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「ラジオ英会話」に出てくる英文を暗唱する理由

2024年2月の放送で次のようなことを、講師の大西泰斗先生はおっしゃっています。

「この3つの文はすべて Lesson XXX ですでに学んだもの。覚えていましたか?」

「ラジオ英会話」では音読と暗唱は徹底するように言われています。今まで何回出現したかはわかりませんが、週一回は先生の声で聞いているはず。もし放送を聞いたことがない方でも、音読と暗唱が効果的なのは聞いたことがあるでしょう。

そもそも、音読は英語を声に出すことによって実現します。
(実は、これでは音読の効果は半減するため、それは別の機会に委ねます。)

しかし、暗唱することができない人はいるのではないでしょうか?「覚えるのが難しい」と初めから断念している方もいらっしゃるかもしれません。

ここで、音読と暗唱を行う理由に立ち返ってみましょう。そうすることによって、英語を声に出す行為に身が入り、定着度が高まると考えています。僕自身、「音読と暗唱をやってよかった」と思える瞬間があります。その瞬間にまつわることが、今回ご提示する理由につながっていきます。

では、早速、理由をお伝えしましょう。ですが、その理由につながる言葉をすでに皆さんは目にしています。

「この3つの文はすべて Lesson XXX ですでに学んだもの。覚えていましたか?」

このセリフを常に自分の頭に問いかけているかがポイントです。ある程度のまとまりの英語を言うにあたって、英作文している暇はありません。(これも大西先生がよくおっしゃっていますね。)音読と暗唱を徹底していれば、そのまとまりがスラスラと言えるようになるわけです。

これが「なぜ音読と暗唱をするのか」という疑問に対する理由です。

もちろん、暗唱したもの全てで完結するわけではありません。パーツの入れ替えをする必要性は出てきます。しかし、暗唱が土台を固めてくれるため、英語を口にする労力は圧倒的に減ります。

これが英語、ひいては英会話の真実です。

この記事を見て「今までの英文を全て暗唱しよう」と始めるのは良い姿勢です。しかし、暗唱はすぐにできるようにならないです。定着させるためには、どうしても時間がかかりますから。

人間は忘れる生き物です。

ぜひ目にした英文から始めてみましょう。今月号からでも良いと思います。何度でも言いますが、すぐに忘れてしまうことを前提にして、地道に取り組んでいきましょう。

いつか「できた」と思える日がやってきます。その日を信じて積み重ねてまいりましょう。

【2023年度最新版】ぽるぽるのガチで「ラジオ英会話」!全力活用術(第1回)「ラジオ英会話」を100%活用する方法

4月に執筆終了予定が、大幅に延びたことをお詫び申し上げます。

NHK「ラジオ英会話」のテキストにクオータリーで掲載されている「濱崎潤之輔 本気(マジ)で『ラジオ英会話』!全力活用術」のオマージュでございます。クオータリーなので、2023年4月号と7月号に掲載されている本物をご覧いただきたい気持ちを抱きながら、第1回を始めてまいります。

そもそも、このような記事を書き始めた理由は、以下の記事をご覧ください。

恩師と仮想ライバルの背中を追いかけて

👓「ラジオ英会話」リスナーの仲間意識の強さ

「ラジオ英会話」は、多くのリスナーが魅了されるコンテンツであり、その人数は年々増加している傾向にあります。特に、SNSの中でもX(旧Twitter)を通じて、リスナー同士のつながりが形成されています。

#ラジオ英会話
#本気でラジオ英会話

上記のハッシュタグで検索をしていると、本当に多くの方が一つのテキストを基にして学習されているのだと、僕自身も励みになります。皆さんも励みになることは間違い無いでしょう。

これは、共通の学習目標を持つ人々がお互いに励まし合い、学習の成果を共有する場となっています。

私が「ラジオ英会話」を活用する上で、先生方だけでなく、リスナーの皆さんのやる気や熱量、そして実行力に感銘を受けています。

SNS上で彼らの情報を拝見することで、彼らが日々の学習に全力を尽くし、成長している姿に触れることができます。彼らの情熱と努力は私にとっての刺激となり、自身の学習意欲を高める助けとなっています。

それは学習者としても、講師としても、です。

私たちは、「ラジオ英会話」という高品質なコンテンツを最大限に活用し、自身の英語力を向上させることを目指すことができます。このコンテンツは、リアルな会話を通じて自然な英語表現を学ぶことができるため、実践的なスキルの習得に効果的です。

僕自身も、ダイアローグの内容や表現を徹底的に理解し、音読や暗唱などの練習を通じて定着させることに注力しています。

今回の記事では、私の経験を通じて「ラジオ英会話」の再現性の高さや具体的な活用方法を紹介します。これにより、多くの人々がこのコンテンツをフル活用し、効果的な学習を実現するためのヒントを得ることができるでしょう。

僕たちの目標は、共に成長し、英語学習の成果を最大化することです。

以上のように、「ラジオ英会話」のリスナーの多さやつながりの強さについての具体的な例や、自身の活用方法についての詳細な説明を加えることで、記事がより充実した内容となるでしょう。

