英語の表現の幅を広げる英語との接し方

現在、TOEIC対策以外の学習をしている時間のほうが長いです。
『公式問題集 vol.5 TEST 1』のPart 3,4は毎日欠かしていません。
その狙いや使い方は別途記事にしたいと思っています。

今回、そのTOEIC対策以外の学習に使用している書籍のうち、次の2冊を使用しながら思ったことをまとめます。

前者は、ぼくが編集に携わった『話したい人のための丸ごと覚える厳選英文100』。
後者は、師匠である大西泰斗先生の『一億人の英文法』の問題集。

使い方はそれぞれ異なるわけですが、共通した視点で、英文を見ていることがわかりました。
これはこの2冊に限った話ではなく、どんなときでも、英語に触れるときは、このスタンスをとっています。

その視点・スタンスとは

「自分だったら英語で言える?」

というもの。

ものすごく単純なことのように書いていますが、
アンテナを鋭くとがらせて、英文に注意深く向き合わなくてはなりません

例えば、
I had a slight headache.(少し頭が痛かった)
という英文があったとします。

単語がわからなければ、意味を調べることで、全体の意味がわかるでしょう。
ある程度の単語力を持っている方であれば、難なく理解できるはずです。

ただ、ここで学びを止めてはいけません。

英文を見て、

「自分だったら英語で言える?」

と自問自答するのです。

この英文を見て、

「頭が痛いとは言えるけれど、ちょっと痛いとか少し痛いとは言えない」
「痛みの程度が少ないときに、slightを使うんだ」

とぼくは思いました。

それだけのことかと思われるかもしれませんが、
今回のような自分への問いかけによって、
「自分の言えることの範囲」を広がっていくと考えています。

TOEICでもTOEFLでも英検でも洋書でもニュースでも、このスタンスは有効です。
一度読んだ英文もこの視点で見直すと、新たな発見があるかもしれません。

 

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porpor35

フリー編集者。校正や内容検討も行っています。 語学書→小中英語→ビジネス→語学書担当。 専門学校や大学で TOEIC の講師の担当をしています。 大学で言語学を専攻。本/言葉を愛してます。 留学なしでTOEIC990獲得。現在は、TOEIC SWで満点獲得が目標。

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