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平常心を保つための学習量

 

 

平常心……!

 

明日は TOEIC L&R 公開テストの受験ですが、
結局、テスト対策は Part 2 をちょこっと解く程度に終わっています。
ここまで来たら、今持っている力を発揮するしかないっしょって感じです。

 

<目標>
・2018年11月 or 12月に TOEIC Speaking で180点を取得する
・2018年11月 or 12月に VERSANT で56点を取得する

を掲げて、心機一転スタートした学習です。

 

<やったこと>
・「実践ビジネス英語」10分で2ビニェットオーバーラッピング
・「実践ビジネス英語」10分で1ビニェット暗唱
・「ラジオ英会話」10分で今週のダイアローグ暗唱

・『THE 7 HABITS OF HIGHLY EFFECTIVE PEOPLE』30分読書

 

<気づき>
「聞く」ことと「読む」ことはだいぶ時間を取っているので、
実力とともに、自信がついてきたように感じています。
学習量と言っても「1日1時間」なので大した量ではないのですが。

 

でも、やるとやらないでは違う。

 

TOEIC 対策をやっていなくても「大丈夫」と思えるのは、
日々の学習の積み重ねがあるからだと信じています。
結果はどうなるかはわかりませんが、全力を尽くすことを誓います。

 

明日、受験される方は、ベストを尽くしましょう。
必ず、獲る。

第230回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想(速報)

本日、第230回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。
ぼくは1月が最後の受験ですから、4か月ぶりです。

ということで、生存報告も兼ねて、感想をつれづれなるままに。
まずは、基本情報から。

=====
●フォーム
*Part 1 の1枚目は「スーツケースを引く2人の女性」です
*Part 7 の言い換え問題は performing / exercise です

●所感(『公式問題集 3』を基準に)
1:普通/2:難/3:普通/4:普通/
5:やや易/6:やや易/7:難
=====

今回もフォームが複数あるため、ご自身の受けたフォームと異なる場合はご了承ください。
(Part 1 の写真や Part 7 の言い換えを覚えてくるのがミソです)

最近は連続受験をしていないので、難易度判定はあてになりませんが、
試験自体が比較的「普通〜やや難」レベルの部類に入るフォームだったと推測しています。

次は、各Partに関する感想です。

<Part 1>
大学の授業では「Part 1 では難問が出る」と伝えているのですが、
800〜900点をふるいにかけるような問題はありませんでした。
すべて標準的な語句が使われた難易度の問題です。

対策方法としては Part 1 の頻出語彙(名詞/動詞)をおさえることです。
改訂前の『パート1・2特急』の「はじめに」に次のようにあります。

英語の講師をしていると「リスニングができないんですけど、どうしたらいいですか?」とよく尋ねられます。僕はいつも「語彙力を上げてください」と答えます。非常に単純な事なのですが、どうも「知らない単語や表現は聞こえない」という事実に直面しようとしない学習者がたくさんいるようです。

Part 1 で全問正解するだけの語彙力をつけるために、
問題演習を多めに行っておくことが大切です。

ぼくは(改訂前ですが)この2冊のおかげでだいぶ対応力がついたように実感しています。


こっちは改訂版。Ⅱもそろそろ出るとか出ないとか。

とにかく「名詞」と「動詞」!

<Part 2>
「難」です。
ここは日本人にとって最難関のパートなのではとすら思います。
というのも、Whoに対して人の名前を答えるような直接的な答えは減り、
「あれをチェックしてみて」のような間接的な答えが増えているからです。

この間接的な応答の第一対策としては、消去法で対応する術を身につけること。
もちろん、地力をつけて答えられるのが理想ですが、欲しいのはスコアです。
最近だと『でる600問』が圧倒的に素晴らしいですね。
問題量も問題の質も Part 2 業界(?)ではナンバーワンです。

<Part 3, 4>
・3人の会話…1問
・図表のついた問題数…Part 3:3問/Part 4:2問
・意図問題…Part 3:2問/Part 4:3問

「3人の会話」は1セットだけありました。
men / women などが設問にあれば、3人の会話と予測できるのですが、
まったく予測できなかった設問だったので、with three speakers と言われて驚きました…。
設問を読んで3人の会話と予測できる力は大切ですが、
それがわからなくとも、対応することはできます。
2人の会話と情報量という観点では差はありませんから、
普段から2人の会話を処理できる力をつけていきましょう。

「図表問題」は解きやすいもので、複雑なものはありませんでした。
「商品と値段」のようなものは、選択肢の逆張りをして待ち構えていればOKです。
ぼくは Part 3, 4 のどちらかで根拠を聞き逃した図表問題がありました…。

「意図問題」は「折れない」「時間をかけない」ことが重要なポイントになりますね。
話の流れを意識しつつ、そこにピタッとハマる選択肢を選びましょう。
意図問題は選択肢の読解に時間がかかりますから、迷いは禁物です。
意図問題の発言以降を聞き逃したり、設問の先読みの時間が減る可能性が出てきますから。

『公式問題集』を使用して、設問の先読みなどの自分の解き方を固定しましょう。
それができてきたら、素材を使って、音読などのトレーニングを取り入れるといいです。
(早く新しいナレーターに対応した『公式問題集』が欲しいところですが…)