👓「ラジオ英会話」の活用手順

STEP 1:一日に2回、テキストを開かずに放送を聞く
STEP 2:2回目以降は倍速で聞く
STEP 3:ダイアローグを音読する

STEP 4制限時間を設けてダイアローグを暗唱する
STEP 5隙間時間で思い出す

最初は欲張らずに、放送を聴くことを日々の習慣にできるといいでしょう。

STEP 1
一日に2回、テキストを開かずに放送を聞く

毎日の習慣として、朝と夜の2回、ラジオ英会話の放送を聞きましょう。このとき、テキストを使わずに聞くことがポイントです。テキストを見ないことで、リスニング力を鍛えることができます。

また、実際の会話に近い形で英語を聞くことで、自然な発音や表現を身につけることができます。緊張感を抱きながら、英語に接することができることも利点ですね。

STEP 2
2回目以降は倍速で聞く

最初の聞き取りを終えた後、2回目以降は倍速で再生することをおすすめします。倍速で聞くことによって、聞き取りスキルを向上させることができます。最初は慣れないかもしれませんが、徐々に慣れていきましょう。

また、倍速で聞くことによって、実際の会話のテンポに慣れることもできます。ラジオ英会話の音声は、ネイティブの普通の会話スピードより遅いため、その点の耳慣らしも済ませておきたいところです。

放送を聞くことによって、英語のリスニング力を向上させることができます。テキストを使わずに聞くことで、自然な英語のリズムや発音に慣れることができます。

さらに、倍速で聞くことによって、リスニングスキルを高めることができます。このステップを継続的に行うことで、より効果的な英語学習が可能となります。

👓「言えない表現」の蓄積

STEP 2 では、「言えない」英語に出会った場合に、それをチェックする手順を説明します。

1. 見たことのない表現や使い方に出会った場合

放送中に、自分が聞いたことのない表現や使い方が現れた場合には、それをチェックする対象とします。これは、自分の英語力の拡充に役立ちます。新しい表現に出会うことで、英語の幅を広げることができます。

2. 謙虚にマーカーをつける

見たことのない表現や使い方に出会った場合、それをマーカー(例えばハイライトや下線)で目印をつけることで視覚的に記録します。このマーカーは、後で再度復習や学習の際に役立ちます。

3. 使わなそうな表現でもマーカーをつける

「使わなそうな表現」と感じた場合でも、言えないならばマーカーをつけるべきです。自分の予測や判断に頼らず、実際に言えるかどうかを重視しましょう。そうすることで、自分の英語力の把握や弱点の特定に役立ちます。

このように、「言えない」英語に出会った場合は、謙虚にマーカーをつけることで記録しましょう。新しい表現や使い方を見つけることで、自分の英語力の向上を促進することができます。

また、使わなそうな表現でもチェックすることで、自分の実際の英語力を客観的に把握することができます。このステップを継続的に行うことで、より確かな英語力の向上が期待できます。

STEP 3
ダイアローグを音読する

1. 音真似

ダイアローグで聞こえた音を忠実に再現することが重要です。スピーカーの発音やイントネーションに近づくように努力しましょう。正確な発音を目指すことで、ネイティブスピーカーのような自然な英語のサウンドを身につけることができます。音のニュアンスやリズムにも注目し、なるべく正確に再現することを目指しましょう。

2. 意味

ダイアローグの内容を理解し、それを声に出すことが大切です。日本語訳を参考にしながら、英語の意味を把握しましょう。

ただし、単なる訳す作業ではなく、意味を理解した上で自然な英語表現を声に出すことがポイントです。意味を理解することで、ダイアローグのコンテキストを把握し、より的確な表現ができるようになります。

3. 感情

英語を口にする際の感情をコピーすることも重要です。ダイアローグの文脈や話者の感情を考慮し、その感情を反映させながら声に出しましょう。感情を込めることで、より自然で生き生きとした表現ができるようになります。

例えば、喜びや驚き、怒りなど、適切な感情を声に出すことで、会話のリアリティを高めることができます。

音読の際には、音真似、意味理解、感情表現の3つの要素を重視しましょう。正確な発音や自然な表現を目指すことで、よりリアルな英語の会話に近づくことができます。このステップを繰り返し行うことで、英語の発音や表現力を向上させることができます。

STEP 4
制限時間を設けてダイアローグを暗唱する

1. 制限時間を設ける

ダイアローグを暗唱する際には、制限時間を設けることが重要です。

例えば、10分間を目安に設定しましょう。制限時間を設けることで、集中力を高め、より効果的な学習ができるようになります。

2. レベルに合わせて繰り返す

自分の英語のレベルに合わせて、何度も声に出して繰り返しましょう。

初めは文やフレーズごとに分割して暗唱し、徐々につなげていきます。反復することで、ダイアローグの内容を覚えるだけでなく、スムーズな流れやリズムを身につけることができます。

