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ショックと共に迎える第192回TOEIC公開テスト

公開テスト一週間前の学習計画の内容を変更して、
HUMMERさんの『990点攻略』Final Test を二日で取り組みました。
いやはや衝撃の結果だったため、ここに掲載いたします。

 

990点攻略

 


Listening:89/100(予想スコア:470) ※2倍速
Part 1:9/10
Part 2:28/30
Part 3:24/30
Part 4:28/30

Reading:90/100(予想スコア:460)
Part 5:36/40(12分)
Part 6:12/12(6分)
Part 7:42/48(35分)

 

もともと難しい問題な上に、2倍速だとかなりきつかったです。
先読みが遅れたところが数カ所あり、いい練習にはなったのですが。苦笑

 

前回取り組んだときと比べて、Reading Section の解答時間は速くなったため、
解答速度や読解速度はマシになっている証拠でしょう。

 

ただ、本来ならば、正答数は上がっているはずなのですが、ほぼ変わらず
これだけ間違いがあるとなると、復習が荒かったのでしょう。
加えて、同じ問題を間違っているケースがほとんどであるため、
一体どのような復習をしたのか、今から徹底的に検証します。
一度間違えた問題を復習して、なおも間違える問題は自分の弱点だと言えるからです。
と同時に、公開テストで同じ間違いを犯す可能性のあるところだとも言えます。

 

正答数だけ見ると進歩がなく、結構なショックだったのですが、
弱点が直前に浮き彫りになったのは、かなり美味しいです。
少し時間はかかるかもしれませんが、しっかり分析して、公開テストに臨みます!

『新TOEICテスト 990点攻略』と旅する「990点満点」への地道な取り組み

引き続き、HUMMERさんの『990点攻略』に取り組んでいます。
(本日は Final Test を行う予定が、諸事情によりズレたため調整中です。)

 

昨年はこれくらいの時期に、ただひたすらこの本だけに取り組んでいました。
以下、詳しくまとめてありますので、ご参考までに。

 

にわかTOEIC990点ホルダーの『新TOEICテスト 990点攻略』本の使い方

990点攻略

 

 

1カ月半も同じ教材に取り組んでいたとは、我ながら飽きずによく続けられたなと振り返って思います。
記事にもある通り、がむしゃらに取り組んでいたわけではなく、濃い内容を吸収するために必要な期間でした。

 

さて、それだけ取り組んだ教材に改めて今取り組んでいるわけですが、
なんとまあ…抜けが多いこと、多いこと

 

特に、語句の定着度が非常に低いですね。
990点を攻略するための本ですので、難しめの語句が多く散りばめられているわけですが、
1カ月半取り組んだ後で、それらに出会う頻度を増やすことができなかったため、
現状、身につけられていない語句が多いのだと分析しています。

 

これらの語句が本番でいつ出るのか、果たして出ないのかはわかりません。
ただ、出る出ないはさておいて、これを機にがっつり吸収しておくことに決めました。
ここ最近「語句は知っているに越したことはない」という考えが強くなりましたので、
貪り尽くすように身につけていきたいと思います。

 

この本に出てくる語句はTOEICを物差しにすると、難しめのものが多くて勉強になります。
どのPartでもその主旨で作られていますので、
負荷をかけた学習をされたい方には、現時点で最もオススメの一冊です。

 

 

一冊の本から得られるものは貪欲に身につけることで、990点を常に取り続ける状態に近づくことができると信じて。

TOEIC 990点取得者が韓国の『公式問題集 vol.5』TEST 1を解いてみた

次の日曜日に行われる第192回のTOEIC公開テストに向けて、日々調整中です。
現在はHUMMERさんの『990点攻略』に取り組んでいますが、改めて素晴らしい一冊だなあと…。

990点攻略

今日はひさしぶりに解いた模試のお話。しかも、新しい問題です。
模試は「自分が正解するための回路(=正解回路)」を確認するために解いています。
今回は、韓国の『公式問題集 vol.5』のTEST 1でございます。

韓国_公式問題集_vol.5

 

本番と同様の条件で解くことができませんでしたので、細切れで行っています。
また、少しでも時間を短縮したく、Listening は2倍速です。

 


