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第215回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想(速報)

本日、第215回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。
この季節は会場の温度がまちまちなので、温度調節のしやすい格好を心がけたいですね。

 

glasses-272399_150

 

 

さて、毎回のように、感想をつれづれなるままに。
まずは、基本情報から。

 

=====
●フォーム
?(解答用紙A面ピンク/QRコードでした)
Part 1 の1枚目は「二人が中心に写るもの」
*カバンを背負っていた気がするのですが、別の写真と混同しているかもしれません

●所感
1:易/2:やや難/3:普通/4:普通/
5:やや易/6:やや易/7:やや難
=====

 

ここ5回の新形式の公開テストと比べた形での所感です。
フォームが複数あるため、ご自身の受けたフォームと異なる場合はご了承くださいませ。

 

次は、各Partに関する感想です。

 

<Part 1>
「Part 1 は全問正解したい」という Part に変貌しています。
ETS(テスト作成団体)は「耳慣らしに使って」とメッセージを出しています。

昔から TOEIC を受験されている方にとっては楽に感じるでしょう。
注目するポイントや使われている語句が非常にシンプルなので。
公式本や森田鉄也先生の『パート1・2特急』あたりをやりこめば十分でしょう。

 

<Part 2>
全体としては「やや難」としました。
前半はシンプルな問題が多かったのですが、後半からぐっと難易度が上がった印象です。
一人目の発言が聞き取れても、答えに距離感があるからかピンとこないものが散見されました。
間違ったりわからなかったりしても、次にひきずらない、強い心が必要ですね。

 

<Part 3, 4>
まずは、新形式についてまとめておきます。

・3人の会話…2問
・図表のついた問題数…Part 3:2問/Part 4:3問
・意図問題…Part 3:3問/Part 4:2問

3人の会話が2セット収録されたフォームに初めて出会いました。
話の展開が早いので、整理をしながら、できる設問を拾いたいですね。

図表問題と意図問題は一つの Part 内で合計5問とバランスを取っています。
難易度の調整でしょうが、3人の会話はそこに加味されていません。

図表問題は解きやすいものでした。
図表自体も複雑なものではありません。
どちらの Part も『公式問題集』に出てくるようなものでしたね。

意図問題は連続で出題するという鬼畜な出し方をしてきました。
明らかに難易度を上げるための仕掛けだと考えています。
「折れない」で答え続けられるかも試されているでしょう。

意図問題が1問目に来ると、回答に時間がかかり、次以降を聞き逃す可能性が出てきますね。
時間をかけずに直感でスパッと選んでおきたい問題だと思いました。

新形式は意図問題のみ難易度が上がりますが、それ以外は慣れればこっちのもんです。
あとは、今までの形式のものをしっかりと解ける(聞ける)力をつけることが重要でしょう。

 

<Part 5>
極端に簡単だとか難しいとかいう問題はありませんでした。

まず、文法問題について。
品詞問題がいつもよりも多かったですね。
他には、動詞の形を問うなど、昔からの定番の問題だらけです。

次に、語彙問題については、先に述べたように難しいものはなかったです。
むしろ、いつもに比べては易しいものが多かったという印象です。
『単語 特急 新形式対策』などの語彙問題に慣れていれば、解くのは難しくないでしょう。

今まで通りに、文法をゆるぎなく、語彙は地道に、やっていくことが大切ですね。
ここは素早く切り抜ける必要のあるパートです。

 

<Part 6>
難易度は「やや易」としました。
厄介と言われる文挿入問題が易しかったですから。
他の問題は文法問題も語彙問題も普通の難易度でした。

全体的に「拾い読みで解ける」問題が減りましたね。
文挿入問題は文脈を終えていないといけませんし、
語彙問題が多めだと、一部を読むだけでは解けません。
そのため、Part 6 は拾い読みは避けたほうがいいですね。

 

<Part 7>
「やや難」としたのは、やはり文章量が多いことが挙げられるでしょう。
正直、過去と文章量を比較するのが難しくなったほど、多いのが当たり前になりました。

