2014年にいきなり衝撃を与えるとはこのことだったのか…。
昨年『不思議の国のグプタ』で衝撃を与えたヒロ前田先生がまたやってくれました。
■TOEICテスト900点。それでも英語が話せない人、話せる人(KADOKAWA/ヒロ前田著)
本書はグプタに続き、ストーリーの中で学ぶTOEIC対策書です。
多くを語ろうとネタバレになってしまうため、ぼくが思う読者対象を提示します。
- 問題集を使っているのにスコアが伸びない
- スコア別にスコアアップの糸口を知りたい
- とにかくTOEICのスコアアップを狙いたい
- TOEICの素材を使ってアウトプット力を高めたい
- TOEICの素材を使ったアウトプット学習を始める時期を知りたい
- TOEIC学習を通して、英語ができるようになりたい
- TOEIC学習で生じる迷いを解消したい
- 音読学習の是非や効果、やり方について知りたい
- TOEIC学習の限界を知りたい
- TOEICスコアの持つ意味について考えたい
このあたりでしょうか。
鋭い方であれば、上記の中に真逆のことが書いてあるとおわかりになるでしょう。
しかし、とある理由から、その両方を知ることができるとわかります。
数時間で一気に読んでしまったのですが、今度のセミナーで話そうと思ったことが書いてあって困りました…。
本書を読むことによって、学習法にとどまらず、TOEICと自分の関係を考えさせられることになると思います。
これ以上は語りません。
たとえTOEICに批判的なスタンスを持っていたとしても、
もし人生でTOEICを少しでも意識したことのある方には、
必ず読んでいただきたい一冊です。