TOEIC 界では伝説となっているブロガー、
Tommyさんの以下の記事をご覧になりましたか?
「彼は異常だ」ということを肌で体感することができました。
『単語 特急2』と『文法 特急2』をそれぞれ10分ずつで解いたそうです。
超ひさしぶりに解いたにもかかわらず、1問ミスという結果だったとのこと。
そのミスを受けて、次のようにおっしゃっています。
顔から火が出るほど恥ずかしいんですが、間違えたからにはちゃんと書いておかないとね。
どうぞ罵声を浴びせてください。
その声を学習に向けるように真摯に受け止めます。
1問ミスでは満足せず、「罵声をあびせろ」というのは、どれだけ謙虚なんでしょうか。
Tommy さんが「変態」と呼ばれる所以がわかりますね。
この記事を見て、「自分もひさしぶりにチャレンジしてみよう」と思い、早速、取り組んでみました。
(人のブログを読んで刺激をもらえるところがブログのいいところのひとつですね♪)
まずは『文法 特急2』を手に取り、時間をはかりながら問題を解いてみました。
結果は…
2問ミス(所要時間20分)
です。
非常にきつかったです。後半から脳が悲鳴を上げていましたね、確実に。
実際にやってみて、Tommyさんの問題解答のスピード、そして正確さは半端ないとわかりました。
集中力、という観点でも尋常ではないのだと思います。
ぼくみたいに「甘いものでも食べながらやりたい」などと余計なことを考えないでしょう。
100問以上を一気に、しかも、素早く、正確に答えていこうとすることは、思う以上に負荷がかかります。
本番はもっと少ない量ですから、練習でここまで負荷をかけておけば、本番が楽に感じるでしょう。
脳に余裕を持って、(大げさですが)ゆったりとした気分で問題に接することができるのではないでしょうか。
では、100問以上をそれだけのスピードでこなせるようになるためのコツは何でしょうか。
やり方はたった一つです。
反復
これに他なりません。
正解を覚えて当たり前。そこからが勝負です。
自動的に答えを導き出せるようになるまで、何度も回答のプロセスを通るのです。
文法問題であれば、ルールをパッと取り出すことができるか。
語彙問題であれば、適切な組み合わせをアウトプットできるか。
とことん突き詰めて、問題と向き合う姿勢が大切だと思います。
もう一つ、疑問に思われそうなのが、取り組む回数です。
間違えた問題の数にもよりますが、丁寧に5周もすれば、
それ以降はかなりのスピードで解けると思います。
解くときには、先にも申し上げたように、回答のプロセスを大事にすることです。
そこさえ外さなければ、回数バカになろうとも、収穫は常にあると考えていいでしょう。
「練習は本番に近いことを」というのはもっともですが、本番で全力を発揮するためのトレーニングも大切です。
その点、100問以上を、限りなく素早く解く、というのはうってつけのトレーニングだと思います。
過去にやりこんだ具合の差はあると思いますが、
自分よりはるか上のレベルの人との差を肌で感じることができたのは収穫でした。
自分の学習の甘さが露呈したと思いますし、
まだまだこの本にはやりこむ要素があるのだなと認識させられました。
自分にはまだ学ぶべきところがたくさんある。
そうわかるだけで、学習意欲がぐんと上がってしまいますね。
それでは、次は『単語 特急2』にも挑戦したいと思います。
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名著『文法 特急2』を10分で全問回答できるかをチャレンジしてみた結果 | TOEIC990点への道 -日本から出ずに満点-Posted on 11:59 am - 9月 24, 2016
[…] TOEIC Part 5 の約100問を「10分」で終えるスピード感を得る方法 […]