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『サラリーマン特急』『でる1000問』の進捗状況

第202回のTOEIC公開テストが迫っています。
そんな中、話題の2冊のおはなし。

TOEICに費やす時間を増やしているものの、それは最近のこと。
申し訳ない限りです。いったい誰に謝っているのかわかりませんが……。

 

 

『サラリーマン特急』は解説が本当に精緻で感動しっぱなしです。

特急_サラリーマン特急_Lis
ひとつのスクリプトをここまで丁寧に説明して踏み込んでいるものはありません。
そのため、Part 3,4 のそれぞれ最初の1セットで止まっていました。
「これを暗唱してからでなければ進めない」と。

 

しかし、暗唱がゴールになってしまっては元も子もないんですよね。
数回で、数日で暗唱しても忘れやすくなってしまうため、
暗唱できるかどうかはかかわらず、先に進めています
両 Part ともに4セット分くらいは解いたと思います。

 

現在は聞くことを中心にしており、音読はじっくり時間をかけて行っていく予定です。
長い付き合いになりそうな一冊だなあ、と感じました。
他のスクリプトでもOJiM監督の解説を意識しながら、英語に接したいですね。

 

 

一方、『でる1000問』のほうですが、刊行記念イベントに出た割に進みが悪いです。
これに加えて、使い方が通常とは異なるかもしれません。

TOEIC_でる1000問
別冊の「文法問題1000本ノック」から使用しています。
持ち運びが楽であるため、こちらから取り組んでみたら、
ランダムの順番で出てくるんですよね。しばらくそれを知らずに解く鈍感さ。

 

ここ最近は1日40問は最低ラインとして解くように心がけています。
間違えた問題はもちろん、迷いが生じた問題は間違いとカウントしています。
文法問題はテンポよく正確に解けなくてはならない、と考えているからです。

 

 

公式本ではないものからは最近遠ざかっていましたが、
この二冊は自信を持ってオススメのできる、自分の血肉にしたい2冊になりそうです。

 


TOEICの単語帳と言えば『金フレ』…がついに「zuknow」アプリに!

活用しようと思いながら、なかなか使えていない英語学習関連アプリに

 

zuknow

zuknow

というものがあります。

 

 

簡単に言うと「ソーシャル単語帳アプリ」です。
他の学習者とつながりながら、力を高めていくというもの。
自分で単語帳を作れたり、他の方の単語帳を使えたりする優れものです。
(近々、とあるコンテンツで自作の単語帳を公開しようと思っています。)

 

 

そんなzuknowから嬉しいニュースが飛び込んできました。

 

 

[zuknow版]金のフレーズ公開記念キャンペーンのお知らせ

出る単

 

 

TEX加藤先生の名著である『出る単特急 金のフレーズ』が、zuknowのコンテンツになるとのこと。
『金フレ』ユーザーはもちろんのこと、そうでない方もこれを機会に『金フレ』の威力を実感してみては?

ひさしぶりに『新TOEIC TEST 読解特急3 上級編』を解いてみた

高地トレーニング」の一冊、として、TOEIC学習者からは認識されている次の本。
ひさしぶりに解いて、解く目的がはっきりしていれば、素晴らしい一冊としか言いようがありません。

 

特急_読解特急3

 

初めて取り組んだときの衝撃は今でも忘れられません。
(ですので、この本は万人にオススメはできませんのでご注意を。お気軽にご相談してください!)
この本に取り組んだ頃は、すでにリーディングでハイスコアを取得していたため、
負荷がかかると言っても、それほどではないだろう…と思っていました…。

 

ところがどっこい。

 

  • 文章が長く、ところどころ複雑な英文
  • 文章が article(記事)中心
  • 設問5問

 

聞くだけでハードさが伝わってくるでしょう。
英文の内容が現実に基づいていて興味が持てる分、まだマシという感じです。
ぼくはここに加えて、設問には目を通さずに一気に読み通して、

