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【5日間限定新作セール】Udemy で TOEIC 動画講座の新作「速読力養成講座」をリリースしました!【Part 7 対策】

現在、地域差はあれど、TOEIC 受験はしやすい状況にあるはずです。
ただ、受験料が高くなり、気軽に受けられないのが正直なところですよね。
「次の TOEIC で決めたい」という方は増えているのではないでしょうか。

イチ講師としては、「セミナーを開催して、多くの知識をお伝えしたい」と考えます。
しかし、オフラインでの開催はなかなか難しいのも事実です。
一方で、オンラインでの開催はできるものの、オンライン疲れも間違いなくある。

そこで、いつでも見られる「動画講義」を作成しました。
自分のペースで、好きな時に、好きなところで見られるように。
いろいろな学習環境や学習時間を考えて、1本の動画は5分ほどにしています。

今までに2つの動画講座を制作しまして、現在、3,000名以上の方が受講をしています。
(2つの講座に関する情報は下部に記載いたします。)
現在、講師としての平均評価が4.2あたりなので、
Amazon などのレビューと比べて、高いのがお分かりいただけるのではないでしょか。

この度、3つめの動画講座をリリースいたしました!
その名も「TOEIC(R) L&R TEST 速読力養成講座」です。
この講座で一通り学べば、英語を読むのがぐっと楽になります。

レベル感としては「中学英文法がなんとなくわかる」くらいです。
小難しい文法用語はできるだけ避けて、多くの方に受け入れられるようにしています。

初級者はもちろん、中上級者にも受けて欲しいのが本音です。
というのも、ぼく自身、今回ご紹介する方法で読めるようになったのは、 800点は超えていた後だったからです。
つまり、ハイスコアの人でも進化の余地がある内容であるということです。

動画講座と申し上げて、多くの方が「高いんでしょ」と思われたはず。
今までの講座が3時間ほどだったものに対して、今回は高い熱量も相まって4時間半超え。
みっちりとお話をさせていただいたので、お高い……かと思いきや、
【6,000円】で提供させていただくことにいたしました。
セミナーを1回受ける感じでお考えいただくと、不安がなくなるかと思います。

しかし、

せっかくのリリースのタイミングですから、 公開記念として、大幅プライスダウンさせていただきます!
怪しいセールス番組状態で申し訳ありません。

80%オフの【1,200円】でご提供します!!

最安値です。 書籍を一冊購入するイメージで設定いたしました。
このタイミングを逃すと、多少なりともお高い値段になることはご了承くださいませ。

ご興味のある方やご購入を希望される方は以下のURLからご覧ください。
以下のURLからでないと、割引が適用されませんので、お気をつけください。
*初めて Udemy をお使いになる方へ
 先に Udemy での登録を済ませてから、このURLをご覧いただければと思います。

https://www.udemy.com/course/toeic-sentence-structure/?couponCode=HAPPYTOEIC

2006年から始めた TOEIC の学習経験や、
大学や専門学校、英会話スクールなどでの指導経験を
「これでもか」というくらい、惜しげもなく詰め込んでいます。

自信があります。

いつか本にして、多くの方に手に取っていただき、
一人でも多くの方を救うことになるとイメージしています。
ぜひ先に救われていただければと思います。

(過去にリリースした講座一覧)
===
第一弾:TOEIC(R) L&R テスト 730点突破!徹底復習講座(約3時間)
2021年11月現在、約16,00名以上の方々にお使いいただいています。
最高評価をいただくなど、品質はレビューの高さが物語っています。

対象:初心者〜730点を目指す方
内容:解き方と復習に焦点を当てています。
☑︎概要 ☑︎解き方 ☑︎問題演習 ☑︎復習方法

https://www.udemy.com/course/beyondtoeic730/?referralCode=F38CC1F0CF69B8CFA3F3

第二弾:TOEIC(R) L&R テスト 600点突破!基礎完成講座(約3時間)
2021年11月現在、約2,000名以上の方々にお使いいただいています。
こちらもレビューは高く、ご満足いただけている様子です。

対象:初心者〜600点を目指す方
内容:英語学習の基礎を TOEIC の問題を通してお伝えしています。
☑︎単語 ☑︎文法 ☑︎発音 ☑︎音読

https://www.udemy.com/course/toeic-basic-over600/?referralCode=FBE15514935121623F74

動画を見ていただくことで、モチベーション維持につながります。
そして何より、スコアアップや英語力アップにつながることは保証します。

===

どちらも定価は【6,000円】です。
ただ、Udemy 側がセールをしたり、ぼくがセールをしたりするため、
それまでお待ちいただくのがお得かと思います。

「そんなに安く買われたら、困るのでは?」と思ってくださった方は優しい。
でも、皆さんがスコアアップという結果を手にしてくだされば、何の問題もありません。
この動画をキッカケに、ステップアップすることを強く願っています。

【重要】TOEIC Part 7 の対策に苦戦する方に「勉強法」を伝授する【失敗例あり】

読む!読む!読む!

TOEIC で最難関のパートは、間違いなく長文問題である Part 7 でしょう。
TOEIC のスコアアップを目指すみなさんは、どのような対策をしているでしょうか?

「英語を読むスピードが上がらない」
「集中力が切れる」
「内容を記憶できない」

あるあるですよね……。

今回は、これらの質問にすべて対応できる勉強法をご紹介します。

さて、先日、次のようなツイートをしました。

英語の長文を読む集中力。

TOEIC の Part 7 をどうすれば集中して読めますかという相談を受けますが、「普段からいっぱい読め」としか言えなくて、本当に申し訳ないです。だって、普段からできないことを、本番の時だけやろうとするなんて都合がよすぎやしませんかね?

ってこと、たくさん読もう。

この結論で納得して、すぐに行動ができそうであれば、
この記事を閉じて、すぐに英語を読みましょう。

もし後押しがもう少し欲しいならば、
この後を読み進めていただけるとうれしいです。

 

✅普段から読んでいるか?

