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第213回 #TOEIC 公開テストを受験した後に見えた復習の甘さ

第213回 TOEIC Listening & Reading 公開テストの翌日のことです。
英文を読む練習がてら、『読解 特急』を引っ張り出してきました。

読解特急
そして、素材となる文章だけを読んでいたときのことです。

 

いやはや、驚きました。
Part 7 の同義語問題として出題された go with がそこにあるのです。
この一冊を解いたみなさんはお気付きでしたか?
ぼくはこの日出会うまで、go with が使われていたことの記憶などありませんでした。

 

 

これはつまり、

 

「復習が甘い」
「読み返す回数が足りない」

 

という証拠でしょう。

 

何度もやり込んでいる『単語 特急』であれば、
「これはあの本で出てきたぞ」というように、すぐに気付くはずです。
その点、『読解 特急』は読み込めていなかったのだと思います。
これは回数の問題というより、復習1回ごとの質の話になるでしょう。

 

 

そして、もう一つ気をつけておきたいことがあると気付きました。
『単語 特急』著者の森田鉄也先生のブログ記事から引用をさせていただきます。
morite2 先生の最後の言葉は重みがあります。

 

TOEIC復習表現go with

 

やはりTOEIC側は英和辞典にどう掲載されているかは考慮してくれないですね

 

そういう語句を出題してくるのが TOEIC であれば、
我々、受験生もそこを意識した学習をする必要があるわけです。

 

簡単な語句を見逃さない

 

という姿勢です。
今回は、たかが go with です。
簡単な単語の組み合わせです。
どうしても知らない語句や難しい語句にとらわれがちですが、
そこを自分に厳しく問いかけてみる姿勢が大事なのだと思います。

 

自分は使い方も意味もちゃんと知っているか、と。

「公式」系以外を使っての Part 7「雑食」読み

TOEIC を学習する上で信頼できる教材は「公式」系ですよね。

TOEIC_新_公式実戦_Listening

TOEIC_新_公式実戦_Reading

 

ちょうどこの記事を書いている日に新しい教材の発売が発表されましたね。

 

2016年10月13日、発売決定 「公式 TOEIC(R) Listening & Reading 問題集1」

説明のところにある「書き下ろし」の真相が気になりますね。
頼むから韓国の「公式」系ではありませんように……。
発売までに改めて『公式問題集 新形式問題対応編』を総ざらいしておきたいですね。

 

===

 

さて、TOEIC 学習で信頼できる教材だからこそ、「公式」系は使う機会が増えます。
正直、ぼくは試験前には「公式」系以外を使わないようにしようとするほどです。
というのも、「本番っぽくない」と思わされることが多いからです。

 

特に、Part 7 の文章が「読みにくい」んですね。
「公式」系や本番では流れるように読める英文が多いのですが、
「公式」系以外だと、変なノイズが入ってくるイメージです。
非常に感覚的なのですが、そんな印象を受けるのです。

 

ところが、最近、その制限を外すようになってきました。
つまり、「公式」系以外の素材を積極的に使おう、となったということです。
むしろ、前に述べたノイズを味わいたいと思うようになりました。

 

すらーっと読める「公式」系で、本番らしさを味わうことは非常に重要なのですが、
ぼくにとっては

 

「公式」系は負荷が少ない素材である

 

という結論に至ったからです。
先ほど述べたノイズは、ぼくにとっては負荷になりうる、というわけですね。

 

ぼくは今まで Part 7 の勉強法として、「Part 7 の英文だけを読む」ことをお勧めしてきました。
問題を解こうとすると、勉強時間が余計にかかってしまいますからね。
英語を読むことに集中したいのであれば、この方法は効果的だと思います。
実際、自分が実践して効果的だったからこそ、今でもお勧めしていますし、自分でもやっています。

 

現状、使いまわしている教材は、以下の2つです。
「公式」系ではないものを使って、負荷をかけるイメージです。
特に、Hackers は量が多くていいですね。

 

 

同じく、英文量が多いこの1冊は、TOEIC 直前の1週間で登場することが多いです。

 

 

毎日、読解する量を稼ぐためにやっていることのご紹介でした。
「公式」系かどうかにかかわらず、英語は英語なので、雑多に読んでいこうというのが今のスタンスです。

単語帳で英単語を調べる楽しさ

 