 

「文章の内容を記憶(リテンション)できているか」

 

という負荷をかけるようにしています。
この数問が読み終わるまでは文章の内容を記憶に刻み込む、
という短期記憶を最大限使うべく、訓練を重ねているわけです。

 

まだまだ問題数を多く重ねられていないわけですが、
少しずつ9月の公開テストに照準を合わせていきます。

TOEIC の Part 2 は「自分」ごととして聞く

時はさかのぼること、数日前…。
第4回花田塾チャリティーセミナーでのこと。

一番最初のセクションである
リアル「ドリーム特急」体験?!  Part 2演習(花田徹也先生)
はとても面白いアクティビティでした。

花田徹也先生

セミナーの内容を紹介する記事でも書きましたが、
TOEIC の Part 2 に出そうな、ある発言に対してどのように答えるか
書き出せる限り書き出すというものでした。

「自分だったらこう答えるな」という意識で臨むことができたため、
単に問題を解くよりも刺激的だったように思っています。

 

そして、この「自分だったら…」という当事者意識は、
Part 2 の聞き方や学習において、とても大事だと改めて感じました。

一人めの発言から、発言者の意図や状況を瞬時に想像して、
その発言に対して適当な発言を選ぶのが Part 2 です。
この問題形式において、何となく聞く姿勢では、取り逃す問題が出てくることでしょう。

ぼくの最近の愛読書である
『新TOEIC TEST 入門特急 とれる600点』
でも言及されています。

 

「主人公は私!」という意識で聞こう、というものです。
誰かに話しかけられた体で聞かなくては、スーッと音が流れていってしまうのですよね。
(同じ感覚に陥った方は、自分がその状況に入り込めていない場合が考えられます。)
それを避けるためにも、この意識が大事なわけです。

 

Part 2 の正答率を上げるために、リスニング力を上げることはもちろん大切ですが、
少しの意識改革が聞く姿勢を変え、実際の聞こえ方を変えてくれるはずです。

 

第4回花田塾チャリティーセミナーの参加レポート

GWまっただ中の日曜日に100人以上もの英語学習者が集結しました。
昨年(レポートはこちら)に引き続き、

花田塾チャリティーセミナー

に参加してまいりました。

第4回花田塾チャリティーセミナー

13:00から17:30まであっという間の熱い時間でしたね…。振り返るだけで気持ちが高まります。

 

さて、概要は以下の通りです。

 

  • リアル「ドリーム特急」体験?!  Part 2演習(花田徹也先生)
  • Listening 力を伸ばすための OJiM 理論〜キモチを込めた音読の実践的方法〜(OJiM監督)
  • 「ing か ed か、それが問題だ」(TEX加藤先生)
  • Part 7 攻略術&勉強法(神崎正哉先生)
  • Part 5 演習&解説〜豪華講師陣による解説バトル〜(全員)
  • Q &A セッション&座談会(全員)

 

はて、どこまでネタバレがよいのやらわからないのですが、
ほどよい程度にレポートさせていただきたいと思います。

 

リアル「ドリーム特急」体験?!  Part 2演習(花田徹也先生)

花田徹也先生

花田先生曰く、「Part 2 は生きた会話表現が学べる」とのこと。
単なるスコアアップだけではなく、より実りのある学び方をしよう、というメッセージでした。
問題演習はいくらでも自分でできるので、問題作成者の気持ちになるという面白い取り組みでしたね。

TOEICの素材の中で、会話力を伸ばすのにうってつけなのは Part 2 だと改めて感じています。
自分ならば、どのように答えるか。
相手は悠長に待ってはくれませんから、タイムプレッシャーをかけながら取り組むとよさそうです。

 

 

Listening 力を伸ばすための OJiM 理論〜キモチを込めた音読の実践的方法〜(OJiM監督)

