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「心地いい難易度です」『HACKERS 新TOEIC 実戦1000題 2 問題集』TEST 2 を解いてみた

都内某所の会議室にこもって解く模試は何度目でしょうか。
先日、以下の記事で書いた HACKERS の TEST 2 に挑戦した結果です。

「10年ぶりの塗り絵です」『HACKERS 新TOEIC 実戦1000題 2 問題集』TEST 1 を解いてみた

TOEIC_HACKERS_Listening

TOEIC_HACKERS_Reading

 

前の記事に書いた通り「TEST 1 では塗り絵をした」ため、
テンポやスピード感を意識した回答を心がけました。

果たして、その結果とは。

 


Listening:88/100
Part 1:6/6
Part 2:24/25
Part 3:35/39
Part 4:23/30
Reading:93/100
Part 5:30/30(8分15秒)
Part 6:15/16(8分15秒)
Part 7:48/54(SP27分30秒/DP9分00秒/TP20分30秒)

 

TEST 1 に比べては「易しい」ですね。
本番と比べると、「やや難」という印象です。
(この出来では偉そうには語れませんが……。)

 

まず、リスニングについては、Part 1,2 は良い出だしだったのですが、物の見事に減速しました。
特に、Part 4 は難しかったことに加えて、スタミナ切れだと考えています。
HACKERS は総じて「言い換え」を見抜く練習にうってつけですね。
本番や公式よりも「言い換え」の頻度が多い気がしています。

 

 

一方、リーディングのポイントは、HACKERS の代名詞とも言える Part 7 の分量です。

TEST 1 同様、Part 5, 6 のタイムマネジメントはうまくいきました。
本番もこれくらいで切り抜けるのが理想的ですね。
正答率も悪くない結果で満足しています。

とはいえ、これにはちょっとした問題点があります。
「難しい」「多い」「本番じゃない」というところから、少し雑に解いているのです。
つまり、本番であれば、もう少し慎重に行く、ということですね。
ただ、雑に解いても、高い正答率が保てることが分かったため、
今後解く模試についても、同じ意識で臨みたいと思います。

前回の課題となった Part 7 については、巻き気味で解きました。
TEST 1 より分量が少なかったこともあって「塗り絵」は回避できたわけですが、
Part 5, 6 と同様に荒く解いているため、ミスが目立ちました。
間違えたかもという不安のない問題でミスをしているため、自分のミスの理由は要分析ですね。

 

 

模試を解くと、自分の弱点が浮き彫りになりますね。
模試を通しで解くのは好きではないのですが、大切な時間だと改めて思いました。

 


第213回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想(個人的な出来)

 

 

第213回TOEIC公開テストを受験された方、改めてお疲れさまでした。
毎回恒例の、備忘録として受験後の感想の記事でございます。

 

今回はいたって普通の受験でした。
なぜかハプニングを期待している自分がいます。
試験前に行ったことをまとめておくと、こんな感じです。

 

・『公式問題集』Part 3, 4(32-70)1.25倍速
・『公式実戦書』Part 3, 4(32-70)1.25倍速
・『単語特急』(100問):一気に解く@移動中

 

TOEIC_公式問題集_新形式

TOEIC_新_公式実戦_Listening

単語特急_新形式対策

 

頭を英語モード、しかもスピード感を持った仕様にして、
耳と目をどんどんと慣らしていくイメージです。
毎回、試験前に行うことは違うのですが、狙いはこれひとつです。

 

さて、今回はピンク色のマークシートでしたが、フォームは不明です。
どこで見分けがつくかわからないのですが、1枚目はジュエリーが並ぶ写真でした。
では、各 Part ごとの出来を簡単にメモしておきます。

 

<Part 1>
ミスはないと思います。
6. がやや不安だった記憶があります。

 

ただ、今まで通りの対策で十分です。

 

 

<Part 2>
3〜5問ほど怪しいものがあります。
ぼくが受けたフォームはなだらかに難しくなるのではなく、
パッと急に難しめの問題が出てくるイメージです。
難しいものは潔くマークをしなくてはなりませんね。

 

最近、ことごとく Part 2 で心が折れてしまいます。

「もうミスのしすぎだ」

というように。
1, 2 問の不安なら大丈夫だろうと楽観的に考えられるのですが、
これだけ不安な問題が多いと、「今までのトレーニングは何だったの」と疑ってしまいますね。

 