これまた最近は当たり前ですが、ピンポイントで正解を見つけるのは難しいです。
indicate や suggest 系の問題が多かったり、
「この一言が根拠か」と思わせるような細かいところまで見る必要のある問題があったり。

新形式の文挿入問題は2問、書き手の意図を問う問題は2問ありました。
Part 6 同様、流れが追えていれば解きやすい問題ではあります。
段落単位で区切って整理をしていくと、正解が選びやすいでしょう。

とにかく、普段から「量」をこなしていないと、途中で集中力が途切れてしまうでしょうね。

 

———

これらはあくまでぼくの個人的な感想ですので、あくまでご参考程度で。
本番の試験を受けてわかることはたくさんありますから、
皆さんもご自身の発見があったら、ぜひ書き留めておくことをオススメします。

以上、ここまでが試験の情報でございました。
もし何か追加していただけることや気になる点があれば、コメントをぜひ!
お答えできる範囲でお答えいたします。
*試験問題の答えはどれ、といった類のコメントにはお返事できません。

 

私個人の話は(どーでもいいでしょうけれど)別の記事で書きます。

第214回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト結果(速報)

本日、第214回 TOEIC Listening & Reading 公開テストの結果がインターネット上で発表されました。
受験されたみなさんはどのようなスコアだったでしょうか?

新形式一発目の990点から毎回下降傾向にあるぼくのスコアですが、
今回はどのような結果になったのでしょうか……。

 

 

201610_toeic_lr

 

 

「あと1問」というスコアですね。
これには驚きました。

 

というのも、半(?)塗り絵を行った10月のテストだったからです。
ひどいスコアを覚悟していただけに、ホッとしました。
990点満点を目指す身としては、恥ずかしい言葉ではありますが、これが事実です。

 

 

前回の公開テストの結果速報記事に次のように書きました。

 

990 or not。

 

これに振り回されると、かなり自分が追い詰められるとわかりました。
自分に余計なプレッシャーをかけていると言っても過言ではありません。

 

ですから、今後はのびのびとやっていこうと考えています。
リスニングもリーディングも自信を持って495を取るだけの力はありません。
そのため、とにかく「地力をつける」ことを意識した学習を行っていきます。

TOEIC 公開テストでベストスコアを出す照準は「2017年1月」を提案したい。

TOEIC Listening & Reading 公開テストは現在、5連戦の真っ最中です。
ベストスコアを出すべく、連続で受験されている方も多いのではないでしょうか。
ぼくは講師として活動をするようになってから、受けられる限りは毎回受験しています。

毎月受験するようになってから、「テスト慣れ」という意味で、有意義なことだと感じています。
一方、英語力(スコア)という面ではどうかと言うと、あまり変化が見られにくいと思います。
その分、「伸びなかったな」と落ち込んで考えてしまう方が多いかもしれません。
連続受験のデメリットではあります。

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だからこそ、少し長い目で英語力/TOEIC 力アップを意識する必要があります。
せっかく TOEIC を受験するならば、戦略的に行きたいものですよね。
そこで、連続で受験をされる方でも、受験をされない方でも、
ぼくは

 

2017年1月が「ベストスコアを出すチャンス」だ

 

と思っています。

 

理由はいくつかあります。

 

  • 2016年内を走りきるという短いスパンの学習期間の作成
  • 数カ月継続してきた学習の成果が出るタイミング
  • 正月はだらけてしまう方が多いから、差をつけるチャンス

 

それぞれの理由を一つずつ見ていきましょう。

 

・2016年内を走りきるという短いスパンの学習期間の作成

連続受験をしたり、区切れを作らずに受験をしていると、
質の良い、引き締まった学習ができないことがあります。
また、「モチベーションが保ちづらい」という問題も発生してきます。
「間延びして、学習がだらけてしまう」ことになりかねないのですね。

 

ですから、学習期間はある程度区切った方が成果が出やすいと考えています。
ぼくも「2012年には満点を取得する」とイメージを具体化してから、
行動が具体的になりましたし、目標を達成することができました。

