Category

Category Archive リーディング

【永久保存版】2022年ベストバイの英語教材

2022年はどのような英語学習の本を買いましたか?

2020年や2021年に引き続き、今年も勝手に開催いたします!

2022年に買うべき英語教材のご紹介です。

ぼくは学習者・講師・編集者・著者の側面を持っています。そのため、語学書に対してかなり目が肥えている自信がありますます。語学書業界には長年いるので、今後の学習にお役立ていただければ幸いです。

参考までに過去の教材紹介記事です。


2020年ベストバイの英語教材

http://www.toeic990er-for-learners.com/blog/?p=4919

2021年ベストバイの英語教材

http://www.toeic990er-for-learners.com/blog/?p=5148


今年ノミネートした本は11冊です。ジャンル別に紹介しつつ、最後にベストバイをご紹介したいと思います。(ただ今、選考中です)

☑︎師匠の追っかけは続く

勝手に英語教師の師匠として追いかけている大西泰斗先生の著作はすべて目を通しています。期待以上を超えてくるのが大西先生のすごさです。

『総合英語FACTBOOK』

大西泰斗著・桐原書店

神本、改訂版。各チャプターの冒頭にあるQRコードから飛べる動画が秀逸です。文法書は読むだけではなく、動画を見る・音声を聴くこともスタンダードにしたいという想いを感じます。

===

『英語文法マップ』

大西泰斗著・NHK出版

日本人が英語習得で乗り越える壁である「語順の違い」に着目した一冊です。2020年度の「ラジオ英会話」を編集したもので、コンパクトにまとまっています。例文の量も適切で、数日で一気に読み終えると英語の見え方が変わるように感じます。

☑︎TOEICはリーディングセクション対策がブーム?

2022年、TOEICの運営団体であるIIBCが割と攻めてきましたね。公式系が市場を賑わせていたように思います。公式はある種殿堂入りであるため、それ以外の本をご紹介します。なんだかリーディングセクションの対策本が多めに感じます。

『TOEIC(R) L&R TEST 出る問特急 金の文法』

TEX加藤著・朝日新聞出版

TEX先生が手がけた問題は「公式系の次」にやっておくべきではないかと思うくらい良質です。文法問題の英文に収録されている単語がさりげなく新出なものもあり、素晴らしいですね。

===

『TOEIC(R) L&R TEST 音読特急 速聴力をつける』

駒井亜紀子、Daniel Warriner著・朝日新聞出版

記事

voicy

===

『TOEIC(R) L&R TEST 読解特急3 長めの記事編』

神崎正哉、TEX加藤、Daniel Warriner著・朝日新聞出版

改訂前は「上級編」でしたね。「350語くらいの長めの文章×記事」という高負荷なところが好きです。この本の英文がすらすらと読めるようになれば、本番は楽になるでしょう。ただ、この本を使いこなすには相当な英語力が必要です。

===

『TOEIC(R) L&R TEST 超速スコアアップ特急 Part2&5を狙え』

Jun、Ross Tullock著・朝日新聞出版

短文から攻略という切り口が新しいです。対策に行き詰まっている人はこの一冊で短文パートをやり込むのも手です。Part 2は変化球の具合が絶妙で、Part 5は900overでも苦戦する問題が収録されていました。発音に踏み込む解説も好き。

===

『TOEIC(R) L&R テスト 990点攻略 文法・語彙問題1000』

濱崎潤之輔著・旺文社

990点取得には Part 5 の語彙問題の詰めが欠かせません。リーディングセクションで495に近いスコアを目指す方は語彙問題だけでもやってみると良いですね。

===

『解きまくれ! リーディングドリル TOEIC(R) L&R TEST PART 5&6』

大里秀介著・スリーエーネットワーク

Part 5 の問題はもちろん、Part 6 の重要な英文の解説に「構文解析」の説明があるのは素晴らしいです。この手の説明は省かれることが多いため、レアです。対象スコアが860点以上と高いですが、それより低くても英語の読み方を学ぶのにうってつけの一冊です。

📄

☑︎資格試験以外は昨年の反動?

いろいろな語学書を手広く見ていますが、「これはいい」と思えるものがあまりなかった印象です。2021年は資格試験を除いた「英語」の本が豊作だったからでしょうか。それでも、その中に素晴らしい本はあるのも確かです。

『今度こそすらすら読めるようになる「ニュース英語」の読み方』

三輪裕範著・ディスカヴァートゥエンティワン

校正で担当した本です。題材が2021〜2022年のものが主で、リアリティを持ちながら楽しめる一冊。記事もたくさん収録されていて、三輪先生の知見の深さに唸りました。資格試験を終えてから語彙力やリーディング力を伸ばしていく接続に使えます。

voicy

===

『英語ライティングの極み』

鈴木瑛子著・DHC

極みと題しているだけあって、それなりの英文を書ける人が洗練されたものをアウトプットするための本です。その技術を50のルールにまとめたこともすごい!体系化されている証拠ですね。

===

『1ヶ月で洋書が読める タニケイ式英語リーディング』

谷口恵子著・プチレトル

===

『英語は決まり文句が8割』

中田達也著・講談社

タイトルにある通りで「もっと定型表現を仕入れねば」と思わせてくれます。決まり文句がなぜ重要かを示してくれるため、モチベーション維持にも役立つ内容になっています。


以上が2022年に気になった語学書です。まだ使い途中のものもあるため、終わり次第にYouTubeやvoicyでご紹介していきます。

では、最後にベストバイを僭越ながら選ばせていただきます。(ただ今、選考中です)

TOEIC(R) L&R テストを音読で攻略するマストバイ本『音読特急』

英語力を向上させるために、「音読」が有効なのは何度も聞いたことがあるはずです。でも、正しい方法で音読していると自信を持って言えるでしょうか? 講師や学習者によって、やり方や力を入れるポイントが人によって異なるため、戸惑っている方もいると思います。

