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Category Archive 英語のコツ

中心の動詞をつかめば、英語は読めるようになる

先日、日向清人先生のツイートに気になるものがありました。
大人向けの英文法書(洋書)では、準動詞に惑わされずに述語動詞を発見させる練習があったけど、今、読んでいる資料も、まずは動詞というスタンス。勘だけれど、英文読解の参考書を買うひとの9割は述語動詞をぱっと言えないのではなかろか。

特に、最後の「述語動詞をぱっと言えない」というところ。
述語動詞と言うと、何やら難しそうですが、中心の動詞だと考えてください。

英文が複雑になればなるほど、
特に、動詞ingや過去分詞、不定詞が絡んでくると、
述語動詞を言うことは難しくなります。

そして、「述語動詞」を言えないことによって、
英文の意味がよくわからなくなってしまい、理解不能に陥ってしまいます。

これはTOEICでも同じことが言えますね。
TOEICに出てくる英文はシンプルなものが多いですが、
たまにスッと読みにくい英文も出てきます。

そのようなときには述語動詞である中心の動詞を再度捉え直し、
慎重に読み進める必要が出てくるのです。
できるだけこのような事態に陥らないためにも、
英文に触れる際には必ず中心の動詞を意識して読む訓練をするとよいと思います。
そこをごまかすと、同じような場面に出会ったときに、必ず苦しむことになりますよ。

中心の動詞を意識することは、初めは時間のかかることで、
英文の読解スピードも落ちますが、確実に慣れてきます。
慣れれば、意識は自動化し、読解スピードも理解の正確さも着実に上がります。

面倒で、手間のかかることですが、ちょっと意識をしてみてください。
私はこれを意識することで、英語力が上がりましたから。証人です。

…なーんて、「英文をきっちり読んでいこう」という話を、7/27に勉強会で行います。
現在、詳細を詰めているところですので、続報をお待ちください。

★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701

★twitter まとめ「TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?」
http://togetter.com/li/321683

★twitter まとめ「英文の暗唱って結局どうやってやるの?」
http://togetter.com/li/370989

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日本語訳にはできるだけ頼るな!

今日、テレビドラマのガリレオの映画「真夏の方程式」を見てきました。
ここ最近、ブログを書く意識が高まっている、つまり、アンテナが敏感になっているからか、
TOEICや英語学習につながるセリフが引っかかりましたね。
また別の記事に書かせていただきたいと思います。
さて、今日は英語学習の本に必須の日本語訳について。

ものすごく当たり前のことを言いますが、
英語を掲載する参考書や問題集に日本語訳はつきものです。

この日本語訳、皆さんはどのように活用されていますか?
私は…

ほとんど使いません

もちろんこれには理由があります。
まず最初に確認しておきたいのが、日本語訳は訳者が作ったものであり、
英文の理解の仕方の一側面でしかないわけということです。
どんな日本人にも受けるように、一般化しているわけです。

自己流で理解し、それが見当違いだった場合には困りものですが、
そうでなかった場合は、というか、理解が正しい方向であることが確認できさえすれば、
もう日本語訳は必要ありません。おさらばしてください。

訳者が作った完璧な日本語訳通りに理解できなくても大丈夫。
自分さえ理解できれば。
次に確認しておきたいのが、日本語を読んでいるときに英語力は上がらないということ。
英語に接していないわけですからね。
英語に接する時間をできる限り増やすべく、日本語訳に接する時間を減らしましょう。
かく言う私も、自分で理解しにくいところや不安なところは確認用に日本語訳を使います。
ただ、こういった考えがあるからこそ、
できるだけ早く、日本語訳から離れるようにしているのです。

日本語訳はとても便利なものですが、頼りすぎないように注意しましょう。
我々は英語力を高めたいのですから。

★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
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キラキラした目で英文と向き合え!