今回のゲスト。人気TOEICブロガーのお一人です。
自分のスコアと体験から、どのようにリスニング力を高めていったかを詳しく。
「英語は聞こえるとはなぜ?」
「英語は聞こえないのなぜ?」
というところから切り込んで、ものすごくリスニング力向上につながるお話をいただきました。

そして、リスニング力を上げるために監督が提唱している「キモチを込めた音読」の方法は、
今まで監督のブログでお話されていましたが、方法や手順を踏み込んでご説明いただいたので、
「音読×キモチ」という点において、もやもやしているところが明確になりました。

OJiM監督が後日記事にされるとのことでしたので、後々リンクを貼ろうと思います。

 

 

「ing か ed か、それが問題だ」(TEX加藤先生)

TEX加藤_花田塾

 

多くのTOEIC受験生が悩みがちの問題に焦点を当てた内容。
Part 5 で一番危険な「なんとなく」の解答を避けるためのコツを伝授いただきました。

初めて聞くアプローチがあり、「こういう考え方もあるのか」と衝撃的でした。
非常にわかりやすかったため、自分に落としこんで、他の方にも伝えられるようにしたいと思います。

 

 

Part 7 攻略術&勉強法(神崎正哉先生)

神崎正哉_花田塾

 

Part 7 のはずが参加者の眠気を感じ取った神崎先生は、
「椅子の上に立って、Part 3 のスクリプトをキモチを込めて5回音読する」
という、やや危ないアクティビティから始まりました。笑

本題は Part 7。「スピードリーディング」がテーマで、
速読力を高めるために、どのようなことに気をつけて学習をしていけばよいかというお話でした。
特に、練習時には文章としっかり向きあって、読解力の地力をつけよう、というメッセージは、
自分が学習時に大切にしているところなので、方法に確信が持ててよかったです。

 

 

Part 5 演習&解説〜豪華講師陣による解説バトル〜(全員)

第4回花田塾チャリティーセミナー全員

 

最後は講師とゲストが全員集まっての解説バトルです。
Part 5 の問題10問を4人が解説していくという面白い試みでした。
各先生の性格(笑)が出ていて、非常に興味深かったですね。
990点取得者であっても、解き方のアプローチがやや異なるんですね。

「自分だったら、このように説明する」と考えながら話を聞き、とても刺激的でした。
「わかる」「言語化できる」ことはやはり違うな、と改めて思いました。
言語化できるほど、自分の思考をクリアにしておくような復習が大事だと思います。

 

 

Q & A セッション&座談会(全員)

事前にOJiM監督にあてられた質問を、監督をはじめ、先生方がお答えするというもの。
扱われた話は以下の通りです。

 

・Part 7の解法や勉強法
・壁突破について(730突破、860突破、900突破、950点突破、990突破、お勧め本と使い方)
・勉強時間の確保について
・モチベーション維持について
・TOEIC愛について
・その他(Speaking、Part 2など)

 

有益な解答だらけだったのですが、一つだけどうしても共有したいことがあります。
それが「勉強時間について」のところでOJiM監督がお答えした内容です。

 

仕事の時間は削れない。削るのは趣味の時間。その分を学習にあてる。

 

ぼくはこのメッセージを多くの方に意識していただきたいと思っています。
TOEICに限らず、英語学習をされている方全員です。
これは優先順位の問題と言い換えてもよいと思っています。

 

英語が自分の人生において、どれだけ大事なのか。

 

おおごとに聞こえるかと思いますが、そこを甘く考えている人と出会うことがあります。
もしこの記事をここまでお読みの方は、自分の人生の中で英語の位置づけを考えてほしいですね。
ということで、熱くなりすぎて語りすぎてしまいましたが、以上です。

==========

最後に、前回の参加レポートの最後にも記しましたが、
花田先生がセミナー開催決定時に書いた言葉を引用します。

 

一時的にたくさんの支援をするよりも、被災地で頑張っていらっしゃる方々の姿を胸に刻んでずっと一緒に歩んでいこうという気持ちの方が大切なのではないでしょうか。

 

