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アメトーーク「勉強しまくった芸人」からパクリたい学習法

アメトーークのスペシャル、アメトーーーーーークを心待ちにしていました。
というのも、<勉強しまくった芸人>のコーナーがあったからです。

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普段、テレビを見ない自分も学習のこととなれば、話は別です。
おそらくご覧になっていない方も多いかと思いますので、
気になったことや共感できたことをご紹介しておきたいと思います。
番組すべての内容ではありませんし、時系列ではないことはあしからず!

 

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○学習者がよく投げかける質問ベスト2

オリエンタルラジオのあっちゃんこと中田敦彦さんのお話。
次の2つの質問をする人は「危険」だそうで。

 

  • 1日何時間勉強すればいい?
  • どうリフレッシュすればいい?

 

前者は「量をやればいいとどこかで思っているから」という理由、
後者は「本当のリフレッシュの仕方を知らないから」という理由。

 

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では、どう考えればよいのか。

 

勉強は量より質!

これには激しく同意してしまいました。
ぼくは自分の決めた時間で最大限効果的な学習を追い求めるよう心がけています。
あっちゃんは具体的に「早朝3時から6時」という時間を提案していましたね。
頭が冴えることに加え、誘惑も何もないからということでした。

 

ただ、この点に関して、プロレスラーの棚橋さんは
「もともとできないレベルから脱するならば、量をこなすべき」
というのももっとも。
最高1日20時間は取り組んだことがあるというのは衝撃的でした。

 

おっしゃるとおりだとは思うものの、夜型の自分には無理ですが…。
自分のレベルに応じて、量と質のバランスを考えることは大切だなあと改めて。
とにかく量をやればいいんだと偏った考え方を捨てようというメッセージかと。

 

自分がどの方向に向かって学習に力を入れているのかは、
定期的にチェックする必要性はものすごくあると思います。

 

リフレッシュは違う教科をやること!

これは大学受験生に当てはまる話なので、参考にはなりにくいのですが、
複数の教材に取り組む際に使えるネタかもしれません。

 

リフレッシュというと、スマホだったりテレビだったりするものの、
これらのリフレッシュ方法では、勉強に戻ってこれないのが問題ですよね。
Twitter やゲームを始めてしまったらそこが最後でしょう。

 

そこで、あっちゃんが提示したのは、味変えをすること。
その味変えの方法が、別の教科で気持ちを切り替えるという方法です。

 

もし同じ方法を英語のみに応用するのであれば、
長文を読んでじっくり頭を使った後は、単純作業である単語の暗記のように、
頭の使う部分によって切り替えるとよいのかな、と。

 

もちろん、他の勉強がある方はリフレッシュをしたいと感じた時には、そちらに移るといいでしょう。
ぼくはTOEICと英検、その他でうまくリフレッシュができているように感じます。
あまり参考にならない例でしょうけれど…。苦笑

 

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○効果的な暗記の仕方

勉強をするうえで暗記は避けて通れません。
そこでいくつか「確かに」と思ったことをご紹介します。

 

アンダーラインを引きすぎない

 

オアシズの大久保さんが話していた内容です。
「あれもこれも出るんじゃないか」と線を引きすぎてしまう現象のこと。
大学受験勉強時によくやったなあ、という記憶があります。
「どこを強調するのか」を明確に意識しないと、結局、線(マーカー)だらけになるわけですね。

 

ぼくの今現在の注意点としては、
「すでに太字になっているところには引かない」
というものがあります。
現時点で目立ったいるのならば、それを改めて目立たせる必要はないという考えです。

 

歩きながら暗記をする

ロザンの宇治原さんが提唱していました。
彼は元素記号を歩きながら覚えたり、バスケのフォームにあわせて「あり、をり、はべり、いまそがり」の活用を覚えたり。

 

これはぼくも取り入れていることの一つです。
音読は歩きながら行うことはよくありますね。
加えて、身振り手振りをつけて、その動きと内容を連動させるわけです。
視覚以外の感覚を活用するということがポイントになりますね。

 

勉強を教えることで理解が深まる

誰が言っていたかは忘れていましたが、何度か話に出てきていました。
この方法を聞いたことのある方は多いでしょうけれど、
誰に教えれば…と困る方がいらっしゃるのもわかります。

 

そんなときは「自分」に教えるといいでしょう。
例えば、TOEICの Part 5 の問題を解いた後、自分に解説をしてみるんです。
頭の中でイメージするだけではなく、声に出すことが大切です。
なんなら録音までしてしまうと効果的ですね。

