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今日のTOEIC出る単 turn out

ここ最近、英検対策のブログになりつつありますね。
記事を振り返って驚きました。

 

TOEICの公開テスト後の個人的な話すらしておらず……。
そこで、morite2 先生風のことをタイトルにしてみました。
しかし、ノリでつけたので続けるつもりは毛頭ありません。

TOEIC TEST 英文法・語法徹底トレーニング

 

ただ、turn out は扱いたいなあ、と思いまして。
なんとなくの思いつきです。

 

 

turn(向きが変わる)+out(外へ)というところから、
よく turn out (to be …) で「…であるとわかる」という意味で使われます。

 

この語句って要は<be動詞の延長線上にある>ものですよね。
ぼくの慕う大西泰斗先生は

「be動詞に意味をオーバーラップさせる」

といった表現をされますね。

 

以下の例文で見てみましょう。

This machine is useful.(役立つ)
This machine looks useful.(役立つように見える)
This machine turns out (to be) useful.(役立つとわかる)

 

意味の違いは、使われる動詞によってくっきりわかれますね。

 

そうそう、turn out と言えば、あとに to 動詞(原形)が続くイメージが強いですが、
動詞ing が続くこともあるんですねえ。

 

http://toastyhat.tumblr.com/post/118391194629/i-was-afraid-it-would-turn-out-looking-lifeless
※怪しげですが、ご安心ください。英語の素材です。

 

……と開いても怪しげですが、見るべきは文章です。

 

it would turn out looking lifeless and flat

 

バッチリと使われていますね。
lifeless and flat なように見えるとわかる、という感じでしょうか。

 

 

見慣れた表現もまだまだ知らない使い方があるなあと思わされたのでした。

第200回TOEIC公開テストの前々日に気づいたこと

ついに節目のTOEIC公開テストがやってきました。
前回のテストの結果が納得のいくものではなかったため、
いつもよりは多めに TOEIC の問題に触れるようにしています。

 

昨日のつぶやきで次のようなことを書きました。

 

 

衝撃的な事実とは何かと言うと…。

 

・Part 5 の問題回答スピードが落ちている
・Part 7 の読み方が雑になっている

 

前者は前回のテスト中に感じたことでしたが、
後者は問題を解きながら気づいたことです。
特に、Part 7 の文章を読むスピードは落ちていないのですが、
なんだか目を動かしているだけで、頭にしっかりと刻み込まれていない模様。

 

はて、どうしたものか。
とはいえ、正直、ここまで来たら、
できることは限られています。

 

前日でやることは以下のとおり。

 

<Part 5 の問題回答スピードが落ちている>という問題に対しては、
今まで解いた Part 5 の問題を解き直すことで、
調子の良いときのスピード感覚を体で思い出すことです。

 

そして、<Part 7 の読み方が雑になっている>については、
Part 7 の英文を読みながら、スピードをほんの少し落として、正確さを重視することです。

 

読み間違えをしないこと。
一読で意味と状況がすっとイメージできること。

 

このあたりを意識しながら、テストまでの残りの時間を過ごしたいと思います。


神崎先生の『TOEIC パート5特急』高地トレーニング問題(無料)が凄すぎる件

TOEIC界の重鎮の一人である神崎正哉先生の新著

 

『新TOEIC TEST パート5特急 400問ドリル』(朝日新聞出版)

特急_パート5特急

 

を手にされた方は多いでしょう。
ぼくもすぐに書店に行き、何度か取り組みました。

 

まだレビューが書けていないのですが、
ある程度のレベルに達している方には、
非常にオススメの一冊になっています。

 

そんな素晴らしい本のサポートページがあるのをご存知でしょうか?

