今年もこの季節がやってまいりました。
そう、ここ最近 TOEIC の新刊にときめかない(笑)ぼくでもときめくあの一冊。
買う時期は早いに越したことのないあの一冊。
新TOEIC TEST 中村澄子の千本ノック!即効レッスン1
(中村澄子著/祥伝社黄金文庫)
千本ノックシリーズの新刊が発売となりました。
まずは、簡単に内容からご紹介です。
Part 5 形式の問題が23問×5セット=115問。
Part 6 形式の問題が3問×4セット=12問。
タイトルの変更に伴い、装丁や本文のレイアウト、フォントも改良されています。
肝心の中身は今までの『千本ノック!』と同様、「問題→(次ページ)解説」というスタイルです。
また、『千本ノック』の特長である、以下の点は健在です。
・問われるポイント(観点、語彙)が本番さながらである
→本番でデジャヴ感を味わえる
→Part 5,6 のスコアアップにつながる
・文全体が本番より難しめで、いい負荷がかかる
→読み応えがあり、Part 7対策になる
2点目については「はじめに」でも次のように書かれています。
問題の英文を長めに作成しているのは、少し長めに作成されたパート5用の英文を読む練習をすることが、パート7の読解問題の準備体操になると確信しているからです。
ぼくもこの意見には激しく同意しています。
長くなくとも Part 5 の英文は読む練習に適していると思いますから。
そのため、パート7の長文を読むことに抵抗がある方は、
ぜひ「千本ノック」シリーズを使用してみてください。
一周をしてみたところ、適度な負荷がかかって非常にやりがいがありました。
試験で問われるポイントはもちろんのこと、
『新公式問題集』や市販の問題集では物足りない
英文の読みにくさを味わうことができますね。
ただ、この記事を見て「千本ノックをやろう」と思った方の中で、
今までかなりの冊数が出ているので悩まれる方がいらっしゃると思います。
オススメの順番は公開テストを受験されるのであれば、新しい順です。
というのも、「千本ノック」シリーズは最新傾向を反映した問題が
数多く収録されているからです。これは他の追随を許さないでしょう。
もし近々、公開テストを受験予定の方は目を通しておいて損のない一冊です。
7月の公開テストで見かけた問題に似たものがありました。
9月にも同様のことが起こるのは間違いないでしょう。
最後に、ぼくが解いた成績と間違えた(即答できなかった)問題を掲載します。
TOEIC の頂を目指すものとしてはどの問題も瞬殺できなければまだまだです。
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・条件:全文ベタ読み
・BGM:周りのガヤガヤ声
Lesson 1:5分30秒 23/23
Lesson 2:6分30秒 21/23(5,7)
Lesson 3:6分00秒 22/23(22)
Lesson 4:5分00秒 23/23
Lesson 5:5分30秒 21/23(12, 14)
Lesson 6:3分30秒 12/12
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(おまけ)
難易度が問題ページに戻ってしまったのは残念でした。
それ以外はバッチリ改良されているのではないでしょうか。
※参考:過去の『千本ノック!』レビュー
・Part 5,6の最新傾向を知りたいなら!『1日1分レッスン!新TOEIC TEST 千本ノック!7』
・Part 5だけでなくPart 7にも効果的!『1日1分レッスン!新TOEIC TEST 千本ノック!6』
・速読の練習にも使える!『1日1分レッスン!新TOEIC TEST 千本ノック!5』
・やっぱり定番!『新TOEIC TEST 千本ノック!4』
・1日1分レッスン!新TOEIC千本ノック!2