普段から英語をどれだけ読んでいるかが重要です。

普段からできないことは本番でできません
このことはわかっているけれども、実行に移せないのはわかります。
人からアドバイスをもらっても、なかなか行動できないものです。
いろんな記事を読んだり、いろんな人と交流したりして、
自分の中から出る「やる気」を待ちましょう。
他人から強制されても、結局は続かないですからね。

何度でも言いますが、読みましょう
できることならば、本番と同様の分量です。
なぜ普段から読むべきかをもう少し掘り下げます。

 

✅英語を読むスピードは「前から理解」がポイント

多くの方が、英語を読むスピードについて悩んでいるでしょう。
ぼく自身も、TOEIC を始めた頃は「読むの速くならないかな」と嘆いたものです。

では、学習を始めたばかりの頃から一皮むけた理由は何か。
それは「前から理解」することを徹底したことです。

よく学校英語の欠点として「返り読み」が挙げられますね。
正直、返り読みをしていたら、時間がかかるのは当然です。
裏を返せば、前から読めれば、スピードが上がります。

とても単純ですが、どの場面でも徹底できるかどうかが肝です。
実践する場面として、たくさん読むことを心がけてほしい。

ぼくの読解力が飛躍的に伸びたと感じたことは2回あります。

高校生の時には『速読英単語』でした。


TOEIC の時には『読解特急』でした。


特定のテクニックはなく、とにかくたくさんの英語に触れ続けた時です。
だからこそ、皆さんにもたくさん読んでほしいと願っています。

 

✅集中力は理解度に直結する

ツイートでは「集中力が続かないならば、読もう」と無理やりこじつけました。
140字までしかつぶやけないので、ここで想いを存分に披露させていただきます。

集中力と大きく関連するのが「理解度」です。
試しに TOEIC の日本語訳を読んでみてください。
仮に Part 7 を最初から最後まで読んだとしても、
おそらく集中力は切れないでしょう。
(飽きが来るのは仕方のないことですが…。)

日本語が母語で、理解するのが簡単だからこそ、集中力を保って読めるわけです。

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たくさん読んでいくことで、英語への理解度を高めてほしい。
これが「読もう」と言っている理由です。

 

✅記憶力も理解度に直結する

内容が記憶できないことも「理解度」に関連します。
先ほどお伝えした日本語訳だけ読んだ時も、内容は頭に入ったはずです。

英語の理解力が低いと、普通だったら記憶できるものも入ってこない
だからこそ、読む機会を増やすことで、理解度を上げていきたいものです。

 

✅読まないと読解力は落ちる

この記事をここまで読んでも、納得いかない人はコメントをぜひ!
説明したりない部分があるのかもしれません。
補足します。

最後に、ぼくの失敗例をお伝えしましょう。

TOEIC 対策をゴリゴリとしていたときのことです。
リーディングのスコアが順調に伸びていったので、
そちらは放置して、リスニング対策ばかりしていたことがあります。

どうなったか。

当然のように、リーディングのスコアは落ちました。
ここでは「勉強のバランスが大事」というのはもちろんですが、
「読まないと読む力が落ちる」ということを体験したわけです。

 

✅素材は TOEIC 優先

おそらく「読もう」と思っても、
何から始めればと言う方もいらっしゃるでしょう。
最後に、素材についてお話しておきます。

TOEIC のスコアアップを狙う以上、TOEIC の素材が一番です。
その中でもベストは『公式問題集』でしょう。 これは揺るぎません。

一つだけ注意なのは、最新のものから解くことです。
新しいものの方が最新の傾向が反映されているので、
逆から解くのは気持ちが悪いかもしれませんが、気にせずに。

TOEIC 素材で、難易度や分量でちょうどいいのが、『読解特急2』です。

もう一段階レベルを落とすと、『初心者特急 パート7』ですね。

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これでも難しいという方は、「グレイデッドリーダーズ」が良いでしょう。

参考記事:https://www.ibcpub.co.jp/ladder/

自分の語彙力と興味に合わせて、選んでください。
ぼくのオススメはこれです。 賢くなれる感じがして好きですね。


素材は何であれ、読むと決めて、実行に移しましょう!
そうすれば、必ず道は開けます。

【2/1(土)13:15@日暮里】長文を読む自分に慣れる!「TOEIC L&R Part 7 徹底攻略講座」《講師:TOEIC 学習歴13年・渡邉淳/ぽるぽる》

 

 

TOEIC の公開テストの日に次のようなつぶやきが飛び交います。
「TOEIC」で検索すると山ほど出てくるのです。

 

「Part 7 が終わらない」
「Part 7 が難しい」
「Part 7 の対策をどこから手をつけたらいいかがわからない」
「Part 7 の長文を早く読むコツを知りたい」
「Part 7 が終わらないのは単語を覚えてないからだ」

 

TOEIC を受験すると、誰もがぶつかる壁と言っても過言ではありません。
Part 7 という長文問題は読むのに時間がかかるし、答えの根拠も見つからないし。
ネガティブな側面を見つけようと思えばいくらでも見つかります。

 

ぼく自身、TOEIC と10年以上受験してきて、かつ、指導もし始めてから、
何の方針もなく勉強していても正解数が上がらないパートであると気付きました。

 

===
登壇者プロフィール

渡邉淳(わたなべ・あつし)

