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DP対策の定番!『新TOEIC TEST 読解特急5 ダブルパッセージ編』

読解特急5

TOEIC対策書の定番である、特急シリーズに新作が出ましたね!

◆新TOEIC TEST 読解特急5 ダブルパッセージ編(神崎正哉、TEX加藤、Daniel Warriner著/朝日新聞出版社)

「読解特急」も5作目です。
前作『読解特急4』のレビューの最後に書いたとおり、

http://blogs.yahoo.co.jp/porpor35/article/375091357.html

「ダブルパッセージ編」が出ましたね。
どこまで続くのか気になるところですが、まだまだ切り口はあるでしょう。

さて、内容についてご紹介です。

100問収録されており、すべてダブルパッセージ問題です。
5問1セットが合計で20セット収録されております。

この本の特長だと感じた点は以下の通りです。

★DP特有の問題を集中的に対策できる
2つの文章から根拠を組み合わせて見つける、両文書(クロスリファレンス)問題を
「これでもか」というほど対策することができます。
Part 7を攻略する上で避けては通れない問題ですので、
この点に特化して対策できる本はないと思います。

★多くの文章に触れられる
DPは5問を解く上で、どうしても2つの文章を読まなくてはなりません。
読むべき英語の量を増やすことは、英語力の底上げには必須ですので、
単にSPを解くよりも、英語を読む練習になります。

★基本的な問題が多く含まれている
扱われている問題を解いた限り、難問が含まれている印象はありませんでした。
「普通」のものが多く扱われています。
そのため、自分のPart 7の力を測るのによい一冊と言えるでしょう。
もし間違えてしまう問題があれば、解答プロセスや読解力など、
どこか基本通りにできていないことがあることがわかるためです。

また、今までの「読解特急」シリーズ同様、
・無料ダウンロード音声
・words per minute 換算表
・進歩のグラフ
・的確、かつテンポのよい解説
・詳細の語注
は健在です。

あえて不満な点を書かせていただきますと、
2文章と設問を同時に見られないことです。
(1つめの見開きで2文章、2つめの見開きで5つの設問。)
今までの「読解特急」シリーズでも言えたことですが。

ただ、その分、新書サイズで携帯しやすいですし、
問題数も豊富ですので、そこさえ気にならなければ、
Part 7のスコアアップ底上げに寄与してくれる一冊と言えるでしょう。

P.S.
ここ最近のTOEIC対策は、HUMMERさんの『990点攻略』のみなのですが、
編集協力をさせていただきましたので、レビューを書かせていただきました。

★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701

★twitter まとめ「TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?」
http://togetter.com/li/321683

★twitter まとめ「英文の暗唱って結局どうやってやるの?」
http://togetter.com/li/370989

★twitter まとめ「英語の音読には2種類ある?」
http://togetter.com/li/511655

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『新TOEIC TEST 読解特急5 ダブルパッセージ編』到着!

読解特急5

『毎日の英単語』と合わせて、神崎先生とTEX先生の新刊『読解特急5』のお仕事もお手伝いさせていただきました!

ということで、おそらく同時発売です。

内容のことはまだ多く語れないのですが、相変わらず鉄板の対策書ということは間違いありません。

(もちろん文章や問題、解説すべてに目を通した感想。)

TEX加藤先生『TOEIC 出る単特急 金のフレーズ』の効きどころ(使い方研究)

 

いまや TOEIC の単語集と言えば、この一冊でしょう。

 

出る単

 

ぼくはここで正直に告白します。

 

「名著『金フレ』を2〜3周しかしていませんでした」

 

と。

 

なぜあまり周回を重ねていなかったかというと、
取り上げられている単語のほとんどを初見の時点で知っていたからです。
もちろん、これは長い間、TOEIC対策をしてきたからです。
言い換えると、「見たことある=本番で出たことある」単語だらけだったことは衝撃的でした……。

 

以前、ブログでレビューの記事を書きましたが、
間違いなくスコアアップにつながる一冊ではあります。
しかも、かなりのスコア帯までカバーしてくれています。
ただ、「990を目指す」という目標を達する上では何度もやりこむ必要がない、と判断しました。

 

ところが、TOEICで点数を取るだけではなく、
「英語をアウトプットできるようにしたい」という目標において、
この本は「必須」となる、と改めて読み返したときに思ったのです。

 