Listening:95/100(予想スコア:435-490)
Part 1:10/10
Part 2:27/30
Part 3:29/30
Part 4:29/30

 

Reading:99/100(予想スコア:460-495)
Part 5:40/40(10分)
Part 6:12/12(5分)
Part 7:47/48(49分)

 

Listening はイギリス?の女性ナレーターさんに苦戦しましたが、
「こういう話し方の人がいても普通だよな」と思えば何てことありません。
どのPartも変わった(ひねった)問題はなく、公開テストよりは難易度が低いですね。
「本番で出そう」な問題にバンバン出会った印象です。

 

Reading は Part 5,6 は基本的な問題が多く、こちらも公開テストよりは難易度が低いと言えるでしょう。
Part 7 は「よく読めばわかる」という問題に苦戦するかもしれません。
これはつまり、「解答に時間がかかる」ということですね。
Reading Section で重要な「タイムマネジメント」が試される問題だと言い換えられるでしょう。

 

公開テストよりは難易度が低いからと言って「解かない」というのはものすごく問題だと感じています。
Listening も Reading も基本的な内容が多く、日本の vol.5 よりも何回も取り組み甲斐がありますから。

 

TEST 2 をいつ解くかはわかりませんが、新しい問題に触れるのは楽しいものです。
血が騒ぐ、とでも言いましょうか。わかる方にはわかる気持ち…ですよね?(誰に問いかけているのか…)

第192回TOEIC公開テスト一週間前から当日までの学習計画 @porpor35

やってまいりました、TOEIC公開テスト一週間前の学習計画、大公開。
誰が見ているのか、誰が期待しているのか、まったくわからない記事でございます。

 

学習計画表

 

そうであるにもかかわらず残し続けているのは、自分への備忘録です。
取り組んだ結果、本番でどのような成果をもたらすかを後々確認するため。
いつも通り、当日からの逆算で計算していきます。

 

 

テーマとしては、

  • 200問全問正解を常に狙う意識の醸成
  • アウトプットを意識した復習

です。

 

前者はぼくにとって当然のように見えますが、普段以上に意識をして狙って行きます。
後者は8月にTOEICのSWが控えているため、そこを見据えた学習というわけです。
ここ最近のTOEICの直前学習はTOEIC以外の素材にも触れていましたが、
今回は意識的に増やしていくこととします。

 

===
7/27(日)当日:
『公式問題集 Vol.5』TEST 1…数問
7/26(土):
『公式問題集 Vol.5』TEST 2
7/25(金):
『新TOEIC テスト 990点攻略』Final Test
7/24(木):
『新TOEIC テスト 990点攻略』Training, Practice Test
7/23(水):
『新TOEIC テスト 990点攻略』Training, Practice Test
7/22(火):
韓国の『公式問題集 Vol.5』TEST 1(後半)
7/21(月):
『TOEICテスト 一発逆転730点!』
7/20(日):
韓国の『公式問題集 Vol.5』TEST 1(前半)
7/19(土):
『TOEICテスト 一発逆転730点!』
===



異色のTOEICコラボ?『TOEIC TEST 超ガチリアル マッハフレーズ 555』

話題のTOEIC電子書籍に目を通しましたので、記憶が新鮮なうちに感想を。

 

TOEIC TEST 超ガチリアル マッハフレーズ 555

TOEIC_超ガチリアルマッハフレーズ

 

著者はTOEIC界でも有名なお二人でしょう。

YOJI Schneider さん

ブログ
twitter

HUMMER(濱崎潤之輔)さん

990点攻略

です。

この電子書籍はPVまであるので、ぼくが記事でご紹介の前にぜひご覧ください。
(なんか若干エヴァンゲリオンっぽさがあって好きですw)

 

さて、まずはどのような内容なのかを「はじめに」から引用します。

 

本書では、TOEICの成績表(ABILITEIS MEASURED)の、
リーディングパート(右側、下から2番目)の「語彙が理解できる」が
「最低でも80%」に到達できるように設計されています。

(中略)

