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TOEIC990点…使える英語本使い倒し塾《TOEIC直前対策編》終了!

11/11(月)19:30から、池袋にて、
TOEIC990点パーフェクトスコアラーが教える本気で使える英語本使い倒し塾《TOEIC直前対策編》
http://www.toeic990er-for-learners.com/blog/?p=1846
を開講し、無事終了いたしました!

20131111_天狼院書店イベント
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
11月の公開テスト1週間前ということで、気のせいかもしれませんが、前回より緊張感が漂ったイベントでした。

テーマは

試験の一週間前から当日(試験直前)にかけてどのように過ごすか?

というもの。

ぼくのTOEIC経験を元に、心構えや学習内容などをお話しました。
ブログで記事にしたことのある内容はもちろんのこと、
記事として書いたことのない、細かなところまで突っ込んだと、今振り返って改めて思います。

いろいろとお話をさせていただきましたが、
実はテーマとなる問いに正解はありません

というか、

正解は自分で作る

と言ったほうがよいですね。

ブログの記事もそうなのですが、すべてはイチ受験者の提案です。
今までのご自分のやり方を貫いてもいいですし、
提案を受け入れて実践してもいいでしょう。
さらに、それを改良していってもいいでしょう。

自分が一番しっくりくる方法を見つけるためのヒントを提示することが提案の意義だと思っています。
一つの提案をキッカケに、自分と向き合って、自分の最善策を見つけてください。

自分で目標スコアを勝ち取ってくる姿を楽しみにしています。

 

>イベント参加者各位
いただいたご質問のお答えを以下にまとめます。
○iPhoneで音声の倍速機能をどのように使うのか?
→音声をオーディオブック化 http://www.ideaxidea.com/archives/2010/03/itunes_double_speed.html
→「聴速mimix」「語学プレーヤー」というアプリを使用

○問題を解くか解かないかの基準となる基準は?
→数日内に記事にしてみます。

○天狼院書店の「英語本使い倒し塾」コミュニティにはどのように入るのか?
→こちらから参加してください。 https://www.facebook.com/groups/544731978944836/
※できなければ、ぼく宛にメッセください。

 

★Facebookページ(非公開)
・TOEIC990点パーフェクトスコアラーが選ぶ本気で使える英語本使い倒し塾
https://www.facebook.com/groups/544731978944836/

★NAVERまとめ
・英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701

・英文法を体で覚えて、話せる基礎をつくる4冊
http://matome.naver.jp/odai/2138263438820100501

★twitter まとめ
・TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?
http://togetter.com/li/321683

・英文の暗唱って結局どうやってやるの?
http://togetter.com/li/370989

・英語の音読には2種類ある?
http://togetter.com/li/511655

・「チャンク」で攻略する、英語力を底上げする方法
http://togetter.com/li/566056

・「ぼくらの英語サミット Vol.2 〜グローバルってなんだ?」が残したもの
http://togetter.com/li/567174

TOEICで990点満点を取った後に進む道

【宣伝】10/30に自身初の書店イベント開催決定→https://www.facebook.com/events/591589487543188/
※少しずつ埋まってきました。飲み物を飲みながら、のんびりとお話する感じになりそうです。
※Facebookのアカウントをお持ちでない方は、記事にコメントをいただくか、twitterでご連絡ください。

TOEIC後の学習内容と将来の目標の話です。

2012年の12月に引き続き、2013年の9月のTOEICで満点を獲得しました。
満点を取得した後は、連続満点を目指したり、全問正解を目指したりするなど、
いろいろな方向性で進むことができます。人それぞれ。
何が正解だとか間違いだとかはありません。

今回、990点を取って、自分が大事にしていることや今後実践していきたいことを改めて考えてみました。
次に列挙してみます。

1.他のTOEIC学習者のサポート
2.TOEIC SWの受験
3.英語で○○をする

ただ、列挙する前から気づいていたのですが、年初に同じことを書いているんですよ。
書いている順番が違うだけ。

■TOEIC990からの卒業
http://www.toeic990er-for-learners.com/blog/?p=1426

で、改めて挙げた3点について、現状に照らし合わせて考えてみます。

1.他のTOEIC学習者のサポート

ブログはもちろんのこと、学習会の講師役や英語学習書の棚作りなど、サポートの場が広がってきています。
まだいくつか考えていることがありますので、お披露目できる段階になったら告知をしていきます。