というのも、レビュー記事にも書いたように、
「見ればわかる」単語から「口から出せる」単語へバージョンアップさせてくれる
構成となっています。

 

ぼくは『金フレ』を棚にしまった時に次のように思っていたのです。

「次にやりこむときは990を獲った後、アウトプットに目を向ける時だ」

と。
ということで、アウトプットに目を向け出した今、
改めて棚から引っ張り出して、付箋を貼りまくって、「口から出せる」単語を増やしているところです。
ここ数日『金フレ』を使用しているのですが、そこで気づいたことをいくつかご紹介します。

 

1.日本語→英語へのアウトプットにも使える。

やっぱり「見ればわかる」単語は多いんです。
逆に言えば、それどまりの単語が多いということです。
TOEIC L&R は Speaking も Writing もありませんから、
そういった単語の覚え方で問題ないのですよね。
それでいて、(よくも悪くも)990までたどりつけてしまうのです。

ですが、「990を獲れば英語の運用に困らない」というのは幻想です。
それをぼくが自身を持って証明してしまっています。苦笑
そこで、その壁を越える手助けをしてくれる一冊になるでしょう。
本書の構成通りに、「日本語から英語にできるか」を問い続ければ。

 

2.日→英で1000個簡単にアウトプットできれば、TOEIC スコアは相当高まる(高い)

一通り扱われているフレーズを見て改めて思ったのは、TOEIC で出るフレーズばかりだからこそ、
それらをスラスラ言えるようにすれば、「TOEIC L&R のスコアアップは確実だ」ということです。

フレーズ単位(まとまり)で理解できると、
当然、一語一語理解するより理解スピードが速くなりますよね。

単語と日本語訳の一対一で覚えるのではなく、フレーズ丸ごとをいただいてしまいましょう
試験中は「英語→日本語」の流れで考えると思いますが、
その逆である「日本語→英語」ができれば、試験はだいぶ楽です。

 

3.インプットにもアウトプットにも激烈に役立つ一冊=マスト

今まで書いてきた通り、スコアアップやアウトプット力アップにつながる一冊です。
これをやらずに TOEIC 学習を終えてしまうのはもったいないと思うわけです。

twitterで晒した私の付箋の数に触発されてご購入された方がいらっしゃいましたが、
皆様もこの機会にぜひどうぞ。

 

(おまけ)
『金フレ』で単語力をつけたい方へ、オススメの使い方をご提案。
一日10個などチマチマやらずに、最低100個、あるいはそれ以上を一気にまわしてください
「まわす」というのは、ひたすら穴埋めを進めていくというものです。
間違ったりわからなかったりしたら、答えの単語と意味を確認したらすぐに次へ。

 

それで何度も何度も塗り足していくとよいと思います。
この前のTBRでも単語の覚え方の話題が出ましたが、 覚えるなら一気に進めることです。

 

TOEIC 界で噂の「1駅1題 TOEIC 特急シリーズ」をゲット!

今TOEIC界で噂の(?)シリーズをついに購入しました!

著者の皆さんはブログを書かれていて、ご存知の方も多いかもしれません。
これら「特急シリーズ」はすべて「朝日新聞出版」という出版社から出ています。
新書サイズで、新書だから「798円」と安いんです!
巷に出ている TOEIC 対策本は1,000円を超えますから、手に取りやすい値段です。

 

 

1駅1題 新TOEIC TEST 単語 特急

著者:森田鉄也
ブログ:http://toeicjuken.seesaa.net/

 

 

1駅題 新TOEIC TEST 読解 特急

著者:神崎正哉
ブログ:http://toeicblog.blog22.fc2.com/
著者:TEX加藤
ブログ:http://texkatotoeic422.blog33.fc2.com/
著者:Daniel Warriner

 

 

1駅1題 新TOEIC TEST 文法 特急

著者:花田徹也
ブログ:http://ameblo.jp/hanadatoeic/

 

画像でとあることにお気付きの方はコメントをください…。
特急シリーズマニアの称号を差し上げます。笑

 

 

仕事など忙しい人たちのために、隙間をぬって読み易いようにコンパクトサイズになっています
さらには、音源を無料でダウンロードできるというおまけつき…。

 

至れり尽くせりとはまさにこのこと。

使ってみた感想などはこれから記事にしていきますが、
TOEIC 界の化け物たちが作った本ですから、クオリティは間違いないでしょう。
10月25日の試験までには何周もしておきたいと思います。