今、東京海洋大学と神田外語学院という学校をメインにして講師の仕事をしています。
東京海洋大学では前期日程が終わり、神田外語学院では2学期が始まったところです。

 

ぼくは授業の準備を入念にしていくタイプなのですが、
よくある準備のひとつに「単語を調べる」という行為があります。
その際には辞書を引くことはもちろん、単語帳で調べることもします。
主に使用するのは次の二冊です。

 

出る単

 

単語特急_新形式対策

 

なぜ単語帳で調べているのかは「TOEIC での出現の仕方」を知るためです。
そして、それを噛み砕いて、学生に伝えるためですね。

 

今、この時間が楽しくてたまらないんです。

 

というのも、

 

知識が深まる

 

からです。
これに尽きます。

 

使い方。
類義語。
反意語。
イディオム。
関連知識。
TOEIC あるある。

 

今まで「なんとなく」知っていたことが「カチッと」頭に収まる感覚です。
ぼくは単語帳でじっくり勉強をすることは TOEIC 学習ではしていませんので、
とても新鮮に感じられる時間になっているんですね。

 

特に、自分が当たり前のように知っている単語を調べると、新たな発見があることが多いです。
例えば、新刊の『単語 特急 新形式対策』で facility を調べてみてください。
(もちろん、お手持ちの単語帳や辞書でも構いません。)

 

おそらく「施設」という意味が頭に思い浮かびますよね。
でも、それだけを知っているのではもったいないのがこの単語です。

 

ぼくは「施設」以外の知識を知ったときに「おお」と声を出して唸りました。
ただ、ただ、感動です。

 

皆さんも「もう知っているよ」という、自分にとっての余裕の単語を単語帳で見てみてください。
見る時期によって、頭に入ってくる内容が変わって、新たな発見があること間違いなしです。
きっと、ぼくのように、新たな単語帳を使う楽しさに気付けるのではないでしょうか。

 


名著『新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ』のメモが教えてくれた、TOEIC スコアアップの大ヒント。

 

TOEIC の単語帳と言えば、TEX 加藤先生の「金フレ」こと『金のフレーズ』でしょうか。
ぼくはこの「金フレ」から、心に残しておきたい「金メモ」(?)を見つけました!

出る単

 

ぼく自身、今は単語帳に取り組むことはないのですが、
派生語や類義語、反意語の確認などで単語帳を見ることはしばしばあります。
福島への合宿の準備中に「金フレ」を眺めていたときに次の文章が目にとまりました。

 

TOEIC マニア100人に、「——- a survey」の空所に入る単語は何、と質問したら、間違いなく9割以上が conduct と答える超定番表現。

 

見出し語 conduct を紹介するメモ欄にあった内容です。
「ふーん」「確かに」となって終わりの内容なのですが、
よくよく考えてみると「これはすごい」なと思ったわけです。

 

だって、日本人である我々が何の文脈もなしに、
「survey と相性のいい単語はこれだ」とパッと言えるんですよ!

 

英語のフレーズが染み付いているんです。

 

だからこそ、リスニングであろうが、リーディングであろうが、理解は瞬時にできます。
TOEIC であれば「あ、知ってる」とデジャヴ感を抱き、すぐに回答につなげられます。
conduct が出てきた後には survey が、とリスニングで予想をつけることもできます。
リーディングでは conduct a survey という語句がパッと目に飛び込むようになります。

 

ましてやアウトプットの場面であれば、瞬時に使うことができるはずです。
「調査をする」と同じくらいの瞬発力で「conduct a survey」が口から出てきます。

 

他にも、significant increase とか affordably priced とか、相性のいい語句はたくさんあります。
挙げだしたらキリがありません。

 

こういう語句をどんどんと増やしていけば、スコアはもちろん、英語力がぐんぐん上がるはず。
その重要性を感じてから、ぼくは貪欲にフレーズ単位でもストックするように心がけています。

 

語彙力を高めたいのであれば、フレーズ単位でガツガツ取り込む。
そうすれば、「見たことある」感が高まり、
いかなるときでも味方になってくれる表現となるでしょう。

TOEIC Part 5 のおすすめ本と使い方のコツ(動画付き)

ここ最近、毎日のように更新しているブログですが、
今日はいつもと違ったことに挑戦してみました。

 