2.TOEIC SWの受験

ここが大問題。3月に1度受験をしたものの、それっきりで、ブログで分析の記事も書けていない。苦笑
TOEIC(LR)の学習をどのようにSWに活かすのかを追い求めていきたいのですが、試験を受けなくては始まらないなと。
「もう少し対策をしてから…」と思っている自分がいるのだと感じています。

とりあえず3月の試験の記事の振り返りを行い、12月か1月の試験に照準を合わせていきます。
(と宣言して追い込む作戦。)

現状、
『話したい人のための丸ごと覚える厳選英文100』暗唱
『新公式問題集 vol.5』のPart 3,4暗唱
を行っています。
口がなまらないようにしていますが、完成された英文をなぞっているだけなので、
もう少し英文を自分から発信する機会を作りたいところです。

また、SWの対策本を一冊購入したため、そちらを進めていく予定です。

3.英語で○○をする

試験のために英語を学ぶのではなく、英語を使って何かを行うことです。

以前記事にしてご紹介した、
・CNN Student News
・ABC ニュースシャワー
はリスニングのいい訓練になっています。
もちろんすべてがわかるわけではありませんが、大事な情報を聞く姿勢はできている気がします。

一方、読むほうは、洋書を読んでいます。
最近、ようやく一冊読み終わりました。

日本のビジネス書の原著ですね。
日本語版は読んだことはありませんが、ビジネス書の英文は読みやすいのでオススメです。

また、最近はTIMEを持ち歩いて読んでいます。
(以下は、英語キュレーターのセレンさんから譲りうけたもの。)

IMG_6738

あと、大学生のときに、友人から譲り受けた次の書籍も読んでいます。

 

まあ、TIMEもこの本も難しくて笑えるほどです。

TOEICで満点を取っても、まだこんな世界が広がっているのか

と。
TOEIC990はあくまで通過点だと感じさせてくれるので楽しいです。

で、肝心のTOEICは今後どうしていくのかというと、やはり受験回数を減らします。今年はもう受験しません。
ぼくはTOEICがなくても、英語のモチベーションは絶えないことがわかりました。
それは、TOEICよりさらに広い世界に出ていきたいからです。

ただ、TOEIC学習者をサポートしていきたいという気持ちはありますので、
参考書は随時チェックしますし、受験もたまに行います。
ブログもTOEIC学習者に役立つ内容を書いていく予定ですので、ご安心ください。

ということで、長くなりましたが、近況報告と今後の目標でした。

 

★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701

★twitter まとめ「TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?」
http://togetter.com/li/321683

★twitter まとめ「英文の暗唱って結局どうやってやるの?」
http://togetter.com/li/370989

★twitter まとめ「英語の音読には2種類ある?」
http://togetter.com/li/511655

★twitterまとめ「「チャンク」で攻略する、英語力を底上げする方法」
http://togetter.com/li/566056

★twitterまとめ「「ぼくらの英語サミット Vol.2 〜グローバルってなんだ?」が残したもの」
http://togetter.com/li/567174

独学でTOEIC990を獲る!『新TOEICテスト 990点攻略』

990点攻略

以前、「にわか990点ホルダーの『990点攻略』本の使い方」という記事で、
http://www.toeic990er-for-learners.com/blog/?p=1642
一カ月半以上使い込んだ一冊について、改めてレビューを書きたいと思います。

■新TOEICテスト 990点攻略
(濱崎潤之輔著/旺文社)

まずは、目次から。

はじめに
本書の使い方
TOEICテストについて
付属CDについて
Part 1 写真描写問題
Part 2 応答問題
Part 3&4 会話問題&説明文問題
Part 5 短文穴埋め問題
Part 6 長文穴埋め問題
Part 7 読解問題
おわりに

(別冊)Final Test
問題
解答一覧・予想スコア換算表
正解と解説

各Partの冒頭には「990点獲得のポイントと攻略法」があり、
「Training」「Practice Test」と練習の場が設けられています。

また、合間に3種類のコラムが用意されています。
・990点獲得の先輩に聞く!学習の秘訣①
・990点獲得の先輩に聞く!学習の秘訣②
・A Road to TOEIC 990