 

そこで、<2017年1月>に受験をして成果を出そうとすれば、
自ずと「なんとか2016年の11, 12月を全力で行こう」という発想になるわけです。
その2カ月で学習習慣が作られるはずですから、年明け1月も同じモチベーションで走れるでしょう。

 

 

・数カ月継続してきた学習の成果が出るタイミング

学習をしても「すぐに成果が表れない」のがモチベーション維持に歯止めをかけます。
しかし、数カ月スパンで、自分の学習成果を見てみると、話は変わってきます。

 

持論として、TOEIC は数年もかけてスコアを狙いに行くものではありません。
(990点満点を目指すとなると、話は変わると思いますが…)
ですから、数カ月でケリをつけるイメージを持つのです。
その成果を出す絶妙なタイミングが「3カ月」でしょう。
11, 12月と学習してきた成果は、着実に1月に表れていきます。

 

 

・正月はだらけてしまう方が多いから、差をつけるチャンス

これは都市伝説ですが、1月はスコアが出しやすいと思っています。
というのも、12月と1月という、学習者にとって「魔の年末年始」があるからです。
この時期は余程のモチベーションがないと、乗り切ることはできません。
1月に申し込んだはいいものの、対策が不十分な状態で受けたという人がいるでしょう。

 

ここは差をつけるチャンスです。
年末は忘年会など飲み会があるとは思いますが、出るのは最低限にする。
年始は家族の行事などがあるとは思いますが、たっぷりとある時間を有効活用する。
「差をつけるチャンス」だと思えば、年末年始が違って見えるはずです。
1月に試験があることをポジティブに考えて、試験に臨みたいものですね。

 

 

以上、ぼくが「2017年1月」をベストスコアを出すタイミングとしてオススメしたい理由でした。
先に申し上げた通り、漫然と受けるのではなく、戦略的にいきましょう。

 

 

*まだお席はあるようです。人数制限を設けているため、お早めにどうぞ。
【11月開講/東京・福岡・全国通信対応】成長を実感するTOEIC体験「天狼院 TOEIC パーフェクト・ゼミ」〜誰でも効率的にスコアアップできる「パーフェクトスコアラー思考」を身につける!〜

天狼院TOEICパーフェクト・ゼミ

 

*以下のような切り口から、今回のゼミは展開していきます。
❏100冊以上の対策本から選定した「最強のレコメンド本」リスト
❏WORKの「2週間の学習計画」+「宣言道場」で学習サイクルを作れ!
❏課題図書という名の「宿題」で独学を身につけよ!
❏Facebook グループでの「学習記録」で火をつけよ!
❏ゼミ生で競う「TOEIC グランプリ」で一位を目指せ!
❏「模擬試験」で本番をイメージせよ!
❏「中間試験」と「期末試験」で悔いのない結果を出せ!

 

*ゼミの雰囲気がちょこっとわかる動画がこちらです。

第213回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト結果分析→970の実情

今回はアビメの分析記事です。
皆さんがアビメを分析する際の参考になれば幸いです。
(そもそも、アビメとはアビリティーズメジャードの略称です。)

201609_toeic_lr

 

 

今回は2016年9月の第213回TOEIC公開テストの結果分析となります。
参考にさせていただくのは、毎度のごとく、TEX加藤先生の換算表です。
(TEX加藤先生、いつもありがとうございます。)

 

TOEICオタクのブログ(TOEIC正解数換算表)

 

さて、9月のアビメの内訳は以下の通りです。
ぼくは加藤先生が分類される<フォーム3>を受験したようです。

===========================

【スコア】
L:495(前回:475)
R:475(前回:485)
T:970(前回:960)

【LAM】
94(前回:93)
100(前回:100)
100(前回:100)
98(前回:89)
93(前回:87)

【RAM】
95(前回:92)
95(前回:95)
97(前回:87)
96(前回:100)
89(前回:95)

