TOEICスコアの1つめの基準は「600点」

今更ながら、少し前の「週刊 東洋経済」を読んでいました。
特集のテーマは「英語は7割でイケル!」というものです。

グローバルビジネスを乗り切るには「7割英語」で十分、
という主旨で、

「完璧主義を目指さずに7割で十分」

「あとは実地でどんどん使っていこう」

という感じです。

その中に、TOEICのスコアも取り上げられていますね。

TOEICは600点以上を目標に

というものでした。
記事から少し引用をさせていただくと、

600点をクリアできる文法や語彙力が身に付けば、「そこから会話力はぐんと伸びる」

と書かれています。
この内容を読んで、「確かになあ」と思いました。
600点を超えるためには、英語の基礎ができていないと到達できないですよね。

ぼくは大学受験時代に文法や語彙の地盤を身につけ、
そこにTOEICで出題されるビジネス語彙や言い回しをプラスしていったことで、
初回の受験で700点以上を取得することができました。

逆に言えば、文法や語彙の基本ができていないからこそ、「600点に到達できない」と言うことができます。
TOEICにはさまざまなテクニックがありますが、それ以前に身につけるべきことがあるはずです。

そのため、もしスコアを単純に「英語力+TOEIC力」というもので測るとして、
600点を乗り越える上で、TOEIC力に頼りすぎてしまうと、どこかで頭打ちになってしまうと考えています。

現在のスコアにかかわらず、どこか伸び悩みを感じている方は、
文法や語彙といった基礎がどこまでしっかりしているかを確認してはいかがでしょうか?

ぼくの知人の中に、ハイスコアを取っていたものの、壁にぶつかっていたときに、
英文を丁寧に読む(=精読)練習を行ったことで、その壁を一気にぶち破った方がいます。

どこが弱点なのかは、本人にしかわからないことですが、
背伸びばかりしすぎずに、もう少し足元を見てみることをオススメします。

 

 

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・英文法を体で覚えて、話せる基礎をつくる4冊
http://matome.naver.jp/odai/2138263438820100501

★twitter まとめ
・TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?
http://togetter.com/li/321683

・英文の暗唱って結局どうやってやるの?
http://togetter.com/li/370989

・英語の音読には2種類ある?
http://togetter.com/li/511655

・「チャンク」で攻略する、英語力を底上げする方法
http://togetter.com/li/566056

・「ぼくらの英語サミット Vol.2 〜グローバルってなんだ?」が残したもの
http://togetter.com/li/567174

・英語雑誌TIMEとノンネイティブの日本人がうまくつきあう方法
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・インターネットを使った国内最強英語学習法_講演まとめ
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porpor35

フリー編集者。校正や内容検討も行っています。 語学書→小中英語→ビジネス→語学書担当。 専門学校や大学で TOEIC の講師の担当をしています。 大学で言語学を専攻。本/言葉を愛してます。 留学なしでTOEIC990獲得。現在は、TOEIC SWで満点獲得が目標。

2 comments so far

ゆうちゃんPosted on 12:28 am - 6月 24, 2014

本当に先生の仰る通りだと思います。文法でのちょっとあやふやな点が有ったり、単語での微妙なニュアンスの感覚的な違い等は英文を精読を重ねて感覚でも経験を積み上げて磨くものかもしれません。早速やってみます。ありがとうございます。

    porpor35Posted on 2:04 am - 6月 27, 2014

    ゆうちゃんさん
    文法であやふやな点があると、せっかく持っている語彙力が活きてきませんから、少しずつ英語に触れて経験を増やすことはとても大切だと思います。
    取り入れられるところから少しずつやってみてくださいね!応援しています。

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