チャリティーセミナーに参加したのはまだ2回めですが、この支援の輪には今後も参加していきたいと思っています。
セミナーの最初に流れたこの曲を胸に留めながら。

ONE OK ROCK の「Be the light」。

豪華な講師陣!『新TOEIC TEST ドリーム特急 全パート実戦対策』

4月のTOEIC公開テスト直前に、衝撃的な一冊が発売されました。
何かと話題となる「特急シリーズ」に加わった新たな仲間です。

 

それが

新TOEIC TEST ドリーム特急 全パート実戦対策(朝日新聞出版)

です。

ドリーム特急

 

豪華な著者陣が各Partの問題演習を通じて、解くコツや目の付け所を示してくれます。
担当Partと問題数は以下のとおりです。

 

  • Part 1(7問)…森田鉄也先生
  • Part 2(10問)…花田徹也先生
  • Part 3(18問)…神崎正哉先生
  • Part 4(18問)…ヒロ前田先生
  • Part 5(40問)…加藤優先生
  • Part 6(12問)…濱崎潤之輔先生
  • Part 7(13問)…TEX加藤先生
  • 問題執筆…Daniel Warriner先生

 

問題が良質なのは特急シリーズでは当たり前ですから、心配する必要はありません。
問題の難易度としては総じて「普通」という印象でした。本番に出そうなニオイがします。
極端に簡単ものや難しいものは含まれていません。

 

真相は先生方に聞いてみないとわかりませんが、4月のTOEIC前に発売されたことから考えて、
4月に出そうな問題が収録されているのでは…という気がしています。
この真相は自分の目で確かめてくる予定です。
(あくまで予想なので、この記事を見て今からやる!という無茶をしても、自己責任でお願いいたします。笑)

 

 

そして、本書の見所として、

各Partの問題の前にある先生同士の掛け合い

があります。

 

分量として多いわけではありませんが、
「各Partに対してどのようなスタンスで臨めばいいのか」
がわかることでしょう。

 

あまりに名言が多すぎて、各Partについて引用してご紹介したいのですが、
ネタバレになり、楽しみが減ってしまうのでやめておきますね。
(ここだけでも立ち読みをされ…いや、買って読んでみてください。)

 

ということで、良質な問題に触れながら、豪華講師陣のTOEICへのスタンスを知りたい方には、オススメの一冊です。

 

 

とはいえ、ただ単に褒めちぎっても胡散臭いでしょうから、購入に当たって気をつけておきたいことも記しておきます。

まず、タイトルにもあるように、本書はあくまで「全パートの演習のための一冊」で、問題集だということです。
加えて、問題数のバランスに偏りがあることにも気をつけておきましょう。
「この一冊で十分な演習量が確保できる」と思ってはいけません。

正直、もう少しPart間の問題数の調整を行ってほしかったですね。
問題集としてはアンバランスさが気になります。

また、「あるPartを突っ込んで対策したい」という方は別の特急シリーズを購入されるとよいでしょう。
本書は、問題の解説は十分ですが、解くコツや目の付け所という観点ではやや浅いところがありますので。
(もちろんページ数の都合上、仕方のないことではありますが。)

 

次に、Partによって先生が異なるので、自分にとって「合う合わない」があるかもしれません。
そのときには合う先生が出されている別の本にあたって、解き方などを習得されることをオススメします。
「○○先生の考え方のほうが自分に合う」というのはざらにありますから。

 

そして、最後に、注意喚起です。(前の記事とやや重なるところがあります。)
先生同士の掛け合いや解説は読んでいて面白いです。爽快です。マニアにはたまりません。
ただ、だからといって、そこだけを何度も読んでいても、英語力やTOEIC力は上がっていきません。
本書は「実戦対策」ですから、繰り返して問題演習することが大切だと思います。

 

 

