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学習の成果が出ないときに「量」という言葉でごまかすな

ブログを始めたのが2006年で、そこから基本的には毎日学習を続けています。
その中で、TOEICという試験をベンチマークにしているわけですが、
数字という形で「成果」が提示されるのはメリットもデメリットもありますね。

 

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今日は後者のお話。
自分の思った成果が出なかったときに、

 

「あれだけがんばったのに…」

 

という気持ちがよぎります。
悔しさや悲しさがこみ上げ、何が間違っていたのか混乱をします。
ぼくもTOEICを通して、何度もこの感情を抱きました。
こういった感情を抱くと、多くの方が次のように考えます。

 

「勉強量が足りなかった」

 

割とこのケースに当てはまる方が多いのですが、
この一言で片付けてしまうのは非常にもったいない、
というか、本当にそれだけなのかを自分に問いかける必要があります。
一番手で問いかけていただきたいのが、次の疑問です。

 

「やり方はどうだろう?」

 

単語帳にのみ取り組んでいた、と言った学習の偏り、
実際に問題を解くことはしなかった、と言った試験形式から離れた取り組み、
1時間あたりでどれほど集中しているか、と言った学習の質など、
さまざまな観点で、自分の学習への取り組み方を見つめ直すのです。

 

現在の取り組みを続けるのか、別の取り組みにするのかは難しいところなのですが、
単に「量を増やせばいい」という考え方では、どこかで限界が来ますから。
それに、英語に無限に時間をかけられるわけではありませんし。

 

「努力が足りない」

 

その言葉にすべてが集約されるかもしれませんが、
自分に必要な「努力すべき内容」はじっくり考えなくてはなりませんね。