この「意外な2人のコラボ書」というだけで心が躍ります。
「TOEICによくでる」ということだけで1冊の本になるには十分ですが、
本書ではさらに「圧倒的に覚えさせる」ということにも注力されています。
既存の単語本は一覧形式で掲載し、
「はい、後は自分で(一生懸命に、勝手に)覚えてね」という少しつれないものでした。
TOEICは忙しい中、取り組んでいる学習者(ビジネスマン)が多くいます。
そんな方々の脳に「追尾システム」のように覚えさせるメソッド(秘伝)と、
記憶のメカニズムが本書の後半部分で余すことなく明示されています。

 

ということで、TOEICに精通するお二人が頻出フレーズを555個厳選され、
かつ、覚え方のシステムが惜しげもなく披露されているというものです。

 

ここで、目次をご紹介しておきましょう。

 

===

はじめに
・執筆者2人よりマッハフレーズのご紹介/ご挨拶
・マッハの定義
◆マッハ1/リスニングパート(150 phrases)
Part 1/Standard 20/Upper 30
Part 2/Standard 10/Upper 20
Part 3 & 4/Standard 30/Upper 40
◆マッハ2/リーディングパート(405 phrases)
Part 5/Standard 85/Upper 85
Part 6/Standard 30/Upper 35
Part 7/Standard 85/Upper 85
◆マッハ3/シークレット・オブ・マッハ
・シークレット・オブ・マッハ(ZERO)
~記憶のインデックス~
・シークレット・オブ・マッハ(ZERO 2)
~脳機能の説明とTOEICスコアに直結する脳部位~
・シークレット・オブ・マッハ①
~空海と時の暗記法~
・シークレット・オブ・マッハ②
~パーソナル・ナンバ~
・シークレット・オブ・マッハ③
~マッチング・ダイス(Matching dice)~
◆マッハ4/マッハ講師のハナシ
・HUMMERのハナシ
・YOJIのハナシ
・エージェントKのインタビュー
◆マッハ5/マッハ・アソシエーション
・配列の工夫
・マッハ・ドリルのご紹介
おわりに

===

 

という感じの内容です。

ということで、内容のご紹介はここまでにして、皆さんがお待ちかねの感想です。

 

・Partごと/レベルごとに並んだ頻出フレーズ
TOEICの各Partで、かつ、StandardとUpperというレベル分けで並べられています。
フレーズをPartごとにおさえたい方、苦手Partだけを集中的に取り組みたい方にはよいでしょう。
実際、TOEICで見たことのあるフレーズが多かったです。
ガチリアルというだけあって、「まんま試験に出てもおかしくない」ものが普通にあります。

 

そして、マッハフレーズというだけあって、マッハで確認できる仕様になっているのもよかったです。
一見すると、フレーズ紹介部分のページは見にくいです。
5個のフレーズ+日本語訳(+ミニ解説)がぎゅっと並んでいますので。
しかし、ぎゅっと詰まっていることによって、5個のフレーズが一目で目に入り、マッハで確認していくことが可能です。

 

とはいえ、褒めちぎっても嘘くさいので、いくつか気になる点も申し上げておきます。

 

まず、「これも出るの?」というものが中にはあったことです。
これはぼくの知識不足で、きっとどこかで出没しているのでしょうから、
「マッハフレーズ 555」で覚えろという思し召しなのでしょうか。

 

次に、フレーズのレベルの区切れ目がわからなかったことです。
つまり、「どこからどこまでがStandard?」となってしまうということですね。
自分で数を数えればわかる話なのですが、区切れ目がわかるようにしてほしかったです。
(電子書籍なので、このあたりはすぐに対応してくれることを期待!)

 

 

・「なぜ覚えられないのか?」「なぜ覚えたことを使えないのか?」がわかる
単語やフレーズは「覚えられない」「思い出せない」という悩みは尽きないと思います。
そこを解消してくれるためのページが、「シークレット・オブ・マッハ」の部分です。
脳機能に則して説明をしてくれるため、説得力があります。
この本の第2のウリと言って間違いないでしょう。

そして、その悩みを解消するための覚え方を伝授してくれます。
正直、衝撃を受けました。「こう来たか」と。笑
おそらく好き嫌いが出る覚え方かなあという印象です。

 

 