以上の情報が購入にあたっての参考になれば幸いです。
自分がどのように本書を使い倒したいのか考えた上で購入してみてくださいね。

TOEIC公開テスト2週間前に何やってんだ! @porpor35

自分への怒りをタイトルに込めています。

counseling-99740_150

先日、第189回TOEIC公開テストまで2週間と書きましたが、
その後、1週間にどのような学習をしていたか、というお話。

「問題を解いて勘を取り戻さないと」だなんて言っていたのですが、正直、問題演習はほとんどできておりません…。
教材とあわせて学習の狙いをご紹介しますね。

 
『TOEICテスト 基本例文700選』
何と言っても自分で開催しているセミナーの課題図書のことを知らずして、
TOEICの試験を受けることはできないでしょう。笑
せっかくの機会なのでじっくり読むようにしています。

と言っても、使い方としては
・Part 5, 6 10分
・Part 7 10分

リーディングセクションの練習という位置づけです。
問われるポイントが強調されているので、嫌でも目に入り、脳に刷り込まれていきます。
この本は暗記しようとするのではなく、何度も何度も取り組む姿勢が大切ですね。

 

 

『TOEIC TEST 鉄板シーン攻略 リスニング』
リスニングセクション全般の勘を取り戻すという狙いです。
「1シーン(Part 1:1問、Part 2:3問、Part 3, 4:1セットずつ)×2」が日課。
問題解答と聞き直しを含めて、15分くらいで終えています。
たまにポロッと Part 3,4 で間違えるので、自分の力のなさに震えています…。苦笑

後日レビューを書こうと思っていますが、
Part 1-4の問題がストーリーを成しているので、
飽きなく最後までたどりつけますし、繰り返しに向きますね。
ストーリーを丸ごと覚えてしまうくらいでちょうどよいでしょう。
それが本番でのデジャヴ感につながると考えています。

 

という感じで、数日は過ごしていました。
が、Part 3,4 がこの状態ですので、Part 5 に危険を感じ、次の書籍に手を出しました…。

 

『TOEICテスト Part 5 できる人、できない人の頭の中』
まさに緊急導入です。
実は、この本は1度解いただけだったのですが、その際に
「ものすごく練られた問題ばかりだった」記憶がありましたので、
Part 5 の勘を取り戻すべく、この本を選びました。

結果、取り入れて正解でした。
「脳がサボると間違える」感覚を思い出すことができたのは大きな収穫です。
取り上げられている問題のジャンルは幅広いですし、最後の「ミニ模試」の難易度は絶妙
この本は2人の対照的な解答プロセスが見物なのですが、問題集としても秀逸です。

 

 

やはり問題を通して見えるものは多くあります。
自分の頭の動かし方を注意深く観察するためには、
問題を解いて、その解答プロセスを細かく分析することですね。
その地道な努力がスピードと正確性の向上につながると考えています。

さ、照準を合わせていきます!

2013年に発売→使用したTOEIC対策本をまとめてみた(レビュー付)

2013年が終わりを迎えようとしています。今年も多くのTOEIC対策本が発売されましたね。
その中で、ぼくが使用した書籍をまとめてみたいと思います。
本のレビュー記事(本のタイトルをクリック)とともに、ご紹介しますね。
(まとめた理由は次の記事で明らかになりますので、お楽しみに。)

■新TOEIC TEST 全力特急 絶対ハイスコア(濱崎潤之輔、Kim, Dae-Kyun著/朝日新聞出版)

800点あたりのハイスコアを狙う方にはオススメ。参考書として使いたい。
独学で満点を取得されたHUMMERさんの解法を真似したいならこの一冊から。
特に、Part 7の解法は必見。

 

■1日1分!やさしく読める フィナンシャルタイムズ&エコノミスト(中村澄子著/祥伝社黄金文庫)

こちらもハイスコアを狙う方向け。
TOEICの素材に飽きた方やレベルの高い素材でPart 7の対策をしたい方には最適。

 