1984年、千葉県富津市生まれ。東京外国語大学外国語学部ポルトガル語学科卒業。
留学なしでTOEIC990点満点、英検1級を取得。
教材制作会社を経て、現在、フリーランスの編集者・ライターをしながら、東京海洋大学で非常勤講師を務めている。
担当はTOEIC。自身の学習経験をもとにした授業を展開、TOEICの最新傾向を折り込んだ、学習者目線を忘れない指導に定評がある。
日本経済新聞や読売新聞、雑誌「PRESIDENT」、「東洋経済」、「日経WOMAN」、「日経トレンディ」での掲載実績もあり。
著書に『TOEIC(R) L&R TEST 戦略特急 スコア育成計画』(朝日新聞出版)や 『1日5分からはじめる! 英語学習手帳』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、共著に『毎日の英単語』(朝日新聞出版)がある。
一方、porpor(ぽるぽる)という名前で、ブログやTwitterを中心に、講師としても、学習者としても、日々 TOEIC や英語学習に関する情報を発信している。

ブログ:
TOEIC 990点への道 -日本から出ずに満点-

Twitterアカウント:
@porpor35

Instagramアカウント
@atsu_nabe

YouTubeアカウント
===

 

「Part 7 をできるようにしたい」

 

もしこのように思う方がいらっしゃったら、ぼくの答えは単純なものです。

 

「水を毎日飲むように、毎日たくさん読む」

 

おそらく「これをやりたくてもできない」と反論したくなる方がいらっしゃるでしょう。
ぼくはアドバイスを次のように続けていきます。

 

「TOEIC の対策というと、解き方やテクニックに目が行きますが、それだけではスコアは頭打ちです。英語力そのものを伸ばす経験を積む必要があります」

 

試験対策であれば試験のために学習をすればいいと思うはずです。
しかし、英語力そのものという根本を考えなくてはならないのです。

 

そこで、今回、TOEIC の Part 7 を使って英語力そのものを伸ばす方法を伝授します。
解き方など細かなことは置いておいて、英語と向き合う方法をお持ち帰りください。

 

・スコアが伸び悩んでいる方
・Part 7 に苦手意識を持っている方
・Part 7 を得意パートに変えたい方
・TOEIC の素材を使って英語力を伸ばしたい方

 

1日で Part 7 に対する印象をガラッと変えましょう!

 

お申し込みはこちらのページからお願いします。

【日時】
2/1(土)13:00開場→13:15開始〜17:00終了

 

【場所】
日暮里駅から徒歩10分の教室

 

【料金】
4,000円(税込)

 

【対象】
TOEIC リーディングスコア300点以上

 

【定員】
8名(先着順)

 

【教材】
『TOEIC 既出問題集2 1000 READING』

*TEST 1 の Part 7 のみ、事前に解いてください。復習は不要です。
*基本的に書店には売っていません。
*サイトによって値段や到着時期が異なります。

Amazon

ハングルプラス書店

ちょいみらい

 

【講座内容】
(講義)
・速読力が欲しい人が心得て欲しい1つのこと
・読解力を上げる、地味だけど効くトレーニング
・54問徹底攻略解説

(ワーク)
・セルフ解説をしよう
・わかりにくい英文を精読・和訳タイム
・10パッセージタイムアタック
・質疑応答/ディスカッション

 

お申し込みはこちらのページからお願いします。

「TOEIC Part 7 が頭に残らない」人が取るべき3つの対策

「Part 7 の文章を読んでいるものの、頭に残らない」

 

このような経験をしたことがある方はいませんか?
この記事を書いているぼく自身は何度もあります。
990点満点を取った後も経験したことがあります。

 

この課題を解決するには「リテンション(記憶保持)」を意識する必要があります。
そのためのトレーニングとしては、3つの対策が挙げられると考えています。

 

  1. 精読する
  2. 精読したものを多読する
  3. 立ち止まって思い出す

 

聞いたことのある話だとは思いますが、「なぜこれをやるのか?」を考えていますか?
自分がピンときていない方法を実行するには、意志の力が必要になります。
「これはやって当たり前だ」と思えるほどに、自分で納得してから始めましょう。

 

ということで、リテンションのところから掘り下げていきます。

 

・なぜリテンションを意識するのか?

結論から言うと、英語を理解しきれていないから、です。
ここで、読者のほとんどの人にとって母語であろう日本語を考えてみてください。
お手元にある Part 7 の日本語訳を見てみると、次の事実がよくわかるはずです。

 

「これくらいの分量であれば、覚えられる」

 

そう、母語ほどの高い理解度であれば、内容のリテンションは楽にできるのです。
裏を返せば、リテンションができないのは、理解度が低いからだと言えるでしょう。

 

・理解度を高めることから始める

対策の一つ目として「精読する」ことを挙げています。
これは前に述べた理解度と大きく関連しています。
そもそも、理解度が低いものは記憶に残りません。
なんとなく理解した英語を何度読んでも、頭には残りにくいということです。

 

だからこそ、最初は理解度を上げることに徹しましょう
精読と聞くと、大学受験などを思い出して敬遠したくなるかもしれません。
ですが、英語を深く理解するためには避けて通れない道です。

 

具体的に行うこととしては、

◎単語の意味を調べる
◎文構造を把握する

という二つの観点に落とし込まれます。

 

前者は辞書や単語帳を使えば簡単にできますが、
後者は独学だと難しいかもしれません。

そういう場合は Twitter などの SNS にアップしてみることをオススメします。
わからないと思われることが恥ずかしいかもしれませんが、
わからないままにしておくほうがよっぽど恥ずかしいです。
勇気を振り絞って投稿してみましょう。

 

もし独学で進めていく場合は本が頼りになると思いますので、オススメ本をご紹介しておきます。

 

単語帳のオススメは「金フレ」と呼ばれる『金のフレーズ』一択です。
理由は「本番に出る」し、「覚えやすい」フレーズだからです。

 

とはいえ、人によって好みはあります。
特に、単語帳は自分の好みが出ると思います。
ですから、自分がしっくりくるものを選んでくださいね。

 

文構造を勉強する上で TOEIC の本に良いものがありません。
そこで、大学受験で基本を扱うものを選ぶといいです。
TOEIC で理解しないといけない文構造はそこまで難しくありません。
ぼくの一押しは、西きょうじ先生の『英文読解入門 基本はここだ』です。
本自体が薄くて取り組みやすい上に、ちょうどいい難しさを扱ってくれています。

