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【2023年度最新版】ぽるぽるのガチで「ラジオ英会話」!全力活用術(第1回)「ラジオ英会話」を100%活用する方法

4月に執筆終了予定が、大幅に延びたことをお詫び申し上げます。

NHK「ラジオ英会話」のテキストにクオータリーで掲載されている「濱崎潤之輔 本気(マジ)で『ラジオ英会話』!全力活用術」のオマージュでございます。クオータリーなので、2023年4月号と7月号に掲載されている本物をご覧いただきたい気持ちを抱きながら、第1回を始めてまいります。

そもそも、このような記事を書き始めた理由は、以下の記事をご覧ください。

恩師と仮想ライバルの背中を追いかけて

👓「ラジオ英会話」リスナーの仲間意識の強さ

「ラジオ英会話」は、多くのリスナーが魅了されるコンテンツであり、その人数は年々増加している傾向にあります。特に、SNSの中でもX(旧Twitter)を通じて、リスナー同士のつながりが形成されています。

#ラジオ英会話
#本気でラジオ英会話

上記のハッシュタグで検索をしていると、本当に多くの方が一つのテキストを基にして学習されているのだと、僕自身も励みになります。皆さんも励みになることは間違い無いでしょう。

これは、共通の学習目標を持つ人々がお互いに励まし合い、学習の成果を共有する場となっています。

私が「ラジオ英会話」を活用する上で、先生方だけでなく、リスナーの皆さんのやる気や熱量、そして実行力に感銘を受けています。

SNS上で彼らの情報を拝見することで、彼らが日々の学習に全力を尽くし、成長している姿に触れることができます。彼らの情熱と努力は私にとっての刺激となり、自身の学習意欲を高める助けとなっています。

それは学習者としても、講師としても、です。

私たちは、「ラジオ英会話」という高品質なコンテンツを最大限に活用し、自身の英語力を向上させることを目指すことができます。このコンテンツは、リアルな会話を通じて自然な英語表現を学ぶことができるため、実践的なスキルの習得に効果的です。

僕自身も、ダイアローグの内容や表現を徹底的に理解し、音読や暗唱などの練習を通じて定着させることに注力しています。

今回の記事では、私の経験を通じて「ラジオ英会話」の再現性の高さや具体的な活用方法を紹介します。これにより、多くの人々がこのコンテンツをフル活用し、効果的な学習を実現するためのヒントを得ることができるでしょう。

僕たちの目標は、共に成長し、英語学習の成果を最大化することです。

以上のように、「ラジオ英会話」のリスナーの多さやつながりの強さについての具体的な例や、自身の活用方法についての詳細な説明を加えることで、記事がより充実した内容となるでしょう。

👓「ラジオ英会話」の活用手順

STEP 1:一日に2回、テキストを開かずに放送を聞く
STEP 2:2回目以降は倍速で聞く
STEP 3:ダイアローグを音読する

STEP 4制限時間を設けてダイアローグを暗唱する
STEP 5隙間時間で思い出す

最初は欲張らずに、放送を聴くことを日々の習慣にできるといいでしょう。

STEP 1
一日に2回、テキストを開かずに放送を聞く

毎日の習慣として、朝と夜の2回、ラジオ英会話の放送を聞きましょう。このとき、テキストを使わずに聞くことがポイントです。テキストを見ないことで、リスニング力を鍛えることができます。

また、実際の会話に近い形で英語を聞くことで、自然な発音や表現を身につけることができます。緊張感を抱きながら、英語に接することができることも利点ですね。

STEP 2
2回目以降は倍速で聞く

最初の聞き取りを終えた後、2回目以降は倍速で再生することをおすすめします。倍速で聞くことによって、聞き取りスキルを向上させることができます。最初は慣れないかもしれませんが、徐々に慣れていきましょう。

また、倍速で聞くことによって、実際の会話のテンポに慣れることもできます。ラジオ英会話の音声は、ネイティブの普通の会話スピードより遅いため、その点の耳慣らしも済ませておきたいところです。

放送を聞くことによって、英語のリスニング力を向上させることができます。テキストを使わずに聞くことで、自然な英語のリズムや発音に慣れることができます。

さらに、倍速で聞くことによって、リスニングスキルを高めることができます。このステップを継続的に行うことで、より効果的な英語学習が可能となります。

👓「言えない表現」の蓄積

STEP 2 では、「言えない」英語に出会った場合に、それをチェックする手順を説明します。

1. 見たことのない表現や使い方に出会った場合

放送中に、自分が聞いたことのない表現や使い方が現れた場合には、それをチェックする対象とします。これは、自分の英語力の拡充に役立ちます。新しい表現に出会うことで、英語の幅を広げることができます。

2. 謙虚にマーカーをつける

見たことのない表現や使い方に出会った場合、それをマーカー(例えばハイライトや下線)で目印をつけることで視覚的に記録します。このマーカーは、後で再度復習や学習の際に役立ちます。

3. 使わなそうな表現でもマーカーをつける

「使わなそうな表現」と感じた場合でも、言えないならばマーカーをつけるべきです。自分の予測や判断に頼らず、実際に言えるかどうかを重視しましょう。そうすることで、自分の英語力の把握や弱点の特定に役立ちます。

このように、「言えない」英語に出会った場合は、謙虚にマーカーをつけることで記録しましょう。新しい表現や使い方を見つけることで、自分の英語力の向上を促進することができます。

また、使わなそうな表現でもチェックすることで、自分の実際の英語力を客観的に把握することができます。このステップを継続的に行うことで、より確かな英語力の向上が期待できます。

STEP 3
ダイアローグを音読する

1. 音真似

ダイアローグで聞こえた音を忠実に再現することが重要です。スピーカーの発音やイントネーションに近づくように努力しましょう。正確な発音を目指すことで、ネイティブスピーカーのような自然な英語のサウンドを身につけることができます。音のニュアンスやリズムにも注目し、なるべく正確に再現することを目指しましょう。

