損をしない TOEIC 本とのつき合い方

有名なTOEIC FighterであるKIYOさんのある日のつぶやきをご覧ください。

> @my_name_is_kiyo: TOEIC本を10冊以上持っている人は、もう追加購入はしない方が良いと思います。

ギクッとした方、多くいらっしゃるのではないでしょうか?
私もその一人です。

なぜならば
「自分が所持している本をまだまだ使いこなせていないな」
という場面に遭遇したからです。

それは先日の(だいぶ前か…)名古屋研究会でのこと。
Part 5 の問題に ——- a relationship という語彙問題と遭遇。
関係を「作る」というような意味になることは、
文脈から判断することができました。

その選択肢の中に forge という難しい単語があったのですが、
まったく意味が思い出せない。

forge a relationship

どこかでこのコロケーションに出会った気もしますが、
それもあやふやで確かではありません。

うーむ。

この結びつきに自信のなかった私は、別の選択肢を選びました。

で、結局の正解は forge。

orz

どこかで出会った気がするというもやもやは晴れないまま、
研究会の場を後にしたのですが、
twitter で forge a relationship のことをつぶやくと、
親切な方が教えてくださいました。

なんと、あの『金フレ』に出ていたのです。
また、(私は未所持ですが)『ウーゴ(ウルトラ語彙力主義)』にも出ているそうです。

私は、『金フレ』に出ているという事実に愕然…。
『金フレ』をまだまだ吸収しきれていないではないかと。
猛省した分、この単語は私の頭にこびりつきました。
そして、すぐに『金フレ』の復習を改めて行いました。

皆さんにはこういう経験がありませんか?

今回は forge という難しい単語を例に出しましたが、
もっと頻出の語になればなるほど、
こういう機会には出会いやすくなります。

この苦い経験をすることはある意味恥ずかしいことです。
なぜならば、やったことが身についていないのですから。

ただ、人は忘れる動物です。

忘れてしまったら、そこでまたもう一度学び直しましょう。
忘れてしまったことをポジティブにとらえなおしましょう。

何度も経験すれば、着実に身についていきますから、
あきらめずに復習にチャレンジすること。
忘れていた経験を放置しないこと。

それが損をしない TOEIC 本とのつき合い方だと思います。

★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701

★twitter まとめ「TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?」
http://togetter.com/li/321683

★twitter まとめ「英文の暗唱って結局どうやってやるの?」
http://togetter.com/li/370989

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porpor35

フリー編集者。校正や内容検討も行っています。 語学書→小中英語→ビジネス→語学書担当。 専門学校や大学で TOEIC の講師の担当をしています。 大学で言語学を専攻。本/言葉を愛してます。 留学なしでTOEIC990獲得。現在は、TOEIC SWで満点獲得が目標。

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