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TOEIC 990点取得者が挑む英検1級一次試験結果発表(201706)

 

2017年6月4日。
早稲田大学にて英検1級を受験してまいりました。

 

TOEIC 990点取得者が挑む英検1級一次試験受験記(201706)

 

その結果発表が本日、インターネット上にて行われたわけであります。
結果をご覧になりたい方は以下のつぶやきからどうぞ。

 

 

さて、その結果をどどんと発表させていただきます。

 

 

世の中はそんなに甘くない、と現実を突きつけられました。

不合格です。

 

正直、結果は見えていました。

 

自己採点後に
「Writing で理由を3つ書け、と言われているのに2つしか書いていない」
と気づいてから、不合格だとわかっていましたとも。

 

自分の Facebook を見ると、ちょうど2年前の今日に「合格」をもらっていました。
2年という月日はパワーアップの期間ではなかったのかと疑いたくなります。

 

とはいえ、今回は不合格だったわけですが、収穫は多々あります

 

語彙力が『語彙問題 完全制覇』で伸びていること。
リーディング力が「TIME」の多読で伸びていること。
リスニング力が「実践ビジネス英語」のオーバーラッピングで伸びていること。
英検1級のテストテクニックが『100時間大特訓』で磨けていること。

 

2年前に初めて受験したときよりも確実に力はついています。
前回はビギナーズラックだととらえて、次回は実力できっちり合格したいです。
受験すら恐れていた英検1級の合格は手を伸ばしたすぐ先に見えた感覚を持っていますから。
ぼくはここではくじけません。
この結果を必ず次につなげていきます。

 



TOEIC 990点取得者が挑む英検1級一次試験受験記(201706)

 

 

ブログでは前々から宣言していた通り、英検1級の一次試験を受験してまいりました。
最初で最後のはずだった受験は2015年で、ちょうど2年ぶりの受験です。

 

 

ここ最近は安定した学習時間は取れなかったのですが、以下のことを実施していました。

 

  • 『英検1級 語彙問題完全制覇』を使った問題演習
  • 過去問を使ったリスニング
  • 「実践ビジネス英語」を使ったオーバーラッピング
  • 「TIME」の気になる記事を読解

 

2年前の記憶を辿ったときに「聞くことと読むことを丁寧に行う」ことをすれば、
過去問やテスト対策に執着しなくても「点数が取れる」と記憶していたので、
とにかくそれを毎日心がけるようにしていましたね。

 

さて、TOEIC とは違い、翌日に解答速報が出るのが英検のいいところ。
英検のサイトを確認の上、自己採点を実施した結果が以下の通りです。

 

うーん、微妙な得点です。
Writing が相当良くないと、合格は無理でしょう。
ただ、厳しい結果に終わりましたが、
初めて受けたときよりも手応えを感じながら受験をすることができたので、
成長を感じた受験となりました。

 

この結果をもとに、自分の受験内容を振り返ってまいりたいと思います。

 

まずは、Reading について。
時間配分がうまくいかなかったように思います。

語彙問題は15分程度で切り抜けられました。
知らないものは潔く諦めていたつもりですが、語彙の学習を進めたからか、
見かけたことのある語彙が増えて、変に迷う現象が生じたのが正直なところです。
知っている語彙の精度を高めていかないと、と反省した次第ですね。

この現象を言い換えると、語彙は定着しつつある証拠だとも言えるため、
この本の効果は半端がなかったと言えるでしょう。
(TOEIC でいう「特急シリーズ」が好きな人はこっちが合っています)

読解問題は、TOEIC 同様、答えの根拠は本文の中にあるので粘って探す作戦をとりました。
その結果、Listening の先読みの時間を設けられなかったのは、作戦ミスです。
あまり対策をやらなかった内容一致問題にミスが目立ったのは痛いところですね。
まだまだ正確に読めていない証拠です。

読まされる量に関しては、TOEIC のほうがよっぽど怖いと感じるものです。
自分は1つの文章をじっくり読むほうが性格的に合っているのかもしれません。
(普段から「TIME」をそういう読み方をしているからかもしれませんが。)

 

次に、Listening について。
先読みが出来ていない分、終始焦っていたのですが、苦手とする Part 1, 2 の問題の出来が良く、
逆に、得意とする Part 3 が出来が悪かったという結果になりました。
全体的に漫然と聞いている感じがあったため、
TOEIC の Part 3, 4 のように「聞き方」を固める必要性を感じています。

ただ、全体的に聞き取れる量が増えたのは、日々の「実践ビジネス英語」のトレーニングのおかげです。
ナチュラルに近いスピードと内容の英語を聞き続ける日々はリスニング力の底上げをしてくれたと思います。
実は、この本でも「実践ビジネス英語」はリスニングコンテンツとして激推しされているんですよね。

植田一三(イッチー)先生を信じて続けた甲斐があったなあと思っています。

 

最後に、Writing について。
出だしの1段落目は良かったのですが、それをサポートする内容がお粗末になってしまいました
昔の試験形式であれば、ポイントが明示されていた分、書きやすかったのですが、
それがなかったこともあり、なんとも根拠の薄い内容になってしまったと思います。
これは英語の問題ではなく、日本語の問題ですね。
自分で発信するだけの背景知識を持ち合わせていないのですから。

Writing については、ほとんど対策を取っていなかったので、それが結果となって表れたかと。
2年前の試験では Writing の分を他でカバーすれば何とかなりましたが、
今の試験形式ではそれが通用しません。
もう少し本腰を入れて、Writing の対策をする必要がありそうです。

 

 

ということで、Writing の出来が芳しくないこともあり、一次試験の突破は難しそうです。
ですが、試験に向かっての勉強は有意義なものだと思えたので、10月も挑戦してみようかと画策中です。
もしご一緒する方がいらっしゃったら、頑張ってまいりましょう。