<Part 5>
全体的に難易度をならすと、「やや易」と言えると思います。

まず、文法問題について。
品詞問題や動詞の形を問うものなど、昔からの定番の問題だらけです。
他の種類の問題や Part 6, 7 に時間を回す必要があるでしょう。

次に、語彙問題についても、さほど難しいものはありませんでした。
印象に残っているのは equal (share) です。
カタカナとして一般になっている語が狙われるのはこれから増えるかもしれませんね。

今のレベルによりますが、TOEIC に慣れているのであれば、
『でる1000』で文法問題を極めて、『千本ノック』でトレンドをおさえると良さそうです。

<Part 6>
難易度は「やや易」です。
文法問題が多かった分、解きやすかったように思います。
話の流れがわかりやすいものが多く、文挿入問題も解きやすかったでしょう。

Part 6 は「全文を読む」スタイルで挑まないと、答えられない問題が数多く出てきます。
今回のように文法問題が多めの回に当たればラッキーですが、
そうでない回に当たった場合は時間が多く取られてしまいます。

上で文挿入問題は解きやすかったと書いたものの、それでも時間は取られます。
ぼくはどちらかというと苦手な問題の種類なのですが、『パート6特急』で鍛えた感はありますね。
本番よりは易しい問題が収録されているのですが、解く上での頭の動かし方を学んだ感じです。

<Part 7>
Part 7 を「難」としました。
表のような問題はなく、とにかく片っ端から読まないといけない分、
普段から英語を読んでいない方には辛い Part です。

試験直後に次のようなつぶやきをしたくらい。

拾い読みでは正解できる問題はないので、頭から全文読んでいく必要があります。
問題演習を多く行うというよりも、英語を素早く正確に読める力をつけることが大事でしょう。
ですから、日頃読む素材は「なんでもいい」という結論に至りました。
英語を読むことが普通になれば、TOEIC への慣れは後から付いてきます。
もちろん、普段触れる素材が TOEIC がベターですが、そうでなくてもいいと思います。

とにかく読む!

もし TOEIC の素材がいいということであれば、『読解特急5』がいいですね。
ダブルパッセージで嫌が応にも読まなくてはなりませんから。
(トリプルパッセージ編は出ないかな…)

リーディングセクションを通して、ぼくの時間配分は以下の通りです。

Part 5:6分
Part 6:7分
Part 7(SP):23分
Part 7(SP):11分
Part 7(TP):21分

トリプルパッセージは英文量が多くて苦戦した記憶があります…。疲れた。

———

これらはあくまでぼくの個人的な感想ですので、あくまでご参考程度で。
本番の試験を受けてわかることはたくさんありますから、
皆さんもご自身の発見があったら、ぜひ書き留めておくことをオススメします。

以上、ここまでが試験の情報でございました。
もし何か追加していただけることや気になる点があれば、コメントをぜひ!
お答えできる範囲でお答えいたします。
*試験問題の答えはどれ、といった類のコメントにはお返事できません。

第227回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト結果分析+事前の学習内容

1月に受験した TOEIC L&R の結果とアビメが送付されてきました。
そもそも、ブログに結果を書き忘れていたのですが、以下の画像の通りです。

非常に残念、、、

 

 

 

今回は2018年1月の第227回 TOEIC L&R 公開テストの結果分析となります。
参考にさせていただくのは、毎度のごとく、TEX加藤先生の換算表です。
(TEX加藤先生、いつもありがとうございます。)

 

TOEICオタクのブログ(TOEIC正解数換算表)

 

さて、1月のアビメの内訳は以下の通りです。
ぼくは加藤先生が分類される<フォーム1>を受験したようです。

 

===========================

【スコア】
L:495
R:480
T:975

【LAM】
93
100
100
94
71

【RAM】
91
91
96
92
100

 

===

 

【Listeningスコア変移】
2006.09…345
2007.12…410
2008.06…410
2009.01…415
2009.07…420
2009.10…485
2010.01…455
2010.03…435
2010.07…495
2011.06…480
2012.01…490
2012.03…455
2012.07…495
2012.09…490
2012.10…490
2012.11…470
2012.12…495
2013.01…495
2013.07…495
2013.09…495
2014.04…490
2014.05…495
2014.06…495
2014.07…495
2014.09…495
2014.10…495
2014.12…495
2015.01…495
2015.04…490
2015.05…495
2015.06…495
2015.07…485
2015.09…490
2015.10…495
2016.01…495
2016.03…495
2016.04…495
2016.05…495
2016.06…490
2016.07…475
2016.09…495
2016.10…495
2016.11…490
2016.12…495
2017.01…485
2017.03…495
2017.07…495
2018.01…495

 

<直前の学習>
普段から「実践ビジネス英語」をトレーニング素材として扱っていますが、
試験の一週間前からは Part 3, 4 を1.2倍速で毎日オーバーラッピングを行いました。
これは TOEIC 勘を取り戻すことが狙いです。

 

<感想>
久しぶりの受験ということもあり、リスニングでは495をキープしたいという緊張感がありました。
本番ではミスをした自覚はあるものの、そこまでミスはしていないかと思いきや、ひどい有様です。