===

【Listeningスコア変移】
2006.09…345
2007.12…410
2008.06…410
2009.01…415
2009.07…420
2009.10…485
2010.01…455
2010.03…435
2010.07…495
2011.06…480
2012.01…490
2012.03…455
2012.07…495
2012.09…490
2012.10…490
2012.11…470
2012.12…495
2013.01…495
2013.07…495
2013.09…495
2014.04…490
2014.05…495
2014.06…495
2014.07…495
2014.09…495
2014.10…495
2014.12…495
2015.01…495
2015.04…490
2015.05…495
2015.06…495
2015.07…485
2015.09…490
2015.10…495
2016.01…495
2016.03…495
2016.04…495
2016.05…495
2016.06…490
2016.07…475
2016.09…495

 

<感想>
前回、リスニングで大失態(=475)を犯したので、リベンジする気持ちで立ち向かいました。
後味は悪かったのですが、運が良く495に引っかかった感じです。

 

アビメを見ると、1つめの項目で1ミスです。
4つめの項目で1ミス。
5つめの項目で1ミス。
(トータル2ミス。)

 

おそらく Part 2 で1ミスはしているでしょう。
そこに加えて、Part 3, 4 の意図問題も1ミスしているようです。

 

Part 2 はいつもながらの集中力の欠如が問題になっています。
意図問題は慣れてきているので、これから安定してくるものと思います。
どちらにおいても、英語を聞き取るというベースの力が弱いことを試験中に感じさせられます。

 

<次の試験へ向けて>
以前、リーディングは「TIME」を読むことにしたと書きましたが、
リスニングは YouTube などを通して、様々な素材にチャレンジしていく予定です。
これにより、一時的にリスニングのスコアが落ちるのかもしれませんが、
長い目で見て、揺るがないリスニング力をつけていきたいと考えています。

 

===

 

【Readingスコア変移】
2006.09…390
2007.12…440
2008.06…425
2009.01…465
2009.07…450
2009.10…450
2010.01…465
2010.03…455
2010.07…470
2011.06…465
2012.01…470
2012.03…490
2012.07…475
2012.09…490
2012.10…490
2012.11…485
2012.12…495
2013.01…480
2013.07…490
2013.09…495
2014.04…495
2014.05…485
2014.06…465
2014.07…480
2014.09…495
2014.10…490
2014.12…495
2015.01…490
2015.04…465
2015.05…480
2015.06…490
2015.07…495
2015.09…495
2015.10…480
2016.01…495
2016.03…480
2016.04…495
2016.05…495
2016.06…490
2016.07…485
2016.09…475

 

<感想>
スコア遍歴を見ると、470点台はしばらく取っていなかったのがわかります。
それだけミスが目立ったのが今回だったということでしょう。
それがわかるかのように、アビメがひどいことになっています。

 

1つめの項目で1ミス、
2つめの項目で1ミス、
3つめの項目で1ミス、
4つめの項目で1ミス、
5つめの項目で2ミス。

 

キレイにミスをしてしまいました。
今回、もっともダメなところは「5つめの項目」つまり「文法」です。
確か、品詞問題を2問ミスした記憶がありますね。

 

もちろん、1つめから3つめの項目でミスをしているということは、
Part 7 で、本文か選択肢で読み間違えている証拠ですから、
読む力は引き続き鍛えていかなくてはなりません。

 

<次の試験へ向けて>
リスニングの項目のところにも書きましたが、思い切って TOEIC 対策をやめます。
唯一、『単語 特急』だけは毎日解いているのですが、それ以外はやりません。
「TIME」を読むことを中心に、リーディング力強化に注力していく予定です。

 

 

以上、私なりの分析でございました。
何か気になることがあれば、ご質問はお気軽にどうぞ!