3. 音読との組み合わせ

STEP 3 で述べた音読の要素(音真似、意味、感情)を活用しながら、制限時間内でダイアローグを暗唱します。正確な発音や自然な表現を心がけながら、意味を理解したままスムーズに暗唱できるようにしましょう。

4. 覚えるような状態を目指す

制限時間内でダイアローグを繰り返し暗唱することで、内容を覚えるような状態を目指しましょう。初めは一部分や一文から始め、徐々に長くつなげるようにします。

また、声に出すだけでなく、頭の中でイメージしながら暗唱することも効果的です。

制限時間を設けてダイアローグを暗唱することで、より効率的に内容を覚えることができます。反復や繰り返しを通じて、自信を持ってダイアローグを暗唱できるようになりましょう。自分のレベルに合わせて取り組むことで、徐々に上達していくことができます。

STEP 5
隙間時間で思い出す

1. 隙間時間の活用

日常の隙間時間を有効活用しましょう。

例えば、通勤中や待ち時間、休憩時間など、日常生活の中で少しの空き時間がある場面を利用します。これらの時間を使ってダイアローグを思い出す習慣を身につけることで、継続的な学習が可能となります。

2. 再現するためのヒント

思い出す際には、ダイアローグを再現するためのヒントを活用します。例えば、特定のキーワードやフレーズ、会話の流れや文脈を思い出すことから始めます。

また、音読や暗唱の練習を通じてダイアローグを覚えているため、それを基に思い出すことができます。

3. 視覚化やイメージ化

ダイアローグを思い出す際には、視覚化やイメージ化のテクニックを活用することも効果的です。頭の中で場面や登場人物をイメージし、その中での会話を再現します。具体的なイメージを持つことで、よりリアルにダイアローグを思い出すことができます。

4. 隙間時間の継続的な活用

短い隙間時間でも継続的にダイアローグを思い出す習慣を身につけましょう。一日に何度か繰り返すことで、ダイアローグが定着しやすくなります。隙間時間を効果的に活用することで、学習のスピードを上げることができます。

隙間時間を活用してダイアローグを思い出すことで、復習効果や記憶の定着度が高まります。短い時間でも継続的に取り組むことで、英語の会話スキルの向上を促すことができます。日常のちょっとした空き時間を有効に活用し、積極的にダイアローグを思い出す習慣を身につけましょう。

👓

第2回も執筆中です。

もし参考になるところがあれば、
#ガチでラジオ英会話 でつぶやいていただけますと幸いです

2023年も頑張っていきましょう!

【英会話を習慣化する方法】Cambly で TOEIC Speaking に集中して2か月目

2021年10月から、次のように題して、オンライン英会話にコミットしています。短期間集中でオンライン英会話を活用したい方にヒントになる内容に仕上がっているかと思います。

「Cambly週5×3ヶ月=TOEIC Speaking 200点満点」超特訓

最初の一か月(2021年10月)は以下からご覧ください。レッスンを実際に受けてみての気づきや Cambly というプラットフォームに対する本音を書いています。

【正直な感想】Cambly で TOEIC Speaking の特訓を一ヶ月やった感想

大量の問題が本番を救う

この記事を書いているのは、12月の TOEIC Speaking テスト直後なのですが、今日の本番で無料ダウンロードできる練習問題と類似問題が出ました

【無料ダウンロード】TOEIC(R) Speaking Test Exercisesでスピーキング力アップにつなげよう!

400問にざっと目を通すとわかるのですが、似たようなことがやや違う角度で聞かれます。違うと言っても、コアな部分は変わらないので、ここにある問題を答えられるようになることは、TOEIC Speaking アップの道には不可欠であるような気がします。

時間を固定する

11月に苦労したのは「飽き」との戦いです。一ヶ月目は新鮮さもあってうまく進めることができました。ただ、基本的には同じことの繰り返しなので、飽きていたことは事実です。正直に告白します。お恥ずかしい。

そこで、やらないと気持ち悪くなる状態を作ろうと、【平日14時】に固定しました。自分のスケジュール的に、眠くなって生産性が落ちる時間帯だったからです。この作戦はうまくいって、レッスンの受講回数は増えたように思います。そのうち、体が「レッスンの時間だ」と覚えてきたのは良かったように感じます。

振り返りの大切さを実感する

レッスンの受講は続けられたものの、伸び悩みを感じていたのも事実です。「スピーキングが伸びてきた」と感じられた夏頃と比べて何が違うかと考えたところ、振り返りの時間がほぼなくなったことです。

振り返りと言っても、大げさなものではなく、日記を書くようなイメージです。「こんなことをやった」とか「こんな表現を習った」とか。15分程度で終わるものです。これが思ったよりも大きかったのだと実感しています。

12月は再開して、スピーキングの伸びを実感したいと思います。最後の一ヶ月も気を抜かずに頑張っていきます!