Part 2 ですでにリスニングの満点が霞んで見えました。

 

 

<Part 3, 4>
新形式の問題にはうまく対応できたのですが、
そこに集中するがあまり、それに付随する問題で迷ったものがありました。
正直、ここまでセットでできての新形式対策という気がしていますが。

 

 

<Part 5>
Part 7 が控えているため、スピードを意識して臨みました。
普段から『単語 特急』などを一気に解いているおかげか、テンポよく解けたと思います。
所要時間は10分弱だったでしょうか。

 

2ミス(conditional, precise)が確定しています。

 

number を動詞として見抜けるかが問われた問題が面白かったと印象に残っています。

 

 

<Part 6>
9分くらい費やしたでしょうか。
やや時間をかけすぎですね。

 

文挿入問題がどうしても慎重になり過ぎてしまいます。
結果、迷ってしまい、スパッと回答できない流れにはまっているようです。

 

 

<Part 7>
Single Passage で30分くらい、
Double Passages で8分くらい、
Triple Passages で18分くらいで終えました。
終了したのは1分前だった気がします。
(全回答時間の帳尻が合わずで申し訳ないです。)

 

Part 7 の開始時刻はよかったのですが、思った以上に Single で時間を取られました。
TOEIC の文章は普段から読むようにしていましたが、
設問を解くのが久しぶりだったので、少し戸惑ったと分析しています。

 

Double も Triple も読ませる量が本当に多くて、やはり苦戦しますね。
塗り絵をした HACKERS に比べれば少ない分、負荷をかけた学習は成功しました。
ただ、本番の方が慎重になりますから、その点も加味した学習を組み立てなくてはなりませんね。

 

あとは「この単語が出るんだ」とか「こう言えばいいのか」とか余計なところに気を取られています。
とても言い訳がましいのですが、この辺がなくなって、回答に集中できれば、変わるかもしれません。

 

 

今回はリスニングもリーディングも満点には届いていないでしょう。
正直、試験前から気持ちが負けている感があります。
自分の中に「7月の敗戦」の色が強く残っています。
それを打ち消すだけの学習をしていかなくてはならないのですが……。

 

そうは自分の体が動いていかないところを見ると、
自分と TOEIC との関係を考え直す時期がやってきたのかなと考えています。

第213回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想(速報)

本日、第213回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。
新形式ももう4回目になりますね。
名称が TOEIC から TOEIC Listening & Reading 公開テストとなりました。
(会場案内なども律儀に変わっていましたね。)

 

立ち模試

 

さて、毎回のように、感想をつれづれなるままに。
まずは、基本情報から。

 

=====
●フォーム
?(解答用紙A面ピンク/QRコードでした)
アスクさんのものとおそらく同じ Part 1 です。

 

 

●所感
1:やや易/2:普通/3:普通/4:普通/
5:普通/6:普通/7:やや難
=====

 

ここ3回の新形式と比べた形での所感です。
フォームが複数あるため、ご自身の受けたフォームと異なる場合はご了承くださいませ。
ここ4回ではリスニングは易しく、リーディングは同程度に難しいという感じです。

 

次は、各Partに関する感想です。

 

<Part 1>
「Part 1 は全問正解したい」という Part に変貌していますね。
ただ、6. が難しかったという記憶があります。
(表現に記憶がないのですが…。)

表現や注目すべき点がシンプルであるため、難易度が下がっていますね。
やはり Part 3,4 への難易度調整の Part と化している印象を受けました。

 

<Part 2>
全体としては「普通」としました。
5W1H が拾えれば正解できる問題が前よりは多めだった気がします。
ここ4回で見ても、こちらも Part 3, 4 への難易度調整の Part になっている気がします。

 

<Part 3, 4>
まずは、新形式についてまとめておきます。

 

・3人の会話…2問(しかも、2セット連続!)
・図表のついた問題数…Part 3:3問/Part 4:2問
・意図問題…Part 3:2問/Part 4:3問

 

3人の会話が2連発とは仕掛けてきている感じです。
とはいえ、会話の展開がシンプルなので解きやすい問題でした。

図表問題と意図問題は一つの Part 内で合計5問とバランスを取っています。
難易度の調整でしょうが、3人の会話はそこに加味されていません。

 

 

図表の問題は Part 4 に難易度が高くなりそうな図がありましたね。
次のような、アンケートの結果のまとめのようなものでした。
珍しく(?)すべてがネガティヴなコメントでしたね。


