英語学習やTOEIC対策を行う上で、恩師となる先生とライバルの存在は欠かせません。
自分の英語観(見方)や英語感に軸を通してくれる先生がいると、迷った時や伸び悩んだ時に立ち返ることができます。壁にぶつかる理由は、だいたい変に自己流で行ってしまうことが多いからです。先生が言っていることにズレるような、自分のやり方をする。それだと結果が出にくいのは自明ですよね。先人の教えを真似ることによって、成果が出るものですから。
一方で、競うライバルの存在も重要です。英語学習は孤独が付き物です。いくら学習仲間を作ったところで、学ぶ時間は一人だからです。自分の「できない」に向き合い、「できる」ように練習する。その時間は仲間をいくら作っても、一人で行うしかありません。それを避けて通ることはできません。
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■恩師との出会い
僕がそれに気づいたのは、TOEIC対策を本格的に始めた2006年です。このブログを始めたのも同じ時期です。実は、TOEIC対策のために始めたというよりも、TOEICを対策しようと思った時期に出会った先生のサインを自慢したくて記事を書き始めた、というのは本邦初公開かもしれません。
深夜にNHK Eテレで放送されていた「ハートで感じる英文法」を偶然に視聴して、全身に雷のような衝撃が走ったことを覚えています。記憶を美化しているところもあるかもしれませんが、翌日には『ネイティブスピーカーの前置詞』を立ち読みして、さらなる衝撃を受けたことも覚えています。あれは、今もあるかわからない、調布駅前の交差点にある書店の地下一階でした。
それが、今では師と仰ぐ大西泰斗先生に出会うキッカケでした。冒頭に述べた、現在の英語観や英語感に軸を通してくれた偉大な先生です。
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■共通項のある仮想ライバルとの出会い
そこから TOEIC 対策で学んだ内容や気づき、本の紹介などをブログで行い始めました。そして、割と初期に HUMMER こと濱崎潤之輔さんに出会うことになります。「大西先生をリスペクトする存在」であることが最大の共通点になったと記憶しています。
それに加えて、同じく TOEIC で満点を目指す「ライバル」として(ライバルと断言できる実力は自分にはなかったので、仮想ライバルだと思って)見ていたことも鮮やかに覚えています。彼のブログ記事から刺激をもらいながら、自分の勉強を進めて、彼の刺激になるべく頑張ったように思います。
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■自分の気持ちに素直になる
僕にとって偉大な二人がお酒を酌み交わす場面がツイートされました。
しかも、恩師は「ラジオ英会話」という名物番組の名物講師であり、仮想ライバルはその番組で「番組に関する連載」を書くと決まっていました。
正直に告白すると、悔しい気持ちが99%でした。同じラジオ番組で英語学習業界を盛り上げていくという状況を理解した上でも、仮想ライバルが、僕の恩師の隣にいるのは悔しかった。
彼らとは実力の差や努力の差があるのは十分承知しています。でも、悔しくて仕方がなかった。
2006年に始めたブログ初期の「僕だってやってやる」という気持ちを思い出しました。このツイートを見た瞬間に心についた火は「絶対に絶やしてならない」と筆をとった次第です。忘れてはならない。忘れないように書き留めておきたい。強くそう思っています。
二人に並ぶ日が来るまで、三人で英語学習業界で並ぶ日まで、僕は走り続けます。
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■連載予告
彼らと気持ちだけでもご一緒できるように、ぽるぽるのガチで「ラジオ英会話」という月一の記事をこのブログで書いていきます。熱量高めに、詳細まで語っていく予定です。基本的に、月の放送が始まったタイミングで、濱崎先生と同テーマの内容を扱っていきます。もちろん、内容はぽるぽるオリジナルで書いていきますので、お楽しみにお待ちください。