アビメを見ると、
1つめの項目で1ミス。
4つめの項目で3ミス。
5つめの項目で4ミス。

なぜこの結果で満点なのでしょうか…?
正直、よくわかりません。

新形式になって「意図問題」で間違える確率が非常に高いので、
文脈を聞き取り、選択肢から素早く選ぶことができていないと言えるでしょう。

結果的に495が取れたからいいものの、トレーニングの質や量を考える余地があります。

 

<次の試験へ向けて>
学習は楽しくないと続かないので、「実践ビジネス英語」はこれからも継続していきます。
今はこれに加えて、「英検1級」の素材を使用しているので、2つを並行して行う予定です。
リスニングに関しては、今回同様、本番一週間前からで間に合うと判断しています。
あとは、TOEIC の授業や講座で扱う素材を学習する機会と捉えて、TOEIC 力を上げていきます。

 

===

 

【Readingスコア変移】
2006.09…390
2007.12…440
2008.06…425
2009.01…465
2009.07…450
2009.10…450
2010.01…465
2010.03…455
2010.07…470
2011.06…465
2012.01…470
2012.03…490
2012.07…475
2012.09…490
2012.10…490
2012.11…485
2012.12…495
2013.01…480
2013.07…490
2013.09…495
2014.04…495
2014.05…485
2014.06…465
2014.07…480
2014.09…495
2014.10…490
2014.12…495
2015.01…490
2015.04…465
2015.05…480
2015.06…490
2015.07…495
2015.09…495
2015.10…480
2016.01…495
2016.03…480
2016.04…495
2016.05…495
2016.06…490
2016.07…485
2016.09…475
2016.10…490
2016.11…480
2016.12…490
2017.01…495
2017.03…470
2017.07…475
2018.01…480

 

<直前の学習>
普段から「読む」行為は行っていません。というか、手が回っていません…。
本番一週間前から『公式問題集』の Part 7 の文章だけを読むようには心がけました。
しかし、それも付け焼刃だったようです…。

 

<感想>
新形式になってから、495を取得できたのはたったの2回です。
量に圧倒されて、細かいところまで読み取れていない証拠でしょう。

1つめの項目で2ミス。
2つめの項目で2ミス。
3つめの項目で1ミス。
4つめの項目で2ミス。

時間配分は(6分/8分/60分)くらいでクリアできていたので、そこは問題ありません。

また、語彙は単語帳をやるなどでは解消されない領域なので、手をつけません。
正直、運次第だと考えています。
もちろん、模試をやって間違えた語彙はつぶすようにします。

一方、Part 7 の項目でミスが目立つのは、素早く正確に読めていない証拠です。
何より本番で息切れをした感じがあるのですが、それは普段から読んでいないからでしょう。

 

<次の試験へ向けて>
何かしら英語を読むことを習慣づけることから始めます。
おそらく「TIME」か「The Japan Times」です。
内容を捉えることを重視しつつ、その中で語彙力も高められたらと。

 

以上、私なりの分析でございました。
何か気になることがあれば、ご質問はお気軽にどうぞ!

第227回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想(速報)

 

 

本日、第227回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。

 

ぼくは昨年の7月が最後の受験ですから、半年ぶりです。
ここまで期間を空けたのは久しぶりでしたので、楽しみと不安が同居していました。

 

さて、毎回のように、感想をつれづれなるままに。

まずは、基本情報から。

 

=====
●フォーム
?(解答用紙A面ピンク/QRコードでした)
*Part 1 の1枚目は「売場のカウンターの後ろにいる女性」です
*Part 7 の言い換え問題は estimates / set aside / issued です

●所感
1:普通/2:普通/3:普通/4:やや難/
5:普通/6:やや易/7:難
=====

 

新形式になってからの公開テストを比べた形での所感です。
フォームが複数あるため、ご自身の受けたフォームと異なる場合はご了承くださいませ。

 

ぼくは久しぶりの受験だったこともありますが、
試験自体が比較的「普通」レベルの部類に入るフォームだったと推測しています。

 

次は、各Partに関する感想です。

 

<Part 1>
「Part 1 は全問正解したい」Part に変貌しています。
800〜900点をふるいにかけるような問題はありませんでした。
すべて標準的な語句が使われた難易度の問題です。

対策はPart 1 の頻出語彙(名詞/動詞)がコンパクトにまとまっているものがいいです。
ずっとオススメしている『ドリーム特急』の Part 1 セクションを見てください。
あまり大きな声では言えませんが、立ち読みで十分です(笑)

あとは、『公式問題集』を中心に、問題演習をしておけば大丈夫でしょう。
(ぼくは今回『公式2』TEST 2 をひたすらやり込んで臨みました)

 

 

<Part 2>
全体としては「普通」としています。
5W1H 疑問文を自信を持って回答できるところから始めたいですが、
1問は答えが選びにくい問題があったように記憶しています。

旧形式に比べて難易度は間違いなく上がっています。
特に、間接的な応答が混じってきますから、消去法で対応する術を身につけましょう。
もちろん、地力をつけて答えられるのが理想ですが、欲しいのはスコアです。