<TOEIC Part 5 のおすすめ本と使い方のコツ>

 

はい、動画(ハングアウト)を使っての生放送です。
自分で見直したのですが、途中から始まっていたり、
音が飛んでいたりするところがありましたね。失礼いたしました。

 

今日は TOEIC の Part 5 についてお話をさせていただきました。
タイトル通り、Part 5 のおすすめの本とその使い方についてです。

 

最初は記事としてまとめようと思ったのですが、
現物を見ながら話してしまったほうが速いなと思いまして。

 

おすすめ本は以下の通りです。

 

 

 

 

 

 

使うときのポイントを簡単にまとめておくと、以下の通りです。
詳しくは動画でご覧いただけるとありがたいです。

  • 文法の全体像を短期的におさえる
  • 解くだけで終わらせず、解説まで自分でできるようにする
  • 英文の意味がわかるところまで読む
  • 音読で英語を肉体化する
  • 数をこなす

ご質問はブログのコメントや Twitter にお気軽にどうぞ。

第6回花田塾チャリティセミナーに参加してきました

2016年4月29日。
世は昭和の日。
しかし、TOEIC 学習者にとっては特別な日です。

 

東日本大震災の復興をお祈りしながら、TOEIC の学習者同士が元気を発信していく。

2011年から行われている花田塾のチャリティセミナーです。
以下は今までのレポートとなります。

 

第3回参加レポート
第4回参加レポート

 

このセミナーは必ずこの曲を聴くことから始まります。

 

ぼくはこの曲の最後の部分から生きる力をもらえます。

 

So with that hope, with that determination
Let’s make tomorrow a brighter and better day

 

ぼくらの身の回りに起こる出来事を自分の力で操れません。
しかし、生きる日を自分の手でいいものに変えていくことはできます。
東北、そして熊本のみなさまへ少しでも想いが届きますように。

 

image1

 

それでは、セミナーの中身をご紹介したいと思います。
トップバッターは OJiM さんこと、八島晶さんでした。

 

「Part 7 の英文が読めるようになるためのトレーニング」
〜「英文が読める」とはどういうことなのか?〜

 

企業の研修などでサラリーマン1,000人に教えている OJiM さん。
研修を受けた方からの声を如実に反映した内容でございました。

学習者が Part 7 の問題(英文)と向き合う一言として紹介された言葉が印象的でした。
かの有名な野球選手でもあり、監督でもある落合博満さんの言葉です。

 

「練習でできないことは試合でできない。練習でできるようになっても、試合でできないこともある。試合でできるようになったらその質を高めていくことだ」

 

実際の問題を通して、どのようにすれば「読める」ようになるのか、
音読というアクティビティーを通して、解説をしていただきました。

アクティビティーの必要性をはっきりと示してくださるので、
これから実践をしてみようと思わせてくださいました。

 

続いては、TEX 加藤先生のターンとなります。

 

「Part 5 を深める」
〜TOEFL の誤文訂正問題の演習を通じて〜

 

TEX 加藤先生曰く、Part 5 のミスの原因のひとつとして、
「TOEIC をやりすぎだ= TOEIC 病」ということで、
TOEFL の問題の誤文訂正問題を実施しました。

TOEIC のテスティングポイントを TOEFL で見るというのは非常に新鮮でした。
文法の視点と意味の視点で英文を見る癖をつけたいなと思いました。
TEX 先生がよくお使いになる「複眼思考」を鍛えていく必要性がありますね。
(先生がやたらと花田先生を意識されていたのが印象でした。)

 

次は、紅一点の Jun さん。

 

「新形式 Listening : 徹底トレーニング」
〜練習の質を上げスコアにつなげる〜

 

Jun さんは学習者の視点を大事にするお話でした。
ご自身の学習体験を非常に具体的に語ってくださいました。

Part 1, 2 のディクテーションから Part 3, 4 の先読みなしリスニング。
そして、先読みなしでの倍速の音声を聞くという……。
ゴリゴリの演習やトレーニングで負荷がかかって面白かったですね。
特に、Part 3, 4 のほうは、本番でも先読みができない場面が想定されますから、
実践を見据えたいい練習になりました。

最後の Q&A で「モチベーションはなくていい」というのは印象的でした。
自分の時間や場所とひも付けて、ルーティンワークにすることが大切というのは参考になります。