ポル男:TOEIC は会話力アップに使えない
ポル子:TOEIC の2時間1分という中途半端さが憎い
ポル美:TOEIC はリスニング力とリーディング力しか測れない
ポル太郎:TOEIC は毎月実施されない

ある程度、読みながら聞きながら、というマルチタスクが求められる問題でした。

 

 

意図問題は何気ない一言についてうまく尋ねてくるなあという印象です。
選択肢の先読みをサラッとでもしておくと、解きやすさが変わると思います。
というのも、探すときに読む時間が結構かかるからです。

 

 

他に気づいたこととしては、つぶやいた通りです。

 

設問と選択肢を読むためのリーディング力について。

 

森田鉄也先生が無理やりにでもねじ込んだという mural について。

 

 

あ、あと、今後の「TOEIC あるある」の定番となりうるか。

 

 

<Part 5>
極端に簡単だとか難しいとかいう問題はありませんでした。

 

まず、文法問題について。
品詞問題は8問くらいだったと思います。
(conditional/conditionable が印象深いです。)

割合的には変わっておらず、品詞問題は今まで以上に落とせないものとなりました。
Part 7 に時間を回すためにも、ここは素早く切り抜けなくてはなりません。
他にも、動詞の形を問う問題や代名詞の問題も同様です。

接続詞と前置詞を問う問題で空欄の後ろに、
number が動詞として使われているものがありましたね。
Part 7 には total が動詞として使われていましたね。

 

次に、語彙問題については、先に述べたように難しいものはなかったです。

 

どちらの種類の問題にせよ、今まで通りの対策を積み重ねていくしかありませんね。

 

 

<Part 6>
文章は長くはありませんし、問題の難易度は「普通」です。
一部を読むよりも、全体を見て文脈を追いかけられるかどうかが勝負の分かれ目です。

とはいえ、文挿入問題は魅力的な選択肢を作ってくるため、
より一層、文脈や話の全体像をおさえる必要がありました。

 

 

<Part 7>
新形式の4回の中では、「普通」の文章量という印象です。
今で言う「普通」は、多い文章量です。

文章量が「多め」と思わせておきながら、途中で短めのものが出てきたりと、
非常に変則的な出し方をしてくるなあという印象を受けました。

最近は当たり前かのようにピンポイントで正解を見つけるのは難しいです。
indicate や suggest 系の問題が多く、手がかりを探すのに時間がかかります。

 

新形式の文挿入問題は2問、書き手の意図を問う問題は2問ありました。
Part 6 同様、流れが追えていれば解きやすい問題でした。
もちろん、流れを追いかけるためには、読み飛ばしは厳禁です。

 

トリプルパッセージは内容の記憶保持が大変ではあります。
ただ、最高でも2つの文章が関連する問題しか出ませんから、怖れすぎる必要はありません。
(つまり、3題にまたがって関連することはありえない。)

今回は、3つの文章のうち1つの文章が軽めだったので、解きやすい回に分類されると思います。

 

———

これらはあくまでぼくの個人的な感想ですので、あくまでご参考程度で。
本番の試験を受けてわかることはたくさんありますから、
皆さんもご自身の発見があったら、ぜひ書き留めておくことをオススメします。

 

以上、ここまでが試験の情報でございました。
もし何か追加していただけることや気になる点があれば、コメントをぜひ!
お答えできる範囲でお答えいたします。
*試験問題の答えはどれ、といった類のコメントにはお返事できません。

 

私個人の話は(どーでもいいでしょうけれど)別の記事で書きます。

「10年ぶりの塗り絵です」『HACKERS 新TOEIC 実戦1000題 2 問題集』TEST 1 を解いてみた

「10年ぶりに塗り絵をしました」

 

7月の TOEIC 公開テストで散々な結果をたたき出してから早1か月が経ちました。その傷を癒すのか、塩を塗り込むのか、都内某所の会議室にこもって、とある模試を解きました。

 

それがこの韓国の模試です。

 

TOEIC_HACKERS_Listening

 

TOEIC_HACKERS_Reading

 

タイトルに書いた名称が正式なものかはわかりません。ただ、ハッカーズという団体の模試は有名だということは知っています。(この模試はある方に選んでいただいたので、詳しい情報は知りません。)

 

とりあえず事前情報として「難しい」と聞いていたため、覚悟をして臨みました。
結果をご覧ください。

 