ぼく自身、TOEIC 対策で音読を取り入れたことがありました。ただ、効果があまり感じられずにやめた経験があります。

「音読が有効なことはわかったが、具体的なステップがわからない」

その悩みを解決する一冊が世に出ました。TOEIC を音読で攻略したい人は必読の一冊です。今まで「TOEIC ×音読」と真正面から捉えたものはなかったように思います。TOEIC 対策を始めた頃に欲しかったです、本当に。

『TOEIC(R) L&R TEST 音読特急 速聴力をつける』
駒井亜紀子、Daniel Warriner著・朝日新聞出版

もくじは以下の通りです。

第1章 音読トレーニングをはじめる前に
音読トレーニングの効用
音読トレーニングのメニュー

第2章 パート3でトレーニング(39問)
問題演習+音読トレーニング
仕上げのトレーニング

第3章 パート4でトレーニング(30問)
問題演習+音読トレーニング
仕上げのトレーニング

構成はシンプルです。問題演習とトレーニングが中心です。でも、シンプルだからと言って、侮るなかれ。

音読が効く理由がわかるから、納得して音読できる

第1章だけで価値ある内容です。5つの効用が挙げられているのですが、すべて納得できる内容です。正直、これらを早く教えてほしかったと思っています。対策当時の自分がやっていた音読は甘いものだったと思い知らされたからです。

いかにトレーニング内容が素晴らしくても、その内容に納得感を持てなければ、効果が半減してしまいます。ここで音読がいかに効果的かを実感することで、その後のトレーニングも実りあるものになるでしょう。

豊富な問題量で、たくさんトレーニングできる

パート3, 4 が本番と同じ量だけ収録されています。ぼくは全問を解答しましたが、本番に近いレベルの問題が収録されているように感じました。定番の問題から、唸らされる問題も。

ただ、この本はトレーニングがメインで、解説の後に5ステップの音読ができるように設計されています。「○○を△回」のように、具体的に掲載されているので、迷わずに音読トレーニングに励むことができます。

このトレーニング方法は一生モノで、他の問題にも応用できるのも良いところですね。

とっつきやすい発音アドバイスを楽しめる

実際に紙面を見ていただくのが早いのですが、発音記号を使わずに、カタカナを使って絶妙な感じで発音が表されています。書かれた通りに声に出すと、その通りにできるからおもしろいものです。英語の発音が苦手という方こそ、この本で練習することをオススメします。

以上、『音読特急』のレビューでした! 個人的に一番の見どころは「長いまえがき」です。これを読んだら、使い込みたくなること間違いなし。

『音読特急』はこちらから(Amazonページに飛びます)

やる気が出ない時の TOEIC(R) L&R テスト勉強法2選【実例あり】

TOEIC のスコアアップのために、継続学習は必要です。これは誰しもわかっていることであるのに、やる気が出ない時はありませんか? 時間があるのに、なぜかやれない。そんな時にどのような対応をするようにしていますか? その場その場で考えるのは大変なので、ヒントになるであろう2つの方法をご提示します。

今回の記事をお読みいただくことで、やる気が出ない時に「こうしよう」という自分になれます。多分、今、この記事にたどり着いたということは、やる気が出ない時だと思うので、ゆるゆるとお茶でも飲みながら、お読みくださいね。

 

なぜこの勉強法が良いのか?

TOEIC 対策を学習者として何年も実施して、990点満点を複数回取得できたのは、この勉強法を意識していたからです。講師としても、この勉強法を伝えることで、楽になった人は多くいるようです。実際の結果が出ている勉強法だからこそ、記事として残しておき、多くの方に伝えようと考えています。

 

(1)Part 3 の会話を音読する

安心してください。やる気が出ないのは、多くの人に起こりうることです。ぼくは TOEIC と出会って15年は経ちますが、未だにやる気が出ないことは多々あります。

実は、この記事を書く前のぼくもそうでした。「書く気が出ないなあ」と。でも、今、こうやって書けているのは、「ちょっとだけでいいから書こう」と書き始めたからです。

これは「作業興奮」と言うものを利用しています。超ざっくりと説明すると、実際にやり始めると、体と脳が興奮して、頑張れる、という優れものです。この作業興奮を利用して、何かしらの勉強をしましょう。
そこで、何をするかといえば、音読です。

「やる気が出ない時に音読はちょっと」と思われるかもしれないものの、音読は作業興奮を引き起こしやすいです。単に問題を解いたり、解説を読んだり、頭を使う作業よりも、音読をすると勉強している実感がわくはずです。

ぼく自身、TOEIC 対策時に音読をほぼしなかったため、昔の自分に教えてあげたいと思っています。というのも、音読は「前から英語を理解する」癖をつけるのにもってこいだからです。やる気が出ない状態で、なんとなくやっていたとしても、それなりに効果はあります。

教材は Part 3 の会話がオススメです。会話なので場面が浮かびやすいですし、テンポよく話が進むので、さほどやる気がなくても、音読しやすいです。Part 1, 2 だと短いし、Part 4 だとお堅いし。ぼく自身、TOEIC の本番前に Part 3 を使った音読をすることは多いです。教材としてとっつきやすいんですね。

自分が今まで解いた問題の中から適当に選んで、音読に挑戦してみましょう。

 

(2)何もやらない

これは勉強法と言わないでしょう。でも、この手段を知っているのと知らないのとは大違いです。

勉強にやる気が出ない自分に気づくと、多くの方が自分を責めると思います。「スコアアップしたいのに、なぜやる気が出ないんだ」とか「試験が近いのにおかしい」とか。

ちょっと待ってください。

いきなり話は大きくなりますが、人生って TOEIC だけで構成されているわけではないですよね。その他のことがいっぱいあるわけで。良いことも悪いこともいろいろと起こっての勉強です。やる気が出ない日だってあるんです。どれだけ意識を高く、目標を掲げていたとしても、行動するのが難しい日もあります。