【正直な感想】Cambly で TOEIC Speaking の特訓を一ヶ月やった感想

2021年10月から、次のように題して、オンライン英会話にコミットすることにしました。

「Cambly週5×3ヶ月=TOEIC Speaking 200点満点」超特訓

約1か月が経過したので、その状況報告をさせていただきます。 きっと「英会話力が上がったのか?」と思われる方も多いはずです。 Cambly を使ってみての、正直な口コミと合わせてご覧ください。

TOEIC Speaking の問題を解きまくる

以前もご紹介した練習問題400問はダウンロードしていただけたでしょうか? Cambly と書かれていますが、他のプラットフォームで使うのもありです。 ……なんて表立って言うのも何ですが、せっかくならば使っていただきたいので。

【無料ダウンロード】TOEIC(R) Speaking Test Exercisesでスピーキング力アップにつなげよう!

「PDFの何番から」とお願いすれば、問題演習に(嫌でも)取り組むことができます。普段、音読や暗唱など作られた英語を読むことが多い自分としては、非常にありがたい環境でした。今までの知識を使って、英語を話す仕組み作りにつながったからです。

上記の無料でダウンロードできる教材には、英語で書かれた説明があります。「最初に○ページを見て」と講師に言えば、フィードバックの観点などの概要を掴んでもらえます。雑談の場になりがちなオンライン英会話レッスンを、問題演習特訓道場に変化させることは難しくはありません

思った通りのペースで解けなかったものの、TOEIC Speaking に特化して、ネイティブ講師とやり取りするのは非常に有意義です。

問題演習のペース配分

この一ヶ月は大量の問題をどのようにレッスンに組み込むかの試行錯誤の日々でした。

まず、プロフィールや備考に「このPDFを見てやりたい」と事前に書いても、ほとんどの講師は見てくれません。毎回、レッスンの冒頭で「これをお願いしたいんだけど」とやり取りをする必要があるので、スモールトークが苦手だと、いろいろとストレスが溜まるかもしれません。

次に、どれくらいのペースで進めるかが難しいです。現在のレベルや講師の指摘、フィードバックの量によって進度が異なります。1問にじっくり時間を使う先生もいれば、気になることがなければサクサク進む講師もいます。この辺は自分でコントロールしていく必要があるため、その点も人によってはストレスでしょう。

ただ、両方の観点とも手間ではありますが、英語でやり取りする力は磨かれます。これをポジティブに捉えられると、Cambly は有効活用できます。こういったことが難しいと思う方は、事前にスクリプトを用意しておくと良いでしょう。例えば、こんな感じです。

Could you please open this link I sent you? At first, please look at and read the Page 4. There is an instruction for this material. I’d like to start from Question Set XX today.

最初は見ながら言うことになるかもしれません。でも、何度も言っていれば、慣れてくることは間違いありません。どんどんとお願いしてみましょう。

フィードバックの鋭さ

TOEIC Speaking の問題を解くと、フィードバックがもらえます。「いい感じ」とだけ終わることもあれば、次のようなフィードバックをいただくこともあります。

「こちらの単語のほうがベター」
「質問から離れないように意識する」
「自分の経験とトピックを関連付ける」

ぼくは TOEFL や IELTS の指導経験がある講師にお願いすることが多いのですが、そういった方はかなりクリティカルなフィードバックをしてくれます。トピックは違えど、同じような観点で採点されていますから。

フィードバックが少ない時には「何か思いつくアイデアや関連表現はありますか?」と聞くと、バンバン出てきます。特に、ボキャブラリーの豊富さは「ネイティブならでは」かもしれません。


以上、一ヶ月使ってみての感想です。

もし Cambly にご興味のある方は無料体験をしてみてはいかがでしょうか? こちらのコードを入れていただくと、15分の無料体験を行うことができます。 思い切って TOEIC Speaking のレッスンを受けてみてください!

poreigo

「Cambly週5×3ヶ月=TOEIC Speaking 200点満点」超特訓

2021年の目標の一つが「TOEIC Speaking 200点満点」です。

TOEIC Listening & Reading が終わった後のアウトプット力向上のために、このテストを活用する人は多いのではないでしょうか。皆さんは受験したことがありますか?

 

<TOEIC L&R との併用の可能性>

2013年あたりから受験を続けながら、対策をして思うのは、L&R で得た知識をアウトプットしていくためには、うってつけの試験だということです。「今、L&R を受験しているものの、ゆくゆくはスピーキング力を上げたい」という目標を持っている人は、年に一度は受験をすることをオススメします。

もし、ぼくが TOEIC L&R 対策時にスピーキングとの関係性を知っていたら、間違いなく受験しています。L&R で大量にインプットした知識をアウトプットすると、定着率が増すからです。

実際、「L&R で学んだ○○が使える」という場面があるのは確かです。そして、その瞬間の心地よさと言ったら、たまりません。単にインプットを積み重ねていくのは楽しいのですが、アウトプットできた瞬間も心地よいです。

 

<スピーキングの準備不足という方へ>

おそらく「まだスピーキングの対策をしていないから、準備ができたら」という方が多いのもわかります。ぼく自身もそうだったからです。でも、テストを通してアウトプットすることで、自分の弱点が見えてきて、必要な準備も見えてくるのは間違いありません。