 

後半戦は神崎正哉先生からスタート。

 

「Part 7 新形式対策高地トレーニング」
〜TOEIC より難しい問題に挑戦!〜

 

Part 7 の文挿入問題についてお話をしてくださいました。
ケンブリッジ英検の問題を使って、負荷をかけたトレーニングをしました。
レベルは英検1級程度ということで、えげつなかったです……。

神崎先生のおっしゃるように、このレベルの問題を見ると、TOEIC は楽に見えてきます。
前後関係をしっかりと見ながら英文を読む力を鍛える必要性を感じました。

 

トリを務めるのが Rabbit さん。

 

「サナギから蝶に華麗なる変身!新形式で生まれ変わった Part 6 の正体は?」
〜日陰者の Part 6 が脚光を浴びる時。その解き方は?〜

 

Rabbit さんは「Part 6 だけのセミナーを開こう」と思っていたそうです。
それだけ、Part 6 に対する熱い気持ちが表れていました。

文挿入の問題が各セットに入りますが、その攻略法を伝授してくださいました。
これからの問題の予測も含めて、考察が非常に鋭かったです。
自己紹介で普通のサラリーマンとおっしゃっていましたが、
ベテラン講師かのような解説ぶりにしびれました。

 

—–

 

最後に。

TEX 加藤先生が引用された言葉は、
今回のセミナーを象徴していましたので、
最後に書かせていただきます。

 

Yesterday is history.
Tomorrow is a mystery.
Today is a gift.
That’s why it is called the present.

 

ぼくらが TOEIC の楽しみを享受できるのは、今日、生きているおかげです。
毎日に感謝しながら、日々を歩んでいきたいと思います。

 

登壇された先生方、
今回ご一緒させていただいた皆様、
今日という日をありがとうございました。

『新TOEICテスト 文法問題 でる1000問』を100周=100000問

以前からブログで何度か書いている『でる1000』の復習について。

TOEIC_でる1000問

 

未だに、毎日欠かさずに続けるようにしています。
1日48問」がノルマで、一気に48問にトライすることもあれば、
スキマ時間に解いては止めてを6回繰り返すこともあります。

 

ぼくは別冊の「文法問題1000本ノック」を使用しているのですが、
今は10周は終えたでしょうか…だいぶ見たことのある問題が増えてきました。

 

一方で、英文内容が新しく見える問題があるのも事実です。

 

問題で問われるポイントはさすがに既視感があります。
ですが、内容です。
内容を読んでいると「こんな話、あったっけ?」という感覚に襲われます。

 

非常にまずい。

 

基本的に、Part 5 の文法問題であろうが、内容が頭に残るくらい繰り返すことを心がけています。
だいたい一冊を10周もすれば覚えるものなのですが、いかんせん量が多いのが『でる1000』です。

 

他の Part 5 の問題集は約100問ほど掲載されていて、それで10周ですから、
約1000問が掲載されている『でる1000』は、その10倍の100周が目安でしょうか。

 

おそらく100周もやる前に頭に残る気もしますが、
一つの目安として、解き続けてみたいと思います。

 

1019問×100回=101900問

 

延べ10万問。
すごい数字ですね。
テンションが上がってきました。
粘り強く頑張っていきたいと思います。

 

「1日 Part 5 を40問」チャレンジの成果はこんなところに表れた

以前、「Part 5 の「1日40問」チャレンジ実施中です。」という記事を書きました。
『でる1000問』の別冊を使用して、毎日40問強を解くという日課を継続している話です。
(理由や狙いはぜひそちらの記事をご覧ください。)

たまに別の問題集を使うときや取り組まない日もありますが、週5日のペースでは取り組んでいます。
今回は、そんなチャレンジを試みている中で得られたものを1つだけ挙げますね。

 

Part 5 を淀みなく読める

 

ここに尽きます。理由は2つ。

 

・長さにビビらない
『でる1000問』の英文はそれなりの長さで構成されています。
ですので、英文を長いと思わなくなりました。
『新公式問題集』の序盤の問題のような短いものは、
「こんなにあっさりでいいの?」という気持ちになりますね。

 

・読むときに突っかからない
『でる1000問』の英文には、Reading に出てくる表現がふんだんに盛り込まれています。
そのため、「これは読みにくい」「知らない語句だ」ということが、
他の問題に取り組んだときはほとんどありません。