 

『パート5特急』サポートページ

 

その中には、問題の詳細の解説ファイルや、
この本以外のオススメの本が紹介されているのですが、
そこに新たなコンテンツが加わりました。
その名も、

 

上級者のためのパート5高地トレーニング100問

 

です。

 

もともとコスパがいい本であるにもかかわらず、ここまでやっていいのか、という衝撃です。
先日の第199回TOEIC公開テストの結果が散々だったこともあり、
Part 5 の素材を探していたところで出会いました。

 

今、少しずつ解いているのですが、もともと簡単とは言えない問題を
難しめに加工しているため、やり甲斐がむちゃくちゃあります。

 

この記事を執筆現在は2セット分(1セット100問)が用意されています。
『パート5特急』読者の皆さんはぜひチャレンジしてみてくださいね。
ぼくもチャレンジが終わり次第、記事にしていきます。

 

 

その前に『パート5特急』のレビューをまとめたい。。。

TOEIC の Part 6 をネタにして読むスピードを測る

 

第199回TOEIC公開テストを受験された皆様、お疲れさまでした。
今回はTOEIC合宿に参加をしていましたため、受験はできませんでした。
月曜日に帰ってきたため、じっくり情報収集はできていませんので、
これから少しずつブログなどを徘徊予定です。

 

さて、レアジョブさんが運営する「English Path」の連載記事のご紹介です。
しばらくブログではご紹介していなかったため、いくつかまとめてどどんといきます!

 

tegamitori

 

=====
vol.13:空欄を埋めるだけが TOEIC Part 5 の対策ではない

vol.14:TOEIC Part 5 の語彙問題対策は語彙問題以外で行う

vol.15:TOEIC リーディング力アップのPart 5 問題文シンプル活用法

vol.16:TOEIC のPart 6 を1分で読めますか?
=====

 

ブログの記事更新の頻度を下げた新年から、記事としてご紹介はしていなかったようです。
Part 5 に関するものを3本、Part 6 に関するものを1本アップさせていただきました。

 

自分の復習の仕方を一本の記事にまとめることは頭の整理につながります。
「自分はこんな考え方をしているのか」と改めて発見することも多いですね。

 

どれもご一読いただきたい記事なのですが、中でもリーディングセクションでは地味な Part 6 の記事をぜひ。
「読むスピードを上げたい」とお思いの方は多いことでしょう。
そんな中で、Part 6 をどう扱っていくかをお伝えさせていただいています。

 

もし気になる点があれば、ブログでもTwitterでもコメントをくださいませー!

==========
(参考)
vol.1:効果的な英語学習を始めるにあたって準備しておきたいこと

vol.2:TOEICがくれた、楽しみと苦しみの意味

vol.3:TOEICのリスニングスコアを満点にするまでに具体的に行った4つのこと

vol.4:短いけれど侮れない! TOEIC Part 1の復習における3つのツボ

vol.5:TOEICを英会話力アップに活かす、Part 2の復習法はこれだ!

vol.6:TOEIC Part 3,4 はリーディング力も問われている?

vol.7:TOEIC Part 3,4 の60問分の音声を最後に聞いたのはいつ?

vol.8:TOEICのリスニング練習に飽きてしまった人に朗報! リスニングの習慣化を狙える、おすすめの海外ニュースサイト(動画)

vol.9:TOEICに出る「単語」をいかにして身につけるか-大学受験時から実践している勉強

vol.10:TOEICの頻出「単語」の勉強法でほんの少しだけ意識しておきたいこと –試験範囲を最大限利用する−

vol.11:TOEIC の参考書や問題集の使い方に関する質問で最も多い「何回繰り返せばいいの?」に対する一つの答え

vol.12:レアジョブ英会話を使って TOEIC SW テスト対策をしてみた
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TOEICでよく出る英文法を4回でおさらいしよう@schoo

ぼくは昨年11月頃からオンライン上で実施した全12回のTOEIC授業を、
多くの方がご覧くださっているとschooの方からご連絡をいただきました。

 

「porpor流・TOEIC対策 – 600点以上取得のための学習法」全12回

schoo_TOEIC_3month_200up.ver.4

 

=====
1限目:TOEIC学習のプロが教える、3カ月で600点を目指す超特訓:事前準備編
2限目:TOEIC学習のプロが教える、3カ月で600点を目指す超特訓:Part 1対策編
3限目:TOEIC学習のプロが教える、3カ月で600点を目指す超特訓:Part 2対策編
4限目:TOEIC学習のプロが教える、3カ月で600点を目指す超特訓:Part 5対策編
5限目:TOEIC学習のプロが教える、3カ月で600点を目指す超特訓:Part 3対策編
6限目:TOEIC学習のプロが教える、3カ月で600点を目指す超特訓:Part 4対策編
7限目:TOEIC学習のプロが教える、3カ月で600点を目指す超特訓:Part 2 対策(発展)編
8限目:TOEIC学習のプロが教える、3カ月で600点を目指す超特訓:Part 7対策編
9限目:TOEIC学習のプロが教える、3カ月で600点を目指す超特訓:Part 5 対策(発展)編
10限目:TOEIC学習のプロが教える、3カ月で600点を目指す超特訓:Part 6 対策編
11限目:TOEIC学習のプロが教える、3カ月で600点を目指す超特訓:Part 7(ダブルパッセージ) 対策編
12限目:TOEIC学習のプロが教える、3カ月で600点を目指す超特訓:まとめ編
=====

