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「塗り絵の恐怖、再び」『HACKERS 新TOEIC 実戦1000題 2 問題集』TEST 5 を解いてみた

 

 

都内某所の会議室にこもっての模試を解く会に参加したレポートです。
以下の記事で書いた HACKERS の続き、TEST 5 に挑戦した結果となります。

「10年ぶりの塗り絵です」『HACKERS 新TOEIC 実戦1000題 2 問題集』TEST 1 を解いてみた
「心地いい難易度です」『HACKERS 新TOEIC 実戦1000題 2 問題集』TEST 2 を解いてみた
「またもや塗り絵」『HACKERS 新TOEIC 実戦1000題 2 問題集』TEST 3 を解いてみた
第216回 #TOEIC 公開テストの前日に行った勉強(TEST 4 の感想)

ここ最近、TOEIC の問題はめっきりと解くことはしていません。
唯一の『単語 特急』も2週間に1度解くくらいになってしまいました。
それ以外はTOEIC の問題を解くことはしていません。
この模試を解く場が唯一の問題を解く勘を取り戻す大切な時間です。

 

TOEIC_HACKERS_Listening

 

TOEIC_HACKERS_Reading

 

いつも酷い結果を叩き出す HACKERS の模試なのですが、
今回はどのような結果だったのでしょうか?

 


Listening:88/100
Part 1:6/6
Part 2:22/25
Part 3:35/39
Part 4:25/30

Reading:82/100
Part 5:30/30(10分00秒)
Part 6:14/16(11分00秒)
Part 7:38/54(SP29分00秒/DP10分00秒/TP15分00秒)

 

リスニングは HACKERS の問題集の割にはできましたが、
リーディングが完全なる力不足を露呈してしまいました

 

リスニングは解いている最中は「聞けている」印象を持てていたのは、
Part 3, 4 で先読みがうまくいったからでしょう。
また、先読みができなかったとしても、切り替えながら聞けたからでしょう。
このあたりの「メンタル」がカギを握ると思っています。

 

 

正直なところ、リスニング力アップは今の課題として、鋭意取り組んでいるところなので、
(↓『実践ビジネス英語』を4月から始めました。)


努力が実力に結びついていけば、もっと正答数は上がっていくように思います。
解き方は身についているので、あとは地力を上げていくだけです。

 

 

一方、リーディングは考えものです。
Part 5, 6 の正答率は決して悪くないのですが、時間がかかりすぎています。
そのせいで、Part 7 を解いているときに「時間ばかりを気にする」ことになりました。
時間に追われているようでは、高い正答数はたたき出せませんね。

 

Part 5, 6 はもう少し荒く解くことが目標になりそうです。
荒く解いても正答率に変わりがないことが多いですから。
特に、Part 6 が時間のロスが激しいので、文挿入問題など、
時間のかかる問題は「えいや」と選ぶ姿勢が大事になってくると感じています。

 

Part 7 は内容が理解できないというよりも時間管理の問題で、
あとでじっくり読み直すと、解けるものばかりでした。
最後の8問くらいは塗り絵……すらしていません。降参です。

 

ですので、全体の時間管理を見直しすることから始めて、
「真っ向から読む」スピードを純粋に高めていこうと思います。
TOEIC レベルの英文でも、まだ返り読みをする場面があるため、
読解力を高める訓練を怠らないように、日々リーディングに力を入れていきます。

 

TEST 6 は両セクションともに「90 over」を目指したいものです。
勉強量を増やしていかないと、まだまだ到達できそうにありません。
精進してまいります。


第219回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想+大量 Part 7 問題への対策

先日、記事に書きましたが、TOEIC の受験をしばらく控えることにしました。
その第一弾(?)が4月の第219回 TOEIC 公開テストです。

受験日当日は出かけていたのですが、
「この時間にはこの Part を解いているなあ」
という変な気持ちになっていましたね。
客観的に見ると、大変気持ちが悪いです。笑

 

 

