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「『単語 特急』改訂記念で100文の暗唱を始めました」のその後

『単語 特急』が改訂されるということで、

「『単語 特急』をやり尽くしたのだろうか?」

という問いを自分に投げかけて始めた100文の暗唱。
数年前にやりかけた自分に向き合ってのスタートを8月頭に切りました。

単語特急_付箋

 

*やり方は以下のブログの記事に書いてある通りです。

ぼくの『新TOEIC 単語 特急』の使い方〜英文の効果的な暗唱の方法

 

約1か月が経過した今、porpor の様子はどうなっているのでしょうか?
まず、結論から申し上げます。

 

「100文まで到達すらしていません」

 

1日10分弱はやってはいたのですが、毎日の学習に取り込めず、苦戦しています。
ただ、残り11文のところまでやってきましたので、本日中に終わらせます。
(ここで必殺の公開宣言効果を使います)

 

とはいえ、1か月前にやった最初のほうは忘れている可能性が大きいため、
新しい『単語 特急』を手にするまでは、

 

「毎日、100文の音読をする」

 

ことにしました。
100文を自分の中に染み込ませます。
単に解くのではなく、音読までセットにして、1日1周がノルマです。

 

発売まで残りわずかですから、追い込むことで、自分の身の肥やしにしていきたいと思います。

 

もう morite2 先生のお手元には見本が届いたとか。いち早く手に入れたいものですね。

 

TOEIC単語特急新形式対策完成

 

『単語 特急』改訂記念で100文の暗唱を始めました。

ぼくは前からブログや Twitter で次のようなことを何度も言っています。

 

「ぼくの TOEIC スコアは特急シリーズでできています」

 

これは大げさではなく、本当の話なんです。
自分の本棚の中にある TOEIC 本の多くが特急シリーズですし、
利用した回数もかなりの回数にのぼります。

 

そんな特急シリーズにどハマりしたのは初代シリーズ(?)からでした。
(初代シリーズ…単語 特急/文法 特急/読解 特急)
中でも、『単語 特急』には感銘を受け、未だに何度も使用している一冊です。

 

その『単語 特急』。
嬉しいかな、悲しいかな、改訂されるという情報が入ってきたではないですか!

 

 

このニュースを聞いて、ぼくは思いました。

 

「『単語 特急』をやり尽くしたのだろうか?」

 

と同時に、発売当初のことを思い出し、自分と morite2 先生のブログを漁りました。
morite 2 先生のずいぶん前(2010年!)の記事です。

 

単語特急ドリル第2章2

 

この頃、『単語 特急』をネタにして、英作文ドリルをブログで実施されていました。
そこに刺激的な一言が詰まっているではないですか。
引用させていただきます。

辛い作業ですが英作文は必ず英語力向上に役立つはずです

自分自身、中学高校と完全に避けて通ってきました

教える側になってたくさん練習しました

めんどくさいのは分かってます

このブログを読んでいる人の1割もこの英作文をやらないことも知っています

簡単に英語力をつけるなんてできません

本気でやりましょう!!!

 

ぼくは2010年当初、次のブログを書きながら、
英作文は半ば挫折したことを覚えています。

 

ぼくの『新TOEIC 単語 特急』の使い方〜英文の効果的な暗唱の方法

 

先ほどの morite2 先生の一言、そして、自分の挫折経験から、
ぼくは次のことを実行に移すことにしました。

 

「『単語 特急』100文の暗唱ができるようにします」

 

改訂版が出たら、前の版にあったかどうか差がわかるほど、やりこみます。
目標期限は改訂版が出るまで、です。

 

もし一緒に取り組んでみたい、という方がいれば、お声がけください。
お互いにプレッシャーをかけながら、取り組んでいきましょう!

この単語帳で TOEIC 頻出の言い換えとして出る「類義語」を知る。

TOEICでは Part 3,4,7 を中心に「語句の言い換え」がなされることがあります。
「パラフレーズ」だなんて言われることもありますね。

 

この言い換えを瞬時に見抜くことができることがスコアアップの秘訣の一つなのですが、
言い換えられ方はさまざまなパターンあるため、すぐに身につけられるものではありません。
問題を通して「あー、こういう言い換え方をするのか」といまだに学ぶことがあるほどですから。
(よくよく考えてみれば、日本語でも同じ出来事を数通りの別の言い方で言えますよね。)

 

そんな中で、「単語同士の言い換え」を見抜けるようになることが第一歩です。
たとえば、purchase 〜(〜を購入する)は buy 〜 に言い換えられることがあります。

 

そこで、ぼくは学校の授業の中で「この単語とこの単語は結びつけておさえてね」という話をよくします。
授業ではすべてが頭の中に入っているかのように紹介するわけですが、残念ながら完璧超人ではありません…。
誰かから「これとこれが大体同じ意味だ」と言われればわかるのですが、
「これと同じ意味の単語は?」と問われるとすべてが出てくるわけではないのです。

 

そのため、授業の準備として「類義語」を調べるようにしています。
辞書を使用したり、さまざまな辞書を使用したりするのですが、
たくさんの「類義語」の紹介をし、かつ、TOEICという試験範囲を逸脱しない単語帳があります。

