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【Part 1から難】第306回 TOEIC(R) L&R 公開テストの感想(速報)

本日は第306/307回目のTOEIC公開テストでした。受験された方、お疲れさまでした。試験が終わるまで緊張していたはずなので、ゆっくり休んでください。次に向けて少しずつ立て直していきましょう。

ぼくは第306回(午前の部)での受験です。Part 1 の一枚目の写真は「トラック後方に積み荷する男性」でした。この写真が異なる場合は問題が異なる可能性があります。

では、ここ最近の TOEIC の難易度と比べた難易度と所感を記録しておきます。

Part 1:やや難
正解がまったくわからない1問がありました。新しめのイギリス人女性ナレーターです。その他にも描写している箇所がわからない問題があり、かなり手強く感じました。

Part 2:やや難→普通
対策本にあるような定番の問題が多かったです。もちろん、変化球(間接的な応答)はありましたが、消去法でしのげる問題ばかりです。

Part 3:やや難
聞こえてきた単語を選択肢から探す問題がほとんどのはずが、言い換えを見抜きにくいものがちらほらありました。

Part 4:普通
定番の問題が多かったです。Podcast は定番になってきましたね。

Part 5:普通
昔ながらの定番問題が多かったです。見慣れない語彙がありましたが、品詞問題なので問題なしです。

Part 6:やや難
素材となる文章が読みにくかったです。問題自体は普通の難易度の印象を受けました。

Part 7:やや難
読む文章量が多かったです。ただ、難しい問題が多いわけではなく、焦らずにじっくり解けるか、我慢強さが試されるセットでした。

同じフォームを受験した花田徹也先生の記事もあわせて読むと、自分の振り返りをよくできるかもしれません。

https://ameblo.jp/hanadatoeic/entry-12770808867.html

【990点満点取得者の勉強法】第300回TOEIC(R) L&R テストの結果と勉強内容

しばらく前に YouTube で話した内容を文字でも残しておきます

久しぶりに TOEIC で990点満点を取得することができました!!
その直前にやっていた英語学習を動画にまとめてあります。

6年ぶりに990点満点が取れた理由を細かく分析します。
非常にマニアックな記事ではあります。

でも、誰かのお役に立てると信じています。
満点近くの情報はそれほどありませんから。

また、情報があったとしても、再現性が低いものも見受けられます。
できるだけ多くの学習者に真似しやすいようにまとめました。

普段は2本の軸を意識しつつ、英語に触れています。
これらは TOEIC だけではなく、英語の総合力を上げていくイメージです。

具体的な教材とともにご紹介しますね。

(1)「CNN English Express」シャドーイング(15分)

基礎編(30秒ほど)の素材に取り組んでいます。
長い素材だとシャドーイングが大変で億劫になります。
継続していくために、ハードルを下げています。

しかも、使うのはゆっくり目のアメリカ英語だけです。
「1日目は1.0倍、2日目は1.1倍、3日目は1.2倍」
というスピードで取り組んでいます。

この辺は TOEIC のリスニングで楽に感じる部分でしょう。
いくらゆっくり目とは言え、素材は TOEIC より難しいですから。

/

(2)「ラジオ英会話」ダイアローグ暗唱(10分)

師匠である大西泰斗先生の講義を聞いて、その流れです。
正直、扱う英語は簡単なので、素振り的な位置付けです。

とはいえ、TOEIC レベルの語句が出てくることもあり、
初心に帰るためにも続けています。

暗唱は英会話力アップが狙いではありますが、
英語を頭の中に保持しておくトレーニングにもなります。
この辺は Part 1, 2 の短文パートに効いてくるかなと思います。

/

その他

これら以外にも

Podcast を聞いたり、
英字雑誌を読んだり、
例文暗唱をしたり、
気まぐれにいろいろとやっています。

/

決定打は「復習チャレンジ」

そして、今回の満点取得に寄与したのは
8月11日から開催した「戦略特急復習チャレンジ」でしょう。

ブログ:【第2回】戦略特急復習チャレンジ(無料)開催決定

YouTube:

参加者はぼく1名でした(泣笑)が、やりました!

冒頭に10日間で進めるスケジュールを提案しているので、
これに沿って進めていきました。

著者として知っている問題ばかりなので、

リスニングは

解く。
答え合わせをする。
シャドーイングをする。

リーディングは

解く。
答え合わせをする。
空欄に答えを入れて音声を聞く。
空欄に答えを入れて読み直す。

というシンプルな流れです。

日々の英語力の積み重ねに加えて、
TOEIC でのチューニングできた感じがします。

『戦略特急』に収録した問題が難し目なのもよかった!!
過去の自分に感謝します。

今度、チャレンジ開催の際には参加者が増えるとうれしいです(切実)。

【Part 5,6 が鬼門】第300回 TOEIC(R) L&R TEST 公開テスト感想(速報)

本日は記念すべき300回目の公開テストでした。受験された方、お疲れさまでした。今日まで緊張感を維持していたはずなので、今日はゆっくりしてくださいね。午後の第301回を受験された方も同様です。

さて、ぼくは午前の部で受験してまいりました。女性が三人集まっていたフォームです。ここ最近の TOEIC の難易度と比べた、今日の公開テストの難易度と所感を記録しておきます。

