昨日に引き続き、使用した本のレビューです。

昨日ご紹介した『パート1・2特急Ⅱ』とともに、発売された4月末にすぐに使用したのではなく、
6月あたりから1カ月くらい使っていたと記憶しています。
さて、今日の一冊はこれ。
■新TOEIC TEST パート3・4特急Ⅱ 出る問総仕上げ
(神崎正哉、Daniel Warriner著/朝日新聞出版)
前作『新TOEIC TEST パート3・4特急 実力養成ドリル』のレビューを探したのですが、書いていなかった模様です…。
(素晴らしい本だったことだけは、ここに記しておきます。ぼくのPart 3,4の正解率アップに多大なる影響を与えましたから。)
前作同様、Part 3が2セット、Part 4が2セットで合計120問収録されている点は同じです。
ただ、前作とは異なる点がいくつかあるため、簡単に言及しておきます。
★本番のテストに即した実践的演習が可能
前作は
3問(1セット)を解答→穴埋めディクテーション+答え合わせ
だったのですが、
今作は、
30問を解答→答え合わせ
という流れです。
※穴埋めディクテーションはホームページからダウンロードが可能
また、英文自体の長さも異なっています。
前作は、本番より長めだったものに対し、
今作は、本番そっくりの長さにしてあります。
負荷をかけたいか、本番を想定したいかで、
どちらを使用するかが異なってくると思います。
★Part 3,4の先読みについて戦略を練られる
今作の目玉と言っても、過言ではないかもしれません。
苦手とする方の多い「先読み」について、詳細な分析がなされています。
また、
「自分がどれだけ先読みに時間を費やしているのか」
「先読みをするためにはどれだけのスピードで読まなくてはならないのか」
「質問や選択肢を読むタイミングはどこか」
などなど、
自分の解き方を見直すいい機会となるページがあります。
本来であれば、前作で負荷をかけたトレーニングをし、
今作で総仕上げをする、というのが通常の流れかもしれませんが、
あえて今作から解いて、基本をきっちり身につけるのもよいと感じています。
もし『パート3・4特急』を使ってPart 3,4対策を行いたい場合は、
ご自分の目的を明確にされてから購入されることをオススメします!
ちなみに、使用してみての感想ですが、
これら2冊で取り上げられる「話のテーマ」「設問」に似たようなものが、
本番で出ることは確実にあります。さすがのクオリティですね。
★英語学習者の英語学習者による英語学習者のための名言
http://matome.naver.jp/odai/2135575047706124701
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