2. 意味

ダイアローグの内容を理解し、それを声に出すことが大切です。日本語訳を参考にしながら、英語の意味を把握しましょう。

ただし、単なる訳す作業ではなく、意味を理解した上で自然な英語表現を声に出すことがポイントです。意味を理解することで、ダイアローグのコンテキストを把握し、より的確な表現ができるようになります。

3. 感情

英語を口にする際の感情をコピーすることも重要です。ダイアローグの文脈や話者の感情を考慮し、その感情を反映させながら声に出しましょう。感情を込めることで、より自然で生き生きとした表現ができるようになります。

例えば、喜びや驚き、怒りなど、適切な感情を声に出すことで、会話のリアリティを高めることができます。

音読の際には、音真似、意味理解、感情表現の3つの要素を重視しましょう。正確な発音や自然な表現を目指すことで、よりリアルな英語の会話に近づくことができます。このステップを繰り返し行うことで、英語の発音や表現力を向上させることができます。

STEP 4
制限時間を設けてダイアローグを暗唱する

1. 制限時間を設ける

ダイアローグを暗唱する際には、制限時間を設けることが重要です。

例えば、10分間を目安に設定しましょう。制限時間を設けることで、集中力を高め、より効果的な学習ができるようになります。

2. レベルに合わせて繰り返す

自分の英語のレベルに合わせて、何度も声に出して繰り返しましょう。

初めは文やフレーズごとに分割して暗唱し、徐々につなげていきます。反復することで、ダイアローグの内容を覚えるだけでなく、スムーズな流れやリズムを身につけることができます。

3. 音読との組み合わせ

STEP 3 で述べた音読の要素(音真似、意味、感情)を活用しながら、制限時間内でダイアローグを暗唱します。正確な発音や自然な表現を心がけながら、意味を理解したままスムーズに暗唱できるようにしましょう。

4. 覚えるような状態を目指す

制限時間内でダイアローグを繰り返し暗唱することで、内容を覚えるような状態を目指しましょう。初めは一部分や一文から始め、徐々に長くつなげるようにします。

また、声に出すだけでなく、頭の中でイメージしながら暗唱することも効果的です。

制限時間を設けてダイアローグを暗唱することで、より効率的に内容を覚えることができます。反復や繰り返しを通じて、自信を持ってダイアローグを暗唱できるようになりましょう。自分のレベルに合わせて取り組むことで、徐々に上達していくことができます。

STEP 5
隙間時間で思い出す

1. 隙間時間の活用

日常の隙間時間を有効活用しましょう。

例えば、通勤中や待ち時間、休憩時間など、日常生活の中で少しの空き時間がある場面を利用します。これらの時間を使ってダイアローグを思い出す習慣を身につけることで、継続的な学習が可能となります。

2. 再現するためのヒント

思い出す際には、ダイアローグを再現するためのヒントを活用します。例えば、特定のキーワードやフレーズ、会話の流れや文脈を思い出すことから始めます。

また、音読や暗唱の練習を通じてダイアローグを覚えているため、それを基に思い出すことができます。

3. 視覚化やイメージ化

ダイアローグを思い出す際には、視覚化やイメージ化のテクニックを活用することも効果的です。頭の中で場面や登場人物をイメージし、その中での会話を再現します。具体的なイメージを持つことで、よりリアルにダイアローグを思い出すことができます。

4. 隙間時間の継続的な活用

短い隙間時間でも継続的にダイアローグを思い出す習慣を身につけましょう。一日に何度か繰り返すことで、ダイアローグが定着しやすくなります。隙間時間を効果的に活用することで、学習のスピードを上げることができます。

隙間時間を活用してダイアローグを思い出すことで、復習効果や記憶の定着度が高まります。短い時間でも継続的に取り組むことで、英語の会話スキルの向上を促すことができます。日常のちょっとした空き時間を有効に活用し、積極的にダイアローグを思い出す習慣を身につけましょう。

👓

第2回も執筆中です。

もし参考になるところがあれば、
#ガチでラジオ英会話 でつぶやいていただけますと幸いです

2023年も頑張っていきましょう!

生放送出演!TOEIC(R) L&R TEST でもう一度英語を学び始めよう!

2014年や2017年に出演していた schoo(学びのオンラインプラットフォーム)にて、

生放送に出演することが決まりました!

今度こそ頑張りたい人のためのやり直し英語
第1回:TOEIC(R) でもう1度英語を学び始めよう

https://schoo.jp/class/10489

日時:2023年7月29日(土)20:00-21:00
料金:無料(リアルタイム視聴のみ)

無料ですが、当然ながら「お金を払わせてください」と言われるレベルで講義します。

schooさんからいただいたのが次のリクエストです。

「英語のやり直しとして TOEIC を使うことはできますか?」

素直に言うと、0.1秒くらいは「無理」と思いました。

でも、英語嫌いに英語の楽しさを伝えたいという気持ちもあります。
今回は「音」に着目していくことにしました。

しかし、楽しんでいただく前に、土曜の夜には聞きたくないであろう、
厳しめの言葉や質問を投げかけることにしています。

「英語をやり直したい」

「TOEICに興味がある」

「リスニングが苦手」

「音読をうまくしたい」

こういった方のご期待に添える内容に仕上げています。

===

【受講対象者】
・英語学習をもう1度頑張りたいが、何から始めたら良いかわからない方
・TOEIC(R)を最近受験していない、あるいは受験したことがない方
・英語は地道な暗記科目だと思っている方

【授業内容】
・そもそも英語を学び直す理由は?
・ せっかくやり直すなら、英語を楽しく学ぼう
・ TOEIC(R)のリスニング問題に挑戦してみよう

【授業のゴール】
・もう1度英語を学んでみよう、と思える。
・英語の「音」の面白さに気づくことができる。

===

ページ内にある「ハートマーク」を押してお待ちいただきたいです!

ハート数と視聴者数が多いと、次回の出演に繋がると聞いています。
正直、第1回で打ち切り(?)になりたくない!
損はさせません!