Part 1:普通
聞き取りにくい1問がありました。

Part 2:普通
遠回しの(間接的な)応答は相変わらず厄介です。ただ、消去法を使うことができれば、正解を選ぶことができるはずです。

Part 3:普通
目立った問題やトピックはありませんでした。一昨日、大学の講義で伝えた設問とほぼ同じものが出ていて、少しテンションが上がりました。

Part 4:やや難
二行ビッシリの長さの設問があった気がします。話者が一人である分、切り替えが難しいですね。

Part 5:やや難
語彙問題が難しかった印象です。いつもより時間がかかった人が多いでしょう。

Part 6:やや難
文挿入問題でグッと難易度が上がりますね。選びにくいものがちらほら。

Part 7:やや難
文章量はいつもより少なかったのですが、答えの根拠を見つけるのに時間がかかる問題が多かったです。

リーディングセクションは Part 7 に気を取られていると、スコアが取りにくくなる好例だったように思います。日々、バランスよく勉強を進めていきましょう。

【読む量が多い】第286回 TOEIC(R) L&R 公開テストの感想

先日、2022年1月の TOEIC L&R 公開テストを受験してまいりました。ブログに「感想」の記事を書くのは久しぶりでございます。今年は毎月受験を予定していますので、備忘録的にも残しておこうと思います。もし更新が滞ったら、コメントなどをお寄せください。

すでにご存知の方が多いかとは思いますが、同じ時間帯に受験をしていても、異なるテストを受けていることがあります。この状態を「一度のテストに複数フォームが存在する」と言いますね。

ぼくが受けたのは「女性がボトルから水を飲む」フォームでした。判断するポイントは Part 1 の一枚目の写真です。もしこの写真に見覚えがなければ、異なるフォームですので、以下に書く感想はずれているところがあることをご了承ください。

 

Part 1:普通

感想:『公式問題集』と似たレベルの問題が扱われているのですが、本番のほうがやや難しいですね。気になったのは「主語+動詞」で終わらずに、“to 不定詞” で説明が続けられていた英文があったことです。今回出題された英文は、その “to 不定詞” の部分で間違いだと判断させるものだったので、難易度が上がったように感じました。

対策:Part 1 に頻出の名詞と動詞は最低限押さえておきましょう。『金フレ』と『パート 1・2特急』を制覇すれば、知らない単語はほぼ出てこないはずです。リスニングパートなので、正確な発音と共に覚えることも大事です。

Part 2:普通

感想:「冒頭の 5W1H だけを聞きとる」ことや「5W1H には Yes/No で答えない」ことを知っていれば、消去法でなんとかなる問題が多かった印象です。ただ、それでは解けない問題も存在します。例えば、「〜はどこで買える?」という質問に対して、「余分に一つ持ってるよ」のような間接的な応答に対応するのは難しいでしょう。一人目の発言を頭に入れておかないと、選ぶのがさらに難しくなります。記憶保持(リテンション)力は地道に上げていく必要があると感じました。

対策:Part 1 と同様、『パート 1・2特急』で会話のパターンを多くストックしておきましょう。それと同時並行で、ディクテーションを行うなど、地道にリテンション力を鍛えていきましょう。

 

Part 3, 4:やや難

感想:話されている状況を把握するのが難しくなっていますね。ちょっとしたキーワードから拾って、状況を把握しつつ、設問に答えなければならないため、マルチタスク処理能力が求められていると感じました。英語を聞きながら正解を探すのは簡単ではない、と改めて感じます。

対策:設問の先読みをスムーズに行うことができれば、場面把握にも余裕を持つことができます。たくさんの設問を読んで、すぐに設問のポイントを聞き取れるような状態を目指したいですね。設問に慣れている人は、TOEIC を中心に英語のスピードに慣れましょう。あまり背伸びをしないで、「TOEIC は余裕で聞ける」状態を目指してください。

 

Part 5:普通

感想:一見、難問はないのですが、実はトリッキーな問題が出ました。例えば、前置詞を選択させる問題です。「この動詞ならば、この前置詞でしょ」という定番に見せかけた問題でした。その他の文法問題は普通で、語彙問題もよく問われるものばかりでした。

対策:文法が苦手な人は文法を徹底的にやりましょう。ほぼ同じポイントで出題されるので、全体的なスコアが上がります。語彙問題は難易度がランダムなので、『金フレ』を終えたら終了で良いでしょう。単語ばかり追いかけすぎても、コスパが悪いように感じます。満点を目指すような人たちは、『黒フレ』や『暗黒フレ』までやりたいですね。

 

Part 6:やや易

感想:このパートは、いつも「文挿入問題」がネックになるのですが、挿入する文が短かったです。割と正解しやすい問題が多かったように思います。

対策:極端に言うと、Part 5 と Part 7 を足して2で割ったパートなので、特別な対策はいらないように思います。悩むのは「文挿入問題」でしょうから、『公式問題集』などでその問題を集中的に解くようにすると、苦手意識が減っていくように感じます。

 

Part 7:やや難

感想:読ませる量が本当に多いです。しかも、本文から答えを探してくるのがなかなか難しいですね。似たような内容であっても、答えが探しにくい感じです。

対策:答えを探す時間を確保するためには、読むスピードを上げていく必要があります。それがある程度のところまで行ったら、いろんな問題を解きまくるのが良いでしょうね。Part 7 が TOEIC 勘が一番試されるパートのように感じます。

===

最近、腕時計を持っていっていないので、何分前に終わったのかは正確にわからないのですが、3~4分前だと思います。「やば、Part 7 が終わらない、どうしよう」と焦ったのがよくなかったです。皆さん、腕時計は必ず持っていきましょう。

YouTube でも TOEIC の話をしていることが多いので、もしよろしければ、チャンネル登録をお願いいたします。

2021年末に公開した動画で、ご好評いただいております!

