TOEICのリーディングセクションで50点スコアアップする3つの秘訣(その2)

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2006.09…390(初受験/IP/旧形式)
2007.12…440(2回目/IP/旧形式)
という50点アップの謎に迫ります。
もう長編になりそうな予感満載なので、どうか最後までお付き合いくださいw

50点アップした理由として、以下の3つを挙げました。

1.文法

2.語彙

3.型

そして、2回目の受験までにこれらを自分のモノにしたのか。

今日は、

1.文法

について思い出してみます。

おそらく私はTOEICを受験する前に、ある程度の基礎はできていたと思います。

それはなぜか?

散々、高校・大学受験に至るまでに学ぶ機会があったためです。
なので、TOEICを受験するにあたって、改めて文法を学び直したということはありません。

では、どうやって受験時代に文法の基礎を形づくったか?

中学のときも高校のときも塾に通っていたため、
そこでの授業の影響はもちろんありますが、
ぼくに「英語ってこういう言語だったのか」と発見をくれたのは、
次の書籍と出会ったからです。
■NEW・山口英文法講義の実況中継 (上) 改訂新版
http://www.amazon.co.jp/dp/4875685270

■NEW・山口英文法講義の実況中継 (下) 改訂新版
http://www.amazon.co.jp/dp/4875685289
中学では英語が得意なほうだったのですが、高校に入って壁にぶつかりました。
その壁を越えるために、書店を歩き回っていたときに出会ったのがこの2冊です。

驚きと発見の連続であっという間に読み終えた記憶があります。
中学や高校で学んだ英文法の使い方を教えてくれたと言ってもよいでしょう。
大学受験向けの本ですので、内容に大学受験のことがでてきますが、
英語の原則を教えてくれるため、今でも使えるものだと思います。
この本で英語との距離がぐっと縮まりました。

しかし、世の中はそんなに甘くありません。笑

大学受験、特に、難関校と言われる大学が出す英文になると、
途端に読めなくなるという、新たなる壁にぶつかりました。
そこで出会ったのが、次の書籍。
■富田の英文読解100の原則 上 (新装版)
http://www.amazon.co.jp/dp/4479190465

■富田の英文読解100の原則 下 (新装版)
http://www.amazon.co.jp/dp/4479190473
先に挙げた『山口英文法講義』の内容をさらに理詰めしたようなものです。
この本は、「英語をルールに則って読める」快感を植え付けました。
ぼくはこの本を信じ、タイトルにある「100の原則」を、
無意識のところまで落とし込もうと必死に学んだのは、今となってはよい思い出です。

というわけで、文法の基礎を作ってくれたのは、これら4冊でしょう。
どの書籍も「英語の全体像」を教えてくれたのだと思います。

リーディングセクションのスコアに伸び悩みを感じられている方は、
自分がどれだけ文法をきっちりおさえられているのか、知る必要があります。
大学受験レベルの知識は、TOEICでは必要ありませんが、
Part 5の問題の文法でつまずくようであれば、知識の再確認が必要かもしれません。

★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701

★twitter まとめ「TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?」
http://togetter.com/li/321683

★twitter まとめ「英文の暗唱って結局どうやってやるの?」
http://togetter.com/li/370989

★twitter まとめ「英語の音読には2種類ある?」
http://togetter.com/li/511655

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フリー編集者。校正や内容検討も行っています。 語学書→小中英語→ビジネス→語学書担当。 専門学校や大学で TOEIC の講師の担当をしています。 大学で言語学を専攻。本/言葉を愛してます。 留学なしでTOEIC990獲得。現在は、TOEIC SWで満点獲得が目標。

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