だから、責めすぎないでほしい。 たまには休みましょう。

変に「やる気が出ないけれど、どうしよう」と思ったままのほうが精神衛生上良くないです。思い切って休んでください。明日から頑張ろうと切り替えればいいんです。

この勉強法(考え方)は、日々勉強を頑張れている人が使う方法です。なので、「勉強をし始めたばかりなのですが、やる気が出ません」という人は、自分を甘やかしすぎずに(1)で頑張ってみましょう。

 

結論:やれるなら Part 3。難しければまた明日

やる気は出ないものの、少しでも勉強をしようと思うならば、重い腰を上げて、Part 3 の音読をしてみましょう。そのうち、気分が乗ってきますから。たまにはお休みの日があっても大丈夫です。

焦らずに、着実に進んでいきましょう。

やる気が出なかったら、この記事にまた戻ってきてくださいね。

応援しています。

『TOEIC L&R TEST 文法特急』増補改訂版を解き終えた感想(速報)

「TOEIC の勉強を始めたいんだけど、何からやれば?」
「まずは、文法特急から始めよう」

2021年3月5日。
TOEIC 学習者が必ず使用する対策本が爆誕しました。

旧版はシリーズ70万部を突破したベストセラー本の増補改訂版です。
すでに旧版をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
それくらい「TOEIC 対策をするならば、通るべき道」となった一冊です。

『文法特急』は900点突破に間違いなく寄与した一冊なので、
速報ということで、一冊を解き終えた感想を残しておきます。

 

クラシカルな問題を収録

旧版はしばらく解いていなかったので、新鮮に、フラットに解きました。

全153問、終始「TOEIC に出るよな」という感覚を抱かせてくれました。
クラシカルと言ったのは、昔も今も変わらない出題ポイントがあるということ。
そして、そのほとんどのポイントを一冊で押さえていると言えるでしょう。

著者の花田先生はご自身のブログで次のようにおっしゃっています。

僕にとっては初の書籍ということで手探りのまま書いたのですが、10年以上たった今でも、無駄な問題は1つたりともないと断言できます。

20年以上にわたりTOEICを今もなお受け続けながら感じているのは、ネイティヴやTOEICが大切にしている文法ポイントは不変で、テストの形式は変われど、いまだに同様の問題が出続けているということです。

文法特急の増補改訂版 3/5発売です!

常に受験をして、研究を続けている先生だからこその言葉です。
後発である講師も学習者も学びがあるものに仕上がっていると断言できます。

初級者がクラシカルな問題を押さえておくのは自然な流れではあります。
一方、中級者や上級者は難しい問題に手を出していきがちなのですが、
クラシカルな問題をいかにスピーディーに正確に解けるかは大事なポイント。
誰もが通るべき道である一冊というのは変わりありません。

 

上級者にも歯ごたえのある問題を掲載

この本は進むにつれて、初級編から中級編、上級編と展開します。
『文法特急』は初中級者向けの本と思っているならば、侮るなかれ。
上級編の問題(47問)は簡単に解くことができないのではないでしょうか。

実際、ぼくが全力で取り組んだところ、次のような結果でした。
153問中「4問ミス」というなんとも言い難い結果です。
(30分で通しで解いて、後半は失速したというのは言い訳)
このミスのほとんどが上級編でのものです。

ある程度のレベルの方であれば、
「もうちょっとでできたのに」という問題が多くあるはず。
その体験は伸びシロにつながるものなので、
この本で同じような体験をしていただけると信じています。

 

解説を読んでいるだけで楽しい

現時点で解説の朗読音声は聞いていないのですが、
話し言葉で書かれている解説は頭に入って来やすいです。
文字で読むだけでわかりやすいならば、
音声はさらに聞きやすいと予想しています。

正解の選択肢の根拠はもちろん、
不正解の選択肢についても明確に説明されているため、
頭の中のモヤモヤが晴れることは間違いありません。

解説を読んで理解したつもりで終わるのは危ないので、
その辺については次回の記事で触れていきます。

取り急ぎ「いい本だよ」ということを伝えたくて、
速報記事としてお届けさせていただきました。

もし増補改訂版を使った方がいたら、コメントをいただけると嬉しいです。
『文法特急』トークをいたしましょう!

TOEIC の勉強を継続させる5つのヒント【習慣化】

「英語学習は習慣化すると良い」

英語の勉強法を検索していると、この言葉に遭遇することは多々あるはずです。
今回は、TOEIC の学習を習慣化するヒントを5つ授けます。
このヒント通りに実施すれば、TOEIC の勉強は必ず習慣化します。

騙されたと思ってやってみてくださいね。
これもよく聞く言葉ですが……。

===

【英語学習を習慣化する方法】

1. ハードル下げる
→本を開くだけ

2. 完璧にやらない
→1ページ読むだけ

3. 1個前の行動を意識
→本を机に置いておく
→本を鞄に入れる

4. 時間と場所を決める
→寝る前にベッドの上で
→通勤時間に電車で

5. 他人を巻き込む
→学んだLINEする
→Twitterで報告する

===

あたかもオリジナルのように書きましたが、実はほぼパクリです。
その方は「読書を習慣化する方法」について書いていたのですが、
何かを習慣化させようと思ったら、攻め方は同じなんですね。

1. ハードル下げる

「本を開くだけ」と書きましたが、それくらい極端で良いです。
何かを始めるのは「変化」であり、人間は変化に抵抗します。
だからこそ、徹底的にハードルを下げることが大事です。
いきなり「1日30分」とやろうとするから大変なわけですね。

 

2. 完璧にやらない

「1冊やりきろう」などと完璧を考えると、やり始めるときに辛くなります。
勉強ができたら儲け物と思うくらいがちょうど良いです。

 

3. 1個前の行動を意識

勉強の前の行動からの流れや勢いを利用するという感じです。
具体的にイメージすればするほど、勉強に手をつけやすくなりますから。

 

4. 時間と場所を決める

すでに習慣になっているものをトリガーにすることと絡めると吉ですね。
If then プランニングと言われるものでしょうか。

「起きたらすぐに◯◯する」
「お昼ご飯を食べたらすぐに◯◯する」
「寝る前に◯◯する」


意外と決めていない人が多いのが「場所」です。
上の内容に「◯◯で」を付け足すと、さらに習慣になりやすいです。
その場所に行けば、自然と「勉強しよう」というスイッチが入るからですね。

 

5. 他人を巻き込む

今は Twitter や Instagram が活用できますね。
SNS に公開した以上、できないとカッコ悪いと思われますから。
自分の発言と行動に責任が出てきます。

 

この手のヒントは一気に取り入れるのが難しいです。
自分がピンときたものから取り入れていきましょう。

【決定版】TOEIC 900点の壁を越える勉強法【単語/文法/リスニング/リーディング】

TOEIC の目標スコアは人によって異なります。
皆さんの目標スコアはいくつですか?