■1日1分レッスン!新TOEIC TEST 千本ノック!6(中村澄子著/祥伝社黄金文庫)

最新の傾向が反映されている一冊。Part 5,6問題集の定番です。
使用し始めるならば、新しい「6」から。
1月の試験の前に解いておけば、本番で類似の問題に出会う確立は高いでしょう。
それくらい威力のある、旬の一冊。

 

■3週間で攻略 TOEICテスト 900点! (大里秀介著/アルク)

Tommyさんの処女作。
一つの模試や問題をどのように深く復習するか参考になること、間違いなし。
ハイレベルの方が間違えそうな問題が多めに収録されている点も素晴らしいです。

 

■新TOEIC TEST 読解特急5 ダブルパッセージ編(神崎正哉、TEX加藤、Daniel Warriner著/朝日新聞出版社)

特急シリーズの中の読解特急最新作。
ダブルパッセージに絞った対策ができる唯一の対策本ではないでしょうか。
問題のクオリティと解説の読みやすさは文句なし。

 

■新TOEICテスト 990点攻略(濱崎潤之輔著/旺文社)

HUMMERさんが990点を獲得するためにおさえてほしいポイントが詰まった一冊。
とても負荷がかかり、かつ効果が出る内容です。

 

■新TOEIC TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問200(森田鉄也著/朝日新聞出版)

Part 1,2を集中的に対策できる、数少ない一冊。
難化傾向にある2つのパートの難問が集まっているため、ハイレベルを目指す方にはうってつけ。

 

■新TOEIC TEST パート3・4特急Ⅱ 出る問総仕上げ(神崎正哉、Daniel Warriner著/朝日新聞出版)

Part 3,4を集中的に対策できる一冊。
前作とは異なり、本番に向けての実力確認に向く問題集でしょう。

 

■新TOEIC TEST 正解特急2 実践模試編(森田鉄也著/朝日新聞出版)

新書サイズで解ける模試。
以前別の書籍で使われた問題が、現在の傾向にあわせてバージョンアップ。

 

■頂上制覇TOEICテスト 究極の技術 トリプル模試(ロバート・ヒルキ、玉木史恵、トニー・クック、ガレス・モンティース著/研究社)
※まだTEST 3を解いていないため、レビュー記事はありません。

ここまで難しい、国内で発売されている模試は知りません…。
究極の高地トレーニングをしたい方にはぜひ挑戦していただきたいですね。

 

■TOEICテスト Part 5 できる人、できない人の頭の中(TEX加藤著/アルク)

斬新なPart 5,6対策本。二人の奥様の掛け合いは必見です。
内容もさることながら、取り上げられている問題が近々本番で出そうな雰囲気を醸し出しています。
解くならば、早めをオススメしますね。

 

■TOEICテスト 基本例文700選(基本例文700選 制作委員会/アルク)

TOEICに出そうな例文が700個つまった一冊。
例文に繰り返し触れることで、TOEICで使われる表現を自然と吸収していけそうです。

 

■TOEIC TEST 鉄板シーン攻略 文法・語彙(横本勝也著、ヒロ前田監修/The Japan Times) 

こちらも斬新なPart 5,6対策本でしたね。730点目標の方向け。
ストーリー展開とアプリとの連動で、どこまで学習効果が上がるかが楽しみです。

以上です。
ただ、持っているものの未使用のものがありますので、厳密に言うと、
2013年に発売された対策本すべてというわけではありません。(『でる模試 もっと』「TTT」「鉄板」 etc)
追ってレビュー記事とあわせて、ご紹介していきたいと思っています!

来年も引き続きさまざまな対策本が出ることでしょう。
今まで多くの書籍を使用してきた経験を活かして、
皆さんのスコアアップにつながる書籍を見つけるお手伝いをしたいところです。

笑えるTOEIC Part 5対策書『TOEICテスト Part 5 できる人、できない人の頭の中』

先日、TOEICの書籍に期待のシリーズが加わったことをお知らせしました。

■『TTTスーパー講師シリーズ』刊行記念TOEICセミナー開催!