構成はいたって単純です。
ただ、著者であるHUMMERさんの想いが詰まった一冊であることは間違いありません。
「はじめに」でHUMMERさんは次のようにおっしゃっています。

本書は990点を狙う学習者の盲点となる問題を集約し、効果的に訓練を積めるように仕上げた。無駄な問題は1問たりとも収録しておらず、選択肢に登場する難語も過去の公開テストに登場したものを入れるようにした。

HUMMERさんの今まで築いてきたものを一挙に大公開するという一冊というわけです。
利用するにあたって、いくつか有効に感じた点をまとめてみたいと思います。

★990点を獲るためのHUMMER式アプローチを大公開
各Part冒頭にある「990点獲得のポイントと攻略法」は、990点を獲得しておくためには知っておきたいことばかりでした。
900点以上の方ならば、知っておいて損はないでしょう。

問題の解き方はもちろん、効果的なトレーニング方法まで書かれているため、とても参考になることばかりです。

★負荷のかかる、珠玉のトレーニングと問題
前の項目に書いたトレーニング方法に沿った「Training」が用意されています。
これがまた大変負荷のかかる内容で、やりがいがあります
何度も繰り返してトレーニングをすることで、TOEIC力や英語力が高まった実感がありました。

また、その後に用意されている「Practice Test」や別冊の「Final Test」にも、難しめの問題が出題されています。
もちろん、いたずらに難しくされているのではなく、あくまでもTOEICに出る範囲内でのものです。
TOEICに出る範囲内で、難しめの問題を解かれたい方は、問題集として使用するだけでも効果的だと思います。

★ちりばめられたモチベーションアップの言葉

image

各Partの冒頭のページには、写真のように、気合いの入る言葉が用意されています。
また、本文内や「はじめに」「おわりに」にも、気持ちが高まる言葉が多くあり、
HUMMERさんの熱さが感じられる一冊となっています。
こういう仕掛けは本で独学で学習する方にとっては嬉しい配慮ですね。

また、HUMMERさん以外に、(990を獲得した)先輩方のコラムがあります。
こちらも励まされる内容ばかりですので、やはり必見です。

と、要点を集約すると、これだけに絞られるのですが、
実際の熱量は、本書を読み、問題を解かなくては体感できないでしょう。
TOEICの高みを目指される方にとって、これは必携の書となると確信しています。

最後に、もう一つ、「はじめに」から言葉を引用して、この記事を締めたいと思います。

この本が990点という「高嶺の花」をつかむことにこだわり続けるあなたのお役に立てるよう、心から願っている。

★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701

★twitter まとめ「TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?」
http://togetter.com/li/321683

★twitter まとめ「英文の暗唱って結局どうやってやるの?」
http://togetter.com/li/370989

★twitter まとめ「英語の音読には2種類ある?」
http://togetter.com/li/511655

★twitterまとめ「「チャンク」で攻略する、英語力を底上げする方法」
http://togetter.com/li/566056

★twitterまとめ「「ぼくらの英語サミット Vol.2 〜グローバルってなんだ?」が残したもの」
http://togetter.com/li/567174

手元に残しておきたい5冊のTOEIC対策本

本日書く予定のものがあったのですが、急遽予定を変更してお送りいたします。
予定変更のキッカケは、自分の1つのつぶやきからでした。

そう、TOEIC書籍で本棚がいっぱいになってきまして、整理をしようかなと思ったわけです。
その後、もし整理を極端なところまで、つまり、冊数を最低限に絞ったら、何を選ぶかを考えた結果…。

5冊に絞りきれていませんが(笑)、このような感じかなと。

初代特急シリーズの3冊。
ここまで本番と類似の問題を作成できるのかという驚きが一番の理由。
そして、それらがスコアアップにバッチリ結びついたためです。
自分が900点を突破した要因に間違いなく挙げます。



初めての、本格的な990点対策本。
990点を取るために必要な、ものすごい負荷の掛け方に衝撃を受けたとともに、
「これくらいやってのけてみせる」とハッパをかけられました。

HUMMERさんの手の内を明かした990点対策本。
上のBEYONDに負けず劣らずのドSな一冊。(褒め言葉ですからね。笑)

