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リスニングの絶対量を増やす意識

ぼくの初回のTOEICスコアをご覧いただくとわかるのですが、
リーディングのほうが高く出るというケースでした。

 

2006.09(IP)…735(345 / 390)

 

これは大学3(?)年生のときに受験したものです。
この頃、リスニングは早くて聞き取るのが大変だった記憶があります。

 

というか、リーディングのほうが好きで、
(文法を勉強するのが大学受験生の頃から好きでした。←変わり者。)
対策もリーディングメインで取り組んでいたため、このような結果になったと推測されます。

 

で、時は流れて。

 

現在、リスニングはギリギリ495点が取れたり取れなかったり、というレベルです。
ここまでを求める人はそう多くはないと思いますが(笑)、この成長具合を見て、

 

「どのようにリスニングの対策をされたのですか?」

 

という質問は多くいただきます。

 

「対策に力を入れてきたから」というのは当たり前のことなのですが、
もう一つ、「これだろう」と思っている内容があります。

 

それがタイトルにも書いた

「リスニングの絶対量を増やす」

ことです。

大島優子

当たり前だ、どーん!

 

これはTOEICの素材に限りません。
現在でもよく見ている「ABCニュースシャワー」「CNN Student News」なども含みます。
Stanford University で Steve Jobs が行った卒業生に向けたスピーチを多く聞いた時期もありました。

 

とにかく聞く「量」を増やすのです。問題を「解く」のではなく素材として「聞く」のです。
問題を解くことは、正しく聞けているかの確認になるのですが、
聞く「量」という観点から、問題を「解く」時間すら「聞く」時間にあてたほうがいいと考えました。
聞くと言っても、何も見ずに聞く場合もあれば、スクリプトを見ながらの場合もあります。

 

話の展開パターンや頻出の問題、先読み練習などはスコアアップの上で大切なことです。
しかし、リスニング力を測る試験である以上、そのベースは聞くことでしか作られないのではないでしょうか。

 

もしリスニングで伸び悩まれている方がいらっしゃいましたら、
「量」を増やすという視点もぜひ取り入れてみてください。