結果、スーッと一文が読めるんですね。
これはつまり、読むスピードが速くなったということです。

『でる1000問』を始める前と後でスコアは変わっていませんが、
スピードは速くなったという体感があります。

ぼくは BEYOND するほどの990点取得者ではありませんが、
今回ご紹介した『でる1000問』を使った取り組みは、
かなり広範囲のスコアの方が使える手法ではないかと思っています。

 

(おまけ)
最後に、使用する教材について補足をしておきます。
ぼくは『でる1000問』を使用していますが、次の教材たちも使えると思います。

 

 

『新公式問題集』や『文法特急』などは英文が短いものが多いです。
その分、負荷がかからず、同じ現象は起きにくいと考えています。
逆に、初歩的なところから始めたいという方は、短いものから始めたほうがいいでしょうね。

 

Part 5 の「1日40問」チャレンジ実施中です。みなさんもいかが?

新形式対応『公式問題集』に関する話題で持ちきりの中、
手に入れられない場合は、手持ちの問題集で地道にやるしかありません。

 

ここ最近のぼくは『文法問題 でる1000問』の別冊を使用して、

毎日、5分×2回 or 10分×1回の Part 5 ノックを実施しています。
正確に時間は計測していないのですが、8ページ分(48問)を目安にしています。

これは3月のTOEICに向けた、毎日の素振りのような感覚です。

 

とは言え、単に解くだけではありません

頭から最後まで、意味を理解しながら読む

ということを繰り返しています。
これにはもちろん理由があります。
解くだけでは非常にもったいないと思うからです。

 

『でる1000問』品詞問題など基本的な問題が中心ですので、
解くだけでは正解か不正解かの確認で終わってしまいますよね。
そこをただ解いているだけでは損をすることになるのです。
例えば、次のような問題があったとします。

 

The ——- of PORPOR company ….
(A) management
(B) manage

 

答えは空欄の前後の形さえ見えれば (A) だとわかりますよね。
そうすると、それ以降にいくら大事な単語があったとしても、
復習をする際に目もくれないことになるわけです。

 

品詞問題であっても、英文の形が複雑だったり、
語彙問題で問われるものが含まれていたり、
とテスティングポイント満載な、良質な英文が存在しています。

 

何度解いて正解をしようとも、復習の視点を変えなければ、
スピードと正確さ以外に得られるものが増えませんよね。

 

ぼくは

英文の形を知りたい
語句の使い方を知りたい

と思いながら、頭から終わりまで意味を取りながら読むわけです。

 

普通に解くよりも時間はかかりますが、得なことは間違いなく増えます。
自然とこのような復習方法をしている方は多いかもしれませんが、
もし『でる1000問』を解くだけで終わらせてしまっていたのであれば、
上記の方法をご参考に、新たな視点の学習をされてはいかがでしょうか?

 

ぼくは地道に「1日40問」は続けていきたいと思います。

 

もしみなさんもこのチャレンジに挑戦したい場合は、こちらの記事にコメントをくださいー。
素材はどんなものでも構いません。ぼくが監視をさせていただきます。

 

『新TOEICテスト 文法問題 でる1000問』の無料音声ダウンロード開始!

いやはや、驚きのニュースが入ってきました。

 

TOEIC の文法問題の鉄板の一冊である『新TOEICテスト 文法問題 でる1000問』
アスク出版から発刊されたTEX加藤先生の著書です。

 

TOEIC_でる1000問

 

1000問(正確には1019問)の文法問題が収録されています。
欠点が挙げられない一冊なのですが、無理をして挙げるならば、
英文の音声がついていないことでした。

 

特急シリーズの音声を使った Part 5 の学習について、
ぼくが先日、復習方法を説明した記事を書きましたが、
音声が付いているのは今や主流になりつつあるわけです。

ですが、その唯一であろう欠点がついになくなりました!

 

新TOEIC® テスト 文法問題 でる1000問 音声ダウンロード公開しました!

 

ぼくが『パート5特急 400問ドリル』でやった学習が、
この本でもできると思うと、感慨深いというか何というか……。

 

当然ながら、取り組むのは第207回TOEIC公開テスト後になりますが、
英文と音声を味わいながら、『でる1000』と改めて向き合いたいと思います。