気持ち悪いタイトルですね。
「キラキラした目」とは一体何でしょう。

それは…

英文から「学び」とろうとする気持ちをもった目のことです。

ただ単に問題を解くだけではなく、
英文という素材から学び取ろうとする気持ち。

どのPartもこの視点は重要です。
自分に足りないものは何なのか。
文法、構文、語彙など様々な視点があるでしょう。

一度にすべての視点で学ぼうとすると、
視点が散漫になってしまい、集中できないため、
取り組む際には、何か一つの視点に絞って行いましょう。

この「キラキラした目」で英文を見ると面白いのが、
1度語彙の視点で見た後で、
またしばらくして語彙の視点で見てみると、
異なる発見があるということです。

ある一冊の取り組みをやめるタイミングは難しいところですが、
一冊の問題集や参考書も粘り強く取り組んでいると、
新たな世界が開けてくることがありますので、がんばっていきましょう。

いつも目はキラキラでね!

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英語を音読するときに注意しておきたいこと

ここ数日、先日行った講演会の

1億人の英語のバイエル

のレジュメの復習をしているからか、
普段以上に「音読」の仕方に神経質になっています。

皆さんは「音読」を英語学習に取り入れていますか?
もし「音読」を取り入れているならば、どのような意識で臨んでいますか?

以前、次のような記事を書きました。
○「音読」に騙されないために
http://blogs.yahoo.co.jp/porpor35/article/375091498.html

ここには音声に合わせて発音することと
発話者の気持ちになりきることに焦点をあてて、
記事を書いています。(記事というほどでもないですが…。)

私は音読学習をするのがまだまだ下手で、
今日もふと気づくと、「口を動かしているだけ」
の音読をしている瞬間がありました。

「口を動かしているだけ」の音読は本当にタチが悪いです。

上の記事にも書いたように、発音の真似をする意識があれば違うのですが、
その英文を理解しているかどうかに関係なくできますから。

脳が活性化しない感じがしませんか?

どうせやるならば、意味のある音読をしましょう。
ただの音読はダメです。必ず目的意識をもつこと。
★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
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Part 5 & 6 も真正面からぶつかる覚悟

GWはいかがお過ごしでしたか?
休みはあっという間に終わるものですね。
TOEICにあまり集中できた方もできなかった方も、
また明日から切り替えて行きましょう!
さて。

スコアがどのくらいの時だったか忘れましたが、
本試験の後に「Part 5 から Part 7 まですべてを読み切る」力を身につけたい
と目標を定めたことがありました。

それからというものの、
いつからかリーディングセクションの英文を読み切れるようになりました。

自分の力が伸びたことを自慢したいのではなく、
「読み切りたい」と意識をし始めたことがよかったのかなと
振り返って思います。

意味を理解しなくてもいい英文を読み切ることになるのですから、
できるだけ速いスピードで読もうとします。
その速読の訓練が Part 5 & 6 はもちろんのこと、
Part 7 のスピードアップにつながっているのでしょう。

Part 5 & 6 をもっと使い倒すことができれば、
リーディングセクションのスコアアップができるはずだと考えています。
ブログなどでその考えをどんどんと発信していく予定です。

★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701

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「音読」に騙されないために

1日30分弱から少しずつ学習時間を増やすことができています。
「話せる」ことを目標に置くと必須である、
音読の時間も確保できるようになってきました。

ふと音読をしていると、2種類の音読をしていることに気がつきました。

・ネイティブの音声に合わせて発音する
・発言時の気持ちになりきって音読する

前者はネイティブの発言を「音」の観点で真似るということですね。
発音や音のつながりを上手にできるようにすることが目的です。

後者はネイティブの発言を「気持ち」の観点で真似るということです。
文の組み立てや発言時の気持ちをなぞることが目的です。
音のスピードで英文を理解することも目的の一つでしょうか。

自分がどちらの音読をしているかを意識していないと、
非常にもったいないことになります。

あなたのしている音読はどちらですか?

前者?
後者?
それとも、両方?