普段の練習時には消去法で答えておいて、
復習のときには英語力を高めるトレーニングをすればいいです。
「この道、混んでいるんだ」→「電車を試してみたら」のような、
英語でピンと来にくいやりとりについては、しっかりストックしておきましょう。
何度もやりとりを聞いて、音読をしておくのがオススメです。
その際には「場面」と「感情」を意識するとベターですよ。

やりとりの聞き取りづらさに加えて、ここ最近出現しているのかもしれませんが、
今回初めて出会った男性ナレーターのスピードにやられました。
スピードに対応できるように普段から負荷をかけた学習をしておきたいものです。

 

 

<Part 3, 4>
まずは、新形式についてまとめておきます。

・3人の会話…2問
・図表のついた問題数…Part 3:3問/Part 4:2問
・意図問題…Part 3:2問/Part 4:3問

「3人の会話」のセットの次に「意図問題」を出題してくるのは、難易度を上げたい証拠です。
先読みや回答のリズムが崩されないように、潔く切り替えて諦めましょう。

「3人の会話」は2セットありました。
片方のセットに固有名詞(人の名前)が入っていたので警戒していたら、予測が当たりましたね。
あとは、設問に men / women があったので、「よし、来い」と問題に臨めました。
事前に3人の会話とわかっているかどうかで、聞こえ具合は変わるでしょう。
しっかりと設問に目を通しておくことが大切です。

「図表問題」は解きやすいもので、複雑なものはありませんでした。
「商品と値段」のようなものは、選択肢の逆張りをして待ち構えていればOKです。
しかし、強いて挙げるならば、地図が絡む問題は難易度が上がりますね。
地図と絡めた問題は、どのような出題内容が定番なのかをもっと調査する必要があります。

「意図問題」は「折れない」「時間をかけない」ことが重要なポイントになりますね。
先読みや選択肢の読解に時間がかかりますから、解くかどうかを事前に決めておきましょう。
意図問題の出どころによって、次以降を聞き逃す可能性が出てきますから。
目指すリスニングのスコアによっては、意図問題を捨てていいと考えています。
解くと決めた方は先読み時点での選択肢の絞り込みをすることと、
回答するときにスパッと決めることが大切になってくるでしょう。

とはいえ、「3人の会話」「図表問題」「意図問題」といった新形式の問題に神経質にならず、
従来通りの形式をしっかりと解けるようにしておくトレーニングを積む必要があります。
そこでできた余裕があれば、新形式の問題へ注力することができますから。

そういえば、話の内容(場面)をストックしておく必要性も感じました。
次のような場面を聞いてピンと来ますか?

「私が家を不在にしている間、スペアキーを渡すから、業者さんの対応をお願いできない?」

日本ではあまり考えにくい話なのですが、海外ではよくある話なのでしょう。
『公式問題集』で出てくる話の内容(場面)は日常的な場面としておさえておきたいですね。

 

 

<Part 5>
全体的に難易度をならすと、「普通」と言えると思います。

まず、文法問題について。
品詞問題や動詞の形を問うものなど、昔からの定番の問題だらけです。
他の種類の問題や Part 6, 7 に時間を回す必要があるでしょう。

次に、語彙問題については、「普通〜やや難」の印象を受けました。
120番以降の語彙問題の難易度がグッと上がった印象です。

印象に残っているのは (aggressive) advertising という語彙問題です。
ぼくは消去法で出しましたが、このコロケーションで知っておきましょう。

そういえば、最新の『千本ノック!』に類似の問題がありましたね。
この本は旬の本ですので、最新刊が出たらやっておくべきです。

 

 

<Part 6>
難易度は「やや易」です。
文法問題はあまりなく、語彙問題ばかりで、拾い読みでは対応できません。
文挿入問題も同様ですね。

Part 6 は「全文を読む」スタイルで挑まないと、答えられない問題が数多く出てきます。
文挿入問題は解くのに時間がかかりますから、目指すスコアによっては捨てましょう。
解きに行く方は、段落の内容をつかみながら、空欄の前後をしっかりと見ること。
解き慣れることで頭の動かし方がわかってくるので、『パート6特急』あたりで猛特訓すべし、です。

 

 

<Part 7>
Part 7 を「難」としました。
英文の分量が多く、設問の根拠を探すのに時間もかかります。

シングルパッセージの序盤から文字が小さく、分量が多かったですね。
シングルパッセージの最初と最後にチャット問題があったのは目新しかったです。
解きやすい部類の問題と言われていますが、意図問題は場合によっては飛ばしましょう。

文挿入問題の2問は易しかったです。
どちらも also がキーワードという易しい設計でした。

書き手の意図を問う問題の2問はチャットの流れを追えるかどうかがポイントですね。
内容を素早く読みとりながら、文脈に合う選択肢を選ぶのは簡単ではありません。

ダブルパッセージやトリプルパッセージは時間をかければ解ける問題たちでしたね。
ただ、トリプルの最後の問題に難しいものがありました。
いつもは納得して答えを選ぶのですが、最後まで根拠が見つからないという…。
(絵画をレンタルする会社のサービスについてわかることは?という問題です)

文章を細切れに読んでもいいのですが、時間がかかって仕方がないので、
一文章を一気に読みきって記憶する力を高めておきたいところです。
段落を区切れ目にして、内容をまとめる癖をつけるといいと考えています。