さて、受験はしないものの、どういった問題が出たかは気になります。
TOEIC 講師陣を中心にブログの記事を確認してみましょう。
フォームが同じか確認する術がないため、同じ問題かはわかりませんが。

 

—–
神崎正哉先生

TEX 加藤先生

花田徹也先生

OJiM さん

相澤俊幸先生

澤田健治先生
—–

とあるフォームは Part 7 が難しかったようです。
Part 7 の難易度は、今のところ、運に左右される気がします。
量の少ない問題にあたることもあれば、逆のこともあるという。
回答する側を泣かせるような問題作りになっているわけです。

 

ぼくも難しいものに当たったことがありますが、どこまでできるかを試す実験でしょう。
今回の難しいフォームも実験だと思われます。

 

ただ、次の第220回で、新形式になって1年が経過しますから、
そろそろ落ち着いてもいい頃合いです。

 

さて、今回は、そんな難しいと言われる Part 7 について考えを巡らせてみたいと思います。

 

Part 7 は「量」がものを言います。
問題の根拠が探しにくく、時間がかかることも挙げられるのですが、
それよりも「量」が難易度を上げていると言えるでしょう。

 

この「量」を克服するためにはどうすればいいのか。
ぼくも韓国の模試である HACKERS を解いては、「量」に泣かされているので、

最近、このことを考える機会は非常に多いです。

 

で、出た結論はたった一つ。

 

普段から大量に読もう。

 

至極シンプルです。
澤田先生の記事にも同様の内容が書かれています。

 

この量の英文に圧倒されないためには、普段からTOEICに限らず、大量の英文に触れる「多読」を実践している必要があります。多読は、TOEIC学習者の間ではあまり浸透していませんが、パート7攻略のカギの一つになると僕は思っています。

 

ぼくも TOEIC の素材に限らなくていいと思うのですが、
60分近く、英語を読み続ける体力が、どうしても必要になっています。
旧形式の TOEIC よりも Part 7 は問題数が増えていますから、
「長時間、英語を読んでいられますか?」と問われているわけです。

 

これを本番で実践させるためには、練習で行う必要があります。
練習で行っていないことは、本番ではできませんからね。

 

ここ最近は、TOEIC から離れているものの、
継続した時間で英語を読むことに挑戦しています。
(素材は主に「TIME」です。)

 

皆さんもまとまった時間でまとまった英語を読む訓練をしてはいかがでしょうか?
ぼくもゴリゴリと読むトレーニングをしていきたいと思います。

 

↓これは最近の TIME の中でも興味深い記事が多かった号です。

第217回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト結果(速報)+プチ卒業発表

 

 

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本日、第218回 TOEIC Listening & Reading 公開テストの結果がインターネット上で発表されました。
受験されたみなさんはどのようなスコアだったでしょうか?

 

新形式一発目の990点以来遠ざかっている満点ですが、
今回はどのような結果になったのでしょうか……。

 

 

今回は「手応えと一致しなかった」回だったと言えます。

 

リスニングは聞き取れなかった問題がいくつかあったので、
TOEIC 勘が冴えて、まぐれの満点と言えるでしょう。

 

一方、リーディングは時間内には終えられたので、
そこまでミスは多くないと思ったのですが、
ここまで落ち込んだことに落ち込んでいます。
ミスの原因がわかりません。

 

 

ここ最近、TOEIC 対策から距離を置き、学習を進めているわけですが、
なかなか結果が出ず、もどかしい日々が続いています。
そこで、一旦距離を置くことにしました。

 

「逃げだ」

 

こう言われても仕方のないことかもしれません。
ですが、このまま受験を続けていても、意義があまり見出せないため、
しばらく受験を取りやめようと思っています。

 

 

と言っても、講師として、ブロガーとして、
TOEIC のスコアアップを目指す方を応援したいと思っていますので、
参考書や問題集の分析は続けますし、受験も頻度を落として行います。

 

この決断が今後の英語学習にどう響くかはわかりませんが、
新しい試みとして、プチ卒業をしてみます。

 