選んだ書籍は良本だと言い切れる自信があります。
スコアアップ、そして英語力アップに貢献してくれました。

そして、何より愛着があります

上記の書籍以外にもぼくの力を引き上げてくれたものはありますが、
何となく「一生を共にしたい」という気分にはなりません。
著者や装丁、中身のレイアウト、持ち運びやすさなど、いろいろな要因が絡んでいるでしょう。

ただ、残そうとする意図は人によって異なります。
今回の5冊はあくまでporporの主観のかたまりです。
他の方からもご意見をいただきましたが、やはり皆それぞれ。

人に勧められたものを参考にすることはよいと思います。
無数の対策本から良本を選ぶのは大変なことですから。
とは言え、自分で書店などで検討をしてみるステップはお忘れなきよう。
自分に合うかどうか決められるのは自分だけですから

もしよろしければ、この記事のコメント欄で、
皆さんが残したい5冊を教えてください(^^)

★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701

★twitter まとめ「TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?」
http://togetter.com/li/321683

★twitter まとめ「英文の暗唱って結局どうやってやるの?」
http://togetter.com/li/370989

★twitter まとめ「英語の音読には2種類ある?」
http://togetter.com/li/511655

★twitterまとめ「「チャンク」で攻略する、英語力を底上げする方法」
http://togetter.com/li/566056

★twitterまとめ「「ぼくらの英語サミット Vol.2 〜グローバルってなんだ?」が残したもの」
http://togetter.com/li/567174

○点を獲りたい気持ち

昨日は某TOEICブロガーの付き人(?)をし、大変刺激的な、学びの多い一日となりました。
あの人への尊敬の念がますます深まるばかりです。

さて、あっという間にTOEIC本番前日です。できることは限られています。
ぼくは急遽予定が入りました…。

まあ、ライブに限らず、急用はあると思います。すべて自分の思い通りにいきませんよね。
「前日は余裕をもっておく」というスタンスでいなければ、何としてでも断っていたでしょう。

ここで、ぼくのここ数日の学習内容は次の通りを記しておきます。

金曜日はTommyさんの赤本の模試。

土曜日はHUMMERさんの『990点攻略』のTraining問題。

自分がここ最近復習した本を使って、「できること」の確認が目的です。

上のつぶやきにあるメンテナンスですね。

ここまで来たら、「できないこと」はもう考えないようにします。
「できること」である、手持ちの知識で勝負すると腹を括りましょう。

両教材ともに、復習を長いこと行ったため、初めは難しく思えた問題も自信をもって解答することができました。
これは、大きな自信になります。メンタルをよい方向に持っていくための方法の一つですね。

なお、本番当日は『公式問題集 Vol.5』TEST 1で耳を合わせて、試験会場に向かう予定。
リスニングでよいスタートを切るためにも、リスニング重視でいきます。

最後に、試験前の方へのメッセージ。(自分宛でもあります。)

スコアを獲得した姿をイメージしましょう。
問題と対峙して、いろいろな感情が沸き起こると思いますが、試験中はできるだけクールに。
気が狂いそうになったら、背筋を伸ばして深呼吸。
期待と不安は誰しも持っているものですから、一つ一つできることを積み重ねるのみ。

自分なりのベストを尽くして、ベストスコアを出しましょう。

 

★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701

★twitter まとめ「TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?」
http://togetter.com/li/321683

★twitter まとめ「英文の暗唱って結局どうやってやるの?」
http://togetter.com/li/370989

★twitter まとめ「英語の音読には2種類ある?」
http://togetter.com/li/511655

★twitterまとめ「「チャンク」で攻略する、英語力を底上げする方法」
http://togetter.com/li/566056

★twitterまとめ「「ぼくらの英語サミット Vol.2 〜グローバルってなんだ?」が残したもの」
http://togetter.com/li/567174

TOEICの模試は何回復習すべきか?