 

———

 

これらはあくまでぼくの個人的な感想ですので、あくまでご参考程度で。
本番の試験を受けてわかることはたくさんありますから、
皆さんもご自身の発見があったら、ぜひ書き留めておくことをオススメします。

以上、ここまでが試験の情報でございました。
もし何か追加していただけることや気になる点があれば、コメントをぜひ!
お答えできる範囲でお答えいたします。
*試験問題の答えはどれ、といった類のコメントにはお返事できません。

 

私個人の話は(どーでもいいでしょうけれど)別の記事で書きます。

最高のクオリティー!『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 2』TEST 2 を解いてみた

 

第226回 TOEIC L&R 公開テストを受験された皆様、お疲れさまでした。
試験前のつぶやきを掲載しておきます。

 

 

はい、ぼくは受験をしませんでした。
今年は受験回数が少なめですが、お気になさらずに。
つぶやきにもあった通り、模試を2時間通しで解きました

しかも、開始時間は13時より前倒しになってしまいましたが、
単に解くだけではなく、栄養ドリンクを飲んだり、昼食は少なめにしたり、
本番さながらの集中力で臨みました

 

というのも、使用する模試がこれだったから。
『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 2』

 

 

公式が作成した問題に対してはいつもと臨み方が違います。
自身に「本番だと思え」と何度も言い聞かせましたから。
7月から本番から遠ざかっていますから、どうなるかと思いながらも、
2時間を最高の集中力で臨めたと思います。

 

結果は果たして。

 


Listening:97/100
Part 1:6/6
Part 2:25/25
Part 3:36/39
Part 4:30/30

Reading:94/100
Part 5:29/30(7分30秒)
Part 6:15/16(7分30秒)
Part 7:51/54(SP21分30秒/DP8分00秒/TP21分30秒)

 

「やっぱり公式はすげー」

解きながらこのように思いました。
何がすごいって、難易度や出題傾向など「本番さながら」なんですよね。
市販の模試とは比べ物にならないクオリティーだと感じています。
よく情報誌やサイトで「『公式問題集』を繰り返しやれ」と言われますが、
その類の情報は当たっていると考えています。
TOEIC を攻略する上で、『公式問題集』は外すことのできないアイテムです。

 

*『公式問題集』でスコアアップを一緒に目指す講座はこちら↓
人生を変える TOEIC スコアアップ短期集中学習塾

 

正解数も今の実力を表していると思います。
トータルスコアは960-970あたりでしょう。

 

リスニングは心地よい難易度です。簡単すぎず難しすぎず。
特に、Part 2 は秀逸だと感じました。
少しでも気が抜けると「やられる」という本番の緊張感が漂います。

 

リーディングは「公式だから本番より簡単」と言われることが多いですが、
Part 5, 6 については、本番と変わらない標準的な難易度だと思います。
この TEST 2 が解けないのに、いろいろなものに手を出すのは危険ですね。
一方、Part 7 は本番より分量がやや少なめか、正解を導きやすい設問や選択肢が多かったでしょうか。
どちらにせよ、真正面から読み、記憶し、正確に照合する力が問われますね。

この半年は公開テストを受験できていないのですが、
特に Part 7 が難化していると聞きますので、おそらくこの感覚は当たっているでしょう。

 

新しく発売された『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 3』に目移りしそうですが、
その前に『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 2』を繰り返し解き、復習したいものです。

『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 3』はまだ解いていないので、
難易度はわかりませんが、解き次第、レビューを記事にしたいと思います。

楽しみにお待ちくださいませ。

 

現時点で本番に最も近い、最高のクオリティー。

今日の #TOEIC 復習単語 persuasive

 

TOEIC 講師でありながら、予備校講師である morite2(森田鉄也)先生をリスペクトした記事です。
悪く言えば、TOEIC に出てきた語句を紹介する「TOEIC 復習単語」のパクリ記事です。

 

近々公開しますが、第222回 TOEIC L&R 公開テストのスコアシートが返ってきました。
数字はひどいものなのですが、ありのままを告白してみようと考えています。

 

一つだけ事前にお伝えすると、「語彙」の項目は100%でした。
ですので、今日ご紹介する単語が正解だったことはほぼ間違いありません。
本番時に pervasive と見間違えたことで、強く記憶に残っています。

 

persuasive

 

英辞郎のページはこちらです。このページから例文を引用させていただきます。

 

His speech wasn’t quite persuasive enough.

 

「説得力のある」という意味の形容詞として覚えておきたいですね。
動詞の persuade は馴染みがありますが、形容詞はあまり見ないと思います。
動詞の反意語には dissuade(〜を思いとどまらせる)というものがありますね。

 

これを機会に押さえておきましょう。

 

さらに印象強く覚えてもらうために、英英辞典の意味も記しておきます。

 

able, fitted, or intended to persuade

 

パッとしない説明ですが、「説得するだけの力がある」ということでしょうか。

 

おそらく persuasive はどの単語帳にも掲載されるような単語ではないでしょう。
だからこそ、本番という機会を大切にして、使える単語を増やしていきたいものですね。

 

名著である『金フレ』はカバーしています。
さすがというか、最強というしかありませんね。

 

ぼくは同じ特急シリーズでも『単語 特急』派です。


第222回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト結果(速報)

本日、第222回 TOEIC Listening & Reading 公開テストの結果がインターネット上で発表されました。
受験されたみなさんはどのようなスコアだったでしょうか?