ここ最近、何度か受験していますが、受験するたびに課題が見えて、日々の勉強に反映しています。試行錯誤が続くのは辛いですが、変化がついて、メリハリがつくのが楽しいのも確かです。
と言っても、なかなか受験するのはハードルが高いですよね。そこで、一つの提案をさせてください。

「3ヶ月限定で、一緒に頑張りませんか?」

 

<3ヶ月チャレンジの概要>

1年だと長い。半年も長い。3ヶ月はちょうど良い。今まで英語学習を長く続けてきての感覚です。モチベーションや集中力などを考慮すると、3ヶ月は絶妙な期間です。2021年も10月になり、残り3ヶ月です。ここらで重い腰を上げてみませんか? ぼくも頑張りますので、一緒に走り続けられたらと思います。

チャレンジの内容としては「TOEIC Speaking に力を入れる」ことなのですが、とある方ととある企業さんにご協力いただくことにしました。

まずは、Jun さん。毎週、勉強会をしている勉強仲間であり、いつも励ましてもらっています。このチャレンジ自体に一緒に挑戦してもらうことにしました。伴走している人が多いほうが、皆さんも燃えると思いますし、先を行く人の背中を見て、盗めるところは盗んでいきましょう!

次にお願いしたのが Cambly さん。ネイティブ講師のみを抱えている、オンライン英会話プラットフォームです。自分の好きなタイミングで受講ができて、レッスンを録画できるだけでもありがたいのに、次のような教材まで作ってくださいました。

【無料ダウンロード】TOEIC(R) Speaking Test Exercisesでスピーキング力アップにつなげよう!

無料でダウンロードができるので、仮に Cambly を使用しなくとも、こちらの練習問題(4問×100セット)だけでも超お得です。今まで Cambly は TOEIC Speaking に対応していませんでした。ですが、このコラボをきっかけに、対応していただけるようになりました。こちらの教材を講師は手元に持っているので、レッスンでお願いすれば、ガンガンと問題演習をこなしていくことができます。

 

<自分で話す練習の機会を増やす>

TOEIC Speaking は11問で構成されています。ただ、今回のダウンロード教材では、4問にしかフォーカスをしていません。なぜか。

Jun さんと勉強会をする中で、「15/30/60秒で意見を述べるのが難しい」ということに気づき、「そこを重点的にやりたい」という結論に至ったからです。実際、勉強会でも実施しているのは、それらの問題だけです。

ぼくも含めて、音読するのは得意な人が多いです。と同時に、自分の意見をスムーズに言うのは苦手にしている人は多いでしょう。正直、ここは場数(=量)が大事だと考えています。いろいろなアプローチはあると思うものの、自分で話す場を作って、その場で話すトレーニングが、地道でありながらも、一番効果的な方法だと考えています。
Cambly をトレーニングの場にして、自分の英語をどんどん作ってみましょう!

 

<英語力の変化を実感する>

ぼく自身、レッスンを週5で受けていくことになるため、ビフォーアフターがわかるようにしたいと考えています。「録音をすればいい」とよく言われますが、地味に面倒なのですよね。その点、Cambly がカバーしてくれるので、10月時点のレッスンの様子と12月のレッスンの様子を YouTube にアップしようと考えています。

YouTube のチャンネルはこちら

下手な姿をお見せするのは恥ずかしいですが、成長のプロセスを見ていただきたいです。「結局うまくなってないな」と言われないように、しっかりと頑張っていきます。チャレンジや Cambly など何かご質問やご相談がある方は、コメントをお寄せくださいね。3ヶ月限定と割り切って、やりきりましょう!!

【無料ダウンロード】TOEIC(R) Speaking Test Exercisesでスピーキング力アップにつなげよう!

【中・上級者向け】TOEIC Speaking 対策に集中した3か月間から導き出す対策ガイド

2021年1月から本格的に TOEIC Speaking 対策に集中してきました。
というのも、年始の目標にこのテストで満点を取ると宣言したからです。

https://twitter.com/porpor35/status/1344807278986186753

あけましておめでとうございます!実家に帰省せずに、年越しは寝ていたため、正月をタイムラインで実感中。今年もよろしくです。

☑︎TOEIC Speaking テスト200点満点
☑︎オンライン英会話週3回
☑︎毎日英語で独り言

達成できずに自己肯定感を下げるくらいなら、抱負は控えめに始めるのがよろし。

個人的に、TOEIC L&R テストに比べて、Speaking テストは情報が少ないと感じます。

「受験したくても、具体的な対策方法がわからない」
「どの教材で対策を始めればよいか」
「TOEIC L&R の次に Speaking に取り組みたい」

こういった意見が増えてきたように感じるため、
今回、この記事で、3か月間に行ってきたことを明らかにすることで、
具体的な対策方法をご自身で導き出す助けになればと考えています。
行うべき勉強法や使用するとよい教材までお伝えします。

 