 

面倒くさがらずに精読に時間を費やしていきましょう。

 

・理解度を高めたものを何度も読む

精読を終えたら「多読」に移りましょう。
一般的に「多読」と聞くと、洋書などをたくさん読むイメージがありますが、
ぼくがオススメしたいのは、理解度を最高に高めた英語を何度も読むことです。

 

「これだと覚えてしまう」と思われるかもしれませんが、覚えるくらいがちょうどいい
前に書いた「単語」や「文構造」を自分に染み込ませることが目的だからです。

 

ぼくの例を出すと、『読解特急5』という本を何度も使っています。
問題を解けるかどうかの観点ではなく、「正しく+素早く読めるか」という観点です。
何度も読んでいると、スムーズに読める感覚が気持ちよくなっていくはず。
新しい文章を読むとストレスを感じますから、精神衛生上もグッドです。

 

ただ、何度読んだかわからない『読解特急5』の中で、読むたびに発見があります。

その発見とは「ここ、しっかり読めていない」というもの。

最初のステップで精読を行っているので、読めないところはないはずなのですが、
人は誰しもごまかしたり、あやふやなままにしたりするものです。
その緩みを発見することができる、というわけです。

 

もし読めていないところを発見したら、そこで読むスピードをゆっくりにして、
精読をするかのように、じっくりと読むようにしましょう。
本当に理解していない場合もあれば、早とちりの場合もあります。

 

理解度を高めたら、それを自分に染み込ませるべく、繰り返し読みましょう。

 

・内容を記憶する癖をつける

多読する最中に、「この段落は何を言ってたっけ?」と思い出してみましょう。
理解度が低いと、覚えていないことが多いです。
この場合は、理解度を高めるべく、「精読」と「多読」に時間を費やしてください。

 

一方で、理解度が高くても、不思議なことに「あれ、何だっけ」となることがあります。
これは理解することに意識を向けるがあまり、内容を記憶していない状態です。
最初に申し上げた「理解度が高ければ記憶できる」ことに矛盾しますが、
そもそも内容を記憶しようとしないと、記憶できないものです。
だからこそ、ちょっとした工夫で、英語を記憶するようにしましょう。

 

その工夫とは「ときどき、思い出す」ことです。
一つのパラグラフを読み終えたら、思い出してみる。
文章全体を読み終えたら、思い出してみる。

 

普段から思い出す癖をつけるようにすると、記憶する癖がついていきます。
というか、記憶力が高まるイメージです。

 

Part 7 は多くの情報を頭に入れなくてはなりませんから、
「ときどき、思い出す」作戦で切り抜けてほしいと思います。

 

以上、「TOEIC Part 7 が頭に残らない」人が取るべき3つの対策でした。

 

先日、「Part 7」について、お悩み相談室という形で、
YouTube ライブ配信を15分ほど行いました。
倍速で聞いて理解できるスピードですので、
7分ほどのお時間で新たなヒントが得られるはずです。
記事でご紹介した『読解特急5』についても触れています。

 

 

P.S.
11月20日発売予定の『戦略特急』は都内でゲットできるそうです。
すでに他の人の目にさらされていると思うと、胃が痛いです。
もしよろしければ、「この書店にあったよ」とお知らせくださいね。

 

 

『TOEIC L&R TEST 初心者特急 パート7』で英語を読む力を爆上げする方法を考えてみた

 

 

「初心者」という文字を見ただけで、「自分に不要だ」と思ったあなた。

本当に、英語の基礎を徹底することができていますか?
本当に、易しく書かれた英語の文章をスラスラと読むことができますか?

 

日本語を母語とする我々にとって、英語をスムーズに理解することは簡単ではありませんよね。
中学レベルの英語であれば、難なく理解することができるかもしれません。

だからこそ、

「中上級者も『初心者特急』を使うべきだ」

とご提案させていただきます。

 

・初心者レベルを舐めずに読めるか

なぜ、このような主旨の記事を書いているかというと、
2019年12月に『TOEIC L&R TEST 初心者特急 パート7』が発売予定だからです。
TOEIC はどんなレベルの人も同じ英文を読まされるため、
TOEIC に出る内容でありながら、初心者レベルの素材がほとんどないというのが実情。

 

 

 

上のつぶやきの中にも書いたように、「初心者レベルを舐めずに読めるか」は忘れたくない観点です。
特に、Part 7 は、大量の英文を流れるように読めるようにしたいもの。
よく「簡単な英文をたくさん読む」という勉強法がオススメされます。
「多読」という考え方は TOEIC にも応用することができます。

 

・「量をこなす」というシンプルな結論

「英語をスムーズに読めない」理由はいくつか挙げることができます。

 

「単語を知らない」
「文構造を理解できていない」

 

思い当たる節があるかもしれません。

 

そのうちの一つに、単に「量をこなしていない」ことが挙げられます。
量をこなすことで、英語の型が自分に染み付いていくんです。
質が大事だとは言って「やらない」のは言い訳。
英文を読めるようになるためには「量が質を兼ねる」ところが大きいと感じています。

 

そこで、初心者レベルの英文の素材として、たくさんの英語に触れられる
『初心者特急 パート7』はどのレベルの学習者にとっても最適だと思うのです。
と言っても、この記事を書いている時点で現物は見ていないので、期待が外れる可能性はありますが…。

 

ただ、読む前からここまで期待しているのは、前作(?)の『初心者特急 読解編』が秀逸だったから。
以前、このような記事を書いていますが、中上級者の方々にもお役に立てる内容です。

 

TOEIC 初心者の「Part 7 克服」におすすめしたい『初心者特急 読解編』の3ステップ勉強法

 

 