音読をするときも目的意識をもって臨みたいものです。
★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
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TOEICで990点が獲るまで学習が続いた理由の一つ

先日の「ぼくらの英語サミット」後の懇親会でとある質問を受けました。

「なぜ990点を獲るまで英語学習を続けられたのですか?」

英語学習を継続することは当たり前なのですが、
一つ強く答えたのは、

学習した自分を褒めてあげよう

というもの。

その時には少し極端な例を出しましたが、
例えば、1日10分だけ英語学習をしたとします。

そうやって1日を終えたときに、
自分にどのような言葉をかけるか。

それは「よく頑張ったね」です。

他の人は学習すらできていない人が多いのが現状です。
10分間でもやったのならば、それを褒めてあげること。

じゃなきゃ、正直やってられない。
責めたって何も出てきません。

あまりに自分に甘いのはダメですが、
責め過ぎるのももったいないし、厳しいことです。
★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
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TOEICで900を獲得するまでの道のりを振り返ってみた

今週は毎日食事と飲み会の約束があり、学習時間を捻出するのに必死なのですが、
今日は早めに終えられたので、ずっと前から書きたかったネタを投下します。

昨年末のTommyオフ会の帰りに、masamasaさんとお話していたのですが、
「Aランクの860と900は違う」という話になりました。

そして、Tommyさんが運営される Tommy Project においての目標スコアが
900とされているのも、900には一つの壁があるとお考えだからでしょう。
(参照:Tommyさんの別ブログ… http://tommytoeicosato.blog.fc2.com/)
そこで、自分が900を越えたときのことを振り返ってみました。

900越えを獲得したときの感情は、
950や980を獲ったときの嬉しさとは比べ物にならなかったと記憶しています。
それくらい大きな壁があり、獲れたときの衝撃は大きかったと思います。
獲れる気がなかなかしなくて、もどかしかったから余計に、です。

実際に、私が900を獲得したのは、IPテストを含め、6回目の受験の時でした。
スコアの内訳は 935(L:485/R:450)。
http://blogs.yahoo.co.jp/porpor35/49771410.html

900を獲るには、単純計算で、各セクションで450ずつ獲ればいいのですが、
すでにTOEICを何度か受験された方ならばおわかりのとおり、
スコアの獲りやすさがリスニングとリーディングではまったく異なります。

私のスコアがぐんと伸びたのは、リスニングのスコアが伸びたからでしょう。
ですので、まず注力していただきたいのは、
リスニングの力を伸ばすことだと考えています。
具体的な対策法としては、上の記事にもあるように、

一定の問題演習量+TOEIC頻出パターンの定着

ですね。

このときは、『新公式問題集 vol.4』TEST 1 を復習したとあります。
信頼できる著者の先生方が書いた本であれば、何でもよいと思いますが、
演習をある程度こなしながら、徹底的にやりこむセットも持っておく。
そこで、頻出の話の流れを体に染み込ませてしまうのです。
そうすることで、話の展開が予測しやすくなりますからね。
ただ、リスニングですべてをカバーできるほど、900の壁は低くはありません。
もう一方のセクションであるリーディングが関門です。

900越えをした時に、リーディングは何をしていたかと言うと、
『単語特急』『文法特急』『読解特急』の3冊を猛烈にやり込んでいました。
この3冊が寄与していることは間違いありません。
http://blogs.yahoo.co.jp/porpor35/article/375090786.html

リーディングセクションで大切なのは、リスニング同様、

一定の問題演習量+TOEIC頻出パターンの定着

と言ってしまえば、それまでなのですが、
少し補足をしておきたいと思います。

900越えをするまでのスコア変遷を見ると、
実は、リーディングはあまり変わっていません。
これはもともとリーディングが得意だったからなのですが、
得意だったと考えられる理由は2つ。

1.文法(ルール)の把握

以前、自己分析の仕方の記事を書いた際に、文法の重要性を説明しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/porpor35/53621065.html
大前提となるルールですので、理解しておかないと話になりません。
私はこれを大学受験の時に必死になって学びましたので、
それがTOEICでも活かされた(ている)のだと思います。