会社の昇進要件や転職活動だと【800点】くらいは当たり前でしょう。
学生であれば、就職活動となると、求められるスコアは高くなります。
新卒の就職活動でも【800点】はあると望ましい印象を受けますね。

しかし、他の人と差をつけるために、【900点】あったら良いなと思いませんか?

では、その【900点】を取得するための作戦はあるでしょうか?

TOEIC の要素をざっくりと分類すると、次のようになるでしょう。

❶単語
❷文法
❸リスニング
❹リーディング
❺TOEIC 力

これらの要素に対して、自分なりの仮説があるのかどうか、ということです。
もしこれがない状態で突き進もうとするのは危険です。
必ず壁にぶち当たります。

特に、「問題を解けばいいんでしょ」のように考えていたら、
時間ばかりを消費してばかりの状態になると思うくらいがちょうどいいです。

今の時点がどうであれ、

「<半年後>に【900点】を取得したい!」

もしこのように相談に来られたら、どのように考えるかを深掘りしました。
長編になりますが、自分の気になる範囲だけでもお読みくださいね。

この記事を読んだ後に、半年間の学習を実践すれば、
確実に【900点】は近づいてくると信じています。

 

筆者の戦績(3年で900越え)

筆者である私は、900点を取得するまでに3年かかりました
これでは「この記事に説得力がない」と言われるかもしれません。

しかし、今、講師として活動をして、
無駄な時間を過ごしたと反省しています。

振り返ると、手当たり次第の勉強となっていて、
もっと早く達成できたと感じているからです。

初受験から900点までの道のりは次のようなものです。

2006.09(IP)…735(345/390)
2007.12(IP)…850(410/440)
2008.06…835(410/425)
2009.01…880(415/465)
2009.07…870(420/450)
2009.10…935(485/450)

見事に、800点台で停滞して、900点の壁を越えるのに手間取っています。
これは【900点】に必要な要素を洗い出すことができずに、
次々と出てくる問題集をむやみやたらに解いた結果だと分析しています。

この記事をお読みの皆さんには、同じ道をたどって欲しくはありません。
だからこそ、900点に必要な要素と、それに必要な行動を具体的に提示します。

以前から「他の人が真似しやすいように」と意識して、再現性にこだわってきました。
そのため、セミナーなどでやり方を伝えたことで、900点を突破した人は存在します。
ぜひ自分の真似できるところから実践していただきたいと思っています。

 

半年の学習プラン概要

半年という短い期間で、どのように TOEIC とケリをつけるか。

まず、1日の勉強時間についてお伝えしましょう。
今のスコアが低ければ低いほど、勉強時間は増やさなくてはなりません。
「1日1時間で」なんて甘っちょろいことを言う人は、
ここで読むのをやめたほうが身のためです。

「1日2〜3時間」は確保したい。
スキマ時間を活用するのはもちろん、机に向かって勉強する時間も確保しましょう。

次に、各月のメインテーマです。
同時並行で「単語」をやったり、以前やったものを復習することはあります。

1か月め:TOEIC 範囲内の文法をマスターする
2か月め:Part 5
3か月め:Part 3, 4
4か月め:Part 7
5か月め:苦手ジャンルに特化
6か月め:1日1模試+復習

このような感じです。

パートの順番には意図がありますから、
覚悟してお読みいただけるとうれしいです。
前に分類した内容と照らし合わせながら、お話していきます。

❶単語→単語は0.1秒で意味が思い出せるまで
❷文法→文法は TOEIC の範囲内だけ理解+演習する
❸リスニング→スクリプトありシャドーイングで攻略する
❹リーディング→毎日60分読んで、英語を読む自分に慣れる
❺TOEIC 力→解き方や背景知識を入れる

 

単語は0.1秒で意味が思い出せるまで

単語は「900点レベル」までのものを徹底的にマスターしましょう。
徹底的にマスターする条件は、以下のものをイメージしています。

・0.1秒で意味がわかる
・発音がわかる(聞いてわかる)

よく「書けなくていいんですか」という質問を受けますが、
嫌というほど目にしていれば、書けるようになっていきます。
発音を覚えていれば、余計に書きやすくなっていくものです。
英単語は発音とスペルのズレがあると言われますが、
TOEIC の範囲内であれば、それほど気にする必要はありません。

使う教材は「金フレ」一択でしょう。
他の単語帳でも良いですが、テストに出る具合を考えると、
この一冊以外はありえないかなと思っています。

「金フレ」を使うときの注意点としては、<英語→日本語>で覚えることです。
単語帳は<日本語→英語>になっています。
その通りにやろうとすると、挫折してしまうのです。

まずは、母語で意味がわかるか、を判断基準にしてください。
そのあとで「英語にできるか」を視野に入れてもいいと思います。

覚え方としては、1日100語をノルマにして、一週間繰り返す感じです。
じっくりと一語ずつ覚えるというよりは、瞬間的に顔合わせをするイメージ。
それを「朝、昼、夜」と、三回転させていきましょう。
出会う頻度が多ければ多いほど、単語を覚えていくものです。
何度も出会うことで、脳が「これは大事な情報」と錯覚するわけですね。
その点、<1日3回×7日=21回転>は、出会う回数としてはバッチリです。

 