【難敵イギリス人女性】第282回 TOEIC L&R TEST 公開テストの感想(速報)

2021年11月28日。無事に TOEIC の公開テストが開催されました。受験された方はいかがだったでしょうか?

午前の部を受験してまいりましたので、感想を簡単に残しておきます。ぼくが受験したテストの Part 1 は「カメラを調整する女性」でした。

*午前の部と午後の部は内容が異なります。
*午前の部でも異なる内容の可能性があります。

試験直後の所感はこちらです。

Part 1:普通
Part 2:やや難
Part 3:やや難
Part 4:やや難
Part 5:普通
Part 6:やや易
Part 7:普通

Twitter で最新情報をつぶやいているので、ぜひフォローをお願いします!

ぽるぽる@『TOEIC 戦略特急』著者

ここからは各パートで気になったことを述べておきます。

<Part 1>

前日に解いた『公式8』の TEST 1 のほうがよっぽど難しかったです。『公式問題集』レベルであることを考えると、普通かやや易しいとしても良いくらいでしょう。扱われていた表現は無難なものばかりでした。

対策としては、昔から定番の表現を押さえていれば、消去法でしのげるように感じます。

<Part 2>

まったく理解できなかったものが1問ありました。そのほかにも数問は「答えだ」とパッと選びにくいものがあったように思います。一人目の疑問文が聞き取れても、答えがピンとこないということです。

これに対しては、いろいろな応答に出会って経験値を増やすことが大切です。『公式問題集』に加えて、Part 2 の問題がまとまっている次の本は完全にマスターしておきたいですね。

<Part 3, 4>

テンポがぐっと速くなる感じです。イギリス人女性(早口で話す女性)に苦しめられるのではないでしょうか。と言いつつ、別の国籍の方の英語も聞き逃すことがありますから、侮ることができないパートです。

会話のやり取りが速いため、先読みで対応することが得策でしょう。迷う問題があったとしても、テンポを重視して、先に進むことができるかどうか。

また、イギリス人女性に対しては、『公式問題集8』を使うことが効果的です。このナレーターは他の『公式問題集』では現れないため、購入する価値はあると感じています。

https://amzn.to/3rgUi0P

<Part 5>

標準的な問題が多めでした。文法問題も語彙問題も今までの対策本に載っているような問題です。強いて言うならば、知っている語句に否定の接頭辞がつくような、見せかけは難しくしている感じでしょうか。

文法問題は『文法特急』で肩慣らしをして、『でる1000問』で締めるというパターンでOKな気がします。語彙問題は『金フレ』などの単語帳を終えたら、Part 5 はもちろん、Part 6, 7 の中で出てくる知らない語句を押さえていくと良いでしょう。

<Part 6>

厄介な問題とされる「文挿入問題」が易しかったことが大きいです。その他の問題も Part 5 の延長線上のような問題で、特筆すべき点はなし、という感じです。

対策の優先順位としては低めで良いと思います。Part 7 をバッチリ解けるだけの英語力があれば、特別な対策はいらないと考えています。

<Part 7>

『公式問題集』に比べると、読まなくてはならない量が多いです。問題も「どこに根拠が?」となるものがいくつかありますね。Part 7 特有の読み方(答えの探し方/言い換えなど)をマスターする必要があります。裏を返せば、この癖を知れば、問題が圧倒的に解きやすくなります。

対策としては、普段から読んでおくことが最も大事です。TOEIC の文章を読むことが理想的ですが、自分の好みに合うものでも良いでしょう。

それに加えて、前から読む読み方をマスターしていることが重要です。後者に関しては、最近リリースした講座が一番効きます。リリース記念として、11/28(日)から5日間限定で【1,200円】でお買い求めいただけるようにしました。渾身の一作です。4時間30分超えの講義をお楽しみください!

