ぼくは英語や TOEIC の学習を好きでしています。
一方で、TOEIC の指導をしていると、好きで学習をしているというよりも、
就職活動や昇進など、何かに迫られて学習をしている方が多いです。
そんな方にとって、TOEIC 学習をすることは苦痛でならないでしょう。
最近、天狼院書店や「シェーン英会話×Z会」の講座を担当しては、
その想いが強くなったため、今朝、次のようなつぶやきをしました。
「やる」か「やらない」かは己に任されている。スコアが取りたい。合格したい。そう思って始めては、ボロボロにくじけてしまうことはあるだろう。でも、それはみんなが通る道だ。そして、できない自分と毎日正面から向き合い続けていくしかないんだと思う。
— porpor 英語学習コンシェルジュ (@porpor35) 2016年10月31日
最初はできないことがたくさんあるんですよね。
ぼくもそうでした。
少しずつできない自分に出会っては、成長をしていく。
できない自分と向き合い続けたことで、学習が楽しくなっていくのです。
とは言え、そんな自分に出会うためには、続けることがどうしても必要になります。
そこで、そんな風に思っている方々にうってつけの言葉を、
今読んでいる『やり抜く力』(ダイヤモンド社)の中に見つけました。
私たちは、新しいことを始めても長続きしないことが多い。しかし「やり抜く力」のある人にとっては、一日にどれだけ努力するかより、くる日もくる日も、目が覚めたとたんに「きょうもがんばろう」と気合いを入れ、トレッドミルに乗り続けることが重要なのだ。
毎日、その瞬間に全力を出すことはとても大切なことです。
頑張れないと「今日はできなかったな」とヘコんでしまうものです。
ですが、毎日全力を出すことで息切れしてしまったり、
その力を出すのが億劫になってしまっては元も子もないですね。
だからこそ、何かを継続していくためには、
「今日だけをがんばる」ことを繰り返していく意識が大切なのでしょう。
まずは「今日」やってみる。
仮にできなかったとしても、次の日に「今日は頑張ってみよう」と切り替えてみる。
自分自身の意識をコントロールして、毎日の学習に臨む姿勢を作りたいものですね。
ぼくも「今日」という一日を積み重ねていきたいと思います。