今回の記事は長いです。しかも、まだ言い足りなく、まとまらないです。
お時間のあるときにどうぞ。笑

さて、TOEIC学習者ならば、ご存知の方も多いだろうHBKさんが、
大変興味深い記事を書かれていました。ぜひご一読ください。
特に、ハイスコア層の方はお読みいただくといいと思います。

https://twitter.com/HeadbuttK/status/382854766851653634

注目すべきは、HBKさんは
TOEICでスコアを伸ばしたいなら(特に900点以上の方)、初見の模試をどんどん解きましょう
というスタンスを取っていること。

この主張の中で重要なポイントは以下の点だと思います。

・模試を解き終えて、自分なりに納得したら次へ移る
・同じ問題を繰り返し復習することは、英語力はついても、TOEIC解答力は養えない
・TOEIC公開テストでは、200問全てが同じ問題が出る事はない
・初見の問題で学んだ教訓を積み上げていく
・ただいたずらに量をこなせばいいわけではない

これらのポイントについて、ぼくの意見も交えながら、ちょっと考えてみましょう。
上にご紹介した順番とは前後しますが、ご了承ください。

・模試を解き終えて、自分なりに納得したら次へ移る

ここは見逃してはいけないポイントです。
解答解説をちゃんと読んではいないとは言え、自分で考え、解釈し、納得するプロセスがあります。
これは最後のポイントにも関係すると思うのですが、決して「解いて終わり」というものではないですね。
一度は納得する作業を経ることは、程度(深さ)の差はあれど、誰しも必要です。

そのポイントを一度で習得できれば一番なのですが、正直、個人差があると思います。
ここを確実に習得するために、ハイスコア層の方でも繰り返しの復習が必要だと思うのですが、
そこで、次のポイントが重要になってくるわけですね。

・初見の問題で学んだ教訓を積み上げていく

復習を、初見の問題に触れる形で補う、というご意見です。
確かにそうだと思う一方、間違えたものと同じポイントが問われる問題に出会えるかはわかりません。
当然、クオリティの高い問題であれば、出会える確率は高まると思いますが、
出会わなければ、習得したかったポイントは積み残しのままとなります。

そして、あわせて、もう一つのポイントが関わってきます。

・同じ問題を繰り返し復習することは、英語力はついても、TOEIC解答力は養えない

「行き過ぎた復習にはリスクが伴う」という、絶妙な言葉で語られていましたが、
まさにその通りで、繰り返しの復習は主に、英語力を底上げするものだと私も思います。
自分の復習を振り返っても、解答力を上げるというよりは、英語力を上げることが主です。

ただ、同じ問題を繰り返すことで、解答力が養えないというわけではありません。
(もちろん、HBKさんも「解答力が養えない」とは書いていません。)
特定の問題が解けるようになることで、同じパターンの問題が解けるように、
その問題から解答力を上げるエッセンスなるものを吸収すればいいわけです。
「このパターンが来たら、こう解く」みたいなものだったり、その思考回路を自動化したり。
(問題を抽象化して見ないといけないのですが、この話はまた別の機会に。)

・TOEIC公開テストでは、200問全てが同じ問題が出る事はない

これはおっしゃる通りで、復習をした問題が出てくるとは限りませんし、
今までに見たことのない問題が出ることだってあります。
そういった問題への対応力は、初見の問題を数多くこなすことで鍛えられるでしょう。

ただ、ここにも注意が必要で、前に書いた「積み残し」に、
練習時ではなく、本番で出会ったときがもったいない気がします。
基本的に、模試として出題される問題は、本番を想定して作成されていますので、
あやふやな理解のものを放置しておかないほうがいいと思っています。

・ただいたずらに量をこなせばいいわけではない

またの機会に譲るとおっしゃっていたこの部分も重要ですね。
ぼくの一番聞きたい部分でありました。笑
次の記事を待ちたいところではありますが、模試に限らず、この点は深く同意です。
量をこなす方向性(=明確な目的)が大切になるのではないでしょうか。
量を考える際に、対で考える必要があるのは質です。
ぼくは復習を繰り返すことが、模試を解いたことの質を高めると考えており、
一番最初のポイントの中で取り上げた「納得」したことを身につけた上で、
次に向かったほうがよいのではと思うわけです。

今回は、HBKさんの記事を読んで、「このようなところにも注意しよう」という点を書きました。
HBKさんは上記のことをもちろん考えられての、あの記事だとは思いますが、
自分の模試に対する考えをまとめる意味もあり、書いてみました。
ぼくの考えを要約すると、
基本は、復習を何度か行おう。たまに新しい問題にチャレンジしよう
という感じですね。(今回の記事だけでは伝わりにくいかもしれないですが。)

最後に。

この記事は900点以上を目指す方に書かれたものだということです。
まだそこまで達成することができていない方は、
同じ模試を繰り返して復習することが大切になってきます。

英語力が足りないのか、解答力が足りないのか。

ここは、スコアにかかわらず、自分で分析をしていかなくてはいけないでしょうね。
地道に自分と向き合っていきましょう。

最後の最後に。

え?結局、何回復習すればいいのか知りたいって?