この記事は初級者向けに書いたものでして、『初心者特急 パート7』にも応用できるはずです。
そこで、今回は中上級者向けの内容にアレンジして、ご提案させていただきます。
今回、3ステップどころか、1アクションに絞ることにしました。

 

文章だけを一気に読みきる

 

いたって単純で、設問は無視して、文章だけをひたすら読んでいくことです。

 

TOEIC らしい英文を、貪るようにどんどんと読んでいく。
それほど長くない文章を、勢いを大事にして英語を飲むように読んでいく。

 

これは、前作の『初心者特急 読解編』でぼくが実践していたことの一つでした。
おそらく『初心者特急 パート7』でも応用できると考えています。

 

英語を大量に読むことは多くの方が避けることです。
ぼくは「質が大事」と言って逃げたことは何度もあります。
厳しい言い方かもしれませんが、避けているからこそ伸びないんですよね。

 

人がやらないことをやれば、差がつく。

 

だからこそ、ここで決断してやりましょう。
英語を読む力が爆上がりしている自分に出会えるはずです。

 

実際に本が出たら、実験台として取り組んでみて、その結果を記事化いたします。
もしこのやり方で取り組んだ方がいらっしゃったら、ぜひ感想をお聞かせくださいね。

 

【6/1(土)13:00@新宿】長文を読む自分に慣れる!「TOEIC L&R Part 7 徹底攻略講座」《講師:TOEIC 学習歴13年・渡邉淳/ぽるぽる氏》

 

TOEIC の公開テストの日に次のようなつぶやきが飛び交います。
「TOEIC」で検索すると山ほど出てくるのです。

「Part 7 が終わらない」
「Part 7 が難しい」
「Part 7 の対策をどこから手をつけたらいいかがわからない」
「Part 7 の長文を早く読むコツを知りたい」
「Part 7 が終わらないのは単語を覚えてないからだ」

 

TOEIC を受験すると、誰もがぶつかる壁と言っても過言ではありません。
Part 7 という長文問題は読むのに時間がかかるし、答えの根拠も見つからないし。
ネガティブな側面を見つけようと思えばいくらでも見つかります。

 

ぼく自身、TOEIC と10年以上受験してきて、かつ、指導もし始めてから、
何の方針もなく勉強していても正解数が上がらないパートであると気付きました。

 

===
登壇者プロフィール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渡邉淳/Atsushi Watanabe

1984年、千葉県富津市生まれ。東京外国語大学外国語学部ポルトガル語学科卒業。
留学なしで TOEIC 990点満点、英検1級を取得。
教材制作会社を経て、現在、フリーランスの編集者・ライターをしながら、
東京海洋大学で非常勤講師を務めている。
担当は TOEIC。自身の学習経験をもとにした授業を展開しており、
TOEICの最新傾向はもちろんのこと、学習者目線を忘れない指導に定評がある。
読売新聞や雑誌「PRESIDENT」や「東洋経済」、「日経WOMAN」、「AERA English」での掲載実績もあり。

著書に『1日5分からはじめる! 英語学習手帳』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、
共著に『毎日の英単語』(朝日新聞出版)がある。

一方、porpor(ぽるぽる)という名前で、
ブログやTwitterを中心に、日々 TOEIC に関する情報を発信している。

http://www.toeic990er-for-learners.com/blog/
https://twitter.com/porpor35
===

 

「Part 7 をできるようにしたい」

もしこのように思う方がいらっしゃったら、ぼくの答えは単純なものです。

 

「水を毎日飲むように、毎日たくさん読む」

 

おそらく「これをやりたくてもできない」と反論したくなる方がいらっしゃるでしょう。
ぼくはアドバイスを次のように続けていきます。

 

「TOEIC の対策というと、解き方やテクニックに目が行きますが、それだけではスコアは頭打ちです。英語力そのものを伸ばす経験を積む必要があります」

 

試験対策であれば試験のために学習をすればいいと思うはずです。
しかし、英語力そのものという根本を考えなくてはならないのです。

 

そこで、今回、TOEIC の Part 7 を使って英語力そのものを伸ばす方法を伝授します。
解き方など細かなことは置いておいて、英語と向き合う方法をお持ち帰りください。

 

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・Part 7 を得意パートに変えたい方
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1日で Part 7 に対する印象をガラッと変えましょう!

 

お申し込みはこちらのページからお願いします。

【日時】
6/1(土)13:00〜17:00

 

【場所】
新宿駅直結の会議室
*お申し込みいただいた方にのみお知らせします。

 

【料金】
4,000円(税込)
*別途ワンドリンク代(500円)がかかります。

 

【対象】
TOEIC リーディングスコア300点以上

 

【定員】
10名(先着順)

 

【教材】
『TOEIC 既出問題集1000 READING』
*基本的に書店には売っていません。
*TEST 2 の Part 7 のみ解いてきてください。復習は不要です。

Amazon

ハングルプラス書店

ちょいみらい

【講座内容】
(講義)
・ていねいに読むことから始めよう
・ていねいに読む Part 5 の例
・毎日54問を読もう
・54問徹底攻略解説

(ワーク)
・わかりにくい英文を精読・和訳タイム(質疑応答/ディスカッション)
・10パッセージタイムアタック

お申し込みはこちらのページからお願いします。

【4/27(土)13:00@新宿】長文を読む自分に慣れる!「TOEIC L&R Part 7 徹底攻略講座」《講師:TOEIC 学習歴13年・渡邉淳/ぽるぽる》

 

TOEIC の公開テストの日に次のようなつぶやきが飛び交います。
「TOEIC」で検索すると山ほど出てくるのです。

 

「Part 7 が終わらない」
「Part 7 が難しい」
「Part 7 の対策をどこから手をつけたらいいかがわからない」
「Part 7 の長文を早く読むコツを知りたい」
「Part 7 が終わらないのは単語を覚えてないからだ」

 