 

3カ月をかけて、TOEIC で600点以上の取得を目指す方を意識して、
Partごとの解き方や学習法について、porporスタイルでお話してまいりました。
ご興味のある方はぜひご覧くださいませー。

 

そして!

 

連続授業の第二弾として、3月末からスタートさせていただくことになりました!
全4回となります。

 

「TOEICでよく出る英文法」

20150328_schoo
=====

1.<英語の骨組み(主語+動詞)>を見抜く
2.<品詞>を知る [PART 1]
3.<品詞>を知る [PART 2]
4.<つなぐ言葉>を知る

=====

 

ありきたりと言えば、ありきたりだと思われたのではないでしょうか?
では、ここで、そのように感じられた方にご質問です。

 

「どれだけ自信を持っていますか」

 

英語の骨組みである主語+動詞を見抜けるか。
品詞の使われ方を理解しているか。
つなぐ言葉(例.接続詞、関係詞)を難なく使えるか。

 

当たり前のことをどれだけ<素早く><正確に>できるかが、
TOEICでは問われています。どの Part でも、です。

 

これらの知識を自分のものにできれば、
TOEICだけではなく、英語に触れる際に活きることは間違いありません。
それはぼくが身をもって体験していますので、
その体験をみなさんと共有したいと思っています。

 

「前からやりたかったけれど、手をつけられなかった」
「始めたものの、なかなか続かなかった」
「イマイチ説明を読んでもわからなかった」

 

こういったお悩みをお持ちの方はぜひご覧ください。
英語のベースを作るための時間としたいと思います。
損はさせません。楽しみにお待ちくださいね。

 

<参考>
★schoo(スクー)とは?
13万人が登録するオンライン上の学校。
ぼくの授業が含まれているビジネス英語学部は、
約6000人の学部生が所属しているとのことです。
メールかFacebookで登録でき、生放送はすべて無料です。
受講1回目は無料、2回目以降はプレミアム学生に登録(月額525円)すると受講できます。
自分のペースで復習をしたい方はプレミアムでどうぞ。
https://schoo.jp/premium

#Eハングアウト で TOEIC Part 5で「スコアアップに本当に必要なこと」をガチトーク

 

毎月の第3週は恒例となりつつある「Eハングアウト990」を放送いたしました。
冒頭でお話したとおり、今年はランダムに、気の向くままにテーマ設定をしていきます。
「この話を掘り下げてほしい」などあれば、もしかしたら取り上げるかもしれません。

Ehangout990_logo

さて、今回は2015年一発目として、Part 5 をテーマにお送りしました。

 

Eハングアウト990 Vol. 9…TOEIC Part 5 特集「スコアアップに本当に必要なこと」

今回から番組を45分と縮小したり。

番組中には次のzuknowの単語カードセットを使ったアクティビティーを行ったり。
TOEIC Part3,4 設問先読み<25本ノック>

ノープランで好き放題お話したり。

 

あっという間でしたね。

 

ぼくの中の結論としては、番組後につぶやいたとおり、

 

 

な感じです。

 

45分よりもオーバーをしてしまいましたが、いつもよりまとまった内容になったと思います。
ぜひ細切れにでもご覧いただけますと幸いです。

 

なお、zuknowアプリのダウンロードは以下よりどうぞ!

zuknow

 

【告知】
1/27(火)@渋谷、セレンさんとともに新年会を行います。
学習者同士で集まって、刺激をし合うことによって、
2015年の英語への取り組みのモチベーションアップに使っていただければと。

(30名限定)セレン&ポルポル Presents 2015キックオフ新年会

もしFacebookをされていない方や実名を明かしたくない方は、
ぼくかセレンさんになんらかの形でご連絡いただければ幸いです。

 

 

(参考)
・Eハングアウト990 VOL.1…TOEIC Part 1, Part 2特集

・Eハングアウト990 VOL.2…TOEIC Part 3 特集/リスニングの秘訣と対策テクニック

・Eハングアウト990 VOL.3…英語学習3年半でTOEIC何点取れる?