すんなり解説ができればOK。もしできなければ、自分の理解が不完全なところなのかもしれません。

ぼくは昨年から講師として活動を始めて、この効果を強く実感しています。
簡単な問題ほど解説するのが難しかったりしますね。

 

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とまあ、気になったところはこんなところでしょうか。
大学受験よりの内容で、英語の話はさほど出てきませんでした。
大久保さんがアクセントの話をしていたのですが、いまいちだったので割愛。笑
英語大好き芸人とかTOEIC大好き芸人とかやってくれないかなあ。。。

学習の成果が出ないときに「量」という言葉でごまかすな

ブログを始めたのが2006年で、そこから基本的には毎日学習を続けています。
その中で、TOEICという試験をベンチマークにしているわけですが、
数字という形で「成果」が提示されるのはメリットもデメリットもありますね。

 

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今日は後者のお話。
自分の思った成果が出なかったときに、

 

「あれだけがんばったのに…」

 

という気持ちがよぎります。
悔しさや悲しさがこみ上げ、何が間違っていたのか混乱をします。
ぼくもTOEICを通して、何度もこの感情を抱きました。
こういった感情を抱くと、多くの方が次のように考えます。

 

「勉強量が足りなかった」

 

割とこのケースに当てはまる方が多いのですが、
この一言で片付けてしまうのは非常にもったいない、
というか、本当にそれだけなのかを自分に問いかける必要があります。
一番手で問いかけていただきたいのが、次の疑問です。

 

「やり方はどうだろう?」

 

単語帳にのみ取り組んでいた、と言った学習の偏り、
実際に問題を解くことはしなかった、と言った試験形式から離れた取り組み、
1時間あたりでどれほど集中しているか、と言った学習の質など、
さまざまな観点で、自分の学習への取り組み方を見つめ直すのです。

 

現在の取り組みを続けるのか、別の取り組みにするのかは難しいところなのですが、
単に「量を増やせばいい」という考え方では、どこかで限界が来ますから。
それに、英語に無限に時間をかけられるわけではありませんし。

 

「努力が足りない」

 

その言葉にすべてが集約されるかもしれませんが、
自分に必要な「努力すべき内容」はじっくり考えなくてはなりませんね。

サッカー漫画『DAYS』から学ぶ「苦しい」が「楽しい」に変わるまでの我慢

ブログでは何度か口にしたことのあることですが、ぼくは漫画が大好きです。
自宅にかなりの漫画があり、ちょっとした漫画喫茶が開けそうなレベル。

 

以前、このブログでもご紹介した漫画『DAYS』(8巻)でいい言葉があったのでご紹介。

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つくしが今まで頑張ってこれたのは
お前らと 聖蹟サッカー部にいたかったからだ
だから 誰かのために
体に鞭を打って走れていた
ともすれば 別に好きでもないサッカーでもな
だからさ ここからのあいつは見物だぜ
ちょっと上手くなりだすと
たまんねえんだよな これが
面白ぇよな サッカーは

 

「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますが、
英語学習となると、「好き」という感情から入る人は決して多いとは言えません。
むしろ、「嫌い」という感情が大きく、何かしらの理由で取り組まないといけない状況にある。
避けて通ることができないならば、向き合うしかありません。

 

そこで、注目していただきたいには、後半の「ちょっと上手くなりだすと」という部分。
最初はネガティブな感情を抱いて当然でしょう。嫌々取り組んでいるわけですから。
「苦しい」と思う場面や逃げ出したい場面だってあるでしょう。

 

しかし、続けていくうちに、「できる」「わかる」気持ちが出てくると、
「たまんねえ」「面白ぇ」という気持ちになることが増えてきます。

 

嫌々取り組まなくてはいけないとしても、
もし「たまんねえ」「面白ぇ」という感情とともに取り組めるならば、
それに越したことはないですよね?

 

自分が「上手くなる」瞬間を見つけるために、自分を事細かに観察するのです。
この瞬間に出会うためには、苦しいことを乗り越えなくてはなりません。
ですが、その時期を我慢をして続けていれば、必ず出会うことができます。
壁にぶつかっても、じっくり乗り越えればいいのです。
転んでしまったとしても、また立ち上がればいいのです。

 

苦しいときは我慢のとき。楽しいと感じる自分に出会う前の準備段階だと考えられるといいですね。