TOEIC を受験すると、誰もがぶつかる壁と言っても過言ではありません。
Part 7 という長文問題は読むのに時間がかかるし、答えの根拠も見つからないし。
ネガティブな側面を見つけようと思えばいくらでも見つかります。

ぼく自身、TOEIC と10年以上受験してきて、かつ、指導もし始めてから、
何の方針もなく勉強していても正解数が上がらないパートであると気付きました。

===
登壇者プロフィール

渡邉淳/Atsushi Watanabe
1984年、千葉県富津市生まれ。東京外国語大学外国語学部ポルトガル語学科卒業。
留学なしで TOEIC 990点満点、英検1級を取得。
教材制作会社を経て、現在、フリーランスの編集者・ライターをしながら、
東京海洋大学で非常勤講師を務めている。
担当は TOEIC。自身の学習経験をもとにした授業を展開しており、
TOEICの最新傾向はもちろんのこと、学習者目線を忘れない指導に定評がある。
読売新聞や雑誌「PRESIDENT」や「東洋経済」、「日経WOMAN」、「AERA English」での掲載実績もあり。

著書に『1日5分からはじめる! 英語学習手帳』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、
共著に『毎日の英単語』(朝日新聞出版)がある。

一方、porpor(ぽるぽる)という名前で、
ブログやTwitterを中心に、日々 TOEIC に関する情報を発信している。

http://www.toeic990er-for-learners.com/blog/
https://twitter.com/porpor35
===

 

「Part 7 をできるようにしたい」

 

もしこのように思う方がいらっしゃったら、ぼくの答えは単純なものです。

 

「水を毎日飲むように、毎日たくさん読む」

 

おそらく「これをやりたくてもできない」と反論したくなる方がいらっしゃるでしょう。
ぼくはアドバイスを次のように続けていきます。

 

「TOEIC の対策というと、解き方やテクニックに目が行きますが、それだけではスコアは頭打ちです。英語力そのものを伸ばす経験を積む必要があります」

 

試験対策であれば試験のために学習をすればいいと思うはずです。
しかし、英語力そのものという根本を考えなくてはならないのです。

 

そこで、今回、TOEIC の Part 7 を使って英語力そのものを伸ばす方法を伝授します。
解き方など細かなことは置いておいて、英語と向き合う方法をお持ち帰りください。

 

・スコアが伸び悩んでいる方
・Part 7 に苦手意識を持っている方
・Part 7 を得意パートに変えたい方
・TOEIC の素材を使って英語力を伸ばしたい方

 

1日で Part 7 に対する印象をガラッと変えましょう!

 

お申し込みはこちらのページからお願いします。

【日時】
4/27(土)13:00〜17:00

【場所】
新宿駅直結の会議室
*お申し込みいただいた方にのみお知らせします。

【料金】
4,000円(税込)

【対象】
TOEIC 500点以上

【定員】
10名(先着順)

【教材】
『TOEIC 既出問題集1000 READING』


*基本的に書店には売っていません。
*TEST 1 の Part 7 のみ解いてきてください。復習は不要です。

Amazon

ハングルプラス書店

ちょいみらい

【講座内容】
(講義)
・文法を見直すだけで990点を取得した例
・文法をやり直す観点
・単語帳をどこまでやりこむかの線引きをする
・ていねいに読むことから始めよう
・前から理解する癖をつけよう
・長い文章を読む自分に慣れよう
・設問が終わるまで内容をリテンションしよう
・パラグラフごとの展開に敏感になろう
・毎日54問を読もう

(ワーク)
・わかりにくい英文を精読しよう
・わかりにくい英文を和訳しよう
・10パッセージタイムアタックをしよう

お申し込みはこちらのページからお願いします。

TOEIC 初心者の「Part 7 克服」におすすめしたい『初心者特急 読解編』の3ステップ勉強法

 

 

TOEIC の最後に立ちはだかる分厚い壁。
大量の英語。
答えの見つけづらい問題。

 

そう、Part 7。
初心者から上級者まで心を折るのが得意と言わんばかりの Part です。

 

公開テスト当日の Twitter で「TOEIC」と検索すると、
「Part 7 があああああ」という悲痛な叫びを見かけることもしばしば。

 

この Part を克服するためには「読む」しかないのですが、
ただ「読め」と言うのはとても不親切だと思いませんか?

 

ということで、オススメの教材とともに使い方も伝授していきます。

 

 

まず、ご用意いただくのは『新TOEIC TEST 初心者特急 読解編』です。

 

この本、記事執筆時点(2018年5月)では書店では見かけにくい状況です…!
というのも、一応、旧形式に分類される TOEIC 本だからです。
Amazon やら楽天ブックスやらで購入されることをオススメします。

 

内容はこんな感じ。

 


初級者のためのTOEICパート7(読解問題)練習本

TOEICのパート7は、読解問題で、初級学習者が苦戦するパートです。
実際のTOEICと同じレベルの問題は難しすぎるので、
本書では、500点を目指している学習者にレベルを合わせ、
問題を思いっきり易しくしました。
TOEICに出る、最も易しい問題だけで構成しているイメージです。
また、オンラインの学習サポートも充実しています。

*文書が短い。
→文書の語数は35~210語になっています(実際のTOEICでは、50~300語)。

*文書あたりの問題数が少ない。
→ひとつの文書に付いている問題数は1~3問です(実際のTOEICでは、2~5問)。
ダブルパッセージ(2文書問題)も1セットに3問です(実際のTOEICでは、5問)。

*文書が易しい。
→易しめの単語、簡単な文法、構造がシンプルな文で構成されています。

*解説と語注が詳しい。
→問題を解いた後、正解の根拠の確認と語句の意味チェックが楽にできます。

*オンラインサポートが充実。
→「すべての文書、設問、選択肢をネイティブスピーカーが読み上げた音声ファイル」
「意味の塊(チャンク)で区切って、訳を付けたチャンク訳シート」
の2つが、特急シリーズのサイトから無料でダウンロードできます。
(「朝日新聞出版 TOEIC初心者特急」で検索)。

