解答のリズムを体得する大切さ

第182回のTOEICは以前、記事でも書いたとおり、家内と一緒に受験をしてきました。

家内には以下の2冊を渡して、ほとんど放置。

・文法特急2 急所アタック編
・読解特急2 スピード強化編

前日までほとんど手をつけられずに、前日と当日と一生懸命解き進めていました。
あとは、試験直前に、
・Part 5-7の時間配分の目安(P5:15分、P6:6分、P7:残り)

受験後、手応えを聞いてみると、「2冊の効果があった」とのこと。
Part 5に時間をかけすぎてしまい、Part 7が少し塗り絵になったそうなのですが、
半年以上前の受験よりも手応えを感じていたようです。

そこで、直前でも効果が出たのはなぜかとちょっと考えてみました。
おそらく次の2点が重要な要素でしょう。

・形式に慣れた
Part 5の問題形式に慣れたことはまず一つ挙げられるでしょう。

どのような種類の問題が出るのか。
どのような内容の問題が出るのか。

このあたりをざっと把握したことで、
類似問題に出会ったときの反応速度が速まったのだと思います。
・リズムよく解くことを体感した
上の問題形式に慣れることと合わせて、
解く際に目を配る順序が体に染みつき、
本番でも同じ動きができたのは大きかったでしょう。

Part 5ならば問題文から目を通すのか。選択肢から目を通すのか。
Part 7ならば設問から目を通すのか、本文から目を通すのか。

TOEICならではの動きを身につけた、というわけです。
これらの点をおさえるだけで、解答スピードが上がり、テンポよく解けることがわかりました。
(もちろん一回の実験ではわかりませんが…。)

直前対策はほぼ効果が出ないと思われがちですが、
最後まで悪あがき(と言うと、怒られるか)するのもよさそうです。

★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701

★twitter まとめ「TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?」
http://togetter.com/li/321683

★twitter まとめ「英文の暗唱って結局どうやってやるの?」
http://togetter.com/li/370989
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porpor35

フリー編集者。校正や内容検討も行っています。 語学書→小中英語→ビジネス→語学書担当。 専門学校や大学で TOEIC の講師の担当をしています。 大学で言語学を専攻。本/言葉を愛してます。 留学なしでTOEIC990獲得。現在は、TOEIC SWで満点獲得が目標。

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