ぼくが TOEIC で連続満点を取得するために、雑誌「TIME」と向き合うことにした。

正直に「塗り絵をした」ことを告白した記事を多くの方にご覧いただいているようです。
そりゃ、どんな失敗をしたのかを知れば、自分の学習に活かせますからね。

第214回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想(個人的な出来)

 

さて、ぼくが先日の TOEIC 公開テストを受験した直後につぶやいた内容です。

 

 

長年 TOEIC をやってきたぼくにとって、今のやり方を続けても、現状を打破できないと感じました。

 

「TOEIC の問題を解く」
「TOEIC の素材を消化する」

 

といった試験対策を続けても、ジリ貧だということです。
あくまでも、ぼくの場合は、です。

 

なぜこのようなことを感じたのかというと、TOEIC の問題では負荷がかからないから、です。
旧 TOEIC の時代であれば、今のままでも満点を取り続けることは可能だと思います。
それに対して、新 TOEIC は明らかにギアを上げてきています
つまり、より一層、本物の、authentic な力を求めてきているわけです。
同じことをやり続けていても、現状打破は望むことができないと判断しました。

 

 

そこで、ぼくが行おうと考えていること。

 

time_usa___october_24__2016

 

そう、

「TIME」をゴリゴリと読み進める

ことです。

 

リーディング力を底上げするために、かなりの負荷をかけていこうと思います。
ぼくのイメージとしては、「TIME」をある程度のスピードで読み、理解できれば、
TOEIC で精神的にも時間的にも余裕を持って、終えることができる、という感じです。

 

ぼくは相手が手強い方が燃えるタイプなので、しばらくこの方法を実践してみようと思います。
長期的な学習になると思いますが、リーディング力アップのためにじっくり取り組んでみます。

 

ゆくゆくの目標は「毎週カバートゥーカバー」、つまり一冊を丸ごと読むことですね。
目標達成はいつになることやらわかりませんが、早いこと達成を狙いたいと思います。

第214回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想(個人的な出来)

第214回TOEIC公開テストを受験された方、改めてお疲れさまでした。
毎回恒例の、備忘録として受験後の感想の記事でございます。
昨日に書いた感想(速報)記事は以下よりご覧ください。

第214回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想(速報)

 

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今回も取り立ててハプニングは起こっていませんが、
自分自身の中でハプニングを勝手に引き起こしました。
ひとまず時系列順に行ったことや感じたことをまとめていきましょう。

 

 

試験前に行ったことをまとめておくと、こんな感じです。

 

・『公式 L&R 問題集1』Part 3, 4(32-70)1.25倍速で速音読
・『公式問題集』Part 3, 4(32-70)1.5倍速を聞く
・『単語特急』(100問):一気に解く@移動中

 

頭を英語モード、しかもスピード感を持った仕様にして、
耳と目をどんどんと慣らしていくイメージです。
毎回、試験前に行うことは違うのですが、狙いはこれひとつです。

 

さて、今回はピンク色のマークシートでしたが、フォームは不明です。
机の引き出しにフォルダがいっぱいの写真などがありました。
では、各 Part ごとの出来を簡単にメモしておきます。

 

<Part 1>
ミスはないと思います。
5. が covered を使った面白い表現だった記憶があります。
これが最も難易度が高かったでしょうね。

他のフォームは Part 1 から難しかったものもあったようですが、
今まで通りの対策で十分に対応できると思っています。

 

<Part 2>
5問ほど怪しいものがあります。1問はミスが確定しています。

新形式になってから、なだらかに難しくなるのではなく、
パッと急に難しめの問題が出てくるようになった印象があります。
難しいものは潔くマークをしなくてはなりませんね。

ぼくは当日につぶやいた以下の出来事がハプニングになってしまいました。
自らハプニングを招いたという感じです。

ここから数問はリズムが崩れ、修正ができてきたと思った中盤に、
難しめの問題が出てきて「満点が難しいかも」と諦めモードに。

Part 2 の対策は三択なので乗り切れることが多いのですが、
自信を持って通過できるように精進しなくてはなりません。

 

<Part 3, 4>
Part 3, 4 を通して、自信のない問題が数問ありました。
Part 3 の図表問題の図に関係ない問題で1問、聞き逃しをしました。

Part 3 の序盤が難しかった印象があります。
それに加えて、一部の話し手の話す速度がいつもより速かった気がしました。
このあたりは、日常やビジネスの場面を想定して調整してきているのかもしれません。
それを鑑みて、公式本の読み上げ速度が調整されることを祈ります…。