皆さんとお会いできることを楽しみにしております。

https://schoo.jp/class/10489

【永久保存版】2022年ベストバイの英語教材

2022年はどのような英語学習の本を買いましたか?

2020年や2021年に引き続き、今年も勝手に開催いたします!

2022年に買うべき英語教材のご紹介です。

ぼくは学習者・講師・編集者・著者の側面を持っています。そのため、語学書に対してかなり目が肥えている自信がありますます。語学書業界には長年いるので、今後の学習にお役立ていただければ幸いです。

参考までに過去の教材紹介記事です。


2020年ベストバイの英語教材

http://www.toeic990er-for-learners.com/blog/?p=4919

2021年ベストバイの英語教材

http://www.toeic990er-for-learners.com/blog/?p=5148


今年ノミネートした本は11冊です。ジャンル別に紹介しつつ、最後にベストバイをご紹介したいと思います。(ただ今、選考中です)

☑︎師匠の追っかけは続く

勝手に英語教師の師匠として追いかけている大西泰斗先生の著作はすべて目を通しています。期待以上を超えてくるのが大西先生のすごさです。

『総合英語FACTBOOK』

大西泰斗著・桐原書店

神本、改訂版。各チャプターの冒頭にあるQRコードから飛べる動画が秀逸です。文法書は読むだけではなく、動画を見る・音声を聴くこともスタンダードにしたいという想いを感じます。

===

『英語文法マップ』

大西泰斗著・NHK出版

日本人が英語習得で乗り越える壁である「語順の違い」に着目した一冊です。2020年度の「ラジオ英会話」を編集したもので、コンパクトにまとまっています。例文の量も適切で、数日で一気に読み終えると英語の見え方が変わるように感じます。

☑︎TOEICはリーディングセクション対策がブーム?

2022年、TOEICの運営団体であるIIBCが割と攻めてきましたね。公式系が市場を賑わせていたように思います。公式はある種殿堂入りであるため、それ以外の本をご紹介します。なんだかリーディングセクションの対策本が多めに感じます。

『TOEIC(R) L&R TEST 出る問特急 金の文法』

TEX加藤著・朝日新聞出版

TEX先生が手がけた問題は「公式系の次」にやっておくべきではないかと思うくらい良質です。文法問題の英文に収録されている単語がさりげなく新出なものもあり、素晴らしいですね。

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『TOEIC(R) L&R TEST 音読特急 速聴力をつける』

駒井亜紀子、Daniel Warriner著・朝日新聞出版

記事

voicy

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『TOEIC(R) L&R TEST 読解特急3 長めの記事編』

神崎正哉、TEX加藤、Daniel Warriner著・朝日新聞出版

改訂前は「上級編」でしたね。「350語くらいの長めの文章×記事」という高負荷なところが好きです。この本の英文がすらすらと読めるようになれば、本番は楽になるでしょう。ただ、この本を使いこなすには相当な英語力が必要です。

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『TOEIC(R) L&R TEST 超速スコアアップ特急 Part2&5を狙え』

Jun、Ross Tullock著・朝日新聞出版

短文から攻略という切り口が新しいです。対策に行き詰まっている人はこの一冊で短文パートをやり込むのも手です。Part 2は変化球の具合が絶妙で、Part 5は900overでも苦戦する問題が収録されていました。発音に踏み込む解説も好き。

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『TOEIC(R) L&R テスト 990点攻略 文法・語彙問題1000』

濱崎潤之輔著・旺文社

990点取得には Part 5 の語彙問題の詰めが欠かせません。リーディングセクションで495に近いスコアを目指す方は語彙問題だけでもやってみると良いですね。

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『解きまくれ! リーディングドリル TOEIC(R) L&R TEST PART 5&6』

大里秀介著・スリーエーネットワーク

Part 5 の問題はもちろん、Part 6 の重要な英文の解説に「構文解析」の説明があるのは素晴らしいです。この手の説明は省かれることが多いため、レアです。対象スコアが860点以上と高いですが、それより低くても英語の読み方を学ぶのにうってつけの一冊です。

📄

☑︎資格試験以外は昨年の反動?

いろいろな語学書を手広く見ていますが、「これはいい」と思えるものがあまりなかった印象です。2021年は資格試験を除いた「英語」の本が豊作だったからでしょうか。それでも、その中に素晴らしい本はあるのも確かです。

『今度こそすらすら読めるようになる「ニュース英語」の読み方』

三輪裕範著・ディスカヴァートゥエンティワン

校正で担当した本です。題材が2021〜2022年のものが主で、リアリティを持ちながら楽しめる一冊。記事もたくさん収録されていて、三輪先生の知見の深さに唸りました。資格試験を終えてから語彙力やリーディング力を伸ばしていく接続に使えます。

voicy

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『英語ライティングの極み』

鈴木瑛子著・DHC

極みと題しているだけあって、それなりの英文を書ける人が洗練されたものをアウトプットするための本です。その技術を50のルールにまとめたこともすごい!体系化されている証拠ですね。

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『1ヶ月で洋書が読める タニケイ式英語リーディング』

谷口恵子著・プチレトル

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『英語は決まり文句が8割』

中田達也著・講談社

タイトルにある通りで「もっと定型表現を仕入れねば」と思わせてくれます。決まり文句がなぜ重要かを示してくれるため、モチベーション維持にも役立つ内容になっています。


以上が2022年に気になった語学書です。まだ使い途中のものもあるため、終わり次第にYouTubeやvoicyでご紹介していきます。

では、最後にベストバイを僭越ながら選ばせていただきます。(ただ今、選考中です)

【永久保存版】2021年ベストバイの英語教材

書きかけで保存されていた記事を1年後にそのまま公開しました。

YouTubeでは2021年TOEIC本ベストバイをご紹介しました。

サムネでネタバレ感

ここからが記事の本編です!(2021年のテイでお読みください)

2021年もコロナウイルスに振り回された一年でしたが、いくらか外出がしやすくなり、英語学習の友である「本」を買いやすくなったように思います。皆さんはどのような本を買いましたか?

2020年に引き続き、今年も勝手に開催いたします!