TOEIC 500点未満の人やパート7が苦手な人は、この本から始めて、
少しずつパート7の問題に慣れていくとよいでしょう。
そして、読解力が付いてきたら、もう少し難しめの問題に挑戦してみましょう。

(Amazon の内容紹介より引用)

 

とまあ、初心者に寄せた内容や作りになっています。
この本をどう使うかというと、次の3ステップです。

 

  1. チャンクと語注を使いながら「精読」する
  2. 「精読」できたものを「多読」する
  3. 問題演習する

 

一つずつ見ていきましょう。

 

・チャンクと語注を使いながら「精読」する

「精読」と聞くと仰々しく聞こえるかもしれませんが、
要は、「単語も文法もごまかすことなく意味理解をする」と考えるといいですね。

 

じゃあ、「精読」って独学でどうやればいいの、と思われるはずです。

 

・チャンク
・語注

 

この二つの情報を利用しましょう。

 

<チャンク>

朝日新聞出版のホームページから見られる PDF を活用します。
(上のリンクから PDF にダイレクトに飛びます。)

 

例えば、こんな感じです。
英語の意味のカタマリが前から区切られています。

 

Parking meter rates  パーキングメーター料金は
in Baltimore’s business district  Baltimore の商業地区では
will go up  上がる

 

そして、このチャンクの情報を元に、次のように英文にスラッシュを書き込んでいきます。

 

Parking meter rates/in Baltimore’s business district/will go up

 

英文の意味のカタマリが視覚化されますね…!

 

TOEIC という制限時間のあるテストにおいて、返り読み(戻り読み)をする時間はありません。
返り読み(戻り読み)をしていたら、あっという間に時間は過ぎていきます。
ですから、最初は補助輪をつけた状態で読めるようにする姿勢が大切です。
チャンクを活用して「前から理解する」癖をつけていくことを目標にしましょう。

 

<語注>
解説の後に重要な語句がリストアップされているので、それをチェックします。
知らない単語があったら、英文にマーキングしておきましょう。

 

というのも、何度も「知らない」ことを意識し、「知っている」状態に変えてほしいからです。
作家であり、TOEIC満点保持者である清涼院流水さんの言葉を紹介しましょう。
彼が提唱する「四角メソッド」のメリットを挙げている部分です。

 

自分にとって難しい単語や文法を四角で囲むことで、復習時に、そのポイントを特に意識して何度も刷り込めることや、時間のない試験前には四角で囲ったところだけ見れば効率的な復習になる

 

 

無知に謙虚になって、ガンガンとチェックを入れましょう。

 

このように、チャンクと語注を活用すれば、一人で「精読」できるはずです。
もちろん、日本語訳も参考にしてもいいと思います。
英語をしっかりと理解できるところまで突き詰めたいですね。

 

 

・「精読」できたものを「多読」する

このように丁寧に取り組めば、英文は完璧に理解できたはずです。
この後は「同じ素材を何度も読む」ことをオススメします。

 

再度、清涼院流水さんにご登場いただきます。

 

100%単語と文法を理解している英文を繰り返し繰り返し読む「多読」は効果絶大です

「いったん『精読』して100%理解した英文を、ひたすら『多読』する」

 

「多読」と聞くと、洋書などをひたすら読むことをイメージすると思うのですが、
それだと、わからないものも素通りしながら、なんとなく読むことになってしまいます。
これでは単語や文法が身に付かず、効果が出にくいです。
同じものに出会ったのに「わからない」となってはもったいないです。

 

完璧に理解したものを何度も読む。

 

TOEIC を始めたばかりだったり、英語力が低い状態だったりすると、
そもそも「英語を読み続ける」ことが大変なはずです。
そのスタミナをつけるためにも「多読」は有効です。

わからないものをやみくもに読むにではなく、完璧にわかるものを何度も読みましょう。

 

 

・問題演習する

単語も文法もチェックし、「精読」「多読」をした後で、問題演習をしましょう。
いきなり問題に取り組んで「できない」という気持ちを味わうことで、
TOEIC に対して拒否感を抱いたり、メンタルが折れてしまったりしてはモッタイナイ。
だからこそ、「文章に不明点はない」という状態で問題に臨みましょう。
思った以上に解けるはずです。

 

解ける、できる快感を味わう。

 

TOEIC 初心者には大事なことです。
自分にはできない問題に取り組んで挫折する人が本当に多いですから。

 

 

斬新な使い方に思われるかもしれませんが、
Part 7 を克服するためには戦略的な学習計画が必要です。
この3ステップを元に、一人でも多くの方がスコアアップを勝ち取れますように。

 

難化傾向にある Part 7 を攻略するポイントとは?『HACKERS 新TOEIC 実戦1000題 2 問題集』TEST 10 を解いてみた

 

 

都内某所の会議室にこもっての模試を解く会に参加したレポートです。

この模試がよほど嫌いなのか、出来が悪いからなのか、しばらくレポートをしていませんでした…。
今回は、以下の記事で書いた HACKERS の続き、TEST 10 に挑戦した結果となります。

 

「10年ぶりの塗り絵です」『HACKERS 新TOEIC 実戦1000題 2 問題集』TEST 1 を解いてみた

「心地いい難易度です」『HACKERS 新TOEIC 実戦1000題 2 問題集』TEST 2 を解いてみた

「またもや塗り絵」『HACKERS 新TOEIC 実戦1000題 2 問題集』TEST 3 を解いてみた

第216回 #TOEIC 公開テストの前日に行った勉強(TEST 4 の感想)

「塗り絵の恐怖、再び」『HACKERS 新TOEIC 実戦1000題 2 問題集』TEST 5 を解いてみた

 

