ずっと書こうと思っていたネタです。
10月よりNHKのEテレで「しごとの基礎英語」が新規開講しました。
これで Season 3 ということで長寿番組(?)です。
まず、しばらく番組を見続けて思ったことをいくつか。
・キーフレーズが「使えるようにしたい」表現だらけ
Season 1, 2 とは比べ物にならないほど、扱われる文章が長いです。
一言で伝える情報量がぐっと増えたとも言えますね。
番組内でも何度も先生がおっしゃっているように、
今までの要素を組み合わせたにすぎないわけで、
正直、「これくらいはスラッと言えないと」と思わされるものばかりです。
見かけは長いですから、難しく感じるとは思いますが、
それを乗り越えてこその英語力、そして会話力だと考えています。
・テキスト掲載の OTHER OPTIONS で表現が豊かになる
同じことを伝えるにしても、別の英文を示してくれています。
新たな表現を紹介するだけでなく、文の形が異なっていることもあり、
英文を作るときの思考の幅が広がるなあ、という印象です。
・TOEIC の Part 3, 4 対策になる
ぼくはどうしても英語を TOEIC というフィルターで見てしまうようで、
「しごとの基礎英語」もそのフィルターを通して見ています。
もちろん、Season 1, 2 にも TOEIC で頻出の表現は出てきました。
ですが、Season 3 は一文あたりの情報量が増えたからか、
TOEIC で見かけたことのある表現がバンバンと出てきます。
まあ、どちらもビジネスの場面で使われるものを扱っているため、
表現がかぶることは当たり前っちゃあ当たり前ですよね。
・『一億人の英文法』を活用して効果が倍増する
大西先生が番組のテキストをご執筆されているため、
先生の書かれた本と組み合わせて使うと、理解度がぐっと高まります。
上には『一億人の英文法』と書きましたが、
不明なところがあれば、先生の本に戻って復習する、
という流れを踏めば、怖いものなしだと思いました。
次に、一週間の番組の使い方をぼくなりに考えてみました。
実は、以前、Season 1 のときに復習方法をまとめた記事を書いています。
一週間を番組を軸にルーティン化するのです。
前のやり方から少しバージョンアップしています。
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月曜:番組視聴(22:50-23:00)→その日のキーフレーズ音読
火曜〜木曜:前日のキーフレーズ音読→番組視聴→その日のキーフレーズ音読
金曜:木曜のキーフレーズ音読
土曜:月曜と火曜のキーフレーズ音読
日曜:水曜と木曜のキーフレーズ音読
<方法>
1つのキーフレーズを
一定時間(2分半〜5分)
発話の状況をイメージしながら
繰り返し音読する
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基本的に、リアルタイムで番組を見ることを心がけます。
録画をすると、ついつい後回しにしてしまいますからね。
番組が終了する23:00から24:00くらいまでに復習を終えます。
火曜から木曜は前日の復習もルーティンの中に入れます。
やはり一日の音読だけでは身につきません。
Season 3 の長さになれば、それが顕著になると思いますね。
これに加えて、番組のない日はさらなる復習に時間をあてる、という感じです。
本来であれば OTHER OPTIONS の英文までストックしたいのですが、
そうすると継続しないと気づいたため、まずはキーフレーズのみとしています。
OTHER OPTIONS は復習時に何回か声に出すくらいで済ませているのが現状です。
ということで、「しごとの基礎英語」のいいところと自分なりの使い方でした。
少しでも参考になればうれしいです。みなさんの活用法もぜひ教えてください。