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*Udemy アカウントを取得後、ログインした状態で上のURLから入ってください。

以上、ぼくなりの感想でした。特定の問題についてはお答えできませんが、気になることがあれば、コメントをいただければと思います。

(追記)
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【形式変更は打撃なし】2021年9月の TOEIC Speaking テストの感想

2021年の目標の一つである「TOEIC Speaking テスト200点満点」。年始に立てた目標に着実に近づいているか。何をしようが、何をしまいが、月日は流れていくものです。皆さんはどのような対策を行っているでしょうか?  スピーキングは対策をしにくいため、少しでも参考になれば幸いです。

今回は、2021年9月の TOEIC Speaking テストについて、感想を中心にお伝えします。

現在の位置

ベスト:170
直近のスコア:160(2021年3月)→160(2021年6月)→150(2021年8月)

スコアは停滞しています。ベストスコアは数年前に出したのですが、現在のほうが「採点基準が厳しくなった」という話を聞いているため、何とも言えないところです。目標は「200」であることを考えると、採点基準の厳しさについて言及している場合ではありません。数年前の自分よりレベルアップしているものの、数字として結果に出ないのはなかなかのストレスです。

学習量は明らかに増えています。音読や暗唱に加えて、オンライン英会話のレッスンが主軸になっています、「週5で50分」がデフォルトです。レッスン時間について、人によっては長く感じるかもしれません。50分は確かに長いのですが、場を持たせるくらいのスピーキング力はついている感じです。

とはいえ、会話をいくらできようとも、テストの質問にしっかりと時間内で答えられるのは別の話だと実感しています。会話では話がずれていても構わないですし、時間制限はないようなものです。その点を自覚していないと、「とにかく会話をすれば良い」という、ズレた対策をしてしまうことになります。(ということに、最近気づいた次第です。)

各問題の感想

難易度を語れるほどの人間ではないですが、難易度はトピックに左右される気がしています。トピックとしては、30秒で回答するQ7がパッと答えにくい問題だったように感じます。それ以外は割と答えやすかったので、そこまで難しいわけではないという印象です。

<Q1, 2(音読問題)>

両方に「A, B, and C」が出るのが特徴です。「上げて、上げて、下げる」という読み方ができることが大事になります。また、書かれた英語を読むことは得意な人が多いので、音読の時間が余るはずなので、丁寧に、大げさに読むことも大事にしている点です。

今回は fasten という単語が出ていたことが印象的です。意味は知っているものの、意外に発音を知らないケースがありますから。変な緊張からか、噛んだところがありましたが、なんとかクリアできたと思います。

<Q3, 4(写真描写問題)>

TOEIC Speaking の写真は「人物」が中心です。聞き手ができる限り想像しやすい描写をしたいものです。複雑な構文や語彙を取り入れつつ、ミスなく……「言うは易し」です。

写真は、1つは「2人」で、もう一つは「2人が中心で、後ろにも複数人」見えるようなものでした。標準的な出題内容である気がしています。前者はシンプルに答えることができましたが、後者は中心の2人を説明することがうまくいかず、微妙な出来となっています。TOEIC L&R で言う Part 1 でこけた感じがして、後々に引きずってしまったのがマズかった点です。皆さんはミスを引きずらないようにご注意ください……。

<Q5, 6, 7(応答問題)>

身近なものに関する質問が来ます。ここら辺は別のトピックでも、同じような質問が問われるため、共通する箇所はよどみなく答えられるようにしたいものです。

今回は、computers に関する質問でした。Q5, 6 は定番だったのですが、Q7 が少しひねったもので、なかなか苦戦した記憶があります。

<Q8, 9, 10(提示された情報に基づく応答問題)>

何かのタイムテーブルをもとに答えることが多い問題です。出題パターンが決まっています。

ここは難なくクリアできた、というか、いつも印象に残らないパートです。

<Q11(意見を述べる問題)>

ある主張に対しての賛成か反対かを述べたり、主張についての意見を述べたりする問題です。30秒準備して、60秒で答える問題なので、どれだけクリティカルに、そしてよどみなく答えられるかがポイントです。

今回は、とあるお題に対して、agree か disagree かを問う問題でした。意見を述べられたものの、例が一つしか出せず、不完全燃焼感が高い状態でフィニッシュでした。

これからの対策

今までサンプルアンサーの暗唱を中心にしてきましたが、今後は「ある問題に対して自分なりの解答を作り、いつでも答えられる状態を作る」ことを決めました。遠回りのようで、近道だと感じています。この判断がどう出るかはわかりません。ただ、「言えなかったことを言えるようにする」勉強になるため、無駄になることはないと考えています。

(追記) 8月に形式変更が行われて、その感想を書く前に、9月の試験を迎えてしまいました。 9月の試験に至るまでの勉強や気持ちについても書く予定が……。 どんどんと記事にしていきますので、気長にお待ちください。

2021年3月の TOEIC Speaking テストの感想と結果【公開と後悔】

「TOEIC で満点を取得しても話せない」
「TOEIC を勉強しても、話せるようにならない」

このような意見をよく聞きます。これだけで記事がいくつも書けます。確かなところもあれば、そうでないところも。

とにかく「反例になるような人間になりたい」という想いから、2021年に TOEIC Speaking テストで200点満点を取ることを目標にしました。実際にどのような勉強をしたのかは、以下の記事にまとめてあります。

【中・上級者向け】TOEIC Speaking 対策に集中した3か月間から導き出す対策ガイド

前回(2018年12月)の受験が最後で、それがベストスコア(170点)でした。その際の記事を振り返ろうと思ったのですが、なんと下書きで終わっていました。その時の心境はわかりませんが、納得がいかない結果だったのでしょう。

そこから2年少し。対策もしっかりとした。
果たして結果は……?

