TOEIC Part 5 の語彙問題で犯しがちなミス

まずは1周を終えるべく、
『メガドリル TOEIC TEST ボキャブラリー』(スリーエーネットワーク)
に40問を1単位にして取り組んでいます。

メガドリル_TOEIC_ボキャブラリー

 

すべて語彙問題ですので、文脈を理解して解く問題がほとんどなのですが、
これだけ集中して取り組んでいると、自分のよくない癖に気づきます。

 

それは

一文内で勝手な、自分に都合のいいストーリーを作り上げる

ことです。

 

選択肢を選ぶ際には、正解とおぼしき語彙を入れて、
「一文の内容の意味が自然かどうか」を確認します。

 

そのときに
「選択肢の語句はこういう意味だったよな」
「だから、全体の文でこういう意味になるよな」
「ここは少し曖昧だけれど、こういう意味で全文が出来上がるだろう」
などなど、
曖昧な部分を曖昧にしたまま、解答をするわけです。

 

大体、そういった曖昧さを残した問題は間違えてしまうことが多々です。
ただ、語彙問題で文脈を確認するとはいえ、時間を長くかけられるわけではありません。
文の意味を「正確に」「素早く」読み取る必要があるわけです。

 

正確さとスピードを両立させるのは、言うは易し…で簡単なことではありません。
どうしたらいいのか?

 

曖昧な部分をなくし、自分をごまかさない

 

ことがポイントだと考えています。

 

  • 語彙の使い方(語法)
  • 語彙の意味

 

は選択肢に出てくるものはもちろん、本文中の語彙も同じです。

 

  • 本文の意味
  • 本文の形(文型)

 

を正確にとらえる(=ごまかさない)ことを常に心がけて、
Part 5 の本文に触れていくことようにしています。
ここでズレた理解をしてしまうと、正解の選択肢にたどり着けませんからね。

 

スピードに関しては、今回の話に限らず、正確さの積み重ねだと思っていますので、
上記に書いたことを実践し続け、自分の思考回路内で引っかかる部分を減らせば、
自ずとスピードは上がっていくでしょう。

 

まだ300問程度残っていますので、しっかり検証していきたいと思います。

 

※この本は後半に向けて、難しくなってきたので、オススメ度合いが上がりました。
Part 5 の語彙問題を初めとして、語彙力強化を Part 5 の問題を通して行いたい方は、
ぜひ書店などで要チェックです。

porpor35

フリー編集者。校正や内容検討も行っています。 語学書→小中英語→ビジネス→語学書担当。 専門学校や大学で TOEIC の講師の担当をしています。 大学で言語学を専攻。本/言葉を愛してます。 留学なしでTOEIC990獲得。現在は、TOEIC SWで満点獲得が目標。

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