Listening:85/100(1.0倍速/Part 3 の途中から少しスピードアップ)
Part 1:5/6
Part 2:23/25
Part 3:30/39
Part 4:27/30

Reading:92/100
Part 5:26/30(7分40秒)
Part 6:16/16(7分30秒)
Part 7:50/54(SP33分00秒/DP13分00秒/TP13分00秒)

 

リスニングは本番に比べて、やや難しいという印象です。

 

こけてはいけない Part 1, 2 で落としてしまいました。「解けたか怪しいな」という問題を見事に間違えていた感じです。他にも「怪しい」問題はありましたので、この成績で留まったのがラッキーなくらいです。

 

それに加えて、Part 3 の体たらくは目も当てられません。この理由は、スクリプトが劇的に難しいというわけではありませんでした。この模試の Part 3, 4 は選択肢が巧妙に言い換えられていて、それを瞬時に見抜くことがうまく実行できなかったと分析しています。(そのため、Part 3, 4 の言い換えを見抜く練習に使えます。)

 

 

一方、リーディングは Part 7 の分量がやたらと多かったです。

 

Part 5, 6 のタイムマネジメントは、今までにないくらいうまくいったものの、Part 5 でのミスが目立ってしまったことは反省しなくてはなりません。難易度は標準的でしたし、落ち着いて解けば正解できる問題もあったため、実力不足です。

 

課題は Part 7 です。気の抜ける文章が一つもありませんでした。問題の難易度は高くなかったものの、どの文章も長い。ひたすら読ませる印象です。シングルパッセージでだいぶ足止めをくらいましたね。「焦らずにやれば最後まで終わる」と悠長にやっていたら、3問の塗り絵をする始末です。本番ではこれだけの分量は出ないと思いますが、模試としてできている以上、クリアできる実力をつけたいものです。

 

この模試は全部で10セット入っているため、「Part 7 はすべてを読み切る」実力を今年中につけます。というか、次の TEST では読み切れるようにテンポを上げた読み方と解き方をしていきたいと思います。

 


第212回 #TOEIC 公開テスト結果分析→960の惨劇

今回はアビメの分析記事です。
皆さんがアビメを分析する際の参考になれば幸いです。
(そもそも、アビメとはアビリティーズメジャードの略称です。)

crosshair-97969_150

 

今回は2016年7月の第212回TOEIC公開テストの結果分析となります。
参考にさせていただくのは、毎度のごとく、TEX加藤先生の換算表です。
(TEX加藤先生、いつもありがとうございます。)

 

TOEICオタクのブログ(TOEIC正解数換算表)

 

さて、7月のアビメの内訳は以下の通りです。
ぼくは加藤先生が分類される<フォーム4>を受験したようです。

 

===========================

【スコア】
L:475(前回:490)
R:485(前回:490)
T:960(前回:960)

【LAM】
93(前回:88)
100(前回:100)
100(前回:93)
89(前回:96)
87(前回:93)

【RAM】
92(前回:92)
100(前回:100)
87(前回:93)
100(前回:96)
95(前回:100)

 

===

 

【Listeningスコア変移】
2006.09…345
2007.12…410
2008.06…410
2009.01…415
2009.07…420
2009.10…485
2010.01…455
2010.03…435
2010.07…495
2011.06…480
2012.01…490
2012.03…455
2012.07…495
2012.09…490
2012.10…490
2012.11…470
2012.12…495
2013.01…495
2013.07…495
2013.09…495
2014.04…490
2014.05…495
2014.06…495
2014.07…495
2014.09…495
2014.10…495
2014.12…495
2015.01…495
2015.04…490
2015.05…495
2015.06…495
2015.07…485
2015.09…490
2015.10…495
2016.01…495
2016.03…495
2016.04…495
2016.05…495
2016.06…490
2016.07…475

 

<感想>
リスニングで475というスコアは実に4年ぶりです。
もう「ありえない」数字と言っても過言ではありません。

 

アビメを見る限り、明らかにできていないのは以下の2つ。

・Part 3,4 の詳細を問う問題
・意図問題

前者は、要は「細かく聞けていない」という証拠ですね。
大まかな流れはとらえられても、細かなところはわからない、という状態。
リスニング力が低下してしまったのでしょうか。
普段の学習が足りなすぎるのでしょうか。
いずれにせよ、今のやり方ではまずいことが数字として叩きつけられました。