また、Part 4 では意図問題が2問立て続けに出されていて、なかなか厳しかったですね。
Part 4 は総じて「選択肢が長い」ことも印象的でしたね。
速読の力が試されています。

 

<Part 5>
still と yet でミスをしました。お恥ずかしい。
(以前も迷った記憶があり、リサイクルでしょうか。)
I still have not received a letter. のように使いますね。
not だから yet というお決まりではありません。

その他の問題にミスはないと思います。

Part 7 が控えているため、スピードを意識して臨みました。
最近は、Part 5 も解けたら、後の英文は無視しています。
所要時間は7分くらいでした。

 

<Part 6>
語句を入れる問題も文挿入問題も難易度は高くなく、
ササっと解いたはずが、10分以上費やしたでしょうか。
あまりに時間がかかりすぎたことに驚き、かなり焦りました。
Part 7 に突入するところで、残り56分だったことは強く記憶に残っています。

ここからが悲劇の始まりでした。

 

<Part 7>
Single Passage で30分くらい、
Double Passages で11分くらい、
Triple Passages で14分くらいで終えました。

というか、完璧には終わっていません。
最後の5問は半分塗り絵です。
数的に半分というよりは、拾い読みをして適当にマークをした感じです。
正直、正解している気はしません。

Part 7 の開始時刻が遅くなったことに加えて、巡回する試験官に気を取られました。
さらに、トイレに行きたくて仕方がなく、読み滑りまくりの Part 7 でしたね。
Triple に突入したところで「解き終わらない」と諦めてしまったのも良くなかったです。

分量は決して多くありませんでした。
ただ、読ませる箇所が多かったり、細かったりと苦戦させられます。
HACKERS でその辺りは対策をしたつもりだったのですが、まだ対応できていないようです。

今回、試験前の数日は TOEIC の Part 7 に触れていません。
それが少しは影響したのかもしれませんが、まだ分析中です。

 

=====

 

今回はリスニングもリーディングも満点には届いていないでしょう。
5月以降、満点とは疎遠になってしまっているのですが、
ここら辺で学習を違ったものにシフトさせることに決めました。

 

BEYOND 990 を目指した学習です。
目標を1200点あたりに定めて、英語に触れていきたいと思います。
細かな内容は追って記事にしてまとめていきます。

第214回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想(速報)

本日、第214回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。
気温が下がってきて、体温調節が難しい季節になってきましたね。
会場によりけりなので、防寒対策は万全にしておきましょう。

 

さて、毎回のように、感想をつれづれなるままに。
まずは、基本情報から。

 

=====
●フォーム
?(解答用紙A面ピンク/QRコードでした)
Part 1 の1枚目は「絵筆を持つ女性」
*これでは判別できない模様ですね…
●所感
1:易/2:やや難/3:やや難/4:普通/
5:普通/6:やや易/7:やや難
=====

 

ここ4回の新形式と比べた形での所感です。
フォームが複数あるため、ご自身の受けたフォームと異なる場合はご了承くださいませ。

 

次は、各Partに関する感想です。

 

<Part 1>
「Part 1 は全問正解したい」という Part です。
ETS から「耳慣らしに使って」とメッセージが送られているかのようです。

表現や注目すべき点がシンプルであるため、難易度が下がっていますね。
(別のフォームは難しい問題が混じっていたそうですが。)
やはり Part 3,4 への難易度調整の Part と化している印象を受けました。
(と言いつつ、今回は Part 2 も難しかったわけですが…。)

 

 

<Part 2>
全体としては「やや難」としました。
ここ4回では難しかったほうでしょう。
中盤あたりに「何を聞いているのか」を理解しづらいものがありましたね。
簡単なものが来たり、難しいものが来たり、
気持ちを落ち着けて受験するのが難しいですね。

 

 