文法は TOEIC の範囲内だけ理解+演習する

文法については、大学受験の文法書を引っ張り出す必要はありません。
TOEIC で問われる文法の範囲は、大学受験ほど広くないからです。
そこで使うと良いのが「プラチナ講義」です。
TOEIC に出る文法項目が例文とともに、丁度良い分量で説明されています。

TOEIC に出るところだけに絞られているため、効率良く文法が勉強できます。

①ざっと読む(問題演習は飛ばして良い)
②理解度が怪しいところを再読する
③問題演習をする

このような感じです。
5周くらい回せば、文法に対しては問題ないと感じています。

Part 5 には文法問題と語彙問題が出ますが、
まずは、文法問題を100%正解できるようにすること。
文法問題の中には難しい問題も混じっていますが、
徐々に解けるようにしていきましょう。

筆者は文法問題を10,000問は解いているはずです。
900点に到達するために「そこまでやれ」とは思いません。
ただ、一つ言えるのは、質よりも量です。
「プラチナ講義」の内容を完璧に理解した後は、問題演習です。
問題演習をすることで、「こう出題されるのか」を実感してください。
Part 5 は量を積み重ねやすいので、量をこなしましょう。

問題演習は「でる1000問」だけで十分です。

やり方はシンプルにすると続きやすいですから、シンプルな方法を提示します。
「プラチナ講義」を理解した後であれば、このプラン通りに進められるはずです。

①1日100問解く→間違った問題を復習する
②間違った問題だけを何周もする

①の時に注意したいのが、「間違った」の定義です。
少しでも迷ったと感じたものがあれば、それは「間違った」にカウントしてください。
その問題に付箋を貼ったり、チェックマークを付けたりして、
後で戻ってこられるようにすればOKです。

最初は間違っても構わないので、気にせずにいきましょう。
解説を読んでもわからない部分があれば、 適宜「プラチナ講義」に戻るようにすると良いですね。

 

スクリプトありシャドーイングで攻略する

リスニングは問題演習は大事なのですが、
英語力そのものを上げることを強く意識しましょう。
そうすることによって、解き方など細かなことは気にならなくなります。

トレーニング方法としては「シャドーイング」が効果的です。
音声の後を追って、声に出す、というものですね。
TOEIC 本番では、音読をする必要がないため、音読せずにリスニング力を上げられます。

ただ、シャドーイングはリスニング力アップに非常に有効な手段だと実感しているため、
TOEIC でも取り入れていくことをご提案したいです。

とはいえ、シャドーイングをいきなりやるのは難しいはずです。
そこでご提案したいのが、<スクリプトありシャドーイング>です。

一般的なシャドーイングは<スクリプトなし>です。
その点、<スクリプトあり>だと、だいぶハードルが下がり、取り組みやすいはず。

Part 1 から Part 4 まで、このトレーニング法ですべていける自信があります。
正しい音をインプットし、自分でも声に出せるようにする。
そうすれば、ネイティブの音は格段に聞き取りやすくなりますから。

最初は、スクリプトありでシャドーイングを行って、
慣れてきた素材に対しては、スクリプトなしで行うといいですね。
仮に、スクリプトなしでうまくできなかったとしても、
英文を聞き取って理解できればOKとしてください。

先ほど言ったように、音読ができないとスコアが取れない試験ではないからです。
ぼくはリスニングで満点を取るまで、ほとんど音読はしていません。
しかし、自分が英語学習を進めていく上で、「これは遠回りをしていた」と実感しています。

ちなみに、テキストは『公式問題集』がベストです。
ナレーターが本番とほぼ同じなので、使わない手はないです。
この時点では、最新のものを一冊用意して、使い倒せばOKです。

新しいものから古いものに進むのが王道です。

 

毎日60分読んで、英語を読む自分に慣れる

Part 7 は TOEIC の最難関です。
最難関だと感じさせる要因の一つが「量」です。
そこを突破するには、普段から「量」をこなすことです。

とはいえ、ここまでに書いたことを実行できていれば、
Part 7 の長文に対して、それほど抵抗感を抱かないはずです。
単語も文法もマスターしているし、
リスニングでまとまった分量を理解する力も付いているからです。

リスニングと同様に、問題演習を行い、解き方に意識を向けるのではなく、
水を飲むように、英文をたくさん読んで、英語力そのものを高めましょう。

素材は読解特急を片っ端からやることをオススメしています。
シリーズとしては6冊ありますが、2→4→1(無印)→5→3の順番です。
取り組みやすさや難易度を考慮した結果です。

①一週間で一冊を解く
②解いた問題の文章だけを60分読む

これを他の問題集でも繰り返していく感じです。

これを試してみると、最初はかなり辛いとわかるのですが、
本番はもっと辛いので、練習で体験しておく必要があります。
練習でできないことは、本番ではできないからですね。
とはいえ、読めるようになってくると、
「こんなにスムーズに英語が読める」と快感に変わっていきます。

 

解き方や背景知識を入れる

解き方や背景知識は、勉強の序盤で仕入れることが多いのですが、
これらは「持っている英語力をスコアに十分に反映させるもの」です。
知っているからスコアが上がる側面はあるのですが、あくまでおまけ。
ここばかりに時間を使っていたら、肝心の英語力が伸びません。

それに、ここまでの問題演習やトレーニングをしてくる中で、
解き方はある程度身についているでしょうし、
「こういう場面が出る」というのもインプットされているはずです。

そのため、TOEIC 力と定義した、この二つはさほど意識する必要はありません。
以下の二冊に目を通しておくと、TOEIC 力がさらに向上すると考えています。

 

一日一模試をメンテナンス感覚で

「一日一模試」とはその名の通りです。
最初は初見のものなので、時間はかかりますが、
そのうちに解いたことのある模試を改めて解くことになります。
今までの復習をしながら、TOEIC 勘を鋭くするための時間です。

ぼくは10セットほど用意して、ぐるぐると回転させていました。
徐々に解ける問題数が多くなり、ここでも快感を抱くことができます。
現時点でのオススメは、さほど多くはありません。
絞ってやりましょう。