参考:2020年ベストバイの英語教材

ぼくは学習者・講師・編集者の側面を持つため、結構目が肥えています。語学書業界には長年いるので、今後の学習にお役立ていただければ幸いです。

今年ノミネート(=ぼくが自腹で購入)した本は20冊。ジャンル別に紹介しつつ、最後にベストバイをご紹介したいと思います。

🏃

師匠の追っかけ

ぼくの英語学習を変えるきっかけをくれた大西泰斗先生のご本。今やラジオにテレビに大忙しの先生です。テレビに出たことで、出会った人が多いのではないかと思います。

『英会話 話を組み立てるパワーフレーズ 講義編』
『英会話 話を組み立てるパワーフレーズ トレーニング編』

2020年の「ラジオ英会話」の内容を再構成したものです。「フロー」という話の展開を組み立てるフレーズを教えてくれます。単語や文法だけを学んでいても、抜け落ちがちなところです。というか、意識的に学べる教材はなかったように思います。

前者には540分、後者には360分の音声が付いているため、独学には向いていると感じます。Eテレ「英会話⭐︎定番レシピ」の内容がぴったりな方は、こちらを強くオススメします。

👨‍🏫

相変わらず人気の TOEIC

受験者数は減っているものの、英語力を計測する試験として人気があります。個人的に、TOEIC の本はほとんど買わないと決めているのですが、依然として良書が出てくるため、研究用に買ってしまいます。

『TOEIC L&R TEST 読解 特急4 ビジネス文書編』
『TOEIC L&R TEST 超上級単語特急 暗黒のフレーズ』
『TOEIC L&R TEST 5分間特急 超集中リスニング』

お世話になっている特急シリーズ。いつも「もう出し尽くしたかな」と思いきや、新作を出してくるあたり、さすがです。

『読解特急』は改訂版です。ビジネス文書はパターンが決まっている分、型を習得すれば爆速で読めるようになっていきます。『読解特急4』は早めに攻略しておくのがベターです。

『暗黒のフレーズ』は、ダースベイダー並みに手強いです。迂闊に手を出しにくいですが、今後 TOEIC に出ると予想した単語が収録されているのが粋です。単語を完璧にして臨みたいという人が、最後の一押しとして使う一冊でしょう。

『5分間特急』は「忙しい人のため」を思う気持ちが伝わってくるコンセプトです。本当にサクッと取り組みやすい上に、解説が絶妙なコンパクトさなので、多くの方が重宝するでしょう。


『1日1分! TOEIC L&R テスト 炎の千本ノック! パート5徹底攻略』

こちらも定番のシリーズです。本番さながらのテスティングポイントが収録されているので、事前に解いていくことで、本番でデジャヴ感を抱くことができるでしょう。毎度言いますが、英文が難しめなので、リーディングの練習になるのもグッドです。


『英英英単語 TOEIC L&R テスト スコア990』

英英英単語もシリーズです。個人的には、「まさか TOEIC に、しかも、満点レベルに手を出すとは」という衝撃です。良い意味で。難しい単語をどう覚えるかは人それぞれですが、噛み砕いた英語で理解するのは良い手法です。本番では、難しい単語は言い換えられることがあるため、その点もコンセプトと合っていて素晴らしいです。

📕

新書で英語学習の時代

2020年の終わりに『英語独習法』がヒットしました。そこから新書で英語学習する流れができたように思います。すべてを追いかけ切れていませんが、Twitter を中心に話題になっているものは購入しています。

『英語の読み方』
『英語の思考法』
『英語の学び方』
『伝わる英語表現法』(2021年復刊)

今まで新書はさほどチェックしていませんでした。ただ、どの本も「素晴らしい」と唸らされました。正直、隅から隅まで読めているわけではないのですが、取り上げている切り口が新鮮でした。

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立ち返るリーディングの世界

『英文解体新書2』
『基本文法から学ぶ 英語リーディング教本』

両方とも少しずつしかかじっていません。ただ、読めるようになることは「できる」ようになった感覚がわかりやすくて良いですね。しかも、読むレベルが上がれば、扱える情報も増えるわけです。

👀

ライティング新時代

『英語ライティングの鬼100則』
『自由英作文の合格教室』

一昔前はライティングのお手本となる本はなかったように思います。でも、このお二方が降臨してくれたおかげで、一気にライティング本のハードルが上がりましたね!ライティングの骨格を作ってくれる2冊でしょう。

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英会話力アップの新しい切り口

『3分間 パワー音読トレーニング』
『英語が話せる人はやっている魔法のイングリッシュルーティン』
『TOEIC 300点から同時通訳者になった僕の英語学習法』

前から知られる「パワー音読」とその実例と具体例を示す本。そこに割って入ってくるのが「イングリッシュルーティン」。新時代の到来の予感です。


それでは、ベストバイ発表!

2021年TOEIC部門

『TOEIC L&R テスト 詳説英文法』

この本に対する熱量は、冒頭のYouTubeの動画の中でも語っています。

著者のHUMMERさんのTOEIC知識が詰まった「最高傑作」だと感じます。正直、一周目ですべての知識を吸収するのは難しいです。でも、何周も何日もかけて自分のモノに変えていけば、必ずTOEICのスコアアップにつながります。

2006年からTOEIC本の研究をしていますが、過去トップ3に入るのではないかと。

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全人類マスト部門

『それわ英語ぢゃないだらふ』

英語教育に対する指摘やそこからの脱却など、英語学習をするための本ではありません。ただ、英語学習をする上では絶対に知っておきたい事実と仮説が書かれています。

学校で英語を学んできた日本人にとって救世主となる本です。英語と日本語の圧倒的な違いである「語順の違い」をどのように乗り越えていくかが見えてくるからです。

今後の学習内容の展望も見えてきますから、できるだけ早く読んでおいてほしい一冊です。

🇯🇵

以上、2021年の英語教材まとめでした!