<Part 3, 4>
まずは、新形式についてまとめておきます。

・3人の会話…1問
・図表のついた問題数…Part 3:3問/Part 4:2問
・意図問題…Part 3:2問/Part 4:3問

 

3人の会話は確かにあったのですが、3人とわかりにくい会話でしたね。
もちろん、内容からもわかるのですが、声質が似ていて区別しづらかったです。

 

図表問題と意図問題は一つの Part 内で合計5問とバランスを取っています。
難易度の調整でしょうが、3人の会話はそこに加味されていません。

図表問題はシンプルなものでした。
『公式問題集』に出てくるようなものでしたね。

意図問題は何気ない一言についてうまく尋ねてくるなあという印象です。
選択肢の先読みをサラッとでもしておくと、解きやすさが変わると思います。
というのも、探すときに読む時間が結構かかるからです。
やはり意図問題は、普通の問題より解きにくいため、
Part 4 で2連続で来たときには「負荷をかけてくるなあ」という印象でした。

 

他に気づいたこととしては、第213回の公開テストのときにもつぶやいたことと同様のことが挙げられます。

設問と選択肢を読むためのリーディング力について。

このことは Part 4 に言えますね。
ここ4回を思い出しても、Part 4 の選択肢は Part 3 に比べて長い気がします。
これは確実に「速読」ができるかどうかを試していると思います。

 

 

<Part 5>
極端に簡単だとか難しいとかいう問題はありませんでした。

 

まず、文法問題について。
シンプルな品詞問題が多かったため、落とせない印象を受けました。
昔からの定番の問題だらけです。

 

次に、語彙問題については、先に述べたように難しいものはなかったです。
むしろ、いつもに比べては易しいものが多かったという印象です。

 

どちらの種類の問題にせよ、今まで通りの対策を積み重ねていくが吉ですね。

 

 

<Part 6>
難易度は「やや易」としました。
ここ4回では最も易しいと感じています。
というのも、語句を挿入する問題が易しく、文挿入問題もシンプルだったためです。

文挿入問題は一部を読むだけでは解けません。
全体を見て文脈を追いかけられるかどうかですので、
Part 6 は拾い読みは避けたほうがいいですね。

 

 

<Part 7>
新形式の4回の中では、「普通」の文章量という印象です。
今で言う「普通」は、多い文章量ですが…。

 

最近は普通ですが、ピンポイントで正解を見つけるのは難しいです。
indicate や suggest 系の問題が多く、手がかりを探すのに時間がかかります。

 

新形式の文挿入問題は2問、書き手の意図を問う問題は2問ありました。
Part 6 同様、流れが追えていれば解きやすい問題ではあります。
もちろん、流れを追いかけるためには、拾い読みでは対応できません。

 

今回は、ダブルパッセージとシングルパッセージが読ませる問題だったため、
後半にかけてキツく感じていったのでは、と思います。
普段から「量」をこなしていないと、途中で集中力が途切れてしまうでしょうね。

 

———

 

これらはあくまでぼくの個人的な感想ですので、あくまでご参考程度で。
本番の試験を受けてわかることはたくさんありますから、
皆さんもご自身の発見があったら、ぜひ書き留めておくことをオススメします。

 

以上、ここまでが試験の情報でございました。
もし何か追加していただけることや気になる点があれば、コメントをぜひ!
お答えできる範囲でお答えいたします。
*試験問題の答えはどれ、といった類のコメントにはお返事できません。

 

私個人の話は(どーでもいいでしょうけれど)別の記事で書きます。

天狼院 TOEIC パーフェクト・ゼミ(8月開講/第2期)の最終講を本番6日前に設定している理由

 

 

2回ほど台風に襲われながらも、なんとか6回を終えることができました。
池袋の天狼院書店で開催してきた「天狼院 TOEIC パーフェクト・ゼミ」です。

天狼院TOEICパーフェクトゼミ_ver.2

 

毎回、ゼミの最終講は、公開テストの6日前に設定しているのですが、本番前のこの時期は不安になります。
今までのぼくがそうでしたし、今のぼくもやはり不安を覚えるわけです。