こう言いながら、次に受けるのは7月の予定です。
4か月も空けるのは久しぶりのことですが、いい方に転ぶよう、
自身の学習を進めていきたいと思います。

第218回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想(速報)

 

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—–

 

本日、第218回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。
2月はテストが開催されていないので、その間に良い調整ができたでしょうか。

 

さて、毎回のように、感想をつれづれなるままに。
まずは、基本情報から。

 

=====
●フォーム
?(解答用紙A面ピンク/QRコードでした)

●所感
1:普通/2:やや難/3:普通/4:やや難/
5:普通/6:やや難/7:普通
=====

 

新形式になってからの公開テストを比べた形での所感です。
フォームが複数あるため、ご自身の受けたフォームと異なる場合はご了承くださいませ。

 

次は、各Partに関する感想です。

 

<Part 1>
「Part 1 は全問正解したい」という Part に変貌しています。
ETS(テスト作成団体)は「耳慣らしに使って」とメッセージを出しています。
Part 1 をミスするようだと、ハイスコアを狙うのは難しいでしょう。

昔から TOEIC を受験・対策をしていれば、聞き馴染みのある表現が並んでいました。
取りこぼしのないように、対策はしておきたいところです。
ぼくのオススメはちょっと古いですが、『ドリーム特急』の morite2 先生パートです。

 

 

Part 1 の頻出語彙(名詞/動詞)がコンパクトにまとまっているので、
紹介されているものはすべて押さえておきたいところです。

 

<Part 2>
全体としては「やや難」としました。
前半は WH 語を聞き取れていれば答えられる問題があるのですが、
後半に進むにつれて、答えがピンと来にくいものが見られました。

一番強烈な印象を残したのは What time is it now? という設問でした。
「◯時」と答えるはずはないのが TOEIC ですね。
間接的なやり取りが増えてきたことを意識した学習に特化する必要があると感じました。

 

<Part 3, 4>
まずは、新形式についてまとめておきます。

・3人の会話…2問
・図表のついた問題数…Part 3:3問/Part 4:2問
・意図問題…Part 3:2問/Part 4:3問

3人の会話は2セットありました。
両方とも設問に固有名詞(=人の名前)が入っていたがために、警戒したら当たりましたね。
3人の会話は、状況の把握とテンポの良いやり取りをうまく捕まえなくてはなりません。
(個人的には Part 2 を素材に使うといいと思っています。)

図表問題と意図問題は一つの Part 内で合計5問とバランスを取っています。
難易度の調整でしょうが、3人の会話はそこに加味されていません。

図表問題は解きやすいもので、複雑なものではありません。
どちらの Part も『公式問題集』に出てくるような、分かりやすいものでした。
地図が出ると難易度が上がりますが、今回はありませんでしたね。

意図問題は、ぼくのフォームでは Part 4 で2つ連続で出題されていました。
1月もそうでしたから、何らかの狙いがあると思っています。
明らかに難易度を上げるための仕掛けでしょう。
というのも、意図問題は答えるのに時間がかかるからです。

意図問題は「折れない」「時間をかけない」ことが重要なポイントになりますね。
意図問題の出どころによって、次以降を聞き逃す可能性が出てきますから。
時間をかけずに直感でスパッと選んでおくトレーニングをしないといけません。
あとは、選択肢を先に読んで、絞り込みを行うことも有効でしょう。

Part 3, 4 は新形式ばかりが注目されますが、
旧形式をどれだけ着実に聞けるか/解けるかが大事なのではないでしょうか。
そこを揺るぎないものにしておけば、新形式にパワーを回す余裕ができますから。

 

<Part 5>
極端に簡単だとか難しいとかいう問題はありませんでした。

まず、文法問題について。
品詞問題や動詞の形を問うものなど、昔からの定番の問題だらけです。
envy の品詞問題が一番難しかったでしょうかね。envying or enviable??

