TOEICは2時間の試験です。
リスニングは基本45分、リーディングは75分。
TOEICという試験は、のんびり問題を解く余裕はありません。
その点、解答ペースは大変重要になってくることは周知の事実です。
とはいえ、リスニングはある程度解くペースが決まります。
それは、音声の流れに沿って解答を進めるからですね。
おそらくここで「先読み」について考えられた方がいらっしゃると思いますが、
「先読み」をしてもしなくても、おそらく解答するタイミングは数秒の違いです。
ですので、解答ペースという点で、ほとんどの人にズレはないのです。
解答ペースがより一層重要になるのは、リーディングセクションです。
75分という時間をいかに使うかが鍵。
その際にまず考えるべきは
「終わらせる」
ことです。
200問目までたどり着くということですが、たどり着き方は人それぞれです。
目指すスコアによって、「ほぼ勘/捨てる問題」があるでしょう。
それとは真逆で、「すべての問題を正解しにいく」場合もあるでしょう。
「1問にかける時間」は人によって異なります。It depends. なのです。
TOEICが聞いているのは、
限られた時間内に200問中正解できるものがいくつあるか
ですから、
できる問題を中心に解答する
のは当たり前ですね。
そこに、
限られた時間
という要素を組み込んで考える必要があります。
ここが抜け落ちてしまうと、できる問題を解くことでいっぱいいっぱいになってしまい、
時間内に解ききることができない、塗り絵状態が発生することになります。
ですから、「75分の使い方」と「できる/できない」の線引きは常にセットで考えておくべきですね。
場合によっては、できる問題を解答するスピードを上げなくてはならなかったり、
普段悩んでいる問題を捨てると判断するスピードを上げなくてはならなかったり。
75分という制限時間から、問題解答の戦略を立て、日々の学習に活かしていただきたいと思っています。
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