感想としては以上です。
実は、この本はフレーズの紹介がメインで、覚え方はあくまで提案してくれているに過ぎません。
その覚え方を自分で実践できる方はいいのですが、それが難しい方に向けたドリルがあります。
もし「マッハフレーズ」をマスターしたいという方はぜひお買い求めください。
(ぼくはこれからドリルに取り組む予定です。)


TOEICで満点/高得点を獲得できる人とできない人

990点攻略

 

 

今日は『でる模試 もっと 600問』TEST 3の復習の日です。
問題を改めて解きながら、解説で思考回路がずれていないかを確認しています。
もちろん、語句の確認も合わせて行い、ストックを増やしています。

 

それと、もう一つ同時に行っていることがあります。

 

 

HUMMERさんこと濱崎潤之輔さんの

 

全力特急

990点攻略

 

を読み返しながら、自分が解答する際に強く意識しなくてはならないことを、
自分の思考回路と照らし合わせながら、確認しているのです。
両方ともHUMMERさんの解法が丁寧に解説されているので、本当にありがたいです。
時間を置いて読んでみて、また新たな発見があります。

 

ということで、12日の第187回公開テストの日にはおさえておきたいことを備忘録として残しておきます。
個人差はあるでしょうけれども、ハイスコアを獲得できるかどうかの分かれ目の話だと思います。
その辺りにご興味がある方や狙っている方にとって、ご参考になればと。
(ぼくが勝手に格言風にしてお送りしますことをご了承ください。)

 

  • Part 2は呼吸を整えて、一連のリズムで行え!
  • Part 2は集中と脱力のメリハリをつけよ!
  • Part 3,4の設問は、瞬時に簡単な日本語にせよ!
  • Part 3,4の設問は、読む回数を増やして頭に残せ!
  • Part 7は、文章も問題も選択肢もすべて読むことから逃げるな!
  • Part 7の文章は、該当セットが終わるまで、すべての内容を短気記憶として保持するつもりで読め!
  • Part 7の解答の該当箇所はピンポイントで示せ!

 

以上です。
挙げた内容をいかに体得できているかによって、スコアは変わってくることでしょう。
皆さんも試験時に意識しておきたいことは、ブログでも携帯でもノートでも何でも書き留めておくとよいですよ。
試験の前に振り返りやすいですからね。ぼくは今回の試験で、試験前にこれを見てから臨むことにします。

 

今日のBGM。試験に向けて高まります!

990点取得者が『でる模試 もっと 600問』TEST 1を解いてみた

1月の第187回までついに一週間をきりました。次のようなつぶやきをしました。

ということで、本腰を入れて、12日のTOEICに向けて突き進んでいきます。
もちろん狙うは990のみ。

と言っても、特別なことをするわけではなく、今まで同様、
二日で一模試をこなすスケジュールで挑みます。

この一週間で行いたいことは、HUMMERさんの言葉をお借りすると、

「自分が正解するための回路(=正解回路)」を確認する

ことに尽きます。
使用する問題が初見かどうかは関係ありません。

さて、その確認をするために使用するのが

『新TOEICテスト でる模試 もっと 600問』

です。

初めて解く問題ではあるのですが、編集協力をした際に、
音源を聞いたり、問題を見たりしているため、完全な初見ではないですね。

そのため、リスニングのみ2倍速という負荷をかけてTEST 1に挑んでみました。細切れです。
何かしらの形ですべての問題を見ているのですが、案外記憶に残っていないものです…。


Listening:93/100(予想スコア:465)
Part 1:8/10
Part 2:27/30
Part 3:29/30
Part 4:29/30

Reading:97/100(予想スコア:480)
Part 5:38/40(16分)
Part 6:11/12(7分)
Part 7:48/48(52分)

以前、難易度は『でる模試』赤に比べて「標準化」されたと書いた気がするのですが、ここで訂正をさせてください。
※TEST 1時点での感想ですので、残り2回分を終えたら変わるかもしれません。

リスニングはナレーターの癖がなくなったため、『でる模試』赤に比べて易しくなっています。
ただ、一般的な模試に比べると、やや難しいと言えるでしょう。

一方、リーディングは『でる模試』赤と同等の難易度で、一般的な模試に比べて難しい問題と言えると思います。

正直、『公式問題集』から『でる模試』に移行すると、面食らうでしょうね…。
ハイスコアを目指す方にはちょうどよい負荷になってよいでしょう。
このあたり、ご使用される際にはご注意ください。