後者は、新形式に対応できていない証拠です。
全体の流れから選ぶのは苦手ではないはずですが、
瞬時に正解にたどり着くことができていないようです。

アビメを見ると、1つめの項目で1ミスです。(多分、Part 2)
4つめの項目で5ミス。
5つめの項目で2ミス。

 

<次の試験へ向けて>
最近、口を動かして「話す」ことを意識したトレーニングは欠かさないのですが、
「聞く」ことを疎かにしてしまう日があります。
「聞く」量が足りないことはこの結果からも明らかなので、
自分の優先順位をどう決めていくかという折り合いが問題になりそうです。

 

===

【Readingスコア変移】
2006.09…390
2007.12…440
2008.06…425
2009.01…465
2009.07…450
2009.10…450
2010.01…465
2010.03…455
2010.07…470
2011.06…465
2012.01…470
2012.03…490
2012.07…475
2012.09…490
2012.10…490
2012.11…485
2012.12…495
2013.01…480
2013.07…490
2013.09…495
2014.04…495
2014.05…485
2014.06…465
2014.07…480
2014.09…495
2014.10…490
2014.12…495
2015.01…490
2015.04…465
2015.05…480
2015.06…490
2015.07…495
2015.09…495
2015.10…480
2016.01…495
2016.03…480
2016.04…495
2016.05…495
2016.06…490
2016.07…485

 

<感想>
箸にも棒にもかからない数字でした。
手応えは悪くなかったのですが、この数字ですから何も言えません。

1つめの項目で2ミス、
3つめの項目で4ミス、
5つめの項目で1ミス。

3つ目の項目が悪いということは、Part 7 が「読めていない」ことに尽きます。
読めたフリをしているだけで、どこか適当に理解してしまうところがあるというわけです。
丁寧に、素早く、文章を読み取ることを改めて認識しなくてはならないようです。

 

<次の試験へ向けて>
TOEIC の素材を「読む」ことにあまり気が向かないため、
他の素材を使いながら補完していきたいと思います。
ただ、スコアが取れていないことは事実ですので、
最低10分でも Part 7 を読むことにしようかと画策中です。

 

以上、私なりの分析でございました。
何か気になることがあれば、ご質問はお気軽にどうぞ!

第212回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト結果(速報)

本日、第212回TOEIC公開テストの結果がインターネット上で発表されました。
ぼくは今、福島の山奥に TOEIC 合宿に来ています。
部屋にこもって結果と対面しています。

新形式一発目の990点から毎回下降傾向にあるぼくのスコア。
はたして結果は……。

 

201607_TOEIC_LR

 

うーん。毎年必ず一度は訪れる「960点付近」のスコアです。
ぼくの英語力が安定していない証拠だと言えると思います。
この結果と真正面から向き合わなくてはなりません。

 

Listening も Reading も数問は落としている可能性はあったと思うのですが、
ここまで落としている自覚がないというのが怖いところですね。

 

英語に触れる量が毎度のことながら少ないのがわかっているものの、
増やす方向に自分の動きを傾けられていないのが大問題です。

 

合宿でこもっている間は自分の時間が限られるため、
授業の準備以外をすべて英語に当てて、立て直していきたいと思います。

このままでは終われません。

第211回 #TOEIC 公開テスト結果分析→980はこんなに間違えている

 

先日のアビメ一挙大公開!に引き続いての分析記事です。
皆さんもアビメを分析する際の参考になれば幸いです。

そもそも、アビメとはアビリティーズメジャードの略称です。
今回は2016年6月の第211回TOEIC公開テストの結果分析となります。

 

参考にさせていただくのは、毎度のごとく、TEX加藤先生の換算表です。
(TEX加藤先生、いつもありがとうございます。)

 

TOEICオタクのブログ(TOEIC正解数換算表)

 

さて、6月のアビメの内訳は以下の通りです。
ぼくは加藤先生が分類される<フォーム3>を受験したようです。

 

201606_TOEIC_LR

 

===========================

【スコア】
L:490(前回:495)
R:490(前回:495)
T:980(前回:990)

【LAM】
88(前回:100)
100(前回:100)
93(前回:100)
96(前回:96)
93(前回:100)

【RAM】
92(前回:100)
100(前回:100)
93(前回:96)
96(前回:100)
100(前回:100)