Speaking:160

微妙に下がっていて、がっかりというより、反応に困る結果ではないでしょうか。結果を見た瞬間、「うわ、微妙」と言ってしまったくらいですから。この結果を残して、終わることもできるのですが、採点基準や採点スケールを見ながら、受験時のことを振り返ります。そして、今後の対策についてもチューニングしていきます。

スコアが示す能力の目安との乖離を探す

160点は Level 7 に位置します。 次のようなことができるという目安が提示されています。

一般の職場にふさわしい継続的な会話ができる。的確に意見を述べたり、複雑な要求に応えることができる。長い応答では、以下の弱点が一部現れることがあるが、意思の伝達を妨げるものではない。
●発音、イントネーションにわずかだが問題があり、話すとき、躊躇することがある
●複雑な文法構造を使うときにいくつか誤りがみられることがある
●不正確な語彙・語句の使用がいくつかみられることがある
また、質問に回答し、基本的な情報を提供することができる。
書かれたものを読み上げる際の英語は大変わかりやすい

スコアが高くない割にポジティブに書いてくれるのは ETS の優しさでしょうか。

この項目の中だと、「躊躇することがある」というのは特筆すべきところでしょう。長く沈黙してしまうことはないのですが、何回か「えーと」という状態になるのは事実です。英語がよどみなく出てくるレベルを目指していく必要があります。

それと、「文法構造」「語彙・語句」の面でも減点されているように感じます。振り返ると、バリエーションに乏しいとでも言いましょうか。相手には伝わるものの、単調になっている感じはあります。

スコアを見て終わりの方が多いので、ぜひ自分のスコアが提示する目安を見てみると良いです。ぼく自身も、この記事を書くにあたって読んだことで、見えてくるものがありました。

問題ごとの振り返り

<Q1, 2(音読問題)>
音読はスムーズにできた感覚はあります。

Pronunciation Level と Intonation and Stress Level はこの問題で計測されているようです。前者は HIGH で、後者が MEDIUM なのは、日々の音読のおかげでしょう。発音には常に気をつけているものの、抑揚という面では弱いなと気づかされました。

<Q3(写真描写問題)>
シンプルな写真で、45秒間話し続けることはできました。とは言え、フルにスムーズだったわけではなく、一瞬止まる部分もあったのは大きな課題です。

ただ、単語のミスがあったことは確実に記憶しています。身近な単語が即座に出てくるかが鍵になりますね。

<Q4, 5, 6(応答問題)>
時間内で聞かれたことに対して答えることはできました。ただ、情報量が少なかったように感じています。時間に対して、話す内容が薄いというか。

<Q7, 8, 9(提示された情報に基づく応答問題)>
Q9 を勘違いして、聞かれたことに的確に答えられませんでした。図表を見ながら答えるのは特殊なスキルが必要だと感じましたね。

<Q10(解決策を提案する問題)>
正直、記憶がありません。テンプレに当てはめやすいからかもしれません。聞こえてきた問題を反復しつつ、程よい提案はできたかと思います。

<Q11(意見を述べる問題)>
少しずれた内容を答えてしまったと反省しています。「とにかく話そう」という気持ちが先行したあまり、空回りした感じでしょうか。

以上、ここまでが振り返りです。全体的に、話し続けることができたのはよかったものの、的確ではないのは大きな課題ですね。

今後の対策

自己ベストは出なかったものの、今の勉強法がズレている感じはしません。

❶サンプルアンサーの暗唱
これは鉄板でしょう。テストに出るアイデアをストックしつつ、表現も身につけていく。一石二鳥です。ミホ先生の本は完璧にマスターするところを目指しています。

この後、❷を書こうと思ったものの、「❶が徹底できていない」という反省点があるため、次の受験までに「❶を頑張った」と言えるところまで仕上げていきます。

とは言え、このままの延長線上で満点が出るとも思えないため、180辺りまで行ったら、修正していきたいと考えています。

(追記) 試験後にほとんど書いたのに、アップを忘れていました。この記事をアップした時点では、6月も8月も受験し終わっております。随時、アップしていきますので、もう少々お待ちくださいね。

第246回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想(速報)

第246回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。

テストが終わった後は解放感があります。
ただ、目標スコアがある方々はここで気を抜かずに、
次のテストまでの作戦を立て直すと良いですね。
その際にはこの本がオススメです。スコア育成計画を作りましょう。
(いきなり宣伝を入れ込んでごめんなさい!)

 

 

さて、まずはフォームと簡単な所感です。

 

=====
●フォーム
*試験終了時刻は15:02です
*Part 1 の1枚目は「首にスカーフを巻いている男性」
*Part 7 の言い換え問題は critical / impact / handle です

●所感(『公式 L&R 問題集 5』TEST 1 を基準に)
1:普通/2:やや難/3:やや難/4:普通/
5:やや難/6:普通/7:難
=====

 

 

今回もフォームが複数あることが確認されております。
ご自身の受けたフォームと異なる場合はご了承ください。
同じ試験を受けた人を見つけるためには、
Part 1 の写真や Part 7 の言い換えを覚えてくるのがコツです。

 

試験自体の難易度は「普通」レベルの部類に入るフォームだと判断しています。
「簡単」とおっしゃる方もいますが、難易度は主観なので難しいところです。
どれも参考程度に聞き流すことをオススメします。
ぼく自身も戸惑ったことがあるので、さらっと見て「ふーん」で済ませています。