TOEIC(R) L&R テストを音読で攻略するマストバイ本『音読特急』

英語力を向上させるために、「音読」が有効なのは何度も聞いたことがあるはずです。でも、正しい方法で音読していると自信を持って言えるでしょうか? 講師や学習者によって、やり方や力を入れるポイントが人によって異なるため、戸惑っている方もいると思います。

ぼく自身、TOEIC 対策で音読を取り入れたことがありました。ただ、効果があまり感じられずにやめた経験があります。

「音読が有効なことはわかったが、具体的なステップがわからない」

その悩みを解決する一冊が世に出ました。TOEIC を音読で攻略したい人は必読の一冊です。今まで「TOEIC ×音読」と真正面から捉えたものはなかったように思います。TOEIC 対策を始めた頃に欲しかったです、本当に。

『TOEIC(R) L&R TEST 音読特急 速聴力をつける』
駒井亜紀子、Daniel Warriner著・朝日新聞出版

もくじは以下の通りです。

第1章 音読トレーニングをはじめる前に
音読トレーニングの効用
音読トレーニングのメニュー

第2章 パート3でトレーニング(39問)
問題演習+音読トレーニング
仕上げのトレーニング

第3章 パート4でトレーニング(30問)
問題演習+音読トレーニング
仕上げのトレーニング

構成はシンプルです。問題演習とトレーニングが中心です。でも、シンプルだからと言って、侮るなかれ。

音読が効く理由がわかるから、納得して音読できる

第1章だけで価値ある内容です。5つの効用が挙げられているのですが、すべて納得できる内容です。正直、これらを早く教えてほしかったと思っています。対策当時の自分がやっていた音読は甘いものだったと思い知らされたからです。

いかにトレーニング内容が素晴らしくても、その内容に納得感を持てなければ、効果が半減してしまいます。ここで音読がいかに効果的かを実感することで、その後のトレーニングも実りあるものになるでしょう。

豊富な問題量で、たくさんトレーニングできる

パート3, 4 が本番と同じ量だけ収録されています。ぼくは全問を解答しましたが、本番に近いレベルの問題が収録されているように感じました。定番の問題から、唸らされる問題も。

ただ、この本はトレーニングがメインで、解説の後に5ステップの音読ができるように設計されています。「○○を△回」のように、具体的に掲載されているので、迷わずに音読トレーニングに励むことができます。

このトレーニング方法は一生モノで、他の問題にも応用できるのも良いところですね。

とっつきやすい発音アドバイスを楽しめる

実際に紙面を見ていただくのが早いのですが、発音記号を使わずに、カタカナを使って絶妙な感じで発音が表されています。書かれた通りに声に出すと、その通りにできるからおもしろいものです。英語の発音が苦手という方こそ、この本で練習することをオススメします。

以上、『音読特急』のレビューでした!

個人的な一番の見どころは「長いまえがき」です。これを読んだら、使い込みたくなること間違いなし。

『音読特急』はこちらから(Amazonページに飛びます)

【英会話を習慣化する方法】Cambly で TOEIC Speaking に集中して2か月目

2021年10月から、次のように題して、オンライン英会話にコミットしています。短期間集中でオンライン英会話を活用したい方にヒントになる内容に仕上がっているかと思います。

「Cambly週5×3ヶ月=TOEIC Speaking 200点満点」超特訓

最初の一か月(2021年10月)は以下からご覧ください。レッスンを実際に受けてみての気づきや Cambly というプラットフォームに対する本音を書いています。

【正直な感想】Cambly で TOEIC Speaking の特訓を一ヶ月やった感想

大量の問題が本番を救う

この記事を書いているのは、12月の TOEIC Speaking テスト直後なのですが、今日の本番で無料ダウンロードできる練習問題と類似問題が出ました

【無料ダウンロード】TOEIC(R) Speaking Test Exercisesでスピーキング力アップにつなげよう!

400問にざっと目を通すとわかるのですが、似たようなことがやや違う角度で聞かれます。違うと言っても、コアな部分は変わらないので、ここにある問題を答えられるようになることは、TOEIC Speaking アップの道には不可欠であるような気がします。

時間を固定する

11月に苦労したのは「飽き」との戦いです。一ヶ月目は新鮮さもあってうまく進めることができました。ただ、基本的には同じことの繰り返しなので、飽きていたことは事実です。正直に告白します。お恥ずかしい。

そこで、やらないと気持ち悪くなる状態を作ろうと、【平日14時】に固定しました。自分のスケジュール的に、眠くなって生産性が落ちる時間帯だったからです。この作戦はうまくいって、レッスンの受講回数は増えたように思います。そのうち、体が「レッスンの時間だ」と覚えてきたのは良かったように感じます。

振り返りの大切さを実感する

レッスンの受講は続けられたものの、伸び悩みを感じていたのも事実です。「スピーキングが伸びてきた」と感じられた夏頃と比べて何が違うかと考えたところ、振り返りの時間がほぼなくなったことです。

振り返りと言っても、大げさなものではなく、日記を書くようなイメージです。「こんなことをやった」とか「こんな表現を習った」とか。15分程度で終わるものです。これが思ったよりも大きかったのだと実感しています。

12月は再開して、スピーキングの伸びを実感したいと思います。最後の一ヶ月も気を抜かずに頑張っていきます!

【正直な感想】Cambly で TOEIC Speaking の特訓を一ヶ月やった感想

2021年10月から、次のように題して、オンライン英会話にコミットすることにしました。

「Cambly週5×3ヶ月=TOEIC Speaking 200点満点」超特訓

約1か月が経過したので、その状況報告をさせていただきます。 きっと「英会話力が上がったのか?」と思われる方も多いはずです。 Cambly を使ってみての、正直な口コミと合わせてご覧ください。

TOEIC Speaking の問題を解きまくる

以前もご紹介した練習問題400問はダウンロードしていただけたでしょうか? Cambly と書かれていますが、他のプラットフォームで使うのもありです。 ……なんて表立って言うのも何ですが、せっかくならば使っていただきたいので。

【無料ダウンロード】TOEIC(R) Speaking Test Exercisesでスピーキング力アップにつなげよう!