答えは単純。

自分が納得するまで、です。
1回でも3回でも10回でも。数は決まっていません。
人それぞれ。

最後に、HBKさんの記事を読んだ後につぶやいた内容を掲載しておきます。

結局、自分なりの「型」を作ったもん勝ちではないでしょうか。
自分で決めるんです。

===============

多分、「模試をどう活用するか」というテーマで討論を開催したら、
答えは出ないと思いますが、人それぞれで結構面白いと思います。

どなたかラジオなどでやりませんか?

★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
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英語力を上げたいなら自分の感情に素直になれ

先日お伝えしたとおり、「二日一模試」をスタートさせているのですが、
使用している教材は、初見の『頂上制覇 TOEICテスト 究極の技術 トリプル模試』です。
(直前期に新しい教材に触れることはオススメしません。気持ちが焦るだけですw)

さすが「頂上制覇」と銘打つだけあり、難しい模試です。
頂上、つまり990点を目指す人以外は、もう少し標準的な模試を使用することをオススメします。
今日、TEST 2を解き終えたところで、思わず次のようなことをつぶやいてしまいました。

この記事でお伝えしたいことは、つぶやきの最後の一言。

自分に腹が立つ

以前も記事にしたと思うのですが、怒りや悔しさ、悲しみという感情は学習の原動力になると考えています。

TOEICで問題が解けないときや英文がうまく聞けない/読めないときに、
何かしらの感情を抱くのではないでしょうか?
もちろん、TOEICに限らず、英会話やライティングのアウトプットの際に、
適切な英語が言えない/書けない/出てこないときなどもそうですね。

怒りや悔しさはネガティブな感情かもしれませんが、無理しておさえこむ必要はありません。
誰しも抱くものだと思っています。

もっと正直にいきましょう

この感情にはしっかり向き合って、受け止めて、次のステップへとつなげましょう

それが英語力を伸ばす一つの秘訣だと思います。

ちなみに、もし何か障害に出会ったときに、何の感情も抱かないのであれば、
それは英語に対する情熱が足りないのかもしれませんね。

 

★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
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★twitter まとめ「英語の音読には2種類ある?」
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★twitterまとめ「「チャンク」で攻略する、英語力を底上げする方法」
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にわかTOEIC990点ホルダーの『新TOEICテスト 990点攻略』本の使い方

1カ月半以上、1冊のTOEIC対策本をやり込んできました。
それ以外の書籍は使用しておりません。
ここまでずっと付き合い続けた書籍とは…

 

 

HUMMERさんこと濱崎潤之輔さんの『新TOEIC TEST 990点攻略』です。

 

ぼくが書籍を入手してから、どのようなペースで取り組み続けてきたのかを振り返ります。
どのようにやり込んでいるのか参考になれば幸いです。
ちなみに、この書籍に限ったことではないですが、
1日の平均学習時間は1時間ということも念頭に置いてお読みください。

 

*****************************************************************
7/31
書籍を入手
→得意なPartであるPart 5から取り組み開始



8/8(リブロ池袋店でのHUMMERさんのセミナー当日)
全PartのTraining / Practice Test終了



9/8
Final Test(模試)に挑戦



9/22
取り組み終了
*****************************************************************

 

時間の流れを書くと大変単純なのですが、もう少し詳しく書きますね。
取り組む際に心がけたことを合わせて記したいと思います。

 

まず、①の期間。
これはセミナー当日を軸にして、学習計画を立てました。
模試以外、つまり著者の全Partで言いたいことをおさえてから、セミナーに臨もう
と意識したというわけです。
(ぼくはよく「教材を買ったら、まずは1周しろ」と言いますが、その精神に則っていますね。)