ちなみに、今日は200問を解答し、間違った問題や不安だった問題をざっと確認して終了です。
明日、200問全体をきっちりと復習したいと思っています。

これが「二日一模試」のやり方の一つですので、参考になれば幸いです。




2013年発売のTOEIC対策本ベスト3の発表です

前回の記事で、2013年に発売したTOEIC対策本の中で、ぼくが使用したものを一覧にしました。
このようにまとめた理由は今回の記事を書くためです。

ということで、独断と偏見で2013年のTOEIC対策本ベスト3を決めたいと思います。
※2012年はこちら
※2011年はこちら
※2010年はこちらこちら

まずは、第3位から!
ぼくの中での投票結果ですと、獲得票数が同じ本が2冊。
どちらかに絞ることができませんでした…。

 

第3位

新TOEIC TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問200(森田鉄也著/朝日新聞出版)

 

新TOEIC TEST パート3・4特急Ⅱ 出る問総仕上げ(神崎正哉、Daniel Warriner著/朝日新聞出版)

選出理由としては、Part 1,2/Part 3,4の対策を行う上では、
この2冊に敵うクオリティーのものがないと判断したためです。

難化傾向にあるPart 1,2の独特さを見事に押さえた「パート1・2特急Ⅱ」。
分量と内容とともに、本番同様のものが感じられる「パート3・4特急Ⅱ」。
両方に第3位をあげたいと思っています。

 

続いて、第2位です。正直、1位と2位は接戦でした。

 

第2位

新TOEICテスト 990点攻略(濱崎潤之輔著/旺文社)

HUMMERさんの解法を学ぶのであれば、『全力特急』を選出しようと考えました。
しかし、第2位の『990点攻略』は、満点を獲りにいくための、
最高レベルの解法を学べるということで、こちらを選ばせていただきました。

また、『全力特急』にはない、豊富かつ難しめの問題が収録されているところも選出のポイントです。
「これでもか」というくらい負荷のかかるところはやり甲斐もあり、本番が楽に感じられました。

レベルが高い一冊のため、この記事の読者全員にお勧めできるわけではありませんが、
ハイレベルを目指すのであれば、ぜひ挑戦していただきたい一冊です。

 

そして、最後は第1位。この本を手にしたときの衝撃は今でも忘れられません。

 

第1位

3週間で攻略 TOEICテスト 900点! (大里秀介著/アルク)

Tommyさんこと大里秀介さんの処女作ですが、
Tommyさんの復習の「型」が余すところなく公開されています。

「1回分の模試(問題)を、いかにして自分の知識とするか」がうまくプログラム化されているのがこの一冊です。
TOEICの問題「解答力」と「英語力」を上げるために必要な復習の仕方がわかると言ってもよいでしょう。

900点を目標とする一冊ではありますが、「このレベルを目指す人はここまでやるのか」ということを知るためにも、
できるだけ多くの方に使っていただきたい一冊と言えます。

また、ところどころに出てくる
・Tommy’s Image(=Tommyさんが問題を解くときの思考回路)
・From the Blog(=ブログから抜粋した激励の言葉や学習のポイント)
といったところも、多くの方に役立つ部分でしょう。

 

以上、porpor主催の「2013年のTOEIC対策本ベスト3」でした。
もしよろしければ、皆さんのベスト本もコメントでお寄せくださいね。

2013年に発売→使用したTOEIC対策本をまとめてみた(レビュー付)

2013年が終わりを迎えようとしています。今年も多くのTOEIC対策本が発売されましたね。
その中で、ぼくが使用した書籍をまとめてみたいと思います。
本のレビュー記事(本のタイトルをクリック)とともに、ご紹介しますね。
(まとめた理由は次の記事で明らかになりますので、お楽しみに。)

■新TOEIC TEST 全力特急 絶対ハイスコア(濱崎潤之輔、Kim, Dae-Kyun著/朝日新聞出版)

800点あたりのハイスコアを狙う方にはオススメ。参考書として使いたい。
独学で満点を取得されたHUMMERさんの解法を真似したいならこの一冊から。
特に、Part 7の解法は必見。

