今年の TOEIC 公開テスト、しかも、現形式は3, 4月の2回しかありません。
新形式移行後は自分のスコアがどう変動するかは不安ですよね。
(本来ならば、同じか近いスコアが出るはずなのですが……)
どうせなら、残りの回でできる限りのスコアをたたき出したいですよね。
ということで、もうしばらく「990点の壁」について考えてみたいと思います。
先日、「自然な英語勘が必要だろう」ということを、
清涼院流水さんの著書を引用してお話しました。
他に必要なことややるべきことは何だろう、と深掘りをしてみます。
ぼくは「990点の壁」を確実にぶち壊せていません。
そこで必要であろうことは
負荷
です。
TOEIC が出題する問題の一、二歩先を行くイメージです。
ぼくが今取り組んでいることをいくつかご紹介しましょう。
- TOEIC のリスニング音声を倍速で聞く
これは流水さんの『ブレイクスルー英語勉強法』でも紹介されています。
ぼくは、1.25/1.5/2.0倍速で、場合によって聞き分けています。
普通よりもスピードが速い音声ですから、負荷がかかりますよね。
倍速で聞くことは、人によっては「効果がない」と言います。
ですが、ぼくは間違いなくあると思っています。実体験です。
一時的に倍速で聞いても意味はないと思いますが、
定期的に聞いていれば効果は出てくると実感しています。
定期的に、というのがポイントですね。
もはや当たり前のことではありますが、
倍速で聞くのは文法も語句もバッチリ理解したものですよ。
(と言いつつ、初見で倍速、ということも最近は増えました)
- TOEIC 以外の音声を聞く
Podcast や ABC News shower など、TOEIC 以外の音声も聞いています。
YouTube で自分の好きなトピックの動画を見ることもありますね。
取り上げられる語彙のレベルが高いことやトピックが異なる分、負荷になります。
TOEIC のリスニングで高得点が取れる人は、
出題パターンや話の流れが頭に入っています。
一方、TOEIC 以外の音声は予測がつきにくいです。
そういったところで、どれだけ聞き取ることができるのか。
今となってはだいぶ慣れてきましたが、最初はかなり大変でした。
これも TOEIC という観点ではやはり負荷がかかっていると自分は思います。
他の資格試験のリスニング問題を解くなども
ひとつの負荷なのかもしれませんが、たまに解く程度です。
上の二つが主にやっていることで、リスニングの満点はほぼ毎回です。
たまに取得できないのは、普段の「量」が足りないからだと感じています。
日々、しっかり積み重ねて、リスニングは取り逃がすことのないようにしたいものです。