TOEIC Speaking 戦歴を暴露する

2012年に TOEIC L&R で初めて満点を取得した後、Speaking に取り組みました。
1年に1回ペースで受験していましたが、しばらく遠ざかっていたのが事実です。

2013.03…130
2014.08…140
2014.12…150
2015.04…140
2015.08…150
2017.12…140
2018.12…170

完全な言い訳ですが、L&R 対策で音読などをほとんどやらなかったため、
満点取得の割にスコアがしょぼいのはご理解ください……。
話す(スピーキング)を意識しないと、悲惨な結果になるという反面教師になれば。

 

対策をする問題を絞る

L&R 対策をきっちりとやっていると、最初の音読問題などは対策の必要がほとんどありません。
L&R テストで言うと、Part 4 のような英文が素材になるからです。

*問題形式を知らない方は公式HPでご確認を!

https://www.iibc-global.org/toeic/test/sw/about/format.html

そこで、Speaking 対策としては、次の2つに絞ることにしました。
全問題の対策をしようとすると、膨大な時間がかかるからです。

・Q6(応答問題/30秒)
・Q11 (意見を述べる問題/60秒)

他にも即興で答える問題や長めに答える問題がありますが、
この2問がスムーズに言えれば、他の問題にも対応できるだろうという仮説です。
自分の意見を述べるという点で共通している分、対策が似通うのも大きな理由ですね。

 

サンプルアンサーを暗唱する

上記の「対策をする問題を絞る」作戦は2018年の際にも行っていました。
30点の伸びが見られたのは、自分の意見が言いやすくなったからだと推測しています。

その時期に行っていたのが「サンプルアンサーの暗唱」です。
2018年の夏、学習仲間の Jun さんに TOEIC Speaking のアドバイスを求めたところ、
「サンプルアンサーの暗唱で、180点まではいける」とおっしゃっていたんですね。
テンプレと話のネタ、表現がストックされていくからだと考えています。

未だにそれを鵜呑みにしています。
(それで170点の結果を出せたのだから、もう一踏ん張りで証明できる)
この3か月でも狂ったように……とまでは言えないのですが、
サンプルアンサーを暗唱していました。

素材は『TOEIC(R) スピーキングテスト 究極のゼミ』です。

この本には、中上級者向けのハイレベルのサンプルアンサーが収録されています。
(一方で、初級者向けのサンプルアンサーもあります)

「自分では言えない」ようなこなれた表現が散りばめられていて、簡単には覚えられません。
何度も練習して、言えたときの快感たるや……。
自分のレベルに合わせて、サンプルアンサーを使用していきましょう。

この本を通して、話のネタも表現もだいぶ増えたように感じています。
暗唱には賛否両論がありますが、ぼくは肯定派です。

 

オンライン英会話を活用する

2018年の対策と違うのは、オンライン英会話を真面目に取り組んだことです。
1回あたり25分のレッスンを週3回行うように心がけました。

「真面目に」と書いたのは、今までは予約やレッスン自体が面倒で避けていたのが事実です。
ただ、昨年末あたりから、レッスン時間&曜日を固定していったことで、ストレスが減りました。
(自分が眠くなる14時を予約時間にしています。)

テーマとしては「とにかく話す」こと。
自分のスピーキングの課題が話が止まってしまうことだったため、
よどみなく話すことを常に意識して、レッスンに臨んでいました。

本来はテストに合わせたトピックを話したり、
使う語彙の範囲を広げたりする目的で用いられますが、
自分はどんな話題であれ、スムーズに話すための場として考えていました

 

実際のテストの結果

実は、この記事を書いた前日がテストで、結果はわかりません。
いろいろと反省点があるのですが、それは別の記事に譲るとして、
今までの受験の中では一番ストレスが少ない回だったと感じました。

問題が自分に合っていたなどの相性の問題というよりも、
自分のレベルが上がって、問題と対峙する余裕が出た感じでしょうか。

と言って、結果がどうなるのかはわかりませんので、
スコアが判明次第、改めて記事を書きたいと思います。

【評判】横山カズさんの「パワー音読」を英語学習の最初に持ってくるメリット

「英語学習を始めようと思うものの、なかなか始められない」
「英語がなかなか口からスムーズに出てこない」

こんなお悩みをお持ちの方には、次の言葉を送ります。

「パワー音読から始めれば大丈夫!」

英語学習が習慣になっていないと、毎日の学習のスタートが億劫です。
いや、真実を言うと、習慣になっていても、億劫に感じることがあります

10年以上、ほぼ毎日、英語学習を継続できた私がたどり着いた一歩目の学習。
それが、冒頭でご紹介した「パワー音読」です。
「パワー音読」は短めの素材を使って、短時間で何回も音読します。
浅く広くではなく、「深く狭く」音読する究極形です。

  1. チャンク音読
  2. ノーマル音読
  3. ささやき音読
  4. 和訳音読
  5. 感情音読
  6. タイムアタック音読

1セット15分なので、非常に取り組みやすい。

このメソッドを身につければ、様々な素材を自分の口に馴染ませることができます。

初めての出会いはこちらから。

 

スピーキングに全力を入れだしたきっかけの日。

 

話せることが増えてきた今でも、パワー音読を続けています。
というのも、学習の出だしにぴったりだからです。

 

作業興奮状態で頭を英語モードに!