「PDFの何番から」とお願いすれば、問題演習に(嫌でも)取り組むことができます。普段、音読や暗唱など作られた英語を読むことが多い自分としては、非常にありがたい環境でした。今までの知識を使って、英語を話す仕組み作りにつながったからです。

上記の無料でダウンロードできる教材には、英語で書かれた説明があります。「最初に○ページを見て」と講師に言えば、フィードバックの観点などの概要を掴んでもらえます。雑談の場になりがちなオンライン英会話レッスンを、問題演習特訓道場に変化させることは難しくはありません

思った通りのペースで解けなかったものの、TOEIC Speaking に特化して、ネイティブ講師とやり取りするのは非常に有意義です。

問題演習のペース配分

この一ヶ月は大量の問題をどのようにレッスンに組み込むかの試行錯誤の日々でした。

まず、プロフィールや備考に「このPDFを見てやりたい」と事前に書いても、ほとんどの講師は見てくれません。毎回、レッスンの冒頭で「これをお願いしたいんだけど」とやり取りをする必要があるので、スモールトークが苦手だと、いろいろとストレスが溜まるかもしれません。

次に、どれくらいのペースで進めるかが難しいです。現在のレベルや講師の指摘、フィードバックの量によって進度が異なります。1問にじっくり時間を使う先生もいれば、気になることがなければサクサク進む講師もいます。この辺は自分でコントロールしていく必要があるため、その点も人によってはストレスでしょう。

ただ、両方の観点とも手間ではありますが、英語でやり取りする力は磨かれます。これをポジティブに捉えられると、Cambly は有効活用できます。こういったことが難しいと思う方は、事前にスクリプトを用意しておくと良いでしょう。例えば、こんな感じです。

Could you please open this link I sent you? At first, please look at and read the Page 4. There is an instruction for this material. I’d like to start from Question Set XX today.

最初は見ながら言うことになるかもしれません。でも、何度も言っていれば、慣れてくることは間違いありません。どんどんとお願いしてみましょう。

フィードバックの鋭さ

TOEIC Speaking の問題を解くと、フィードバックがもらえます。「いい感じ」とだけ終わることもあれば、次のようなフィードバックをいただくこともあります。

「こちらの単語のほうがベター」
「質問から離れないように意識する」
「自分の経験とトピックを関連付ける」

ぼくは TOEFL や IELTS の指導経験がある講師にお願いすることが多いのですが、そういった方はかなりクリティカルなフィードバックをしてくれます。トピックは違えど、同じような観点で採点されていますから。

フィードバックが少ない時には「何か思いつくアイデアや関連表現はありますか?」と聞くと、バンバン出てきます。特に、ボキャブラリーの豊富さは「ネイティブならでは」かもしれません。


以上、一ヶ月使ってみての感想です。

もし Cambly にご興味のある方は無料体験をしてみてはいかがでしょうか? こちらのコードを入れていただくと、15分の無料体験を行うことができます。 思い切って TOEIC Speaking のレッスンを受けてみてください!

poreigo

【5日間限定新作セール】Udemy で TOEIC 動画講座の新作「速読力養成講座」をリリースしました!【Part 7 対策】

現在、地域差はあれど、TOEIC 受験はしやすい状況にあるはずです。
ただ、受験料が高くなり、気軽に受けられないのが正直なところですよね。
「次の TOEIC で決めたい」という方は増えているのではないでしょうか。

イチ講師としては、「セミナーを開催して、多くの知識をお伝えしたい」と考えます。
しかし、オフラインでの開催はなかなか難しいのも事実です。
一方で、オンラインでの開催はできるものの、オンライン疲れも間違いなくある。

そこで、いつでも見られる「動画講義」を作成しました。
自分のペースで、好きな時に、好きなところで見られるように。
いろいろな学習環境や学習時間を考えて、1本の動画は5分ほどにしています。

今までに2つの動画講座を制作しまして、現在、3,000名以上の方が受講をしています。
(2つの講座に関する情報は下部に記載いたします。)
現在、講師としての平均評価が4.2あたりなので、
Amazon などのレビューと比べて、高いのがお分かりいただけるのではないでしょか。

この度、3つめの動画講座をリリースいたしました!
その名も「TOEIC(R) L&R TEST 速読力養成講座」です。
この講座で一通り学べば、英語を読むのがぐっと楽になります。

レベル感としては「中学英文法がなんとなくわかる」くらいです。
小難しい文法用語はできるだけ避けて、多くの方に受け入れられるようにしています。

初級者はもちろん、中上級者にも受けて欲しいのが本音です。
というのも、ぼく自身、今回ご紹介する方法で読めるようになったのは、 800点は超えていた後だったからです。
つまり、ハイスコアの人でも進化の余地がある内容であるということです。

動画講座と申し上げて、多くの方が「高いんでしょ」と思われたはず。
今までの講座が3時間ほどだったものに対して、今回は高い熱量も相まって4時間半超え。
みっちりとお話をさせていただいたので、お高い……かと思いきや、
【6,000円】で提供させていただくことにいたしました。
セミナーを1回受ける感じでお考えいただくと、不安がなくなるかと思います。

しかし、

せっかくのリリースのタイミングですから、 公開記念として、大幅プライスダウンさせていただきます!
怪しいセールス番組状態で申し訳ありません。

80%オフの【1,200円】でご提供します!!