次に、語彙問題については、普通から少し難しい印象を受けました。
ぼくの解いたフォームは、相性のいい語句を見つければスパッと解けるものが多かったと思います。
いわゆる熟語問題が出てきていたのも印象的でした。

 

<Part 6>
難易度は「やや難」としました。
厄介と言われる文挿入問題が難しかったからです。
他の問題は、文法問題はまだしも、語彙問題が解きにくかったですね。

Part 6 は「拾い読みで解ける」問題が減りましたので、頭から読んでいく必要があります。
時間をかけすぎると、Part 7 に大きく影響を及ぼしますので、
時計を気にしながら、適切な時間で切り上げたいものですね。

まだまだ得意な Part とは言えないので、『パート6特急』はやりこむ必要がありそうです。

 

 

<Part 7>
Part 7 を「普通」としました。
今回は、分量的に多かったとは言えないからです。
決して少なくもなく、適量という感じでしょうか。

分量の少ないシングルパッセージを入れ込みながら、
スピード感を持って問題を解き終えてほしい、というメッセージでしょう。

新形式の文挿入問題は2問、書き手の意図を問う問題は2問です。
文の内容をパラグラフ単位で終えていないと、正解するのは難しいでしょう。

チャット問題は簡単めだと言われていますが、
短い内容から書き手の意図を汲まないといけないため、
それほど楽とは思えない、というのが正直なところです。
場合によっては飛ばさないと、泥沼にはまる可能性が考えられます。

ダブルパッセージやトリプルパッセージは時間をかければ解ける問題たちです。
いかに速読をしていけるかがポイントになっているように思います。
もしくは、一読して意味を取って記憶できるかが試されているようですね。

 

———

 

これらはあくまでぼくの個人的な感想ですので、あくまでご参考程度で。
本番の試験を受けてわかることはたくさんありますから、
皆さんもご自身の発見があったら、ぜひ書き留めておくことをオススメします。

 

以上、ここまでが試験の情報でございました。
もし何か追加していただけることや気になる点があれば、コメントをぜひ!
お答えできる範囲でお答えいたします。
*試験問題の答えはどれ、といった類のコメントにはお返事できません。

 

私個人の話は(どーでもいいでしょうけれど)別の記事で書きます。

 

 

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第217回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト結果(速報)

 

 

本日、第217回 TOEIC Listening & Reading 公開テストの結果がインターネット上で発表されました。
今回は「天狼院 TOEIC パーフェクト・ゼミ」組も受験をした回で、
個人的に思い入れの深い回となりました。

 

受験されたみなさんはどのようなスコアだったでしょうか?

 

新形式一発目の990点以来遠ざかっている満点ですが、
今回はどのような結果になったのでしょうか……。

 

 

前回同様、「手応えとスコアが一致した」印象です。

 

11月あたりから、直前に TOEIC 対策はせずに臨み始めていますから、
試験対策をしなくとも、日常的に英語に触れていれば、
前回は985、今回は980までは出る証明になりました。

 

リスニングは Part 2, 3, 4 ともにミスがありましたので、
さすがに495を割ってしまいました。

ここまで受験を重ねてきて改めて思いました。
ぼくは「リスニングのほうが苦手」だということを。

この現実を受け入れて、学習のバランスを組み立て直す必要があると感じました。
リスニングの量が日によってばらつきがあるため、一定量を確保することを誓います。
バッチリと495をとり続ける力を年内につけます。

 

リーディングは語彙の言い換えでミスをしたと思いますが、
それ以外は自信を持ってマークできたため、久しぶりのリーディングで495点です。

リーディングでは『単語特急』と「TIME」を読むことしかしていませんので、
それが結果につながったのは大きな自信になりました。
このままの学習で結果は出せるということですね。

 

リスニングもリーディングも TOEIC 以外の素材の学習で990の壁をぶち破る確信が持てた回でした。
ぼくの見込みでは今年の下半期にはブレイクスルーを起こしているはずです。
楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。

 

(もちろん、『公式 2』を始め、旬の教材は押さえることは続けていきますよ!)