・Eハングアウト990 VOL.4…TOEIC Part4特集「本当に効果的な対策ってなに?」

・Eハングアウト990 Vol.5…TOEIC Part5特集「完全スコアアップを目指した学習法とは?」

・Eハングアウト990 Vol.6…「コーホスト&ゲストの最新TOEICスコア大公開」

・Eハングアウト990 Vol. 7…TOEIC Part 6 特集「攻略の仕方&対策の正攻法」

・Eハングアウト特別編:コーホスト大集合スペシャル

・Eハングアウト990 Vol. 8…TOEIC Part 7 特集「英語を正しく早く読み解く力を育てる」

「ちはやふる」が教えてくれた Part 5 の正確さとスピードの交点

ぼくが漫画好きなのは、もはや言うまでもないでしょう。(え、そうなの?)
お気に入りの漫画の一つに「ちはやふる」という競技かるたの漫画があるんですね。

 

ちはやふる_17

 

そのとあるシーンで、顧問の先生がかるたについて次のように語ります。

 

かるたは矛盾の競技よ
速く取ればお手つきが増え
遅いと取られる
その矛盾とつきあいなさい
自分にとっていちばん最適な矛盾の交点を探しなさい

 

普通はかるたの漫画の一つのセリフとして読むのですが、
ぼくは何かと英語学習と結びつけてしまうことが多く、
先生の言葉が次のように聞こえたんですね。

 

Part 5 は矛盾の問題よ
速く答えれば間違いが増え
遅いと他の Part に時間が取られる
その矛盾とつきあいなさい
自分にとっていちばん最適な矛盾の交点を探しなさい

 

ほら、違和感はないですよね?
Part 5 は正確さとスピードの両方が求められるのは多くの方が理解しているでしょう。
とはいえ、理解はしているものの、うまくバランスを保てないという悩みが多いのも確かです。

 

この悩みに対して唯一の正解はありませんし、そのバランスを言語化することは非常に難しい。
そのため、問題演習をしていく中で「自分にとって最適な」バランスを見つける必要があるのです。
ぼくも未だに問題を解いては「今のが最適だったのだろうか」と振り返ることにしています。
おそらく TOEIC がある限り、考え続けていくことになるでしょう。

 

言うは易し、のことではありますが、自分を客観的に観察して、
「自分にとって最適な」バランスを探し続けてほしいと思います。

TOEICのスコアアップにつながる最短の英文法学習法とは?

最近、TOEICの問題を素材にした英文法の本に目を通すことが多いです。
授業の機会が増え、その中で「英文法」に言及することが増えたからです。

文法特急

 

新TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!
新TOEIC TEST 文法特急/同 2
TOEICテスト Part 5 文法をこれ以上無理やっちゅうほどやさしく教える本
TOEICテスト 英文法 プラチナ講義

 

これらに加えて、総合対策の文法部門も研究中です。

 

新TOEIC TEST 入門特急 とれる600点
新TOEIC TEST 全力特急 絶対ハイスコア

 

先に挙げたHUMMERさんの新刊の冒頭に次のようなコメントがあるんですね。

 

TOEICテスト攻略の要は文法です。

 

ぼくもこれには強く同意しているため、
その文法をどのように知ってもらい、体得してもらうかを考えています。
先人のやり方を参考にしながら、自分なりの「型」を作っている最中ですね。

 

いろいろと見ていて、どうしても避けて通れないと感じているのは、
品詞(英文のパーツ)に対する理解です。
ここだけは譲れない。

 

ただ、品詞をどのように伝えていくかは工夫の余地がありますので、
ここで考えるのを止めることなく、考え続けたいと思います。





『TOEIC ドリーム特急 全パート実践対策』加藤優先生の一言が妙に刺さる

先日、次のようなつぶやきをしました。

 

 

すると、引き寄せの法則が働いたのか何なのか、
『ドリーム特急』の Part 5 を取り組んでいたときに、次の言葉が目に留まりました。
加藤優先生のお言葉です。
ドリーム特急