リスニングで使った『公式問題集』をメインに据えて、もう一冊。

これだけを完璧にやり込めば、十分かなと考えています。
「足りない」と思うのは、もっと深掘りをするタイミングだと思いましょう。
10セットをぐるぐるとやっていけば、十分な力が身につきます。

以上、900点の壁を越える勉強法として、ご紹介させていただきました。
やるべきことは多く感じますが、900点は分厚い壁です。
量を積み重ねて、自信に変えていきましょう。

才能ではありません。
やるかやらないか。
必ず達成できます。

900点以上を超えたら、こちらの note(定期購読マガジン)がオススメです。

週刊TOEIC990点パーフェクトスコアラー秘伝の書
https://note.com/nabeatsu3/m/m9eac6e519dae

壁の向こうで待っています。

【重要】TOEIC Part 7 の対策に苦戦する方に「勉強法」を伝授する【失敗例あり】

読む!読む!読む!

TOEIC で最難関のパートは、間違いなく長文問題である Part 7 でしょう。
TOEIC のスコアアップを目指すみなさんは、どのような対策をしているでしょうか?

「英語を読むスピードが上がらない」
「集中力が切れる」
「内容を記憶できない」

あるあるですよね……。

今回は、これらの質問にすべて対応できる勉強法をご紹介します。

さて、先日、次のようなツイートをしました。

英語の長文を読む集中力。

TOEIC の Part 7 をどうすれば集中して読めますかという相談を受けますが、「普段からいっぱい読め」としか言えなくて、本当に申し訳ないです。だって、普段からできないことを、本番の時だけやろうとするなんて都合がよすぎやしませんかね?

ってこと、たくさん読もう。

この結論で納得して、すぐに行動ができそうであれば、
この記事を閉じて、すぐに英語を読みましょう。

もし後押しがもう少し欲しいならば、
この後を読み進めていただけるとうれしいです。

 

✅普段から読んでいるか?

普段から英語をどれだけ読んでいるかが重要です。

普段からできないことは本番でできません
このことはわかっているけれども、実行に移せないのはわかります。
人からアドバイスをもらっても、なかなか行動できないものです。
いろんな記事を読んだり、いろんな人と交流したりして、
自分の中から出る「やる気」を待ちましょう。
他人から強制されても、結局は続かないですからね。

何度でも言いますが、読みましょう
できることならば、本番と同様の分量です。
なぜ普段から読むべきかをもう少し掘り下げます。

 

✅英語を読むスピードは「前から理解」がポイント

多くの方が、英語を読むスピードについて悩んでいるでしょう。
ぼく自身も、TOEIC を始めた頃は「読むの速くならないかな」と嘆いたものです。

では、学習を始めたばかりの頃から一皮むけた理由は何か。
それは「前から理解」することを徹底したことです。

よく学校英語の欠点として「返り読み」が挙げられますね。
正直、返り読みをしていたら、時間がかかるのは当然です。
裏を返せば、前から読めれば、スピードが上がります。

とても単純ですが、どの場面でも徹底できるかどうかが肝です。
実践する場面として、たくさん読むことを心がけてほしい。

ぼくの読解力が飛躍的に伸びたと感じたことは2回あります。

高校生の時には『速読英単語』でした。


TOEIC の時には『読解特急』でした。


特定のテクニックはなく、とにかくたくさんの英語に触れ続けた時です。
だからこそ、皆さんにもたくさん読んでほしいと願っています。

 

✅集中力は理解度に直結する

ツイートでは「集中力が続かないならば、読もう」と無理やりこじつけました。
140字までしかつぶやけないので、ここで想いを存分に披露させていただきます。

集中力と大きく関連するのが「理解度」です。
試しに TOEIC の日本語訳を読んでみてください。
仮に Part 7 を最初から最後まで読んだとしても、
おそらく集中力は切れないでしょう。
(飽きが来るのは仕方のないことですが…。)

日本語が母語で、理解するのが簡単だからこそ、集中力を保って読めるわけです。

関連記事

たくさん読んでいくことで、英語への理解度を高めてほしい。
これが「読もう」と言っている理由です。

 

✅記憶力も理解度に直結する

内容が記憶できないことも「理解度」に関連します。
先ほどお伝えした日本語訳だけ読んだ時も、内容は頭に入ったはずです。

英語の理解力が低いと、普通だったら記憶できるものも入ってこない
だからこそ、読む機会を増やすことで、理解度を上げていきたいものです。

 

✅読まないと読解力は落ちる

この記事をここまで読んでも、納得いかない人はコメントをぜひ!
説明したりない部分があるのかもしれません。
補足します。

最後に、ぼくの失敗例をお伝えしましょう。

TOEIC 対策をゴリゴリとしていたときのことです。
リーディングのスコアが順調に伸びていったので、
そちらは放置して、リスニング対策ばかりしていたことがあります。

どうなったか。

当然のように、リーディングのスコアは落ちました。
ここでは「勉強のバランスが大事」というのはもちろんですが、
「読まないと読む力が落ちる」ということを体験したわけです。

 

✅素材は TOEIC 優先

おそらく「読もう」と思っても、
何から始めればと言う方もいらっしゃるでしょう。
最後に、素材についてお話しておきます。

TOEIC のスコアアップを狙う以上、TOEIC の素材が一番です。
その中でもベストは『公式問題集』でしょう。 これは揺るぎません。

一つだけ注意なのは、最新のものから解くことです。
新しいものの方が最新の傾向が反映されているので、
逆から解くのは気持ちが悪いかもしれませんが、気にせずに。

TOEIC 素材で、難易度や分量でちょうどいいのが、『読解特急2』です。

もう一段階レベルを落とすと、『初心者特急 パート7』ですね。

関連記事
関連記事

これでも難しいという方は、「グレイデッドリーダーズ」が良いでしょう。

参考記事:https://www.ibcpub.co.jp/ladder/

自分の語彙力と興味に合わせて、選んでください。
ぼくのオススメはこれです。 賢くなれる感じがして好きですね。


素材は何であれ、読むと決めて、実行に移しましょう!
そうすれば、必ず道は開けます。

「TOEIC Part 7 が頭に残らない」人が取るべき3つの対策

「Part 7 の文章を読んでいるものの、頭に残らない」

 