 

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第217回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想(速報)

 

 

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2月から天狼院書店にて、4期目となるゼミを開催いたします。
今回は730点を目標にし、2か月と期間を短縮して開講いたします。

 

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—–

本日、第217回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。
今年最初の受験となりますが、いいスタートを切れたでしょうか?

 

さて、毎回のように、感想をつれづれなるままに。
まずは、基本情報から。

=====
●フォーム
?(解答用紙A面ピンク/QRコードでした)
Part 7 の言い換え問題で、同じ問題か判断できるかもしれません。

●所感
1:易/2:やや難/3:普通/4:普通/
5:普通/6:やや易/7:普通
=====

 

新形式になってからの公開テストを比べた形での所感です。
フォームが複数あるため、ご自身の受けたフォームと異なる場合はご了承くださいませ。

 

次は、各Partに関する感想です。

 

<Part 1>
「Part 1 は全問正解したい」という Part に変貌しています。
ETS(テスト作成団体)は「耳慣らしに使って」とメッセージを出しています。
Part 1 をミスするようだと、ハイスコアを狙うのは難しいでしょう。

昔から TOEIC を受験・対策をしていれば、聞き馴染みのある表現が並んでいました。
取りこぼしのないように、対策はしておきたいところです。
公式本や森田鉄也先生の『パート1・2特急』がマストですね。

 

<Part 2>
全体としては「やや難」としました。
前半は WH 語を聞き取れていれば答えられる問題があるのですが、
後半に進むにつれて、答えがピンと来にくいものが見られました。

こういった「ピンと来にくい応答」は自分なりにまとめておいて、
何度も聞いたり、音読をしたりして自分に馴染ませたいものですね。

 

<Part 3, 4>
まずは、新形式についてまとめておきます。

・3人の会話…1問
・図表のついた問題数…Part 3:3問/Part 4:2問
・意図問題…Part 3:2問/Part 4:3問

3人の会話は1セットしか収録されていませんでした。
設問に固有名詞(=人の名前)が入っていたがために、怪しく感じた記憶があります。
3人で会話はなされますが、過度に恐れる必要はないように感じてきています。
最初に出てくる2人の関係性をいかに理解するかがポイントになるでしょう。
そこに1人が加わってくるイメージを持てれば、一気に解きやすくなりますね。

図表問題と意図問題は一つの Part 内で合計5問とバランスを取っています。
難易度の調整でしょうが、3人の会話はそこに加味されていません。

図表問題は解きやすいもので、複雑なものではありません。
どちらの Part も『公式問題集』に出てくるような、分かりやすいものでした。
地図が出ると難易度が上がるかな、という印象を受けました。

意図問題は、ぼくのフォームでは Part 4 で2つ連続で出題されていました。
明らかに難易度を上げるための仕掛けだと考えています。
というのも、意図問題は答えるのに時間がかかるからです。

「折れない」「時間をかけない」ことで答え続けられるかも試されているでしょう。
意図問題の出どころによって、次以降を聞き逃す可能性が出てきますね。
時間をかけずに直感でスパッと選んでおくトレーニングをしないといけません。
(あとは、選択肢を先に読んで、絞り込みを行うことも有効かと最近感じています。)

新形式は意図問題のみ難易度が上がりますが、それ以外は慣れればこっちのもんです。
あとは、今までの形式のものをしっかりと解ける(聞ける)力をつけることが重要でしょう。

 

<Part 5>
極端に簡単だとか難しいとかいう問題はありませんでした。

まず、文法問題について。
品詞問題の数は数えていませんが、いつも通り8問程度でしょうか。
この問題数でいくぞと固めてきたのかな、という印象を持っています。
他には、動詞の形を問うなど、昔からの定番の問題だらけです。

次に、語彙問題については、普通から少し難しい印象を受けました。
ただ、消去法をうまく使うことができれば、適切なものを選びやすいかと思います。

今まで通りに、文法をゆるぎなく、語彙は地道に、やっていくことが大切ですね。
『でる1000問』や『文法 特急』、『単語 特急』あたりは軽くこなしておきたいところです。