 

次は、各Partに関する感想です。

 

<Part 1>

写真に対して描写するポイントはわかりやすく、ひねった表現も出ませんでした。
強いて言うならば、「スカーフが巻かれている男性」の表現が一番難しかったですね。

現在進行形で描写されるのがスタンダードで、
たまに受動態の進行形が入ってくる感じです。
消去法を使いながら、全問正解を目指しましょう。

 

<Part 2>

Part 2 はひねくれた返答で有名ですが、えぐいものはなかったです。
少し間接的な返答は当たり前になってきたという印象もあります。

Part 1 と同様、消去法で進んでいくのが正攻法だと考えましょう。
逃げでもなんでもないと心得るべし、です。

とは言え、一人目の発言を聞いて理解していないと始まりません。
そのため、先ほどご紹介した『戦略特急』では次のようなことを書いています。

 

 解き方は人それぞれですが、ぼくのオススメは一人目の発言を日本語で圧縮することです。圧縮と聞いてもピンときにくいかもしれませんが、おおまかで短い日本語訳を作るとイメージしていただくといいでしょう。こうすることによって、Part 2 での取りこぼしがぐんと減りました。

 

ディクテーション(聞いて書き取ること)もオススメしているのですが、
まずはここから始めると、Part 2 の正答率が上がり、自信になると思います。

 

<Part 3, 4>

前回の公開テストでは次のように書きました。

 

「聞こえてきた単語が入った選択肢を選ぶ」問題がどんどん減っています

 

今回、この視点で見ると、選びやすい問題が多かったように感じます。
ただ、ぼくが受けたフォームは Part 3 の最初の問題が長くて驚きました。

 

#TOEIC の Part 3 の初っ端が「話が終わらねえ」という長さでした!どんどん読まれると圧倒されます。そこに答えの根拠が潜んでいるかもしれないからです。でも、先読みをしていれば、正解にたどり着くことはできます。先読み、すごすぎる。

結論:先読みを余裕でできるレベルを目指そう!

 

先読みのトレーニングは音声がなくてもできるため、
「これで完璧」と思えるくらいやり込むことをオススメします。

 

<Part 5>

文法問題と語彙問題に分けてご説明します。

 

・文法問題
品詞問題や動詞の形、前置詞vs接続詞など定番の問題だらけです。
前回は見た目で引っ掛ける品詞問題など、難しいものもありましたが、
今回は取り立てて難しいものはなかった気がします。

文法問題については次の note に全力をこめてまとめています。
「こういうことを知りたい」などご要望があれば、アップデートいたします。

TOEIC の Part 5 で文法問題を間違えないための5冊とその使い方

 

・語彙問題
今回は明らかに難しいものがありました。
commend や summon が並ぶという、挑戦的な選択肢でした。

毎回ではないのですが、たまに英検一級レベルの単語が並ぶことがあります。
満点を狙わない方は「無視」でいきましょう。
考えるだけ時間の無駄なので、他の問題に時間を割くのが吉です。

一方、満点を狙う方は「運が悪かった」と考えるのが一つ。
もう一つは TOEIC を超えた英語に触れること。
commend は TOEIC の範囲内だとは思いますが、
その範囲は徐々に大きくなっている気がします。

かといって、英検一級や TOEFL の単語帳をやるのは遠回りです。
『公式問題集』などの模試に出てくる単語をすべて覚える、
のようなやり方が地道で、確かな道かもしれませんね。

 

<Part 6>

文章量は「普通」で、厄介な文挿入問題も「普通」でした。
4問中1問しか文法問題が出ないので、時間がかかります。

「文挿入問題をどうしたら?」という相談をよく受けますが、
対策としては後回しでいいと思っています。
選択肢を見て、本文と照合して…というのは難しいし、時間がかかるからです。
そこで、Part 7 が読めるようになるくらいまで、放置でいいと考えています。
Part 7 でできた余裕を、文挿入問題に回すイメージで良いのでは、と。

 

<Part 7>

毎回申し上げていますが、Part 7 は「難」がデフォルトです。
読ませる量が多いのが大変です。

そして、いつもながらの自戒の念を込めたツイートがこちらです。

普段から読んでいないと、長文を目の前にしたときにビビりますからね。
これから受験する皆さんも気を引き締めてまいりましょう。

 

===

 

いつもはここでリーディングセクションの時間配分をお伝えしているのですが、
腕時計を忘れてしまったため、時間がわかりません。
かなり焦りながら解きました(笑)。
多分、試験終了10分くらい前に終わったと思います。

今、問題研究のために毎回受験をしているのですが、
同時に990点満点を出すことも意識しているので、
なかなか両立させるのが難しいと思っている今日この頃です。
その辺の心境はこちらの note をご覧ください。

 

「悔しさ」を行動に変えるためのはじめの一歩

 

———

これらはあくまでぼくの個人的な感想ですので、あくまでご参考程度で。
本番の試験を受けてわかることはたくさんありますから、
皆さんもご自身の発見があったら、ぜひ書き留めておくことをオススメします。

 