 

ぼくは3月以来の受験となったため、どうなるかが心配で仕方なかったです。
今回はどのような結果になったのでしょうか……。

 

 

全体的に「手応えと一致しない」回でした。
8月は1本もブログ記事をアップしていなかった報いでしょうか。

 

リスニングは Part 2 でミスが多かったのと、Part 3, 4 でもミスを重ねたため、
TOEIC 勘が冴えていたか、ボーダーが低いかのまぐれ満点でしょう。

 

一方、リーディングは終わったときの感触は悪くなかったため、
ここまでスコアが落ちたことに心も落ち込んでいます。
悪い意味で「なんも言えねえ」って感じです。

 

3月の TOEIC のスコアが出た後の記事で、次のように書きました。

 

ここ最近、TOEIC 対策から距離を置き、学習を進めているわけですが、
なかなか結果が出ず、もどかしい日々が続いています。
そこで、一旦距離を置くことにしました。

 

実際、TOEIC 対策は一切せずに、試験2週間前くらいから調整に入った感じです。
これでここまでのスコアは出せるので、もう少し修正をすれば、満点に近いかと考えています。
今まで通り、TOEIC 対策を中心には据えることはなく、学習をしていきます。

 

次の受験は11月になりそうです。
まずは10月の英検1級に照準を合わせていく予定です。

第222回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想(速報)

 

 

本日、第222回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。
ぼくにとっては3月以来の受験ですから、前の晩から緊張気味でしたね。
(ずっとこんな感じで TOEIC の問題を眺めていました)

 

さて、毎回のように、感想をつれづれなるままに。
まずは、基本情報から。

 

=====
●フォーム
?(解答用紙A面ピンク/QRコードでした)
*Part 1 の1枚目は「隣り合わせに座る男女」です
*Part 7 の言い換えは

●所感
1:普通/2:普通/3:普通/4:普通/
5:普通/6:普通/7:普通
=====

 

新形式になってからの公開テストを比べた形での所感です。
フォームが複数あるため、ご自身の受けたフォームと異なる場合はご了承くださいませ。

 

ぼくは久しぶりの受験だったこともありますが、
試験自体が比較的「普通〜易しい」部類に入るフォームだったと推測しています。
他の受験者のつぶやきなどを見ると、「難しい」とおっしゃる方がいらっしゃいましたから。

 

次は、各Partに関する感想です。

 

<Part 1>
相変わらず「Part 1 は全問正解したい」という Part ですね。
1問くらい難しいものが混じるかなと思いきや、今回はスタンダードなものばかりでした。

ハイスコアを狙う場合は1ミスもできない Part です。
この Part はあまり傾向の変化がないので、旧形式の本で対策することが効果的でしょう。
ぼくのオススメはちょっと古いですが、『ドリーム特急』の morite2 先生パートです。
(悲しいかな、今や書店では見かけることがありません…)

Part 1 の頻出語彙(名詞/動詞)がコンパクトにまとまっているので、
紹介されているものはすべて押さえておきたいところです。

 

<Part 2>
全体としては「普通」としました。
5W1H 疑問文は間違えることなく正解していくことから始めたいですね。
たまに間接的な応答が混じってきますが、そこは消去法でカバーしましょう。

ぼくは、今回初めて出会った男性ナレーターのスピードにやられましたね。
そのナレーター絡みで、2〜3問はミスしている気がします。

よくセミナーなどでお話するのですが、自分のプレイリストを作成しておくといいですね。
「この問題は瞬時に理解できなかった」という Part 2 の問題だけを集めて、トレーニングをするのです。
今回、改めて Part 2 の弱さを実感したので、Part 2 のプレイリストの更新をしようと決めた次第です。

 

*******
*自分の聞けない問題を紹介し合うセミナーなどをしたら需要はありますか?
(著作権的な問題がわかりませんが…)
*******

 

<Part 3, 4>
まずは、新形式についてまとめておきます。

・3人の会話…2問
・図表のついた問題数…Part 3:2問/Part 4:3問
・意図問題…Part 3:3問/Part 4:2問

3人の会話は2セットありました。
片方のセットに固有名詞(人の名前)が入っていたので警戒していたら、予測が当たりましたね。
別のセットでは意図問題も含まれていて、「ここまでやってくるか」という印象でした。

図表問題と意図問題は一つの Part 内で合計5問とバランスを取っています。
いつも通り、ここは5問でバランスが取られていたのですが、
先に述べたように、「3人の会話+意図問題」がありましたから、
確実に、ETS は難易度を上げてきていると言えるでしょう。

図表問題は解きやすいもので、複雑なものではありませんでした。
選択肢の逆張りをして待ち構えていれば、回答はしやすいものですね。

意図問題についてはもう一つ申し上げたいことがあります。
ぼくのフォームでは Part 3 で2つ連続で出題された後、そのまま図表問題3問が続きました。
明らかに難易度を上げるための仕掛けでしょう。