 

<Part 6>
難易度は「やや易」としました。
厄介と言われる文挿入問題が易しかったですから。
他の問題は文法問題も語彙問題も普通の難易度でした。
この Part でリーディングセクションの難易度を調整している気がします。

Part 6 は「拾い読みで解ける」問題が減りましたので、頭から全文読んでいかなくてはなりません。
文挿入問題は文脈を追えていないといけませんし、
語彙問題が多めだと、一部を読むだけでは解けません。
そのため、Part 6 で拾い読みをする癖は避けましょう。

 

<Part 7>
ここ最近はずっと「やや難」「難」としていた Part 7 を「普通」としました。
今回は、分量的に多かったとは言えないからです。

特に、シングルパッセージの分量が少なく、
明らかに「早く解き終えて、複数の文章問題に行け」というメッセージでしたね。

新形式の文挿入問題は2問、書き手の意図を問う問題は2問だったと思います。
前回、チャットの問題が難しかったのですが、今回はシンプルでしたね。
会話が少しくだけると内容が取れないというのは致命的だと感じています。

「量が多いから注意しろ」と言われて、今まで大量にトレーニングを積んできた人にとっては、
いくらか楽に感じる文章や問題だったのではと思います。
普段から「量にビビって修行する」くらいがちょうどいいのかもしれません。

———

 

これらはあくまでぼくの個人的な感想ですので、あくまでご参考程度で。
本番の試験を受けてわかることはたくさんありますから、
皆さんもご自身の発見があったら、ぜひ書き留めておくことをオススメします。

以上、ここまでが試験の情報でございました。
もし何か追加していただけることや気になる点があれば、コメントをぜひ!
お答えできる範囲でお答えいたします。
*試験問題の答えはどれ、といった類のコメントにはお返事できません。

私個人の話は(どーでもいいでしょうけれど)別の記事で書きます。

(追伸)
神崎正哉先生の受験記念振り返りラジオはこちらから。
Happy TOEIC

タイトルに偽りなし!『TOEIC LISTENING AND READING TEST 標準模試1』

 

都内某所の会議室にこもっての模試を解く会に参加したレポートです。
ここ数回は、韓国の「HACKERS」が素材になっていたのですが、
今回は趣を変えて、神崎正哉先生が書かれた模試に挑戦いたしました。

 

『TOEIC LISTENING AND READING TEST 標準模試1』
(yadokari)

 

 

最近は、『千本ノック』を解くこともやめてしまい、
TOEIC の問題に触れるのはほぼ毎日やる『単語 特急』のみです。
それ以外は TOEIC 以外の素材でして、久しぶりに問題を解くのが楽しみでした。
(そんなことを口に出したら「珍しい」と言われる始末……)
この模試を解く場が唯一の問題を解く勘を取り戻す大切な時間です。

 

 

ということで、問題を解いてみましたので、結果をご覧ください。

 


Listening:85/100
Part 1:6/6
Part 2:24/25
Part 3:31/39
Part 4:24/30

Reading:94/100
Part 5:29/30(8分30秒)
Part 6:15/16(7分00秒)
Part 7:50/54(SP22分00秒/DP9分30秒/TP14分00秒)

 

全体的に、前作の『はじめての挑戦』よりも易しく感じました。

 

まず、リスニングについては、前作同様、難しめに作られています。
聞き取りづらいナレーターがいるため、そこに苦しめられると辛いです。
ぼくは Part 3, 4 で話の流れについていけないところがあり、
間違いが多発してしまったという状態です。
とはいえ、標準よりは難しいセットかなという印象です。

 

一方、リーディングについては、標準から易しめに作られていましたね。
Part 5 は「普通」、Part 6 は「易」、Part 7 は「やや易」という感じでしょうか。
最近、塗り絵をしがちなので、巻き気味で解いた結果、10分以上余りましたから。