 

一週間強しかありませんでしたが、一日一つのPartを目標にし、何とかやり遂げました。
とにかく「やり遂げる」ことが第一優先です。
復習し、定着させることはセミナー後と決めていましたので、ひたすら進むことだけを考えていました。

 

次に、②の期間。
①の期間に学んだことを復習するのみです。
HUMMERさんの教えと問題のエッセンスを吸収する期間。

 

当然、毎日全Partに触れることは難しかったため、
LとRのバランスや前日扱ったものを考えながら、その日に復習するPartを決めました。

 

その際に、特に力を入れたことが2点あります。
1点目はPart 1とPart 2にあるディクテーション50本ノックです。
毎回ディクテーションを行うのは大変だったため、音読をするにとどめ、「英文を覚える」ことを目標としました。
「脳内にデータベースを作る」ことをしたかったのです。

 

2点目は知らない語彙に目を通す機会を増やすことです。
Part 5を中心に、TOEICに出そうな範囲内での難しめの語彙が出てきます。
それをなるべく見て、覚えるようにしていました。

なお、期間的には1カ月になっていますが、狙ったわけではありません。
そろそろFinal Testに挑戦したいなと思ったのがその頃だっただけです。
また、飽きが来始めていたことも理由の1つとして挙げられるでしょう。

 

最後に、③の期間。
②の期間に復習を繰り返したものの、そこで得た自信は軽く打ち砕かれました。笑
Final Testにも難しい問題が多くあり、かなりの問題を間違えてしまいましたので…。
ただ、そこはまだ伸びしろがある証拠ですから、ポジティブに。

 

模試の復習をする際は、②と同様、LとRのバランスを考えながら行いました。
ただ、正答率を見たときに、Part 3,4があまりよくなかったため、
Lの学習はPart 3,4が中心でしたね。

 

この時期(というか、今も)喉の調子が悪く、音読ができないため、
スクリプトを見ながら、音を聞くことが多かったです。

 

目的としては、
・音と耳を合わせる
・英語を音のスピードで、英語の語順で理解できる
といったあたりでしょうか。

 

音読ができずとも、リスニング力を鍛えることはできると信じて、
できる範囲でやれることをやっています。

 

1つの模試を復習する期間としては、自分としても長めでしたが、
隅々までHUMMERさんの教えを吸収したいと考え、じっくり臨みました。

 

 

以上、ぼくなりの『990点攻略』の使い方でした。
冒頭にも書いたとおり、1日1時間程度しか学習しておりませんでしたので、
もう少し時間の取れる方は、ペースは変わってくることでしょう。
ご自分の状況や英語力に合わせて、学習計画を検討してみてください。

 

P.S.
今日から公開テスト直前恒例の『二日一模試』をスタートです。
それにあわせて、SNSに費やしていた時間を減らします。
(元々多すぎる人間でしたので、これを機に減らしていきたいですね。)

『990点攻略』Final Test のPart 7分析中のつぶやき

現在、HUMMERさんの『990点攻略』のFinal Testをひたすら復習中です。
毎日触れることは当然として、全Partを扱うことが難しいので、
2日で1模試はさらえるようなペースで学習をしています。

あらゆる英語を素材として、自分のモノにできていないところを探しながら、
くまなく見ております。発見が毎日あって面白いですね。

合わせて、誤答の分析をしています。
「解答プロセスのどこでミスを犯したのか」
について分析するわけです。

で、設問を微妙に読み間違えたり、選択肢をさっと読み飛ばしていたりと、
ぼろぼろ出てくるのですが、その際にメモ代わりに、twitterで次のことをつぶやきました。

さっと理解できた問題でも甘く見てはいけないと改めて。
自分の英語力を過信してはいけないと感じています。
これは伸びシロがある証拠だと思って、今後も精進し続けます。

★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701

★twitter まとめ「TOEIC Part 7 でミスが起こるのはなぜか?」
http://togetter.com/li/321683

★twitter まとめ「英文の暗唱って結局どうやってやるの?」
http://togetter.com/li/370989

★twitter まとめ「英語の音読には2種類ある?」
http://togetter.com/li/511655

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「復習の型」を作れ!『3週間で攻略 TOEICテスト 900点!』