というのも、意図問題は答えるのに時間がかかるからです。
先読みのリズムを崩しにかかっていると考えています。

意図問題は「折れない」「時間をかけない」ことが重要なポイントになりますね。
意図問題の出どころによって、次以降を聞き逃す可能性が出てきますから。
時間をかけずに直感でスパッと選んでおくトレーニングをしないといけません。
あとは、選択肢を先に読んで、絞り込みを行うことも有効でしょう。

 

とはいえ、Part 3, 4 は新形式ばかりが注目されますが、
旧形式をどれだけ着実に聞けるか/解けるかが大事です。
そこを揺るぎないものにしておけば、新形式にパワーを回す余裕ができますよね。

 

<Part 5>
全体的に難易度をならすと、「普通」と言えると思います。

まず、文法問題について。
品詞問題や動詞の形を問うものなど、昔からの定番の問題だらけです。
endure の品詞問題が一番難しかったでしょうかね。endured or enduring??
それ以外は瞬殺して、他の問題や Part 6, 7 に時間を回す必要があるでしょう。

次に、語彙問題については、「普通〜やや難」の印象を受けました。
120番以降の語彙問題の難易度がグッと上がった印象です。

a wide variety of display (materials / purchases)
The area of the two Porpor plants? (totals / sums / grosses ) 10,000 acres?

今回、8,9分で終えられたのは、前日と当日に、この2冊で Part 5 をメンテナンスしたおかげでしょう。
特に、後者の難しい問題に鍛えられて、高地トレーニングをしたのがよかったですね。


 

<Part 6>
難易度は「普通」です。
1セットは内容がつかみづらく、入れる語彙や挿入する文がすぐにわかりにくかったです。

Part 6 は「全文を読む」スタイルで挑まないと、答えられない問題が数多く出てきます。
逆に言うと、一部だけを見て解くことができる問題はがくんと減ったということです。
また、文挿入問題をどのタイミングで解くか定まっていないと、余計に時間を食ってしまいますね。

そのスタイルに慣れるべく、『パート6特急』はまだまだ解き直す余地がありそうです。

 

<Part 7>
Part 7 を「普通」としました。

今回は、分量的には普通よりやや多めという感じです。
決して少なくもなく、適量という感じでしょうか。

シングルパッセージは分量が多くありませんでしたし、
解答の根拠となる部分もさほど複雑ではありませんでした。
スピード感を持って読み切ってほしい、というメッセージでしょう。
普段から「サクサクとビジネス文書を読む」習慣がないと厳しいかもしれません。
(ぼくはこの素材が TOEIC で十分だと思っています)

新形式の文挿入問題は2問、書き手の意図を問う問題は2問です。
文の内容をパラグラフ単位で追いかけられていれば、答えるのは楽でしょう。

チャット問題は簡単めだと言われていますが、
今回は難しい問題が置かれる 172-175 の位置にありました。
口語でテンポよく読まないといけないため、実は簡単ではないと考えています。
(もちろん、ものすごく難しいというわけではありません。)
短い内容から書き手の意図を汲まないといけないため、
それほど楽とは思えない、というのが正直なところです。
場合によっては飛ばさないと、泥沼にはまる可能性が考えられます。

ダブルパッセージやトリプルパッセージは時間をかければ解ける問題たちでしたね。
大事なのは一読して内容をつかみ、記憶する力でしょう。
何度も読み返して、解答の根拠を探すのでは時間が足りません。
(ぼくは今回、問題を一気読みすることを心がけました。)

 

「ミーアキャットがフラミンゴ♪」と脳内で再生されたトリプルパッセージを読んだ方は、
きっとぼくと同じフォームですし、集中力が切れた証拠でしょう。

 

———

これらはあくまでぼくの個人的な感想ですので、あくまでご参考程度で。
本番の試験を受けてわかることはたくさんありますから、
皆さんもご自身の発見があったら、ぜひ書き留めておくことをオススメします。

 

以上、ここまでが試験の情報でございました。
もし何か追加していただけることや気になる点があれば、コメントをぜひ!
お答えできる範囲でお答えいたします。
*試験問題の答えはどれ、といった類のコメントにはお返事できません。

 

私個人の話は(どーでもいいでしょうけれど)別の記事で書きます。

第220回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想+難化する Part 2 対策

 

 

TOEIC の受験をしばらく控えることにしてから、2回目の公開テストを迎えます。
それが5月の第220回 TOEIC 公開テストです。

正直に申し上げますと、公開テストがあったことすら忘れていました。苦笑
自分が受験しないと、こうも他人事になってしまうものかと驚いています。

 

 

さて、受験はしないものの、どういった問題が出たかは気になります。
TOEIC 講師陣を中心にブログの記事を確認してみましょう。
フォームが同じか確認する術がないため、同じ問題かはわかりませんが。

 

—–
・神崎正哉先生
温泉旅行が終わった後にアップされるでしょうか。笑

TEX 加藤先生

花田徹也先生

OJiM さん

相澤俊幸先生
—–

 

おまけで、信頼のおける出版社であるアスク出版さんのつぶやきも掲載です。

 

前回の TOEIC では、Part 7 に着目をして、記事にしました。

 

第219回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想+大量 Part 7 問題への対策

 

今回は Part 2 に注目してみたいと思います。
というのも、多くの方が「」という評価をしているからです。

Part 2 が難しいというのは今に始まったことではありません。
なぜなら、こんな本が出ているくらいですからね。
ずいぶん前から難化傾向にあるわけです。

 

そんな状況の中、連続受験をしている方が「難しい」というのであれば、
それはさぞかし難しいセットだったのだろうと想像がつきます。

 

では、この状況をどう打開すればいいのか?