これはぼく個人の問題なのですが、Part 6 が易しいと
リーディングセクションが全体的に簡単に感じられますね。

Part 5 も Part 6 も1問ミスですが、語彙問題だったため、相性の問題でした。
こういう問題は地道に問題を解きながら、また、他の素材に触れながら、
語彙のストックを増やしていきたいと思います。

Part 7 は解答と照らし合わせてみると、ケアレスミスが多発していました。
明らかに目を通しているのに、頭に残っていないことで、ミスにつながっています。
自分の読んだ英文を、その問題セット中は強く記憶に残す癖をつけなくてはなりません。

 

 

2時間通しで解くことによって、自分の弱点が浮き彫りになっていいです。
以前のように、毎日のように模試を解くのは大変ですが、
月一であれば(笑)、心地よい学習と疲労感になりますね。

 

ということで、この模試はリスニングは難しいものの、
標準に近い難易度なので、オススメできる模試です。
価格もリーズナブルなので、まだの方はお試しあれ。


第216回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト結果(速報)

 

 

本日、第216回 TOEIC Listening & Reading 公開テストの結果がインターネット上で発表されました。
日本の仕事始めの日とズレてしまったので、待ち遠しかった方も多かったのではないでしょうか。
2012年は1月4日に発表されていましたので、ホワイトな企業に変貌したのかもしれません。
(それとも、単純に時差の問題でしょうか。)

 

受験されたみなさんはどのようなスコアだったでしょうか?

 

新形式一発目の990点以来遠ざかっている満点ですが、
今回はどのような結果になったのでしょうか……。

 

 

自分としては、「久しぶりに手応えとスコアが一致した」という感想を抱いています。

 

11月あたりから、直前に TOEIC 対策はせずに臨み始めていますから、
試験対策をしなくとも、日常的に英語に触れていれば、985までは出る証明になりました。

 

リスニングは495点満点のミス内に収まる間違いだったと思いますので、手応え通りです。
ここ最近、リスニングの量が落ちているため、盛り返さないと、次で痛い目を見る気がします。

 

リーディングは解き終わったものの、難しくて長めのチャット問題で多くミスをした気がします。
「あと1問」で495点満点だったというのは、実に手応え通りだったなと感じています。

 

 

リーディングでは「TIME」を読んだり、リスニングでは YouTube や Podcast を聞いたり、
負荷をかけた学習で問題がないと実感できたため、このまま続けていくことで、
990の壁を必ずぶち破ろうと思っています。

 

2017年の TOEIC が違った面で楽しみになりました。

第216回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想(個人的な出来)

 

 

第216回TOEIC公開テストを受験された方、改めてお疲れさまでした。
毎回恒例の、備忘録として受験後の感想の記事でございます。
先日、書いた感想(速報)記事は以下よりご覧ください。

 

第216回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想(速報)

 

 

今回は、朝早めに起きてから、少し仮眠を取るというスケジュールでした。
モチベーションは高くもなく低くもなく、という不思議な感じでしたね。

試験前に行ったことをまとめておくと、こんな感じです。

 

・『公式 L&R 問題集1』Part 3, 4(32-70ところどころ)1.25倍速でオーバーラッピング/シャドーイング

・『単語特急』(100問):一気に解く@移動中

 

試験前のルーティンワークです。
頭を英語モードにし、スピード感を意識する方法ですね。

 

 

さて、今回はピンク色のマークシートでしたが、フォームは不明です。
では、各 Part ごとの出来を簡単にメモしておきます。

 

<Part 1>
ミスはないと思います。
前回もそうでしたが、been と being の聞き分けを試してきていますね。
音真似をして、自分で音を出せるようにすると、聞こえ方が変わってきます。

 

<Part 2>
1問は怪しいものがあった気がしますが、消去法でなんとか行けた気がします。
直接的に答える簡単なものもあれば、だいぶ距離のある答えの難しいものもあります。
バリエーションが豊かですので、感想の記事でも書いたように、
『パート 1・2特急』をこなすことで、パターンを多くストックしたいものです。