 

■1日1分!やさしく読める フィナンシャルタイムズ&エコノミスト(中村澄子著/祥伝社黄金文庫)

こちらもハイスコアを狙う方向け。
TOEICの素材に飽きた方やレベルの高い素材でPart 7の対策をしたい方には最適。

 

■1日1分レッスン!新TOEIC TEST 千本ノック!6(中村澄子著/祥伝社黄金文庫)

最新の傾向が反映されている一冊。Part 5,6問題集の定番です。
使用し始めるならば、新しい「6」から。
1月の試験の前に解いておけば、本番で類似の問題に出会う確立は高いでしょう。
それくらい威力のある、旬の一冊。

 

■3週間で攻略 TOEICテスト 900点! (大里秀介著/アルク)

Tommyさんの処女作。
一つの模試や問題をどのように深く復習するか参考になること、間違いなし。
ハイレベルの方が間違えそうな問題が多めに収録されている点も素晴らしいです。

 

■新TOEIC TEST 読解特急5 ダブルパッセージ編(神崎正哉、TEX加藤、Daniel Warriner著/朝日新聞出版社)

特急シリーズの中の読解特急最新作。
ダブルパッセージに絞った対策ができる唯一の対策本ではないでしょうか。
問題のクオリティと解説の読みやすさは文句なし。

 

■新TOEICテスト 990点攻略(濱崎潤之輔著/旺文社)

HUMMERさんが990点を獲得するためにおさえてほしいポイントが詰まった一冊。
とても負荷がかかり、かつ効果が出る内容です。

 

■新TOEIC TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問200(森田鉄也著/朝日新聞出版)

Part 1,2を集中的に対策できる、数少ない一冊。
難化傾向にある2つのパートの難問が集まっているため、ハイレベルを目指す方にはうってつけ。

 

■新TOEIC TEST パート3・4特急Ⅱ 出る問総仕上げ(神崎正哉、Daniel Warriner著/朝日新聞出版)

Part 3,4を集中的に対策できる一冊。
前作とは異なり、本番に向けての実力確認に向く問題集でしょう。

 

■新TOEIC TEST 正解特急2 実践模試編(森田鉄也著/朝日新聞出版)

新書サイズで解ける模試。
以前別の書籍で使われた問題が、現在の傾向にあわせてバージョンアップ。

 

■頂上制覇TOEICテスト 究極の技術 トリプル模試(ロバート・ヒルキ、玉木史恵、トニー・クック、ガレス・モンティース著/研究社)
※まだTEST 3を解いていないため、レビュー記事はありません。

ここまで難しい、国内で発売されている模試は知りません…。
究極の高地トレーニングをしたい方にはぜひ挑戦していただきたいですね。

 

■TOEICテスト Part 5 できる人、できない人の頭の中(TEX加藤著/アルク)

斬新なPart 5,6対策本。二人の奥様の掛け合いは必見です。
内容もさることながら、取り上げられている問題が近々本番で出そうな雰囲気を醸し出しています。
解くならば、早めをオススメしますね。

 

■TOEICテスト 基本例文700選(基本例文700選 制作委員会/アルク)

TOEICに出そうな例文が700個つまった一冊。
例文に繰り返し触れることで、TOEICで使われる表現を自然と吸収していけそうです。

 

■TOEIC TEST 鉄板シーン攻略 文法・語彙(横本勝也著、ヒロ前田監修/The Japan Times) 

こちらも斬新なPart 5,6対策本でしたね。730点目標の方向け。
ストーリー展開とアプリとの連動で、どこまで学習効果が上がるかが楽しみです。

以上です。
ただ、持っているものの未使用のものがありますので、厳密に言うと、
2013年に発売された対策本すべてというわけではありません。(『でる模試 もっと』「TTT」「鉄板」 etc)
追ってレビュー記事とあわせて、ご紹介していきたいと思っています!

