最近このブログを訪れる人が増えて非常にうれしいです。みなさんありがとうございます。
早速ですが本題に。
さきほどの記事に書いてもよかったんですが、長くなりそうなので分けました。
なんの話をしたいかというと…some/anyの使い分けについてです。
みなさん今までどのように教わって、現在どのように理解していますか?肯定はSOME、否定・疑問はANYですか?
☆「SOME…ぼんやりと何かがある」
☆「ANY…どれをとっても」
です。これも大西先生が出されたイメージです。
たとえば、I don’t like some/any of books you lent me.
この二つの違いはどうでしょうか?
「数冊/ 全部好きではない」ということになります。
どうして今日このことを書いたかというと、別に自分の知識をひけらかしたいだとか大西先生は本当にすごいんだとか(実際英語教育に革命を起こしそうですが…)ではありません。
どうしてこんなことが起こってしまったのかということです。
中高であれだけ苦労して覚えたのに、実際は違うんですから。私はただの塾講師で、別に本業ではありません。でも、この私でさえ疑問に思っているのなら、本職の先生方はなおさらではないかと思います。
今日とりあげたSOME/ANYの問題のほかにも学校英語教育に問題がありそうです…。
私はどうしているかを最後にお話すると、正直、肯定はSOME、否定・疑問はANYのままです…。理由は、生徒に負担になるのではないかというものです。受験では、今までの分類でOKですからね。自分の道を突き進んでもいいんですが、それが生徒のためにならなくては意味がありません。結局、根本から変えなくてはならないような気がします。いつか変わる日が来るのでしょうか…?