2.TOEICに出る語彙の暗記

これは特急の3冊をやったことで定着した部分もあるのですが、
TOEICを受験するにあたって、TOEIC特有のビジネス単語は別途覚えました。
1.の文法がわかっても、単語がないと歯が立たないことがありますから…。
単語の暗記もある程度やっておいたからこそ、リーディングが安定していたのだと思います。

これらがもともとリーディングが得意だった理由です。

そして、それが安定し続けた理由は、

軸となる本を繰り返すこと

です。

それが900越えのときには、特急の3冊でした。
特急の3冊が出た頃もTOEIC書籍はそれなりに多かったですが、
今はそれ以上。(特急シリーズでさえ多い。笑)

正直、迷うと思います。
ブロガーさんから薦められるとさらに迷うと思います。

買うか買わないかはあなたの自由ですが、
買う際には使用時期や使用方法、意図などをきっちりと考えた上で、
購入されることをオススメします。
そうでないと、身につくものが身につかず、もったいないですからね。

噂によると、今年発刊される予定のTOEIC本は、
TOEICer泣かせの(=欲しくなる)ものが多いです。
TOEIC本のマニアだったりコレクターだったりになりたいのであれば別ですが、
スコアアップを目指すのであれば、そろそろ我慢することを覚えなくてはならないと私は思います。

以上、私の900越えの時の振り返りでした。
もし900越えを目指されている方でご質問があれば、
コメント欄にぜひどうぞ!

P.S.
こんなこと言っておいて、私はTommyさんと天満さんの本は買いますよ。爆
★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
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単語と文章を覚える2つの秘訣

ここ数日アウトプットを意識して、
語句やまとまった文章をインプットしているわけですが、
漠然と「覚えよう」と思っているだけでは、なかなか定着しません。

何度も繰り返せば定着をするのでしょうけれど、
何とかして効率を上げたいですよね。

目標が何であれ、何かを覚えようとするときの効率を上げる術を知りたいはず。

で、最近私が強く意識していることを記しておきたいと思います。

◆気持ちをこめる

◆映像をイメージする

最近はもっぱらこの2つを強く意識しています。
1つめは耳にタコができるほど、このブログでも言っていますね。

「どういう気持ちのときに、この言葉が発されるのか」

これをイメージして、覚えたい表現や文章を口に出すというわけです。
気持ちと結びついていない言葉は念仏と一緒。
気づくと、念仏状態になっていることがありますから、注意しましょう。
2つめはカッコよく言うと、ヴィジュアライズです。
言葉を発する場面をイメージするのですが、
できるだけ自分の身近な環境で、その言葉が発されることを想像してください。
登場人物は会社の同僚でも友人でもいいでしょう。
使える人は使ってください。笑

語句レベルでも同じです。
例えば、2013年のセンター試験に出てきた a generous salary という表現を覚えたいとします。
そんなときには日本語も駆使して、
「あー、a generous salary 欲しい。具体的に、○○万くらいは。あったら、これ買いたい」
みたいな。笑

無理矢理でも問題ないのです。
自分の脳に刻み込むためならば、どんな話でも構いません。
自分だけの覚え方で、記憶にフックをかけましょう。

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英語力が上がらないなら自己分析しかない(その4)

「英語力が上がらないなら自己分析しかない」シリーズの第4弾です。
(その1)http://blogs.yahoo.co.jp/porpor35/53621065.html
(その2)http://blogs.yahoo.co.jp/porpor35/53623590.html
(その3)http://blogs.yahoo.co.jp/porpor35/article/375091445.html

ここまですべて読まれてきた方はおそらく少ないでしょう。
学習意欲の高さに拍手です(ぱちぱち)。
さて、その3では、意識しておきたいことの3つめを、
Listening Part に絞って書きました。

1.原因は「語彙」と「文法」のどちらか?