===

【Listeningスコア変移】
2006.09…345
2007.12…410
2008.06…410
2009.01…415
2009.07…420
2009.10…485
2010.01…455
2010.03…435
2010.07…495
2011.06…480
2012.01…490
2012.03…455
2012.07…495
2012.09…490
2012.10…490
2012.11…470
2012.12…495
2013.01…495
2013.07…495
2013.09…495
2014.04…490
2014.05…495
2014.06…495
2014.07…495
2014.09…495
2014.10…495
2014.12…495
2015.01…495
2015.04…490
2015.05…495
2015.06…495
2015.07…485
2015.09…490
2015.10…495
2016.01…495
2016.03…495
2016.04…495
2016.05…495
2016.06…490

 

<感想>
定期的にぼくの元を訪れる490点がやってきました。

5月は新形式でも495点が取れたわけですが、まだふわふわしたところがあるようです。
新形式の問題でミスをしても、495点に収まるように、旧形式の部分は完璧にする必要があります。

今回は Part 2 でだいぶ間違いを犯したと分析しています。
というのも、アビメの項目の数字がそれを示しています。

アビメを見ると、1つめの項目で2ミスです。
間違いなく Part 2 で落としています。ここ最近は Part 1 は間違えませんから。
3つめの項目で1ミス。
4つめの項目で2ミス。
5つめの項目で1ミス。

加藤先生の分析によると、5つめの項目をトータルからマイナスするとのことでしたので、
今回の495点のボーダーは4ミスだったのでしょうか。非常に悔しいです。
とはいえ、今はボーダーがゆるいため、この点数で止まっていますが、これからどうなるかはわかりません。

 

<次の試験へ向けて>
毎回、リスニング対策のキーワードは「量」になります。
今回はそれが不足していたと言えます。
いまいち「聞く」ことが習慣的になっていないため、
TOEIC の素材やそれ以外の素材を使いながら、
一定量をキープする方策を考えたいと思います。

 

===

【Readingスコア変移】
2006.09…390
2007.12…440
2008.06…425
2009.01…465
2009.07…450
2009.10…450
2010.01…465
2010.03…455
2010.07…470
2011.06…465
2012.01…470
2012.03…490
2012.07…475
2012.09…490
2012.10…490
2012.11…485
2012.12…495
2013.01…480
2013.07…490
2013.09…495
2014.04…495
2014.05…485
2014.06…465
2014.07…480
2014.09…495
2014.10…490
2014.12…495
2015.01…490
2015.04…465
2015.05…480
2015.06…490
2015.07…495
2015.09…495
2015.10…480
2016.01…495
2016.03…480
2016.04…495
2016.05…495
2016.06…490

 

<感想>
目が当てられない結果です…。
ボーダーは重複問題の関係上でわかりませんが、だったようですが、まったく引っかかりませんでした。

1つめの項目で2ミス、
3つめの項目で2ミス、
4つめの項目で1ミス。

この数字から見るに、満点を取る大チャンスの回だったと言えそうです。
特に、Part 7 で落としているのがいただけませんね。
少し焦り気味で読んだところがあったため、影響したのかもしれません。

 

<次の試験へ向けて>
今回は対策をガッツリという感じではなかったのですが、
長文を読む「量」が足りていなかったなという印象です。
リスニング同様、まとまった英文に触れる習慣ができていません。

割と気の向くままに英語をやっているところがあるからでしょう。
学校がお休みになり、少し時間ができるため、環境調整をしてまいります。

 

 

以上、私なりの分析でございました。
何か気になることがあれば、ご質問はお気軽にどうぞ!

第209-211回 #TOEIC 公開テストのアビメ一挙大公開!

しばらく怠っておりました!アビメ報告でございます。

皆さんはアビメの分析はしていますか?

counseling-99740_150

 

4月(第209回)、5月(第210回)と満点を取れたことによって、分析を疎かにしておりました…。
もうありえませんね。「調子に乗りすぎー」と言われても仕方がありません。

 

ということで、さっさと晒してしまいますね。

 

4月[990]→5月[990]→6月[980 : L490 / R490]

【LAM】
94→→→→→→→→100→→→→→→→→88
100→→→→→→→→100→→→→→→→→100
100→→→→→→→→100→→→→→→→→93
100→→→→→→→→96→→→→→→→→96
××→→→→→→→→100→→→→→→→→93

【RAM】
96→→→→→→→→100→→→→→→→→92
100→→→→→→→→100→→→→→→→→100
100→→→→→→→→96→→→→→→→→93
100→→→→→→→→100→→→→→→→→96
100→→→→→→→→100→→→→→→→→100