皆さんは「作業興奮」という言葉を知っていますか?

パワー音読(POD)提唱者の横山カズさんの著作から引用しましょう。

作業興奮とは、どんなにやる気がわかない作業でも、手を付けられるところから始めてみると、だんだん気分が乗ってきて続けることができるという脳の作用です。POD 自体は手順の決まった作業ですから、机に向かう気力がわかないときも、とりあえず15分だけ POD をしてみると、すっと勉強モードに入ることができます。POD で「やる気スイッチ」を入れるわけです。

実際、ぼくは頭がぼーっとした朝から英語学習を始めるのですが、
パワー音読を最初に持ってくることで、学習に調子が出ます
やる気がなくても、「15分は頑張ろう」とやり始めることができます。

それに、やっているうちに、作業興奮状態になり、頭が英語モードになります。
頭が英語モードになると、その後の英語学習もスムーズになる感じがあります。
これはあくまで体感ですが、お試しの価値はあるかと。

ぼく自身は今でも「パワー音読」を英語学習の最初に持ってきています。
感情音読→タイムアタック音読の流れで行っています。
それぞれ5分ずつで行い、オリジナルパワー音読となっています。

教材は横山カズさんの著作が主です。
今はもっぱら『ビジネス英語 パワー音読トレーニング』です。
もう何周したかはわからないくらい、頭と体に染み込ませています。

 

TOEIC の素材も POD で攻略

他にも「ラジオ英会話」や「実践ビジネス英語」の会話文も POD をします。

このブログのテーマである TOEIC にも活用は可能ですね。
Part 3, 4 の素材は分量が適切なので、5分など短い時間で回数をこなせます。

一時期、Part 3, 4 の素材を暗唱していた時期がありましたが、
その際にも POD を取り入れて、効率よく暗唱できた実感があります。
なんとなく音読しているだけでは、自分の頭に染み込みません。
その点、短時間で同じ素材を何度も繰り返す POD は、
Part 3, 4 の素材を定着させるためにはうってつけの方法だと感じます。
もし自分がゴリゴリと TOEIC 対策をしていたら、必ず取り入れます。

英語学習の「やる気スイッチ」として、パワー音読をお試しあれ!

おすすめアプリで「ラジオ英会話」の例文を完全暗唱する勉強法

学んだ英文を覚えていますか?

NHKラジオ講座「ラジオ英会話」のユーザーの方が増えているかもしれません。
2018年度4月から大西泰斗先生が講師になったことで、

「大西先生のファンです」
「大西先生の切り口が好きです」
「わかりやすいと評判を聞いた」

ぼくもその仲間の一人です(笑)

という、良い流れができているのではないでしょうか。

実際、講座の内容についても、

「英語を学習し直そう」
「英会話力を高めよう」

という人たちにはうってつけの講座になっていると思います。

英語は使ってなんぼ

拡声器を使うまでもないが…話そう!

しかし、ラジオを聞いたり、テキストを見たりするだけで、
英語力が伸びるかと言ったら、大間違いです。
もしそんな教材があったら、日本人はこんなに英語で悩まないはずです。

ぼくは TOEIC で990点満点を取ったり、英検一級を取ったりできましたが、
この講座の通りにスムーズに話せるかと言ったら、難しい部分もあります。
(だからこそ、今、この講座を使っているわけです。)

英語を話せるようになるためには、英語を話す必要がある。

現時点(2020年)の具体的な勉強法

2018年4月には次のような記事を書き、
2020年の今でもベースとなっている学習法です。

一週間使ってすぐに書いた記事ですが、内容は古びていないです。

同じような内容で、YouTube でも話をしたことがあります。
上の記事を少しバージョンアップした勉強法になっています。

どちらでも言っていますし、2020年度のテキストには次のように書かれています。
「上手に学んで英語を話せるようになろう」というタイトルです。

❶ダイアログは会話に役立つ自然な英語の宝庫。何度も音読・暗唱。

(2020年度5月号17ページから引用)

他にも挙げられている項目がありますが、注目すべきは「音読・暗唱」です。
講師自身も「暗唱しよう」という、勉強法の結論を出しているわけです。

勉強法をアプリの力でバージョンアップ

このまま続けていくつもりだったのですが、
この勉強法をさらにバージョンアップさせることにしました。
きっかけは Twitter でつぶやいた通りです。

https://twitter.com/porpor35/status/1263704803940593665
新しい勉強法は楽しい!

今年度の #ラジオ英会話 のテーマは「フロー」。話す英語を豊かにするためには、自分の今に足りない部分だと実感しました。そのため、日々の暗唱に加えて、忘却曲線を活用したアプリで、例文をすべて覚えます。ガチります!

カードは共有できるため、同じアプリを使っている方はぜひ使ってください!

