ』から学習を助け、加速させる言葉を取り上げていきます。
まさか『ゼロ』からブログのネタが生まれるとは思っていませんでした。笑
ぼくが取り上げたいのは次の4つ。

 

  1. 努力するのではなく「ハマる」
  2. 自分の手でルールをつくる
  3. 勉強とは大人を説得するツール
  4. 「できっこない」という心のフタを外す

 

1.努力するのではなく「ハマる」

東大入学を目指すにあたり、英単語力増強をしようとしたときのエピソードから、
普通の人ならば辛いと感じる、英単語の丸暗記について語られています。

勉強でも仕事でも、あるいはコンピュータのプログラミングでもそうだが、
歯を食いしばって努力したところで大した成果は得られない。
努力するのではなく、その作業に「ハマる」こと。
なにもかも忘れるくらいに没頭すること。
それさえできれば、英単語の丸暗記だって楽しくなってくる。(p.76)

普通ならば、「好き」なものを見つけて、「ハマる」という順番を想像しますが、
実はその逆であるとおっしゃっているわけです。
確かに、(勉強とは別の話になってしまいますが、)初めて読むマンガは好きかどうかわかりません。
でも、気づけば夢中になっていて、「あ、好きかも」と気づくので、そういう順番が正しいのかもしれません。

 

2.自分の手でルールをつくる

これは上記の「ハマる」話に関連している内容です。
この文脈では仕事についての話なのですが、勉強でも同じことが言えそうです。

人はなにかに「没頭」することができたとき、その対象を好きになることができる。(p.128)
心の中に「好き」の感情が芽生えてくる前には、必ず「没頭」という忘我がある。(p.128)

前に述べたように、「没頭」「ハマる」ことから入ることが大切なわけですが、
1つ気になるのは、どうすれば「ハマる」状態に持っていけるのか。
その答えが「自分の手でルールをつくる」ことなのです。

自分でつくったルール、自分で立てたプランだったら、納得感を持って取り組むことができるし、やらざるをえない。
受動的な「やらされる勉強」ではなく、能動的な「やる勉強」になるのだ。(p.130)

また、自分でルールをつくる上でのポイントについても触れられています。

とにかく「遠くを見ない」ことに尽きる。(p.130)

これは普通と逆の発想かもしれません。ぼくは中長期的な目標を持つことを勧めていますが、
この言葉の意図は、人間の本質的な性質を突いた発言だと、次の言葉からわかります。

人は、本質的に怠け者だ。長期的で大きな目標を掲げると、迷いや気のゆるみが生じて、うまく没頭できなくなる。
そこで「今日という一日」にギリギリ達成可能なレベルの目標を掲げ、今日の目標に向かって猛ダッシュしていくのである。(p.130)

変に遠くを見過ぎると、途中で挫折をしてしまうのは確実です。
中長期的な目標を持ったとしても、それを「一日」の単位まで落とし込むことができれば、
自分のルールづくりにうまくはまっていくことでしょう。
いつ、どこで、どれだけ学習するかなどの環境づくりもルールに含まれていると考えられますね。

 

3.勉強とは大人を説得するツール

勉強は一体何のためにやるのか、とふと思ってしまうかもしれません。
中学生や高校生あたりが悩みがちの問題ですが、大人も同じことが言えるでしょう。
堀江さんは大学受験という文脈で語られていますが、大人の勉強に置き換えて読んでみてください。

無駄に終わる知識はあるかもしれないが、周囲の大人を説得し、自分で自分の道を切りひらく最強のツールは、勉強なのだ。(p.78)

会社に対する能力の提示だったり、勉強で得た知識で世界を広げることができます。
もちろん自分の趣味の学習はあるでしょうけれど、それさえも後々キャリアを広げる材料となるかもしれません。

 

4.「できっこない」という心のフタを外す

学習をする上で、実現したいことはさまざまあることでしょう。
ただ、一番やってはいけないことは、半ば諦めた状態で始めることです。
つい最近、記事で書きましたが、990点を取得するまで「無理」と思ったことは一度もありませんでした。
堀江さんは次のようにおっしゃります。

やってもいないうちから「できっこない」と決めつける。自分の可能性にフタをして、物事を悲観的に考える。
自分の周りに「できっこない」の塀を築き、周囲の景色を見えなくさせる。(p.133)

これではできることもできそうにありませんよね。
決して自分で壁をつくってはいけないということです。
自分のマインドセットは大変重要になってくると思います。

 

以上、『ゼロ』から盗む学習法でした。
思い当たる節があるところは、早速改善していきましょう。
これから学習を始められる方は、このあたりのことに注意してみてくださいね。

 

★NAVERまとめ
・英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701

★twitter まとめ
・TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?
http://togetter.com/li/321683

・英文の暗唱って結局どうやってやるの?
http://togetter.com/li/370989

・英語の音読には2種類ある?
http://togetter.com/li/511655

・「チャンク」で攻略する、英語力を底上げする方法
http://togetter.com/li/566056

・「ぼくらの英語サミット Vol.2 〜グローバルってなんだ?」が残したもの
http://togetter.com/li/567174