以上、ここまでが試験の情報でございました。
もし何か追加していただけることや気になる点があれば、コメントをぜひ!
お答えできる範囲でお答えいたします。
*試験問題の答えはどれ、といった類のコメントにはお返事できません。

第245回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想(速報)

第245回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。

 

ぼくの感想を見る前にみなさんにお願いです。
5分くらいで終わります。

 

受験した自分の感想やできたこと、反省を書き留めてください。
試験を受けた直後だからこそ気づくことはたくさんあります。

 

「学習内容は適切だったか?」
「学習量は十分だったか?」
「なぜできたか?」
「なぜできなかったか?」

 

頭の中でモヤモヤとしていることを言語化することは大切です。
ぼくはブログに加えて、Twitterで試験直後に書きまくることで、
頭の中が整理される感覚があります。

 

休憩する前にちょっとだけ時間を確保すると、
今後の学習に好影響を及ぼすので、積極的にぜひ!

 

さて、思うところを徒然なるままに書きますね。

 

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●フォーム
*試験終了時刻は15:01です
*Part 1 の1枚目は「二人の女性をカメラで撮影する女性」
*Part 1 の2枚目は「中庭の中央にあるパラソル」
*Part 7 の言い換え問題は nature / ticket です

●所感(『公式 L&R 問題集 5』TEST 1 を基準に)
1:普通/2:やや難/3:やや難/4:普通/
5:普通/6:普通/7:難
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今回もフォームが複数ありますので、
ご自身の受けたフォームと異なる場合はご了承ください。
同じ試験を受けた人を見つけるためには、
Part 1 の写真や Part 7 の言い換えを覚えてくるのがコツです。

 

試験自体の難易度は「やや難」レベルの部類に入るフォームだと判断しています。
試験後にも Twitter でつぶやきましたが、
『公式問題集』の難易度はまったく当てになりません。
もしこの記事を ETS さんや IIBC さんが見ていたら、
「いい加減に、本番と同レベルの問題を発売せよ」と言いたいです。

 

次は、各Partに関する感想です。

 

<Part 1>

写真に対して描写するポイントはわかりやすいのですが、
使われている語句や表現が難しかった印象を受けます。
その点、「普通」としましたが、やや難しいと言えるかもしれません。

とはいえ、すべての選択肢が難しいわけではないので、
消去法を使いながら、全問正解を目指したいパートです。

swipe とはスマホの用語として聞くくらいで、TOEIC では珍しく聞こえました。

 

 

<Part 2>

Part 2 の返答としてシンプルであったとしても、
オーストラリア人女性ナレーターが厄介ですね。
TOEIC 的には早口だからです。

あとは、記事では表しにくいですが、少しひねくれた返答もありました。
パッと反応しにくい返答と言い換えてもいいかもしれません。
この手の問題への対策は2パターンあると考えています。

 

・会話のパターンを体に叩き込むべし

自著の『戦略特急』で次のようにオススメしています。

 

 話の内容と場面を理解することによって、英会話の一場面を自分の頭にストックしようとする意識が大切です。
自然な会話をパターン化して、どんどんとストックしていきましょう。

 

一人目の発言と返答を切り取って、記憶すると考えるといいですね。
同じパターンが出る可能性があるため、その対策と考えてください。

 

・消去法でしのぐべし

「パッと聞くと正解かがわからない」ものがひねくれた返答と言われます。
それ以外の選択肢は的外れなものが多いので、
消去法をうまく使う癖をつけたいところです。

 

 

<Part 3, 4>

「聞こえてきた単語が入った選択肢を選ぶ」問題がどんどん減っています。
そのため、難易度は上がってきている印象を受けています。
本文と選択肢が言い換えられていることに気づく力を、
英語力の一つとして考えるのは妥当なので、
この後も難しくなっていく傾向になるでしょう。

 

 

<番外編:TOEIC予報>

Twitter でこんなことをしてみたら、2つ的中しました。
心の中でニヤリとしてしまったのはここだけの話です。

 

 

 

<Part 5>

文法問題と語彙問題に分けてご説明します。

 

・文法問題

品詞問題や動詞の形、前置詞vs接続詞など定番の問題だらけです。

 

文法問題と言えば『でる1000』が挙げられますが、
あそこまで分厚い本を使わずとも、正答率を上げることはできます。
TOEIC に出る文法項目を整理し、素早く使えるようにするという目的を忘れずに。
次の note で厳選の5冊とその使い方をご紹介しております。

 

TOEIC の Part 5 で文法問題を間違えないための5冊とその使い方

 

・語彙問題

さほど難しいものはありませんが、意外なところを突いてくるのが公開テストです。
売れている単語帳に載っている単語の派生語あたりを狙ってきている印象。

 

この手の問題に答えられるようにするには、
単語帳に載っている単語は「正確に」覚えていることがポイントです。
そこが揺らがなければ、派生語であっても正解として選べますから。

 

 

<Part 6>

文章量は「普通」で、厄介な文挿入問題も「普通」でした。
4問中1問しか文法問題が出ないので、面倒なパートであることは変わりないですね。

 

『戦略特急』にも書きましたが、Part 5 の対策の延長線上で取り組んでいくのが有効です。
文法問題や語彙問題への慣れとしては Part 5 を使用し、
文挿入問題や読解スピードの向上は Part 7 を使用しましょう。