2018年度のテーマは「文法」、2019年度は「単語」と来て、
ここまでは他の大西先生の教材で学んでいたから良かったのですが、
2020年度のテーマである「フロー」は新しい考え方ですし、
自分にとっては弱い部分だと感じました。

そのため、ダイアログはもちろんのこと、例文も完全に暗唱したいと思い、
作戦を考えた結果が「アプリの使用」です。
完全に暗唱するためにはどうしたら良いかを逆算した結果ですね。

使うアプリは「分散学習帳」というもの。
ベストな復習のタイミングで知らせてくれるというのがミソ。
先ほどご紹介した YouTube でも述べた「エビングハウスの忘却曲線」に沿っているはず。

これは「エビングハウスの忘却曲線」のグラフではないので、悪しからず。

▼App Store▼ https://apps.apple.com/jp/app/%E5%88%86%E6%95%A3%E5%AD%A6%E7%BF%92%E5%B8%B3/id1443293141

▼Android▼
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.keigo.matsumaru.ankiapp&hl=ja

*機種変をしたら、データが引き継げないと聞いて、別アプリにするか迷い中です。
*「Anki」がベターっぽいですね。おそらく移行します。

ね、こちらの方が良さそう。

勉強法としてはシンプルです。

通知が来たら「言えるかどうか」を試す

やり方を複雑にしてしまうと、続かなくなってしまうため、
できるだけシンプルにそぎ落としました。
始めて間もないですが、少し試してみて、効果が出そうな実感があります。

「いついつに復習しよう」と自分で管理するのは大変です。
そこは外部(アプリ)の力を頼ればいいと考えています。
そちらの方が楽ですし、抜け漏れがないですよね。

2020年度の「ラジオ英会話」が終わる頃、どうなっているかが楽しみです。

2013年からスタートした TOEIC(R) Writing の対策(勉強法)をさらけ出す

結論:
TOEIC Writing の勉強法がわからない方は「読む」ことから始める

 

===

 

今まで TOEIC の Writing テストは数回受験しています。
直近の2015年と2017年は両方とも「190」です。

*ページ「TOEIC SCORE HISTORY」の下のほうに掲載されています。

 

200点満点まであと少しなのですが、それなりのハイスコアが出ているため、
「どのような対策をされているのですか?」と聞かれることがあります。
ここらで、正直にお答えしておこうと思います。

 

 

自分で解答を作っていない

ライティングの勉強と言うと「作文」が思い浮かぶと思いますが、
ぼくは一度もやったことがありません。

なぜなら、面倒くさいからです。

この記事にたどり着いた方の多くも同じ意見をお持ちでしょう。
大丈夫、書かなくても上を目指すことはできます。

 

 

「模範解答」を暗唱

正確に言うと、模範解答を暗唱しようとした、というところです。
その際に使った本は『頂上制覇 TOEICテスト スピーキング/ライティング究極の技術』です。
当時、「TOEIC SW の対策といえばこれ!」という感じでした。
(おそらく今でも定番の一冊だと思います。)

 

 

タイトルに「頂上制覇」とある通り、満点を目指す人向けの内容です。
そのため、模範解答も非常にハイレベルです。
暗唱するのは難しかったですが、何度も音読して、自分に染み込ませました。
いわゆる「テンプレ」が頭に入ったのは間違いないです。

この本の暗唱のおかげで、「170-190」くらいまではいったのではないかと思います。

 

ただ、正直に言います。
純粋にこの本だけのおかげとは言い切れません。

 

 

TOEIC のビジネス文書を読みまくる

TOEIC Writing の初回受験が150からスタートしています。
決して高い数字ではないですが、低い数字でもありません。
このスコアは TOEIC のリーディングのおかげだと思います。
2013年に初めて TOEIC SW を受験するまでに、TOEIC LR は何度も受験しています。
もちろん、リーディングの対策はかなりの量をこなしています。
その中で、ライティングに使える素材をストックしたのは間違いありません

こういった知識が、模範解答の暗唱と噛み合って、それなりのスコアが出たと考えています。

 

ということで、皆さんに最初にオススメしたいのは「読む」ことです。
2017年に190のスコアが出た時には、模範解答の暗唱はせずに、
事前準備として、ひたすら TOEIC の英語を読んでいました。

 

この記事を書いている今も、TOEIC Writing の対策として、次の本を読んでいます。

 

 

お気に入りの「特急シリーズ」の中から『読解特急4』です。
新形式に合わせて改訂されていませんが、内容は古びていないので、ご安心ください。
ビジネス文書の「テンプレ」や定型表現がバンバン出てきますから。

 

この本の英語をひたすら読みまくって、「使える表現はないかな」と探しています
この視点をすぐに取り入れるのは簡単ではありません。
最初は欲張らずに、TOEIC の英語に触れることに時間を割くようにすればいいでしょう。

 

冒頭で示した結論にあるように、まずは「読む」ことから始めてくださいね!
素材が TOEIC であれば、自然と TOEIC Writing につながっていきますから。