目的語をとる動詞を他動詞、目的語をとらず前置詞とセットになる動詞を自動詞といいます。その語を使ったフレーズや文を繰り返し音読することで英語感覚が磨かれ、反射的に正答できるようになりますよ。

 

自動詞や他動詞という言葉を聞くだけで「いやっ」という反応をされる方もいるかもしれません。
「正直に言って、どっちがどっちだかわからなくなる」という相談を受けることは多いです。

 

しかし、後ろに続く「相性のよい言葉を知らずして、その動詞を知っていることになるのか」というのは疑問。
やはり「動詞+目的語」「動詞+前置詞」はコンビネーションでおさえておいたほうがいいと思うのです。
これは TOEIC に限った話ではなく、英語を使う上で必要な知識です。

 

自動詞や他動詞という用語を忘れてしまっても構いません。
目指すのは「これは自動詞」と言えることではなく、後に何が続きやすいのかがわかる、ことですから。

 

ただ、最初はそれを意識的に区別をするために、自動詞や他動詞という言葉で分類していくとよいでしょう。
その意識とともに、フレーズや文といったまとまった状態でおさえていくわけです。

 

慣れるまでは非常に煩わしく感じますが、ここがスッキリとすると、英語の見え方がガラッと変わりますよ。
後に続きやすい言葉がわかれば、聞くときにも読むときにも予測がついて、処理速度が上がりますから。

『TOEICテスト Part 5 文法をこれ以上無理やっちゅうほどやさしく教える本』@ProcessE って奇妙なタイトルの本

ひさしぶりに新しい TOEIC 本のレビューをば。
読み終えていたものの、なかなかじっくりと記事を書く時間がありませんでした。
その本とは、ちょっと異色なこちら。

 

 

TOEICテスト Part 5 文法をこれ以上無理やっちゅうほどやさしく教える本
(天満嗣雄著/アルク)

TTT_文法これやさ

 

問題集ではあるのですが、どちらかというと読み物に近い印象です。
読んでみて思ったことを簡単にまとめておきますね。

 

 

本番レベルの問題を解きながら、「英文の仕組み」「解答時の注意点」がわかる!
これは当たり前のように感じられるかと思いますが、「はじめに」にもあるように、
「初心者向けのTOEIC Part 5問題集」となると、問題が途端に簡単になるものが多いんですね。
本番の問題を見ずして、本番に向かうのは無謀としか言いようがありません。

実際に問題を解きましたが、本番に出るレベルのものたちでした。
でも、解説は「英文の仕組み」「解答時の注意点」というところにしっかり重きが置かれています。
1問に対して、入念に解説が書かれているため、英語の形が理解しやすいですし、
各問題の下にある〈考えるヒント〉は「解答時の注意点」がすぐにわかります。

 

「品詞」「動詞の形」中心に絞った掲載項目!
ぼくがこの本をオススメしたい一番の理由がここです。
Part 5で得点源にすべき、かつ、英語を使う上で大切な項目に内容が絞られているということです。
文法やPart 5となると、「どこから手を付ければよいかわからない」という方がいます。
そういった方に「ここから初めてほしい」というポイントがまさにここなのですね。

 

「基礎編」全文朗読は無料音声ダウンロード!
この本の基礎編部分と英文は音声になっています。
「音声を聞くだけで効く」という、この試みは初めてではないでしょうか?

本を読むだけではなく、直接説明を受けるほうが印象に残りやすいですよね。
そして、満員電車などで本を開けない方には、とても便利な音声です。
音声をフル活用するといいでしょう。

 

ただ、天満さんの声はものすごく素敵なので、やや眠くなるかもしれません…。笑

 

 

何はともあれ、この本をしっかり読み込めば、
文法の基礎ががっちりとし、Part 5の正答数を上げられるでしょう。
そして、他の本の文法説明がよく理解できるようになるでしょう。

 

最後に、ぼくだったらこう使う、というお話。
この本は「基礎編」と「応用編」で構成されています。
そこで、

・「基礎編」を数周する:天満さんの言いたいことをつかむ
・「応用編」に挑戦する:力試しをする
・わからないところは「基礎編」に戻る

という感じでしょうか。
これにうまく音声を絡ませながら、進めていくと思います。