 

 

<Part 7>

Part 7 は「難」がデフォルトですね。
読ませる量が多いのが大変です。

 

ぼくが受けたフォームの中では、

・SP の article(記事)
・DP の2セット

あたりは「読ませるなあ」と結構苦しかったです。
Twitter でも自戒の念を込めて、次のようなことを書きました。

 

 

普段から読んでいないと、長文を目の前にしたときにビビりますからね。
これから受験する皆さんも気を引き締めてまいりましょう。

 

===

リーディングセクションを通して、ぼくの時間配分は以下の通りです。
「早く終えよう」という焦りはなく、一つずつ丁寧にやっていった結果ですね。

 

Part 5:6分
Part 6:8分
Part 7(SP):23分
Part 7(DP):10分
Part 7(TP):20分

 

ここ最近はスピーキング特化の学習で不安だったのですが、
TOEIC は(スコアは置いておいて)対応できそうで良かったです。
あとは日々のリスニングや読書を増やして、精度を上げていくのみ。

———

これらはあくまでぼくの個人的な感想ですので、あくまでご参考程度で。
本番の試験を受けてわかることはたくさんありますから、
皆さんもご自身の発見があったら、ぜひ書き留めておくことをオススメします。

以上、ここまでが試験の情報でございました。
もし何か追加していただけることや気になる点があれば、コメントをぜひ!
お答えできる範囲でお答えいたします。
*試験問題の答えはどれ、といった類のコメントにはお返事できません。

2019年4月に TOEIC L&R 990点満点取得者が TOEFL iBT を受験した結果+分析

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年4月の TOEFL に向けて学習した内容をまとめた記事がこちらです。

2019年4月の TOEFL iBT を受験するまでの学習記録

 

手応えについては試験直後に以下のようにつぶやいています。

 

 

Reading 25
Listening 15
Speaking 15
Writing 20

 

「大目に見ても」と書いたように、よく採点されてもこの程度という感じです。

 

もう少し細かな所感を記しておきます。

Reading は比較的読みやすい文章が多く、
解きにくい問題も少なかったため、このスコアを予想しています。
全問回答することはできました。

Listening はほとんどが山勘です。
聞き取れなかった上に、途中で他の受験者が Speaking で話し出したので、
(聞きながら書く)メモの量もほとんどなかった記憶があります。
そのため、とんでもないスコアが出ることを覚悟しました。

Speaking はよくわからないまま、あっという間に終わった感じです。
言葉に詰まるところは多々ありましたし、
「これは答えになっていないだろう」という問題もありました。
Listening 同様、とんでもないスコアを覚悟しました。

Writing は2問のうち1問がまったく答え方がわからず、トンチンカンな回答でした。
一方、もう1問はよく書けた自信があったため、それなりのスコアにしています。

 

 

さて、この予想に対して、どのような結果だったのでしょうか?

 

じゃん!

 

 

画像が粗い…。

 

ということで、改めて内訳を書きます。

 

Reading 19
Listening 10
Speaking 19
Writing 16

 

「私のスコア、低すぎ……」と愕然したことを覚えています。

 

ただ、ここで一喜一憂して終わりではどうしようもないので、
冷静になってから、結果分析をしてみました。
(ブログでのご報告が遅れた理由の一つです。)

 

<Reading>
問題集をやって気づくのですが、まだまだ読みが浅いことがあります。
知らない単語が出てくることはもちろん、構文的に「?」になることがあるため、
しっかりと理解できていない証拠です。
そのため、問題でもミスが起こるということでしょう。

また、直前期に「読む量」が減っていたのも問題だったように思います。
読解スピードが遅いことで、問題を焦って解く必要があったからです。

 

<Listening>
ほぼ山勘だとこのような結果になるとわかりました。
学習内容の記録の記事にも書きましたが、一番力を入れてきた分野がなぜこうなったのか。

問題は、シャドーイングにあると分析しています。

 

 

ぼくはどこかで「とりあえずやっておけ」という感覚が強かったのかもしれません。
丁寧に聞き取り、丁寧に声に出す。
シャドーイングの肝の部分を疎かにしたからこそ、悲惨な結果を招きました。

とはいえ、シャドーイングの効果は実感しつつあるので、
変な、自己流のやり方にならないように気をつければ、
Listening スコアの爆上げはできるのはと考えています。

 

<Speaking>
唯一、予想スコアより高かったセクションです。
ですが、この要因は正直わかりません…。
褒めポイントとしては「話し続けた」ことですね。
ただ、それくらいしか思い浮かばないです。
ここら辺の再現性はこれから探っていく予定です。

 

<Writing>
1問の解答のポイントがズレていたようですね。
そのための大幅減点だと思います。
裏を返せば、その1問をちゃんと答えられるようにすれば、
20点台に乗せることはできると分析しています。

Writing は何も対策をしていませんが、
「結論→具体」の流れを常に意識すれば、
それなりのスコアが取れるように感じています。

 

 

以上、スコア結果とその分析でした。
次回の受験はいつになるかはわかりませんが、年内に受験予定です。

 

よし、これで今年の目標は一つ叶ったぞ。
挑戦(=受験)するだけ。