 

だからこそ、集まる意義がある。
顔を見せ合って、やり取りをする。

 

一見、公開テスト前であれば、勉強に時間を充てたほうがいいのでは、と思われるでしょう、
ですが、直接会うことによって、直接後押しをすることによって、力が湧いてくると考えているのです。

 

皆さんもそんな経験はありませんか?
メールなどの文面で声をかけられるよりも、会うことによる絶大なポジティヴな効果を。
ぼくはその可能性を感じながら、最終講を過ごしていました。

 

そして、本番ギリギリに会うことによって、踏ん切りがつくんですよね。

 

残りの数日を悔いなく過ごそう!
やるっきゃない!

 

ゼミ生の方々にはそんな風に感じて帰っていただけたのではないかと思います。
かく言うぼくもゼミ生の方々からパワーをいただいて、10月の公開テストに臨めそうです。

 

【告知】
天狼院 TOEIC パーフェクト・ゼミ。
11月から内容をさらにバージョンアップさせて開講しようと画策中です。
しばし情報をお待ちくださいませ。

第213回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト結果(速報)

 

 

本日、第213回TOEIC公開テストの結果がインターネット上で発表されました。
8月は公開テストがありませんでしたから、久しぶりの方がほとんどだったでしょう。

 

 

新形式一発目の990点から毎回下降傾向にあるぼくのスコアですが、
今回はどのような結果になったのでしょうか……。

 

 

201609_toeic_lr

 

 

箸にも棒にもかからないスコアですね。
満点が取得できないとわかっていたものの、980点台でないのは痛すぎます。
おそらく自覚していない Part 7 のミスが足を引っ張っているのでしょう。

 

正直、TOEIC とどのように向き合っていけばわからない時期に突入しています。

 

990 or not。

 

この基準でしか試験を見ることができず、毎回、楽しい感情よりも辛い感情が勝ります。
とはいえ、「990点を取り続ける」ために必要なことをできていないことが原因だと考えています。

 

「取りたい」という願望だけで行動に移せていない。

 

次の公開テストは今週末です。
そこまでにどれだけあがけるか。
ぼくの挑戦はまだまだ続きます。

第213回 #TOEIC 公開テストを受験した後に見えた復習の甘さ

第213回 TOEIC Listening & Reading 公開テストの翌日のことです。
英文を読む練習がてら、『読解 特急』を引っ張り出してきました。

読解特急
そして、素材となる文章だけを読んでいたときのことです。

 

いやはや、驚きました。
Part 7 の同義語問題として出題された go with がそこにあるのです。
この一冊を解いたみなさんはお気付きでしたか?
ぼくはこの日出会うまで、go with が使われていたことの記憶などありませんでした。

 

 

これはつまり、

 

「復習が甘い」
「読み返す回数が足りない」

 

という証拠でしょう。

 

何度もやり込んでいる『単語 特急』であれば、
「これはあの本で出てきたぞ」というように、すぐに気付くはずです。
その点、『読解 特急』は読み込めていなかったのだと思います。
これは回数の問題というより、復習1回ごとの質の話になるでしょう。

 

 

そして、もう一つ気をつけておきたいことがあると気付きました。
『単語 特急』著者の森田鉄也先生のブログ記事から引用をさせていただきます。
morite2 先生の最後の言葉は重みがあります。

 

TOEIC復習表現go with

 

やはりTOEIC側は英和辞典にどう掲載されているかは考慮してくれないですね

 

そういう語句を出題してくるのが TOEIC であれば、
我々、受験生もそこを意識した学習をする必要があるわけです。

 

簡単な語句を見逃さない

 

という姿勢です。
今回は、たかが go with です。
簡単な単語の組み合わせです。
どうしても知らない語句や難しい語句にとらわれがちですが、
そこを自分に厳しく問いかけてみる姿勢が大事なのだと思います。

 

自分は使い方も意味もちゃんと知っているか、と。