『TTTスーパー講師シリーズ』刊行記念TOEICセミナー開催!

TOEICのLRではなく、SWに集中したいと言いながら、
早めに3冊に目を通しておきたいと思い、空き時間に読み進めています。
そんな中、一冊読み終わったので、内容をシェア。

Part 5できる人、できない人の頭の中

 

■TOEICテスト Part 5 できる人、できない人の頭の中

(TEX加藤著/アルク)

まずは、目次から。

 

  • はじめに
  • 本書について
  • 第1章 Part 5の世界を知る6講
  • コラム①:TOEIC Part 5 最新分析
  • 第2章 Part 5の深みを味わう6講
  • コラム②:ENGLISH JOURNAL連載の舞台裏
  • 第3章 Part 5を自信に変える6講
  • コラム③:私のTOEIC歴
  • 第4章 Part 5 ミニ模試30問
  • コラム④:TOEIC Q&A

 

この一冊は、アルクから出ている月刊誌ENGLISH JOURNALで、
TEX加藤先生が連載されている「奥様のためのTOEIC講座」を基にしたもの
第1〜3章は、講義+確認クイズ5問で構成されており、第4章は、その名の通り、Part 5オンリーの30問。

表面的な内容はいたって普通なのですが、読んでみると…ここが違う!というところをご紹介。

 

★自分の思考回路はできない人寄り?できる人寄り?

タイトルにもある通り、1つの問題に対して、2人の登場人物が出てきます。
イケナイ奥様(中級レベル/500点)とイケテル奥様(上級レベル/900点)。
その2人が解く際の思考回路を披露し合い、その後でTEX先生が解説を加えるのですが、これがとっても新鮮。

「イケナイ考え方をしてしまった」
「イケテル人の解き方はこうなのか」

と自分の思考回路と2人の思考回路を比較することができます。
それによって、イケテル思考回路を手に入れることができるはずです。
すべて目を通した限り、イケテル奥様の解き方は、最短距離を通っているため、
Part 5の解答スピードアップにつながるヒントを見つけられるでしょう。

 

★笑いをこらえられない絶妙な語り口

講義の初めにある、自虐的なTEX先生の導入の文章やイケナイ奥様のオヤジギャグを取り入れた解き方など、
ところどころで笑いの要素が取り入れられており、どんどんと読み進めることができます。
ぼくは何度も笑ってしまい、外で読むのは危険と判断しました。笑
普通の参考書や問題集は退屈で嫌、という方にはうってつけです。

 

★最新の出題傾向を反映

問題は合計63問収録されていますが、この1年内に出た問題に類似のものが掲載されています。
(あー、あのとき話題になったなあ、なんて思い出して、にんまりしながら解いてました。笑)
今後の公開テストで同じような問題に出会うことはあり得ます。
毎回欠かさず、公開テストを受験・分析しているTEX先生ならではの問題たちですね。
仮に問題だけを利用しても、得られるところは十分あるでしょう。

 

★TOEIC学習者は必聴の音声コンテンツ

もはや今となっては当たり前になってきている、無料音声ダウンロード特典があります。
・全問題文
・TEX加藤先生とヒロ前田先生の対談

これらは本を購入せずとも聞くことができるのですが、後者の対談はTOEIC学習者は必聴です。
全Partについて「できる人とできない人の差」を述べていますので、
自分の学習の仕方や解き方を振り返る、いいキッカケになりますよ。

…とぼくに刺さったところはこのあたりです。

収録されている問題はさほど多くないのですが、扱われている文法項目や目の付け所は結構多いです。
もちろんTOEICから逸脱する範囲のものはありません。すべて知っておくべきことです。
そのため、TOEICでポイントとなる文法項目をざっと復習しておきたいという方にもオススメですね。
ただ、文法用語はそれなりに出てきますので、その点は注意というか覚悟をして読み進めてください。
(先生は極力減らそうとされているのだとは思いますが。)