このブログではTOEICで目標スコアを目指す学習の参考になるように、ぼくの使用した教材はすべて紹介するようにしています。
しかも、出来る限り、レビューとして「教材」記事にまとめています。
レビュー記事はじっくり時間を取らないと書けないので、後回しにしていたのですが、
これから一週間は教材紹介を多めにしていく予定です。

というのも、2013年1月の公開テスト受験から2013年7月の受験まで、TOEICのスコアはキープすることができました。
そのため、どのような教材を選択し、使用していたのかは、高得点を目指す方に参考になると思ったからです。

そこで、初めに紹介したいのはこれ。もはや紹介する必要のないほどの1冊かもしれませんね。
そう、Tommyさんの初の著書。

■3週間で攻略 TOEICテスト 900点!(大里秀介著/アルク)

2012年の12月の試験で990点を獲得してから、TOEICからは少し距離を置こうと思っていたため、取り組みはじめたのは3月だったと思います。

まずは目次をご覧ください。

Day 1:模試・1回目のチャレンジ
Day 2:模試・2回目のチャレンジ
Day 3-12:模試の復習
Day 13,14:応用問題
Day 15:模試・3回目のチャレンジ

この本の素晴らしさは「本書の構成と使い方」の冒頭の言葉に凝縮されています。

本書は、200問のオリジナル模試を、ただ解くだけでなく、あらゆる角度から考え、素材として吸収することにより、TOEIC900点突破に力を養成する、3週間(週5日×3=15日間)の特訓強化プログラムです。

お読みになっておわかりかと思いますが、1つの模試をしゃぶりつくす一冊ということですね。
ぼくが感じたオススメのポイントを列挙していきます。

 

★復習の型をつくることができる
本書は、この点において画期的と言えます。今までになかった一冊と言えるでしょう。
復習の仕方について書かれた本はありますが、それをプログラム化したことがなんと言っても素晴らしい。

そして、他の学習者の復習方法を知る機会はなかなかありませんし、「ここまでやっているのか」と驚くところもあるでしょう。

ただ、それが990点を連発するTommyさんの復習の「型」。
それを知ることで、模試の復習の仕方がわからなかった方にとっては、他の模試で応用できる復習の「型」を作ることができます。
すでに「型」ができあがっている方にとっては、自分の復習方法を見直す、いいキッカケになることでしょう。

 

★綿密に組まれた学習スケジュールと学習内容
上のポイントと重なるところはありますが、1日1日、どのような学習をすればよいか指示が書かれていますので、
それに沿って行うだけでよいのは、学習リズムができる点で優れています。

しかも、毎日ほとんどすべてのPartに触れることができるため、バランスのよい学習を続けていくことができるのです。
どのPartの学習も、単に解答解説を読むだけのものではなく、
「素材をしっかり吸収できる」ようにアクティビティが作られている点も見逃せません。

 

★Tommyさんの思考回路と励ましのメッセージ
Tommy’s Image という「解答の思考プロセス」が書かれた部分と
From the Blog という「モチベーションを上げるメッセージ」「学習のtips」が書かれた部分も必見です。

復習方法以上に知ることができないのが、問題解答時の「目や頭の動かし方」です。そこを明確に示したのが Tommy’s Image。
自分とのアプローチの違いを分析すると、そこにもスコアアップのヒントがあることでしょう。

そして、From the Blog はタイトル通り、ブログの過去記事から抜粋されたものです。
短い文章なのですが、気合いや喝を入れてくれるものや学習時に注意しておきたいことが書かれています。
心に留めておきたいことしか書かれていませんので、ブログの読者の方もそうでない方も見ておいて損はないでしょう。

 

以上、3つのポイントを挙げましたが、まだまだ他にも素晴らしいポイントはあります。

・問題のクオリティ
・有名ブロガー同士の対談
・著者自身による直接のサポート

長くなってしまうので、この辺にしておきますが、内容の新しさや取り組んだ効果などを考慮すると、
2013年度のベスト本候補と言っても過言ではないでしょう。

900点突破を目指す本ではありますが、そこまで高いスコアを目指そうと考えておらずとも、
「模試の復習は具体的にどのように行うの?」
「同じ問題に何度も取り組む意味はあるの?」
とお思いの方は必携の一冊です。