 

驚くべきは990点と980点とで10点しか差がないにもかかわらず、
アビメのゲージのガタガタ具合がすごい6月です。

 

ぼくの友人(まったく TOEIC を知らない人)が

「これだけミスをしていても、この点数が取れるんだ」

とさらっと言いのけましたね。
この言葉はぼくにはグサグサと刺さり、しばらく棘が抜けませんでした……。
(無知って怖いです。)

 

ただ、その指摘は非常に鋭くて、ミスが出てもスコアが出るだけの難易度になっているということ。
同じ正答数でも、旧形式に比べて新形式のほうが高いスコアが出やすい状況なんですね。

 

数種類のフォーム(試験形式)がある分、一概には比べられないとは思いますが、
この少ない情報からわかることを次への行動につなげていきたいものです。

第212回 #TOEIC 公開テスト感想(個人的な出来)

<告知>
新しく8月からゼミを開講します。最新情報もいち早くお届け。
1日はそのキックオフ、かつ新形式の攻略についてお話します。

・8/1
【8/1Mon キックオフ】成長を実感するTOEIC体験「天狼院 TOEIC パーフェクト・ゼミ」〜誰でも効率的にスコアアップできる「パーフェクトスコアラー思考」を身につける!〜新形式問題の対策レクチャーあり!《ゼミを体感できる説明会》

・8/8〜
【8月開講】パーフェクトスコアラー思考を身につける「天狼院 TOEIC パーフェクト・ゼミ」〜誰でも効率よくスコアアップできる方法とは?成長を実感できる TOEIC 体験〜《東京・福岡・全国通信対応》

 

第212回TOEIC公開テストを受験された方、改めてお疲れさまでした。
毎回恒例の、備忘録として受験後の感想の記事でございます。

 

今回は面白い出来事は起こらず、いたって普通の受験でした。
試験前に行ったことをまとめておくと、こんな感じです。

 

・『公式問題集』Part 3(32-70)1.25倍速:オーバーラッピング@自宅
・『単語特急』(約100問):一気に解く@移動中
・『読解特急5』(英文のみ):文章の関係性を読み解く@移動中

 

頭を英語モード、しかもスピード感を持った仕様にして、
耳と目をどんどんと慣らしていくイメージです。
毎回、試験前に行うことは違うのですが、狙いはこれひとつです。

 

crosshair-97969_150

 

さて、今回はピンク色のマークシートでしたが、フォームは不明です。
どこで見分けがつくかわからないのですが、3枚目はPCを外で眺めているものでした。
では、各 Part ごとの出来を簡単にメモしておきます。

 

<Part 1>
ミスはないと思います。
感想にも書きましたが、もう Part 1 ではミスはできません。
a pile of earth はリサイクル問題で、初見のときは話題になりましたね。
earth の使い方を知らなかった方は『新公式問題集 Vol.5』でチェックですよ。
Part 1 の誤答に使われていますからね。

 

<Part 2>
2問ほど怪しいものがありましたが、消去法でしのげているか1ミスです。
Part 2 もミスができない Part になりましたが、なかなかしんどいですよね。

ぼくが受けたフォームは比較的聞き取りやすい応答だったと感じました。
ひとりめの発言が冒頭を聞き取ればOKというものではないため、
全体を逃さず聞き取り、要所をまとめて頭の中にリテンションする力が求められますね。

 

<Part 3, 4>
聴くときは聴く。マークするときはマークする。
というように、切り替えて行いましたが、Part 4 の意図問題で悩み、
1セットは先読みなしで挑みました。

今回は新形式の問題に苦戦して、数問落としていそうです。
新形式への対策、というか、全体的なリスニング力の強化が必要そうです。

 

<Part 5>
8分くらいで終了しました。
10分を切って回答を終えられたのは初めてかもしれません。

1ミス(a battery of 〜)が確定しています。
語彙問題はこれが一番難しかったと信じたいです。苦笑

 

<Part 6>
13分くらい費やした気がします。
文挿入問題の根拠がはっきりせず、かなりの時間を費やしてしまいました。
自分でも考えすぎだと途中から思ったのですが、そのスパイラルから脱出できず。

しかも、時間をかけた割に、正解かどうか微妙ですから困ったものです。
Part 6 は一番の課題だと言えるでしょう。

 

<Part 7>
Single Passage で25分くらい、
Double Passages で8分くらい、
Triple Passages で20分くらいで終えました。