 

それがこれ。

単語特急

単語特急2

3までありますが、1をメインにして、適宜、2も使用しています。
単に意味だけではなく、語法(使い方)まで示されていますので、
改めて目を通してみると、発見がまだまだありますね。

 

『単語特急』は手持ちのTOEIC本の中では最も繰り返した本のうちの一冊ですが、
それはあくまで「問題」だけだったようです。まだまだやり込む余地が残っています。
学生たちの頭に語彙のネットワークを作るとともに、ぼくの頭の中のネットワークも強化していきます。

 


懐かしの『単語特急』をやり直してみたところ、大量の付箋がついたワケ

単語特急_付箋

 

見てください、この付箋の量。
ひさしぶりに解き、じっくりと目を通してみました。
手持ちの本の中で最も繰り返した『単語特急』ですから、問題を間違えることはありません。

 

ただ、類義語や派生語など、まだまだ身についていない、見逃していたものがありました。
単に理解しているだけ(=アウトプットはできない)のものやあやふやなものに付箋をつけた結果が写真の状態です。

 

今までは学習者として使用してきた一冊でしたが、
講師として指導する立場を考慮して読み返したことによって、
自分に足りない部分が見えてきたように思います。

 

先日読み返した『文法特急』も『単語特急』も読んでいて、
言葉にできない、何か壁を感じるのですが、
これを乗り越えた先にはパワーアップした自分が待っている気がします。

 

それにしても、『単語特急』は出る単語の宝庫だなあ、と改めて。
語彙問題が苦手な方は、この一冊を取り組まない手はないです。

 

(参考)
ぼくが『TOEIC 単語特急』の英文をどのように暗記しているか

第191回TOEIC公開テストのとあるPartに出てきた viable がぼくの学習の甘さを露呈させてくれた

ぼくは6月の第191回TOEIC公開テストにて、viableという単語に出会いました。
見かけたことのある単語でしたが、正確な意味は思い出せませんでした。
結果、この単語を正確に知らなかったことによって、ある間違いを犯しました。

 

正直、TOEICの本番で知らない単語に出会うことは多いにありえると考えていますが、
どこかで見かけたことのある単語だったため、自分が何かの本で接したのではと思い、
手持ちの本をいくつか当たってみました。

 

すると、驚愕の事実を突きつけられます。
ぼくが「やりこんだ」と自信を持って言える一冊の『単語特急2』に出ているんですね。

 

単語特急2

 

viability 類義語:feasibility

 

問題の中に「viability」が含まれているため、本文を何度も読み込んでいれば、
「viability」が頭に入っているはずですし、そこから形容詞の viable を予測できたはずです。
feasibility もその形容詞 feasible も意味は知っていましたので、
これらの単語のネットワークができていれば、viable の意味にたどりつけたでしょう。

 

…orz

 

他に自分が「やりこんだ」と言える本を当たってみたところ、見つからなかったのですが、
TOEICの対策を始めたばかりの頃に購入した『上級者への TOEIC Test 英単語』が目に留まりました。

上級者へのTOEIC英単語
この本を使っていた当時はまだまだ知らない語句が多く、そこまで「やりこんだ」感はないのですが、
何周かはしていたと思いますので、一応、目を通してみました。
すると、見出し語にあるではないですか。

 

viable

 

まじかあああ!と家で思わず叫んでしまいましたね。
自分の手持ちの本をいかに深くまで取り組めていないかを感じ、
ガツンと頭を殴られたような気分です。

 

「一冊すべてを自分の中に取り込め」

 

 

ちなみに、他にも「この本に出てるよ」という情報がありましたら、ぜひいただけると嬉しいです。


TOEIC Part 5 の約100問を「10分」で終えるスピード感を得る方法

TOEIC 界では伝説となっているブロガー、
Tommyさんの以下の記事をご覧になりましたか?
「彼は異常だ」ということを肌で体感することができました。

Today’s words 494+α

単語特急2

 

 

『単語 特急2』と『文法 特急2』をそれぞれ10分ずつで解いたそうです。
超ひさしぶりに解いたにもかかわらず、1問ミスという結果だったとのこと。
そのミスを受けて、次のようにおっしゃっています。

 

顔から火が出るほど恥ずかしいんですが、間違えたからにはちゃんと書いておかないとね。
どうぞ罵声を浴びせてください。
その声を学習に向けるように真摯に受け止めます。

 

1問ミスでは満足せず、「罵声をあびせろ」というのは、どれだけ謙虚なんでしょうか。
Tommy さんが「変態」と呼ばれる所以がわかりますね。

 

この記事を見て、「自分もひさしぶりにチャレンジしてみよう」と思い、早速、取り組んでみました。
(人のブログを読んで刺激をもらえるところがブログのいいところのひとつですね♪)

 

まずは『文法 特急2』を手に取り、時間をはかりながら問題を解いてみました。
結果は…

2問ミス(所要時間20分)

です。

 