最安値です。 書籍を一冊購入するイメージで設定いたしました。
このタイミングを逃すと、多少なりともお高い値段になることはご了承くださいませ。

ご興味のある方やご購入を希望される方は以下のURLからご覧ください。
以下のURLからでないと、割引が適用されませんので、お気をつけください。
*初めて Udemy をお使いになる方へ
 先に Udemy での登録を済ませてから、このURLをご覧いただければと思います。

https://www.udemy.com/course/toeic-sentence-structure/?couponCode=HAPPYTOEIC

2006年から始めた TOEIC の学習経験や、
大学や専門学校、英会話スクールなどでの指導経験を
「これでもか」というくらい、惜しげもなく詰め込んでいます。

自信があります。

いつか本にして、多くの方に手に取っていただき、
一人でも多くの方を救うことになるとイメージしています。
ぜひ先に救われていただければと思います。

(過去にリリースした講座一覧)
===
第一弾:TOEIC(R) L&R テスト 730点突破!徹底復習講座(約3時間)
2021年11月現在、約16,00名以上の方々にお使いいただいています。
最高評価をいただくなど、品質はレビューの高さが物語っています。

対象:初心者〜730点を目指す方
内容:解き方と復習に焦点を当てています。
☑︎概要 ☑︎解き方 ☑︎問題演習 ☑︎復習方法

https://www.udemy.com/course/beyondtoeic730/?referralCode=F38CC1F0CF69B8CFA3F3

第二弾:TOEIC(R) L&R テスト 600点突破!基礎完成講座(約3時間)
2021年11月現在、約2,000名以上の方々にお使いいただいています。
こちらもレビューは高く、ご満足いただけている様子です。

対象:初心者〜600点を目指す方
内容:英語学習の基礎を TOEIC の問題を通してお伝えしています。
☑︎単語 ☑︎文法 ☑︎発音 ☑︎音読

https://www.udemy.com/course/toeic-basic-over600/?referralCode=FBE15514935121623F74

動画を見ていただくことで、モチベーション維持につながります。
そして何より、スコアアップや英語力アップにつながることは保証します。

===

どちらも定価は【6,000円】です。
ただ、Udemy 側がセールをしたり、ぼくがセールをしたりするため、
それまでお待ちいただくのがお得かと思います。

「そんなに安く買われたら、困るのでは?」と思ってくださった方は優しい。
でも、皆さんがスコアアップという結果を手にしてくだされば、何の問題もありません。
この動画をキッカケに、ステップアップすることを強く願っています。

「Cambly週5×3ヶ月=TOEIC Speaking 200点満点」超特訓

2021年の目標の一つが「TOEIC Speaking 200点満点」です。

TOEIC Listening & Reading が終わった後のアウトプット力向上のために、このテストを活用する人は多いのではないでしょうか。皆さんは受験したことがありますか?

 

<TOEIC L&R との併用の可能性>

2013年あたりから受験を続けながら、対策をして思うのは、L&R で得た知識をアウトプットしていくためには、うってつけの試験だということです。「今、L&R を受験しているものの、ゆくゆくはスピーキング力を上げたい」という目標を持っている人は、年に一度は受験をすることをオススメします。

もし、ぼくが TOEIC L&R 対策時にスピーキングとの関係性を知っていたら、間違いなく受験しています。L&R で大量にインプットした知識をアウトプットすると、定着率が増すからです。

実際、「L&R で学んだ○○が使える」という場面があるのは確かです。そして、その瞬間の心地よさと言ったら、たまりません。単にインプットを積み重ねていくのは楽しいのですが、アウトプットできた瞬間も心地よいです。

 

<スピーキングの準備不足という方へ>

おそらく「まだスピーキングの対策をしていないから、準備ができたら」という方が多いのもわかります。ぼく自身もそうだったからです。でも、テストを通してアウトプットすることで、自分の弱点が見えてきて、必要な準備も見えてくるのは間違いありません。

ここ最近、何度か受験していますが、受験するたびに課題が見えて、日々の勉強に反映しています。試行錯誤が続くのは辛いですが、変化がついて、メリハリがつくのが楽しいのも確かです。
と言っても、なかなか受験するのはハードルが高いですよね。そこで、一つの提案をさせてください。

「3ヶ月限定で、一緒に頑張りませんか?」

 

<3ヶ月チャレンジの概要>

1年だと長い。半年も長い。3ヶ月はちょうど良い。今まで英語学習を長く続けてきての感覚です。モチベーションや集中力などを考慮すると、3ヶ月は絶妙な期間です。2021年も10月になり、残り3ヶ月です。ここらで重い腰を上げてみませんか? ぼくも頑張りますので、一緒に走り続けられたらと思います。

チャレンジの内容としては「TOEIC Speaking に力を入れる」ことなのですが、とある方ととある企業さんにご協力いただくことにしました。

まずは、Jun さん。毎週、勉強会をしている勉強仲間であり、いつも励ましてもらっています。このチャレンジ自体に一緒に挑戦してもらうことにしました。伴走している人が多いほうが、皆さんも燃えると思いますし、先を行く人の背中を見て、盗めるところは盗んでいきましょう!

次にお願いしたのが Cambly さん。ネイティブ講師のみを抱えている、オンライン英会話プラットフォームです。自分の好きなタイミングで受講ができて、レッスンを録画できるだけでもありがたいのに、次のような教材まで作ってくださいました。

【無料ダウンロード】TOEIC(R) Speaking Test Exercisesでスピーキング力アップにつなげよう!

無料でダウンロードができるので、仮に Cambly を使用しなくとも、こちらの練習問題(4問×100セット)だけでも超お得です。今まで Cambly は TOEIC Speaking に対応していませんでした。ですが、このコラボをきっかけに、対応していただけるようになりました。こちらの教材を講師は手元に持っているので、レッスンでお願いすれば、ガンガンと問題演習をこなしていくことができます。

 

<自分で話す練習の機会を増やす>

TOEIC Speaking は11問で構成されています。ただ、今回のダウンロード教材では、4問にしかフォーカスをしていません。なぜか。

Jun さんと勉強会をする中で、「15/30/60秒で意見を述べるのが難しい」ということに気づき、「そこを重点的にやりたい」という結論に至ったからです。実際、勉強会でも実施しているのは、それらの問題だけです。

ぼくも含めて、音読するのは得意な人が多いです。と同時に、自分の意見をスムーズに言うのは苦手にしている人は多いでしょう。正直、ここは場数(=量)が大事だと考えています。いろいろなアプローチはあると思うものの、自分で話す場を作って、その場で話すトレーニングが、地道でありながらも、一番効果的な方法だと考えています。
Cambly をトレーニングの場にして、自分の英語をどんどん作ってみましょう!

