やっぱり、ぼくたち写真家は
世界に対して
いかに「驚き続けられるか」だと思うんです。
石川直樹(写真家)
これはとあるイベントでいただいてきた、
日めくり名言カードにあった言葉です。
なんとなく手にとって考えを巡らすことが多いのですが、
この言葉を見て思ったんです。
写真家だけじゃねーぞ、と。
英語学習をしていても「驚き続ける」力は、
学習を継続させていく上でも必要だと思うのです。
TOEICを学習し始めた頃に、次のようなことを感じたことはありませんか?
ぼくの例を挙げましょう。
book に「本」という意味の他に、「〜を予約する」という意味があるのかあ!
a significant increase in …(…の大幅な増加)で significant なんてゴツい言葉が来るのかあ!しかも、「…の増加」なのに in を使うのかあ!
何かがうまくいかないときに “It doesn’t work.” と work を使うのか!「働く」という意味しか知らなかった!
どうですか?
こんなことを考えたことはないですか?
もしそういった経験のない方のほうがこの後を読む意味があると思います。
もうしばらくお付き合いください。
学習を続けていく上で必ず通る道は「新しいことを知る」ことです。
そこには必ず発見がありますよね。もともと知らなかったんですから。
その発見を「ふーん」と何気なく終わらせるのか、
ちょっとおおげさにでも「!!!」と驚くのか、
によって、学習への印象は変わってくるはずです。
ただ、驚くポイントは人によって異なるのが現実です。
とはいえ、学んだときに「!」を作り出すかどうかは、
自分次第でなんとでもなるものです。
次のように、さまざまな「!」ポイントがあるでしょう。
- 単語の意味
- 単語の組み合わせ
- 文の形
- 問われ方(マニアック)
- 設問・選択肢の並び(マニアック)
その中で、自分が「!」と来る感覚を大切にしてみませんか?
もし英語学習に対して嫌なイメージを持ちながら、
でも、続けなければならない理由をお持ちの方は、
自分が「!」と思えるポイントを探してみてください。
もしそれがひとつでも見つかれば、学びに色がついてくるはずです。