解いて間違った問題や説明を読んでわからなかった問題の文法項目は、
他の参考書などで適宜調べながら、弱点をつぶしていくようにしましょう。

また、本書の対象レベルはTOEIC 730点からとなっています。
これはENGLISH JOURNALの中心読者層をターゲットとしているからで、
採用されている問題も少し考えなくては解けない、難しめの問題が多いことにも注意しましょう。
そこを目安に、自分にとって解けるべき問題なのかそうでないのか判断しながら、問題と向き合ってみてください

最後に、TEX先生の言葉を引用して、終わりとします。

レベルの異なる2人の奥様の考え方をバーチャル体験することで、
「正解イメージ」の有無が、いかに最終的な結果に差を生むかがお分かりいただけるはずです。

 

いろいろ試したけれど、Part 5が伸び悩んでいる方にオススメの一冊!

 

 

★Facebookページ(非公開)
・TOEIC990点パーフェクトスコアラーが選ぶ本気で使える英語本使い倒し塾
https://www.facebook.com/groups/544731978944836/

★NAVERまとめ
・英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701

・英文法を体で覚えて、話せる基礎をつくる4冊
http://matome.naver.jp/odai/2138263438820100501

★twitter まとめ
・TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?
http://togetter.com/li/321683

・英文の暗唱って結局どうやってやるの?
http://togetter.com/li/370989

・英語の音読には2種類ある?
http://togetter.com/li/511655

・「チャンク」で攻略する、英語力を底上げする方法
http://togetter.com/li/566056

・「ぼくらの英語サミット Vol.2 〜グローバルってなんだ?」が残したもの
http://togetter.com/li/567174

手元に残しておきたい5冊のTOEIC対策本

本日書く予定のものがあったのですが、急遽予定を変更してお送りいたします。
予定変更のキッカケは、自分の1つのつぶやきからでした。

そう、TOEIC書籍で本棚がいっぱいになってきまして、整理をしようかなと思ったわけです。
その後、もし整理を極端なところまで、つまり、冊数を最低限に絞ったら、何を選ぶかを考えた結果…。

5冊に絞りきれていませんが(笑)、このような感じかなと。

初代特急シリーズの3冊。
ここまで本番と類似の問題を作成できるのかという驚きが一番の理由。
そして、それらがスコアアップにバッチリ結びついたためです。
自分が900点を突破した要因に間違いなく挙げます。



初めての、本格的な990点対策本。
990点を取るために必要な、ものすごい負荷の掛け方に衝撃を受けたとともに、
「これくらいやってのけてみせる」とハッパをかけられました。

HUMMERさんの手の内を明かした990点対策本。
上のBEYONDに負けず劣らずのドSな一冊。(褒め言葉ですからね。笑)

選んだ書籍は良本だと言い切れる自信があります。
スコアアップ、そして英語力アップに貢献してくれました。

そして、何より愛着があります

上記の書籍以外にもぼくの力を引き上げてくれたものはありますが、
何となく「一生を共にしたい」という気分にはなりません。
著者や装丁、中身のレイアウト、持ち運びやすさなど、いろいろな要因が絡んでいるでしょう。

ただ、残そうとする意図は人によって異なります。
今回の5冊はあくまでporporの主観のかたまりです。
他の方からもご意見をいただきましたが、やはり皆それぞれ。

人に勧められたものを参考にすることはよいと思います。
無数の対策本から良本を選ぶのは大変なことですから。
とは言え、自分で書店などで検討をしてみるステップはお忘れなきよう。
自分に合うかどうか決められるのは自分だけですから

もしよろしければ、この記事のコメント欄で、
皆さんが残したい5冊を教えてください(^^)

★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701

★twitter まとめ「TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?」
http://togetter.com/li/321683

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