このような経験をしたことがある方はいませんか?
この記事を書いているぼく自身は何度もあります。
990点満点を取った後も経験したことがあります。

 

この課題を解決するには「リテンション(記憶保持)」を意識する必要があります。
そのためのトレーニングとしては、3つの対策が挙げられると考えています。

 

  1. 精読する
  2. 精読したものを多読する
  3. 立ち止まって思い出す

 

聞いたことのある話だとは思いますが、「なぜこれをやるのか?」を考えていますか?
自分がピンときていない方法を実行するには、意志の力が必要になります。
「これはやって当たり前だ」と思えるほどに、自分で納得してから始めましょう。

 

ということで、リテンションのところから掘り下げていきます。

 

・なぜリテンションを意識するのか?

結論から言うと、英語を理解しきれていないから、です。
ここで、読者のほとんどの人にとって母語であろう日本語を考えてみてください。
お手元にある Part 7 の日本語訳を見てみると、次の事実がよくわかるはずです。

 

「これくらいの分量であれば、覚えられる」

 

そう、母語ほどの高い理解度であれば、内容のリテンションは楽にできるのです。
裏を返せば、リテンションができないのは、理解度が低いからだと言えるでしょう。

 

・理解度を高めることから始める

対策の一つ目として「精読する」ことを挙げています。
これは前に述べた理解度と大きく関連しています。
そもそも、理解度が低いものは記憶に残りません。
なんとなく理解した英語を何度読んでも、頭には残りにくいということです。

 

だからこそ、最初は理解度を上げることに徹しましょう
精読と聞くと、大学受験などを思い出して敬遠したくなるかもしれません。
ですが、英語を深く理解するためには避けて通れない道です。

 

具体的に行うこととしては、

◎単語の意味を調べる
◎文構造を把握する

という二つの観点に落とし込まれます。

 

前者は辞書や単語帳を使えば簡単にできますが、
後者は独学だと難しいかもしれません。

そういう場合は Twitter などの SNS にアップしてみることをオススメします。
わからないと思われることが恥ずかしいかもしれませんが、
わからないままにしておくほうがよっぽど恥ずかしいです。
勇気を振り絞って投稿してみましょう。

 

もし独学で進めていく場合は本が頼りになると思いますので、オススメ本をご紹介しておきます。

 

単語帳のオススメは「金フレ」と呼ばれる『金のフレーズ』一択です。
理由は「本番に出る」し、「覚えやすい」フレーズだからです。

 

とはいえ、人によって好みはあります。
特に、単語帳は自分の好みが出ると思います。
ですから、自分がしっくりくるものを選んでくださいね。

 

文構造を勉強する上で TOEIC の本に良いものがありません。
そこで、大学受験で基本を扱うものを選ぶといいです。
TOEIC で理解しないといけない文構造はそこまで難しくありません。
ぼくの一押しは、西きょうじ先生の『英文読解入門 基本はここだ』です。
本自体が薄くて取り組みやすい上に、ちょうどいい難しさを扱ってくれています。

 

面倒くさがらずに精読に時間を費やしていきましょう。

 

・理解度を高めたものを何度も読む

精読を終えたら「多読」に移りましょう。
一般的に「多読」と聞くと、洋書などをたくさん読むイメージがありますが、
ぼくがオススメしたいのは、理解度を最高に高めた英語を何度も読むことです。

 

「これだと覚えてしまう」と思われるかもしれませんが、覚えるくらいがちょうどいい
前に書いた「単語」や「文構造」を自分に染み込ませることが目的だからです。

 

ぼくの例を出すと、『読解特急5』という本を何度も使っています。
問題を解けるかどうかの観点ではなく、「正しく+素早く読めるか」という観点です。
何度も読んでいると、スムーズに読める感覚が気持ちよくなっていくはず。
新しい文章を読むとストレスを感じますから、精神衛生上もグッドです。

 

ただ、何度読んだかわからない『読解特急5』の中で、読むたびに発見があります。

その発見とは「ここ、しっかり読めていない」というもの。

最初のステップで精読を行っているので、読めないところはないはずなのですが、
人は誰しもごまかしたり、あやふやなままにしたりするものです。
その緩みを発見することができる、というわけです。

 

もし読めていないところを発見したら、そこで読むスピードをゆっくりにして、
精読をするかのように、じっくりと読むようにしましょう。
本当に理解していない場合もあれば、早とちりの場合もあります。

 

理解度を高めたら、それを自分に染み込ませるべく、繰り返し読みましょう。

 

・内容を記憶する癖をつける

多読する最中に、「この段落は何を言ってたっけ?」と思い出してみましょう。
理解度が低いと、覚えていないことが多いです。
この場合は、理解度を高めるべく、「精読」と「多読」に時間を費やしてください。

 

一方で、理解度が高くても、不思議なことに「あれ、何だっけ」となることがあります。
これは理解することに意識を向けるがあまり、内容を記憶していない状態です。
最初に申し上げた「理解度が高ければ記憶できる」ことに矛盾しますが、
そもそも内容を記憶しようとしないと、記憶できないものです。
だからこそ、ちょっとした工夫で、英語を記憶するようにしましょう。

 

その工夫とは「ときどき、思い出す」ことです。
一つのパラグラフを読み終えたら、思い出してみる。
文章全体を読み終えたら、思い出してみる。

 

普段から思い出す癖をつけるようにすると、記憶する癖がついていきます。
というか、記憶力が高まるイメージです。

 

Part 7 は多くの情報を頭に入れなくてはなりませんから、
「ときどき、思い出す」作戦で切り抜けてほしいと思います。

 

以上、「TOEIC Part 7 が頭に残らない」人が取るべき3つの対策でした。

 