 

ひとつは、消去法をうまく活用することです。
OJiM 監督が記事の中で言及していますが、消去法をうまく使えば、
正解にたどり着くことは可能なわけですね。
990点を目指すからといって消去法を使わないということはありません。
(ぼくは苦手な Part なので、消去法はバンバンと使います。)

 

ふたつめには、実力をつけていくことです。
ぼくがよくオススメするのは「MY Part 2 問題集」を作ることですね。
自分が瞬時に反応できなかった、あるいは聞き取れなかったものを
プレイリスト化して、どんどんとストックするわけです。
それを何度も聞き直しては、自分の知っている会話パターンを増やすのが狙いです。

 

さらに、「ディクテーション」もオススメすることがありますね。
短文を聞き取っては頭の中に一時的に記憶しておくトレーニングです。

 

 

素材は『公式問題集』だけでは足りないので、特化している次の2冊がオススメでしょう。
「難化対策ドリル」は増補版のほうをお買い求めくださいね。

 

Listening Section の中で、Part 2 は難しくなっているものの、
ここでつまずくと、Part 3, 4 がいつも以上に手強くなってしまいます。
ですから、Part 2 をスムーズに通過するためにも侮らないようにしましょう。

 

ぼくは7月に受験予定なので、難しいセットが来てもいいように、
「MY Part 2 問題集」のプレイリストを整備しようかと思いました。

 

【告知】
9月の TOEIC 公開テストをみんなの目標として、一致団結で受験に向かいます。
この記事でお話した Part 2 の取り組み方なども具体的に扱います。

【6月開講】TOEICスコア伸び悩みの壁を破ろう!
パーフェクトスコアラー思考を身につける「天狼院 TOEIC パーフェクト・ゼミ」
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【note 更新中!】
TOEIC の新形式にビビらなくなるたったひとつの方法と本当に使える教材たち

第219回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想+大量 Part 7 問題への対策

先日、記事に書きましたが、TOEIC の受験をしばらく控えることにしました。
その第一弾(?)が4月の第219回 TOEIC 公開テストです。

受験日当日は出かけていたのですが、
「この時間にはこの Part を解いているなあ」
という変な気持ちになっていましたね。
客観的に見ると、大変気持ちが悪いです。笑

 

 

さて、受験はしないものの、どういった問題が出たかは気になります。
TOEIC 講師陣を中心にブログの記事を確認してみましょう。
フォームが同じか確認する術がないため、同じ問題かはわかりませんが。

 

—–
神崎正哉先生

TEX 加藤先生

花田徹也先生

OJiM さん

相澤俊幸先生

澤田健治先生
—–

とあるフォームは Part 7 が難しかったようです。
Part 7 の難易度は、今のところ、運に左右される気がします。
量の少ない問題にあたることもあれば、逆のこともあるという。
回答する側を泣かせるような問題作りになっているわけです。

 

ぼくも難しいものに当たったことがありますが、どこまでできるかを試す実験でしょう。
今回の難しいフォームも実験だと思われます。

 

ただ、次の第220回で、新形式になって1年が経過しますから、
そろそろ落ち着いてもいい頃合いです。

 

さて、今回は、そんな難しいと言われる Part 7 について考えを巡らせてみたいと思います。

 

Part 7 は「量」がものを言います。
問題の根拠が探しにくく、時間がかかることも挙げられるのですが、
それよりも「量」が難易度を上げていると言えるでしょう。

 

この「量」を克服するためにはどうすればいいのか。
ぼくも韓国の模試である HACKERS を解いては、「量」に泣かされているので、

最近、このことを考える機会は非常に多いです。

 

で、出た結論はたった一つ。

 

普段から大量に読もう。

 

至極シンプルです。
澤田先生の記事にも同様の内容が書かれています。

 

この量の英文に圧倒されないためには、普段からTOEICに限らず、大量の英文に触れる「多読」を実践している必要があります。多読は、TOEIC学習者の間ではあまり浸透していませんが、パート7攻略のカギの一つになると僕は思っています。

 

ぼくも TOEIC の素材に限らなくていいと思うのですが、
60分近く、英語を読み続ける体力が、どうしても必要になっています。
旧形式の TOEIC よりも Part 7 は問題数が増えていますから、
「長時間、英語を読んでいられますか?」と問われているわけです。

 

これを本番で実践させるためには、練習で行う必要があります。
練習で行っていないことは、本番ではできませんからね。

 

ここ最近は、TOEIC から離れているものの、
継続した時間で英語を読むことに挑戦しています。
(素材は主に「TIME」です。)

 

皆さんもまとまった時間でまとまった英語を読む訓練をしてはいかがでしょうか?
ぼくもゴリゴリと読むトレーニングをしていきたいと思います。

 

↓これは最近の TIME の中でも興味深い記事が多かった号です。