来年も引き続きさまざまな対策本が出ることでしょう。
今まで多くの書籍を使用してきた経験を活かして、
皆さんのスコアアップにつながる書籍を見つけるお手伝いをしたいところです。

独学でTOEIC990を獲る!『新TOEICテスト 990点攻略』

990点攻略

以前、「にわか990点ホルダーの『990点攻略』本の使い方」という記事で、
http://www.toeic990er-for-learners.com/blog/?p=1642
一カ月半以上使い込んだ一冊について、改めてレビューを書きたいと思います。

■新TOEICテスト 990点攻略
(濱崎潤之輔著/旺文社)

まずは、目次から。

はじめに
本書の使い方
TOEICテストについて
付属CDについて
Part 1 写真描写問題
Part 2 応答問題
Part 3&4 会話問題&説明文問題
Part 5 短文穴埋め問題
Part 6 長文穴埋め問題
Part 7 読解問題
おわりに

(別冊)Final Test
問題
解答一覧・予想スコア換算表
正解と解説

各Partの冒頭には「990点獲得のポイントと攻略法」があり、
「Training」「Practice Test」と練習の場が設けられています。

また、合間に3種類のコラムが用意されています。
・990点獲得の先輩に聞く!学習の秘訣①
・990点獲得の先輩に聞く!学習の秘訣②
・A Road to TOEIC 990

構成はいたって単純です。
ただ、著者であるHUMMERさんの想いが詰まった一冊であることは間違いありません。
「はじめに」でHUMMERさんは次のようにおっしゃっています。

本書は990点を狙う学習者の盲点となる問題を集約し、効果的に訓練を積めるように仕上げた。無駄な問題は1問たりとも収録しておらず、選択肢に登場する難語も過去の公開テストに登場したものを入れるようにした。

HUMMERさんの今まで築いてきたものを一挙に大公開するという一冊というわけです。
利用するにあたって、いくつか有効に感じた点をまとめてみたいと思います。

★990点を獲るためのHUMMER式アプローチを大公開
各Part冒頭にある「990点獲得のポイントと攻略法」は、990点を獲得しておくためには知っておきたいことばかりでした。
900点以上の方ならば、知っておいて損はないでしょう。

問題の解き方はもちろん、効果的なトレーニング方法まで書かれているため、とても参考になることばかりです。

★負荷のかかる、珠玉のトレーニングと問題
前の項目に書いたトレーニング方法に沿った「Training」が用意されています。
これがまた大変負荷のかかる内容で、やりがいがあります
何度も繰り返してトレーニングをすることで、TOEIC力や英語力が高まった実感がありました。

また、その後に用意されている「Practice Test」や別冊の「Final Test」にも、難しめの問題が出題されています。
もちろん、いたずらに難しくされているのではなく、あくまでもTOEICに出る範囲内でのものです。
TOEICに出る範囲内で、難しめの問題を解かれたい方は、問題集として使用するだけでも効果的だと思います。

★ちりばめられたモチベーションアップの言葉

image

各Partの冒頭のページには、写真のように、気合いの入る言葉が用意されています。
また、本文内や「はじめに」「おわりに」にも、気持ちが高まる言葉が多くあり、
HUMMERさんの熱さが感じられる一冊となっています。
こういう仕掛けは本で独学で学習する方にとっては嬉しい配慮ですね。

また、HUMMERさん以外に、(990を獲得した)先輩方のコラムがあります。
こちらも励まされる内容ばかりですので、やはり必見です。

と、要点を集約すると、これだけに絞られるのですが、
実際の熱量は、本書を読み、問題を解かなくては体感できないでしょう。
TOEICの高みを目指される方にとって、これは必携の書となると確信しています。

最後に、もう一つ、「はじめに」から言葉を引用して、この記事を締めたいと思います。

この本が990点という「高嶺の花」をつかむことにこだわり続けるあなたのお役に立てるよう、心から願っている。

★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701

★twitter まとめ「TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?」
http://togetter.com/li/321683

★twitter まとめ「英文の暗唱って結局どうやってやるの?」
http://togetter.com/li/370989

★twitter まとめ「英語の音読には2種類ある?」
http://togetter.com/li/511655

★twitterまとめ「「チャンク」で攻略する、英語力を底上げする方法」
http://togetter.com/li/566056

★twitterまとめ「「ぼくらの英語サミット Vol.2 〜グローバルってなんだ?」が残したもの」
http://togetter.com/li/567174