 

前回は Part 2 で「これでは満点は難しい」と諦めてしまいましたが、今回はスムーズにいくことができました。
ぼくにとっての鬼門は Part 2 である、と改めて感じた次第です。

 

<Part 3, 4>
Part 3, 4 のどちらかは記憶がないのですが、1問は勘でマークをしました。
それ以外は割とクリアに聞き取れた気がします。

新形式の問題は標準的な難易度で解きやすかったと記憶しています。
図表問題は面白みがなくなってきましたね。バリエーションが減りました。

 

<Part 5>
所要時間は8分くらいでした。
105. あたりで詰まりましたが、それ以外はスムーズに解けています。

ただ、感想にも書きましたが、読ませる問題が多く、やや苦戦した印象です。
Part 5 で時間を取られると、これまた精神衛生上よくないため、巻き気味で解く必要がありますね。

 

<Part 6>
Part 6 も8分くらいで終わったと記憶しています。
語句を入れる問題も文挿入問題も難易度は高くなく、
迷った問題はなかったように感じました。

文章量は決して多くはないため、一気に読みきる力を高めなくてはなりません。
拾い読みはオススメできません。(時間がどうしてもないときだけでしょう。)

 

<Part 7>
Single Passage で30分くらい、
Double Passages で10分くらい、
Triple Passages で20分くらいで終えました。

久しぶりに塗り絵をすることなく、最後まで目を通すことができました。

今回、目を通しきれたポイントが自分の中で一つあります。

・一つの問題に固執しすぎない

シングルパッセージの中で、苦戦したものが何問かありました。
(特に、172.-175. のチャット問題です。)
ですが、そこに時間をかけすぎることなく、
「時間が余ったら戻ってこよう」と切り替えました。

結果、その問題に戻ることはできなかったのですが、
間違えているのであれば、読解力の欠如という結果ととらえることにします。
=====

 

今回はリスニングは満点、リーディングが微妙、というところです。
ただ、前回も申し上げた通り、今はスコアにこだわりすぎず、地力を上げる日々を過ごしています。
TOEIC 対策は、『単語特急』を除いて、行っていません。
目標を1200点あたりに定めて、BEYOND 990 を目指した学習をイメージしています。
来年の半ばにはこの試みがうまくいっているかどうかがわかってくると信じています。

 

 

【告知】
12/23(祝・金)に天狼院書店にて 1Day イベントを行うことになりました。

 

 

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やり込んでいるであろう『公式問題集』を使い倒す4時間を作り出します。
お持ちのスコアは問いませんので、奮ってご参加くださいませ。

第215回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト結果(速報)

 

 

本日、第215回 TOEIC Listening & Reading 公開テストの結果がインターネット上で発表されました。
受験されたみなさんはどのようなスコアだったでしょうか?

 

 

新形式一発目の990点以来遠ざかっている満点ですが、
今回はどのような結果になったのでしょうか……。

 

 

なんとも言いにくいスコアとなってしまいました。

 

直前に TOEIC 対策はせずに臨み始めたのがこの頃です。
とはいえ、いつもとさほど変わらないスコアになりましたから、
「対策をしなかったから、このスコア」というわけでもなさそうです。
単に地力が足りないから、ここに落ち着いていると言えるでしょう。

 

リスニングは Part 2 で大きくミスをしたと感じていましたので、
5点マイナスに落ち着いてよかったと言えます。
リスニングのスコアがふらつくのをなんとかしたいところです。
個人的には、聞く量が足りていないかなという印象ですね。

 

リーディングは最後の5問は半(?)塗り絵状態でしたが、
他にもミスが散見されているというのはいただけませんね。
読むスピードはもちろんのこと、正確性を高めていかねばなりません。

 

 

12月の TOEIC は11月に比べてはいい手応えで終われたので、
より良いスコアが取れていると信じています。
今のところは、TOEIC 以外の対策に時間を使って、
ガンガンと負荷をかけた学習にシフトしたいと思います。