非常にきつかったです。後半から脳が悲鳴を上げていましたね、確実に。
実際にやってみて、Tommyさんの問題解答のスピード、そして正確さは半端ないとわかりました。
集中力、という観点でも尋常ではないのだと思います。
ぼくみたいに「甘いものでも食べながらやりたい」などと余計なことを考えないでしょう。

 

100問以上を一気に、しかも、素早く、正確に答えていこうとすることは、思う以上に負荷がかかります。
本番はもっと少ない量ですから、練習でここまで負荷をかけておけば、本番が楽に感じるでしょう。
脳に余裕を持って、(大げさですが)ゆったりとした気分で問題に接することができるのではないでしょうか。

 

では、100問以上をそれだけのスピードでこなせるようになるためのコツは何でしょうか。
やり方はたった一つです。

反復

これに他なりません。
正解を覚えて当たり前。そこからが勝負です。
自動的に答えを導き出せるようになるまで、何度も回答のプロセスを通るのです。

文法問題であれば、ルールをパッと取り出すことができるか。
語彙問題であれば、適切な組み合わせをアウトプットできるか。

とことん突き詰めて、問題と向き合う姿勢が大切だと思います。

 

もう一つ、疑問に思われそうなのが、取り組む回数です。
間違えた問題の数にもよりますが、丁寧に5周もすれば、
それ以降はかなりのスピードで解けると思います。
解くときには、先にも申し上げたように、回答のプロセスを大事にすることです。
そこさえ外さなければ、回数バカになろうとも、収穫は常にあると考えていいでしょう。

 

「練習は本番に近いことを」というのはもっともですが、本番で全力を発揮するためのトレーニングも大切です。
その点、100問以上を、限りなく素早く解く、というのはうってつけのトレーニングだと思います。

 

過去にやりこんだ具合の差はあると思いますが、
自分よりはるか上のレベルの人との差を肌で感じることができたのは収穫でした。
自分の学習の甘さが露呈したと思いますし、
まだまだこの本にはやりこむ要素があるのだなと認識させられました。

 

自分にはまだ学ぶべきところがたくさんある。

 

そうわかるだけで、学習意欲がぐんと上がってしまいますね。
それでは、次は『単語 特急2』にも挑戦したいと思います。


ぼくの『新TOEIC 単語 特急』の使い方〜英文の効果的な暗唱の方法

単語特急

 

morite2こと、森田鉄也先生のこちらの記事のように、少しずつ日本語文を掲載してくださっています。
ドリル形式で出してくださるので、こちら側も大変取り組みやすいですね。

 

お忙しい先生であるにもかかわらず、読者のサポートを忘れない、素晴らしい先生だなと感じています。
著書にもその雰囲気が伝わるからすごいです。

 

さて、そんな先生の想いにこたえるべく私も英作文学習をしているのですが、
参考までに私のやり方をご紹介したいと思います。

 

morite2さんは毎回1章の半分ずつを出すので、その範囲を確認した上で、学習を始めます。
先生の記事がアップされた日にすぐに問題を解くわけではありませんが、手順は以下のとおりです。
おそらく瞬間英作文など、英文を暗唱されたい方にも効果的な方法だと思います。

 

1.該当問題を出来る限りのスピードで解く

TOEIC の問題が素材なので、解くことから始めましょう。
20周くらい取り組んでいると、答えを覚えていますが、解き方の手順を確認することが大切です。
そうすることによって、英文が強く印象に残っていきます。

 

そして、ここからが本番です!

 

2.訳を見て「どんな形の英文、単語を使うか」イメージする

1問ずつ日本語訳を確認していきましょう。
その際に、個々の表現に注目するのではなく、【英文の形】に気を配ってください。
「主語+動詞を何にするのか」が一番重要ですよね。
英文によっては人が主語ではない場合もありますから。
(まだ英文は見なくてOKです。)

 

3.自分のイメージと実際の英文をすりあわせる

ここで、自分の考えていた英文と実際の英文を照らし合わせます。
英文を考えたり、悩んだりする時間は省いてしまいます。

英文と訳をいったりきたりして、入念に確認しましょう。
「英語だったら主語をこっちにしたほうが簡単に言えるのか」なんて発見はよくあります。

実際の英文と自分の考えが合ったときにはまさにネイティブ状態です!
快感を学習意欲に変えられますよ。
個々の表現は後からついてきますから、やはりここでも【英文の形】に注目してください!

 

4.英文を体に馴染んだと感じるくらいまで音読→暗唱

体に落ち着けることはもちろん大切。初めは英文を見ながら。
慣れたら何も見ずに、伝えたいことをイメージしながら。(←理想形。)

英作文と言うと、どうしても日本語→英語という印象ですが、
伝えたいこと→英語、となるように心がけましょう。

 

5.英文の音声を何も見ずに聞く

最後にシメとして音声を聞きましょう。
さらに色濃く、自分の中に英文を残すための時間です。

これだけ触れ合った英文ならスッと耳に入ってくる…はず。
しかも、何の苦もなく英文が聴き取れる快感がここでは味わえますよ!

 

以上です。
こんな感じでporporは勉強してます。
たとえ8文程度でもきっちりこなすと結構時間がかかりますが、一生モノの知識になること間違いなしです。

皆さんもぜひお試しあれ!