 

<英語力の変化を実感する>

ぼく自身、レッスンを週5で受けていくことになるため、ビフォーアフターがわかるようにしたいと考えています。「録音をすればいい」とよく言われますが、地味に面倒なのですよね。その点、Cambly がカバーしてくれるので、10月時点のレッスンの様子と12月のレッスンの様子を YouTube にアップしようと考えています。

YouTube のチャンネルはこちら

下手な姿をお見せするのは恥ずかしいですが、成長のプロセスを見ていただきたいです。「結局うまくなってないな」と言われないように、しっかりと頑張っていきます。チャレンジや Cambly など何かご質問やご相談がある方は、コメントをお寄せくださいね。3ヶ月限定と割り切って、やりきりましょう!!

【無料ダウンロード】TOEIC(R) Speaking Test Exercisesでスピーキング力アップにつなげよう!

【中・上級者向け】TOEIC Speaking 対策に集中した3か月間から導き出す対策ガイド

2021年1月から本格的に TOEIC Speaking 対策に集中してきました。
というのも、年始の目標にこのテストで満点を取ると宣言したからです。

https://twitter.com/porpor35/status/1344807278986186753

あけましておめでとうございます!実家に帰省せずに、年越しは寝ていたため、正月をタイムラインで実感中。今年もよろしくです。

☑︎TOEIC Speaking テスト200点満点
☑︎オンライン英会話週3回
☑︎毎日英語で独り言

達成できずに自己肯定感を下げるくらいなら、抱負は控えめに始めるのがよろし。

個人的に、TOEIC L&R テストに比べて、Speaking テストは情報が少ないと感じます。

「受験したくても、具体的な対策方法がわからない」
「どの教材で対策を始めればよいか」
「TOEIC L&R の次に Speaking に取り組みたい」

こういった意見が増えてきたように感じるため、
今回、この記事で、3か月間に行ってきたことを明らかにすることで、
具体的な対策方法をご自身で導き出す助けになればと考えています。
行うべき勉強法や使用するとよい教材までお伝えします。

 

TOEIC Speaking 戦歴を暴露する

2012年に TOEIC L&R で初めて満点を取得した後、Speaking に取り組みました。
1年に1回ペースで受験していましたが、しばらく遠ざかっていたのが事実です。

2013.03…130
2014.08…140
2014.12…150
2015.04…140
2015.08…150
2017.12…140
2018.12…170

完全な言い訳ですが、L&R 対策で音読などをほとんどやらなかったため、
満点取得の割にスコアがしょぼいのはご理解ください……。
話す(スピーキング)を意識しないと、悲惨な結果になるという反面教師になれば。

 

対策をする問題を絞る

L&R 対策をきっちりとやっていると、最初の音読問題などは対策の必要がほとんどありません。
L&R テストで言うと、Part 4 のような英文が素材になるからです。

*問題形式を知らない方は公式HPでご確認を!

https://www.iibc-global.org/toeic/test/sw/about/format.html

そこで、Speaking 対策としては、次の2つに絞ることにしました。
全問題の対策をしようとすると、膨大な時間がかかるからです。

・Q6(応答問題/30秒)
・Q11 (意見を述べる問題/60秒)

他にも即興で答える問題や長めに答える問題がありますが、
この2問がスムーズに言えれば、他の問題にも対応できるだろうという仮説です。
自分の意見を述べるという点で共通している分、対策が似通うのも大きな理由ですね。

 

サンプルアンサーを暗唱する

上記の「対策をする問題を絞る」作戦は2018年の際にも行っていました。
30点の伸びが見られたのは、自分の意見が言いやすくなったからだと推測しています。

その時期に行っていたのが「サンプルアンサーの暗唱」です。
2018年の夏、学習仲間の Jun さんに TOEIC Speaking のアドバイスを求めたところ、
「サンプルアンサーの暗唱で、180点まではいける」とおっしゃっていたんですね。
テンプレと話のネタ、表現がストックされていくからだと考えています。

未だにそれを鵜呑みにしています。
(それで170点の結果を出せたのだから、もう一踏ん張りで証明できる)
この3か月でも狂ったように……とまでは言えないのですが、
サンプルアンサーを暗唱していました。

素材は『TOEIC(R) スピーキングテスト 究極のゼミ』です。

この本には、中上級者向けのハイレベルのサンプルアンサーが収録されています。
(一方で、初級者向けのサンプルアンサーもあります)

「自分では言えない」ようなこなれた表現が散りばめられていて、簡単には覚えられません。
何度も練習して、言えたときの快感たるや……。
自分のレベルに合わせて、サンプルアンサーを使用していきましょう。

この本を通して、話のネタも表現もだいぶ増えたように感じています。
暗唱には賛否両論がありますが、ぼくは肯定派です。

 

オンライン英会話を活用する

2018年の対策と違うのは、オンライン英会話を真面目に取り組んだことです。
1回あたり25分のレッスンを週3回行うように心がけました。

「真面目に」と書いたのは、今までは予約やレッスン自体が面倒で避けていたのが事実です。
ただ、昨年末あたりから、レッスン時間&曜日を固定していったことで、ストレスが減りました。
(自分が眠くなる14時を予約時間にしています。)

テーマとしては「とにかく話す」こと。
自分のスピーキングの課題が話が止まってしまうことだったため、
よどみなく話すことを常に意識して、レッスンに臨んでいました。

本来はテストに合わせたトピックを話したり、
使う語彙の範囲を広げたりする目的で用いられますが、
自分はどんな話題であれ、スムーズに話すための場として考えていました

 

実際のテストの結果

実は、この記事を書いた前日がテストで、結果はわかりません。
いろいろと反省点があるのですが、それは別の記事に譲るとして、
今までの受験の中では一番ストレスが少ない回だったと感じました。

問題が自分に合っていたなどの相性の問題というよりも、
自分のレベルが上がって、問題と対峙する余裕が出た感じでしょうか。

と言って、結果がどうなるのかはわかりませんので、
スコアが判明次第、改めて記事を書きたいと思います。