2.英語の理解/処理スピードは適切か?

3.問題を解く過程のどこで間違えを犯したのか?

続きまして今日は Reading Part です。

□Part 5
短文で構成されている Part 5 において、
間違えを犯す原因としては、次のことが挙げられそうです。

(1)語彙がわからない
   「語彙」はさらに細かく分けることができます。
   ・意味
   ・語法(自/他動詞など)
(2)文構造がわからない
(3)文法の詳細なルールがわからない

(対策)
今までの記事を読んでこられた方であればおわかりいただけるかと思いますが、
どの間違えに対しても、1.の分析と対策がとても重要になってくるわけです。

「語彙」は意味も使い方(語法)もきっちりとおさえ、
「文構造」は疑問の余地を残さないようにしましょう。

シンプルな文構造になっているので、Part 5 の英文をさっと読めるようでないと、
Part 7 をテンポよく読んでいくのは難しいと思います。
語彙も Part 7 で使われるものもよく出てきますので、あますところなく学びましょう。

文法の「詳細なルール」は、どのような単元が狙われているのかを知り、
大まかなルールをつかむように心がけましょう。
よく出る範囲は決まっていますので、演習をこなすうちに身につきます。
ここに限ったことではありませんが、一回で覚えようとしないことです。
□Part 6
間違えの原因は Part 5 にやはり似てきます。

(1)語彙がわからない
(2)文構造がわからない
(3)文法の詳細なルールがわからない

加えて、Part 6 独自の文脈依存問題もミスのもととなります。

(4)英文の流れがわかっていない

これは要注意です。
それぞれの英文はなんとなくわかるのだけれど、
全体のこととなるとわからない、なんてことはありませんか?
それは文と文のつながり(=流れ)がわかっていないから、
そのような問題が生じるのです。

もう一つ思い出しました。

(5)空欄を見てすぐに答えを出してしまった

後々まで読まないと確定しない時制問題や語彙問題に多いでしょうか。
(4)と重なるところもあるかもしれません。
(対策)
(1)~(3)の対策は Part 5 参照です。
(4)については、まとまった文章を読み、その文章全体で言いたいことをつかむ意識を強めましょう。
一文一文を理解することも大切ですが、少し引いた視点で読むようにするのです。
(5)については、上に挙げた「時制」「語彙」が選択肢に並んでいるときに、
答えを出そうとする自分を止めましょう。「焦るな」と。笑
□Part 7
最難関と言われる Part 7。
これは2.と関連してスピードが大事になってくるのですが、
それ以外でミスの元となりそうなところを挙げておきます。

(1)設問を読み間違えた
(2)選択肢を読み間違えた
(3)本文にあった一語に飛びついてしまった
(4)我慢できずに塗ってしまった
(対策)
どれにも共通して大事なのが「焦らずにしっかりと理解する」ことです。

私は Part 7 において、忍耐力が試されていると思っています。
ざっと読むと読み間違えます。特に、設問と選択肢において。
私はスコアが伸び悩んでいたときに、このケースのミスが多かったです。
本文が読めているのに間違えるなんて悔しくないですか?
時間がないのはわかりますが、そこは焦らずに。
本文よりも設問と選択肢を慎重に読みましょう。

また、答えの根拠が探せなくてもどかしい時があると思います。
時間がどんどんと過ぎていって焦ることでしょう。
私もそういうことはいまだにあります。
でも、そこをぐっとこらえて、隅々まで探すのです。
答えは必ず本文中にありますから。

本番では時間の制約がありますから、苦しくても答えを探す訓練は、
ぜひご自分の学習の中でやられるとよいでしょう。
…とまあ、話が大きくなりすぎて、うまくまとまらず申し訳ありませんでした…。

自分の弱さと向き合うのは苦しいですが、
その時間が自分の英語力を高めると信じて、
自己分析の日々は続きます。

泣いても笑っても、今年一発目のTOEICはあと2日。
やれることをやりましょう。
自分のペースでね。
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