先日、「Part 7」について、お悩み相談室という形で、
YouTube ライブ配信を15分ほど行いました。
倍速で聞いて理解できるスピードですので、
7分ほどのお時間で新たなヒントが得られるはずです。
記事でご紹介した『読解特急5』についても触れています。

 

 

P.S.
11月20日発売予定の『戦略特急』は都内でゲットできるそうです。
すでに他の人の目にさらされていると思うと、胃が痛いです。
もしよろしければ、「この書店にあったよ」とお知らせくださいね。

 

 

第244回 #TOEIC Listening & Reading 公開テストと『公式問題集』の関係性

 

本日、第244回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。

 

 

TOEIC の運営団体は「試験が難しくなっている」とは言っていませんが、
「試験が難しくなっていない」とも言っていないのが事実です。
しかし、日本の『公式問題集』をモノサシにすると、明らかに「難しい」

 

よく「『公式問題集』を完璧にすれば大丈夫」だと言われますが、もはや都市伝説に近いものかも。
すでに英語力のある人が、このアプローチを取れば、爆発的に伸びるケースはあるでしょう。
一方で、基礎が身についていても、このアプローチだけでは足りない人も多いと考えています。

 

もしこれから『公式問題集』を中心に勉強していくのであれば、以下のことをヒントに学習してみては?

 

・リスニングは倍速で聞く

リスニングは「1.2倍」で聞くことを普通にすると良いでしょう。
もちろん、普通のスピードで聞けることが前提なのですが、
それが聞けるようになったら、速度を上げる感じです。
この方法はスコアに関係なく取り入れると良いと考えています。

普通のスピードで聞けることに満足していると面食らうことは間違いなしです。
本番の緊張感と相まって、かなり速く聞こえるはずですから。
実際、『公式問題集』のナレーターよりも速いと思います。

 

 

・リーディングはひたすら読む

リーディングは「読む量」を増やすイメージを持ちたいです。
「解く量」ではなく、「読む量」です。
リーディングの鍵は Part 7 なので、今のスコアに関係なく、
たくさん読むことを心がけていくことをオススメします。

素材としては TOEIC が望ましいですが、読む量が増えるのであれば、
TOEIC より易しいものでも構わないほど、「読む量」を増やしてほしいです。
「練習でやっていないことは本番でできない」と言いますが、
普段から大量の英語を処理することで、どんどんと英語を処理していくスタミナがつきます。

 

一つ気をつけたいのは、読んで理解することです。
当たり前のように聞こえますが、理解したふりをして読み過ごす人は多いです。
というか、ぼく自身も気を抜くと、やってしまいます。
必ず「理解できているか?」を問いかけるようにしましょう。

読む量が増えていけば、英語の語句や構造に触れることになるので、
英語の「普通」が自分に馴染んでいきます。
Part 5 で「この形はあれで読んだな」という自然な感覚が身につくはずです。

 

以上のことは『公式問題集』を使って実践できます。
「難しかったから、新しい教材を」と進む前に、
『公式問題集』に負荷をかけて学習に向き合っていきましょう。

最高のクオリティー!『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 2』TEST 2 を解いてみた

 

第226回 TOEIC L&R 公開テストを受験された皆様、お疲れさまでした。
試験前のつぶやきを掲載しておきます。

 

 

はい、ぼくは受験をしませんでした。
今年は受験回数が少なめですが、お気になさらずに。
つぶやきにもあった通り、模試を2時間通しで解きました

しかも、開始時間は13時より前倒しになってしまいましたが、
単に解くだけではなく、栄養ドリンクを飲んだり、昼食は少なめにしたり、
本番さながらの集中力で臨みました

 

というのも、使用する模試がこれだったから。
『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 2』

 

 

公式が作成した問題に対してはいつもと臨み方が違います。
自身に「本番だと思え」と何度も言い聞かせましたから。
7月から本番から遠ざかっていますから、どうなるかと思いながらも、
2時間を最高の集中力で臨めたと思います。

 

結果は果たして。

 


Listening:97/100
Part 1:6/6
Part 2:25/25
Part 3:36/39
Part 4:30/30

Reading:94/100
Part 5:29/30(7分30秒)
Part 6:15/16(7分30秒)
Part 7:51/54(SP21分30秒/DP8分00秒/TP21分30秒)

 

「やっぱり公式はすげー」

解きながらこのように思いました。
何がすごいって、難易度や出題傾向など「本番さながら」なんですよね。
市販の模試とは比べ物にならないクオリティーだと感じています。
よく情報誌やサイトで「『公式問題集』を繰り返しやれ」と言われますが、
その類の情報は当たっていると考えています。
TOEIC を攻略する上で、『公式問題集』は外すことのできないアイテムです。

 

*『公式問題集』でスコアアップを一緒に目指す講座はこちら↓
人生を変える TOEIC スコアアップ短期集中学習塾

 

正解数も今の実力を表していると思います。
トータルスコアは960-970あたりでしょう。

 

リスニングは心地よい難易度です。簡単すぎず難しすぎず。
特に、Part 2 は秀逸だと感じました。
少しでも気が抜けると「やられる」という本番の緊張感が漂います。

 

リーディングは「公式だから本番より簡単」と言われることが多いですが、
Part 5, 6 については、本番と変わらない標準的な難易度だと思います。
この TEST 2 が解けないのに、いろいろなものに手を出すのは危険ですね。
一方、Part 7 は本番より分量がやや少なめか、正解を導きやすい設問や選択肢が多かったでしょうか。
どちらにせよ、真正面から読み、記憶し、正確に照合する力が問われますね。

この半年は公開テストを受験できていないのですが、
特に Part 7 が難化していると聞きますので、おそらくこの感覚は当たっているでしょう。

 

新しく発売された『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 3』に目移りしそうですが、
その前に『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 2』を繰り返し解き、復習したいものです。

『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 3』はまだ解いていないので、
難易度はわかりませんが、解き次第、レビューを記事にしたいと思います。

楽しみにお待ちくださいませ。

 

現時点で本番に最も近い、最高のクオリティー。