昨日書いた記事は多くの方に読んでいただけているようで嬉しいです。
やはり「精読」を知り、その大事さや取り組み方に悩まれているからでしょう。
TOEIC リーディング満点を取れる「速読」の基礎となった「精読」を教えてくれた先生と本
その「精読」について、英語キュレーターのセレンさんが興味深いつぶやきをされていました。
大人になってから英語を始めた人には予備校の先生とかの話を聞くのは相当辛いと思うので(僕は勉強嫌いだったので絶対無理)、興味の湧くものでやるといいと思います、僕はこれだった。精読、正しいガイドを伴って読むプロセスは必ずいると思います。想像の解釈の余白を減らすのは大事。 pic.twitter.com/XGhiah1Cre
— セレン@英語キュレーター (@cellen0) 2016年12月1日
「大人になってから英語を始めた人には予備校の先生とかの話を聞くのは相当辛いと思う」
これは「なるほどなあ」と思いました。
セレンさんのように、学生時代に「勉強が嫌いだった」という方は拒否反応を起こすかもしれませんから。
特に、ぼくがオススメした富田一彦先生は癖があるため、読み手を激しく選びます。
そして、「大学合格」という絶対的な目標がある人向けに書かれているため、
人によっては「何これ、イミワカンナイ」となる可能性がありますね。
ちなみに、実は、その富田先生は大人向けに参考書を出されています。
いかにも怪しい『カリスマ先生の英文解釈』というタイトルですが。笑
「コンセプトに無理があり、絶版になった」と Twitter で先生ご本人がおっしゃっていました。
ただ、ぼくが読んだ限りは、「無理がある」とは決して思いませんでしたし、
7日間という短い期間で学べるよう、スーパーコンパクトに仕上げられていますので、
もしご興味を持たれた方は、中古品で手に入れてみてください。
改めてセレンさんのつぶやきに戻ると、後半にもむちゃくちゃいいことが書かれています。
「興味が湧くものでやる」
ぼくもこれには大賛成です。
英字新聞でも雑誌でも自分の興味で続けられるのが一番ですから。
セレンさんは村上春樹さん好きみたいで、こちらを使っているようですね。
ぼくはテキストだけ見たことがありますが、勉強しやすそうな印象を持っています。
そして、もう一つ、どうしても外せないことをおっしゃっています。
「正しいガイドを伴って読む」
ここです。
こうやって読むんだよ、というガイドのついたものでなければなりません。
というのも、「精読」が正しくできているかどうかの確認をしなくては意味がないからですね。
ぼくは大学受験向けの本をオススメとしましたが、もし大人向けでいい本があったら教えてください。
自分で目を通してみて、良さそうであれば、ブログでご紹介したいと思います。