最近の TOEIC 学習事情は少し前の記事にまとめています。
(微修正しているため、その点は記事にまとめます。)

 

TOEIC リスニングの最難関?Part 4 の復習法を再検討してみた

 

最近のぼくには珍しく、毎日 TOEIC の素材(Part 3, 4)に触れているのですが、
その他の教材も含めて、とにかくリスニングに力を入れています。
一方、リーディングはまったく手付かずという感じです。

 

TOEIC の模試など、2時間通しの問題演習は久しぶりで、
HACKERS にはいつも酷い結果を見せつけられているので、
果たしてどうなることやら…結果をご覧あれ。

 


Listening:77/100
Part 1:6/6
Part 2:24/25
Part 3:29/39
Part 4:18/30

Reading:97/100
Part 5:30/30(7分30秒)
Part 6:16/16(7分30秒)
Part 7:51/54(SP24分40秒/DP10分40秒/TP22分30秒)

 

リスニングは解いている途中に「最近力を入れているのに聞けない」悔しさを感じて、
心が折れそうになりながら、解いていたという状態です。
これでも公開テストではほぼいつも満点なので、難しかったのかもしれませんが。

 

久しぶりに通しで100問を解いたため、解き方がぐらついていた感じもあります。
特に、Part 3, 4 でそれが露呈したと言えるでしょう。
先読みのテンポや聞きながらの選択肢の眺め具合など。
徹底された解き方が常に実践できなければ、高得点は狙えません。

 

それに加えて、まだまだ「聴く力」が純粋に足りないように感じました。
今は初心に帰って TOEIC の問題(下の『必勝ダブル模試』)に取り組んでいるので、
「聴く力」を高めていきたいと思います。

 

 

一方、リーディングは何もやっていないのにこの結果なのは驚きでした。
HACKERS や最近の公開テストの懸念事項は「Part 7 の量」です。
問題になっている文章の量や設問で読まされる量などがそれに当たります。
ここをどう攻略していくのかをよく考えさせられた TEST 10 でした。
ぼくが今回の Part 7 を攻略できたポイントを以下に挙げましょう。

 

・Part 5, 6 を理想的な時間配分で切り抜けられた
→Part 7 をじっくり解くことができる
・普段の音読やリスニングで直読直解の思考回路ができた
→戻り読みをせずに素早く読めた
・内容を「記憶しよう」という意識を高められた
→本文と設問を何度も行き来する必要がなかった

 

このあたりでしょうか。
当たり前といえばそこまでなのですが、これをどこまで忠実にできるかは考えものです。
噛み合わない部分が出てくると、どうしても時間がかかって止まってしまいます。
もちろん、今までの経験が蓄積されていることは考慮しなくてはなりませんが、
「リーディングの練習をしていないと高得点が望めない」ということもなさそうです。
(まあ、本番ならではの罠だったり緊張感だったりがありますが…)

 

引き続き、リーディングセクションの攻略法については考えていきたいと思います。

 


第219回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想+大量 Part 7 問題への対策

先日、記事に書きましたが、TOEIC の受験をしばらく控えることにしました。
その第一弾(?)が4月の第219回 TOEIC 公開テストです。

受験日当日は出かけていたのですが、
「この時間にはこの Part を解いているなあ」
という変な気持ちになっていましたね。
客観的に見ると、大変気持ちが悪いです。笑

 

 

さて、受験はしないものの、どういった問題が出たかは気になります。
TOEIC 講師陣を中心にブログの記事を確認してみましょう。
フォームが同じか確認する術がないため、同じ問題かはわかりませんが。

 

—–
神崎正哉先生

TEX 加藤先生

花田徹也先生

OJiM さん

相澤俊幸先生

澤田健治先生
—–

とあるフォームは Part 7 が難しかったようです。
Part 7 の難易度は、今のところ、運に左右される気がします。
量の少ない問題にあたることもあれば、逆のこともあるという。
回答する側を泣かせるような問題作りになっているわけです。

 

ぼくも難しいものに当たったことがありますが、どこまでできるかを試す実験でしょう。
今回の難しいフォームも実験だと思われます。

 

ただ、次の第220回で、新形式になって1年が経過しますから、
そろそろ落ち着いてもいい頃合いです。

 

さて、今回は、そんな難しいと言われる Part 7 について考えを巡らせてみたいと思います。

 

Part 7 は「量」がものを言います。
問題の根拠が探しにくく、時間がかかることも挙げられるのですが、
それよりも「量」が難易度を上げていると言えるでしょう。

 

この「量」を克服するためにはどうすればいいのか。
ぼくも韓国の模試である HACKERS を解いては、「量」に泣かされているので、

最近、このことを考える機会は非常に多いです。

 

で、出た結論はたった一つ。

 

普段から大量に読もう。

 

至極シンプルです。
澤田先生の記事にも同様の内容が書かれています。

 

この量の英文に圧倒されないためには、普段からTOEICに限らず、大量の英文に触れる「多読」を実践している必要があります。多読は、TOEIC学習者の間ではあまり浸透していませんが、パート7攻略のカギの一つになると僕は思っています。

 

ぼくも TOEIC の素材に限らなくていいと思うのですが、
60分近く、英語を読み続ける体力が、どうしても必要になっています。
旧形式の TOEIC よりも Part 7 は問題数が増えていますから、
「長時間、英語を読んでいられますか?」と問われているわけです。

 

これを本番で実践させるためには、練習で行う必要があります。
練習で行っていないことは、本番ではできませんからね。

 

ここ最近は、TOEIC から離れているものの、
継続した時間で英語を読むことに挑戦しています。
(素材は主に「TIME」です。)

 

皆さんもまとまった時間でまとまった英語を読む訓練をしてはいかがでしょうか?
ぼくもゴリゴリと読むトレーニングをしていきたいと思います。

 

↓これは最近の TIME の中でも興味深い記事が多かった号です。