TOEICの問題に直面したときに、解答者は次のどちらか2つの行動を取ります。
解く=考える
解かない=捨てる/次に行く
TOEICはゆっくりする暇がありませんから、限られた時間の中で瞬時に判断をしなくてはなりません。
ただ、その判断の必要性は、皆がわかっていることでしょう。
大事なのは、その判断基準。
自分はどの問題を解き、どの問題を捨てればいいのか。
この答えは…ご自分次第です。
目標スコアとそれに対応する正答数によって、
そのパートで間違えてもよい問題数が異なりますから。
と言ってはそれまでなので、考えられる限りの基準を挙げていきます。
ご自分の状況を想像しながら、この後を読み進めてみてください。
まず、リスニングパートとリーディングパートで状況が変わるため、リスニングから考えていきましょう。
〈リスニング〉
音声に従って解答をするため、基本すべて解かされます。
「解かされる」…つまり、強制的なわけですが、無理せず解かないという判断をするとよいものもあります。
パートごとに考えていきましょう。
Part 1
後半に行くに連れて、難易度が上がってくるため、「とりあえずこれ」と選ぶものがあっても構いません。
迷うことによって、次の問題に影響を及ぼすことを避けることが大切です。
風景の写真は難しい傾向にあるため、「間違えてもいいかも」くらいの気持ちで臨んでもよいかもしれませんね。
Part 2
Part 1同様、後半の問題のほうが難易度が上がります。
そして、迷うことでリズムを崩すことは絶対に避けたいです。
リズムを崩すくらいなら、解かないという判断をする問題があってもよいでしょう。
また、問いかけの文が長かった場合は、「間違えてもいいかも」と考えてもよいです。
もちろんまったく聞かないで答えるのではなく、聞いてみて正解っぽいほうを選ぶように。
Part 3,4
おそらく大半の方が先読みをされると思いますが、こちらもリズムが大事になってきます。
そのリズムが崩れた場合、「この1セットは先読みしないで次から取り戻す」という考えでOKです。
これらも聞かずに適当に答えるのではなく、聞き取れた内容を元に、サッと解答をして、
次の問題に備える(先読みをする)ほうを優先させるとよいでしょう。
また、設問や選択肢が長い問題は難しく感じられる可能性があるため、
その問題は「解けたらラッキー」と意識し、残りの2問を確実に解くようにしてはどうでしょうか。
すべてを解こうとしないというのも戦略の一つです。
リスニングは以上です。次は、リーディング。
長くなりますので、別記事にします。
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http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701
・英文法を体で覚えて、話せる基礎をつくる4冊
http://matome.naver.jp/odai/2138263438820100501
★twitter まとめ
・TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?
http://togetter.com/li/321683
・英文の暗唱って結局どうやってやるの?
http://togetter.com/li/370989
・英語の音読には2種類ある?
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・「チャンク」で攻略する、英語力を底上げする方法
http://togetter.com/li/566056
・「ぼくらの英語サミット Vol.2 〜グローバルってなんだ?」が残したもの
http://togetter.com/li/567174