必死に駆け抜けたこともあり、ミスの具合はわかりません。

Part 6 で時間を多く費やした分、非常に苦しい時間配分になりました。
Part 7 に入った時点で、14:05を過ぎていたのは久しぶりかもしれません。
内心は相当焦りましたが、1問ずつ解くしかないので、割り切って挑みました。

SP を解いている途中で、全体像を見ようと最後までパラパラと確認したのですが、
新形式史上、最も文章量が多い回だと感じましたね。
これを読み切るには「大量の英文を読む」ことが当たり前のレベルに持っていかなくては、ですね。

 

 

ボーダーが安定しませんから、なんとも言えませんが、
リスニングはギリギリ満点、リーディングはボーダー次第でしょう。
次回の9月の試験までは期間が空くため、しばらくは TOEIC 学習とは離れる予定です。
今後の学習内容はまた記事にしていきますね。お楽しみに。

第212回 #TOEIC 公開テスト感想(速報)

<告知>
新しく8月からゼミを開講します。最新情報もいち早くお届け。

【8月開講】パーフェクトスコアラー思考を身につける「天狼院 TOEIC パーフェクト・ゼミ」〜誰でも効率よくスコアアップできる方法とは?成長を実感できる TOEIC 体験〜《東京・福岡・全国通信対応》

本日、第212回TOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。
新形式の3回目の TOEIC 公開テストとなりましたが、いかがだったでしょうか。

TOEIC_韓国_公式ガイド

 

さて、毎回のように、感想をつれづれなるままに。
まずは、基本情報から。

 

=====
●フォーム
?(解答用紙A面ピンク/QRコードでした)
*1. は ???
*3. は lean toward a computer でした

●所感
1:易/2:やや易/3:普通/4:やや難/
5:普通/6:やや難/7:やや難
=====

 

新形式になってから3回目ですので、正直、所感は書きづらいところです。
あくまで前々回と前回と比べてのものとなりますことをご了承ください。

この3回ではリスニングは易しく、リーディングは難しくなったという感じです。
さすがに形式には慣れてきましたので、問題の難易度を純粋に比べられているはず。

 

次は、各Partに関する感想です。

 

<Part 1>
「Part 1 は全問正解したい」という Part に変貌していますね。
ほとんど記憶に残らないくらい、易しい問題がほとんどだと言えます。
2. の a pile of earth が難しかったかもしれませんが、TOEIC ではちょっとした有名な表現です。

描写が非常にシンプルであるため、難易度が下がっていますね。
やはり Part 3,4 への難易度調整の Part と化している印象を受けました。

 

<Part 2>
全体としては「やや易」としました。
5W1H が拾えれば正解できる問題が前よりは多めだった気がします。
後半で間接的な表現が多発するかと思いきや、そうでもなかったですね。
ここ3回では最も易しかった回だったと思います。

 

<Part 3, 4>
旧形式の問題をクリアした上で、「意図問題」をどのように処理するか。
これが当面の Part 3, 4 の鍵となりますね。
この問題は答えを選択肢から探すのが難しい上に、時間がかかります。
その分、次の問題へ影響を及ぼしますから、困ったものです。
スコアによっては「取り組まない」としたほうがよさそうですね。

肝心の会話やトークの内容はいつも通りという感じです。
ひねったお話は前回に比べてはなかったと感じました。
ただ、Part 4 のほうが選択肢の英文が長めだった分、「やや難」としました。

ここで、新形式についてまとめておきます。

・3人の会話…1問(2問?)
・図表のついた問題数…Part 3:3問/Part 4:2問
・意図問題…Part 3:2問/Part 4:3問

図表問題と意図問題は一つの Part 内で合計5問とバランスを取っているんですね。
難易度の調整だとは思いますが、3人の会話はそこに加味されていないというのは興味深いです。

3人の会話は必要以上に構えすぎないことが大切だと思います。
情報量が増えるわけではないため、設問を先に読んでおくことで、十分に対応できると思います。

図表問題は会話やトークの流れが終えていれば、難しくはありませんでした。
目線を柔軟に移動させられるようにならないと厳しいのは間違いありませんが。

意図問題は口語表現を問うようなものはなく、前後の流れからつかめましたね。
前回の意図問題は解きやすかったのですが、Part 4 の問題が解きにくかった記憶があります。

 

<Part 5>
極端に簡単だとか難しいとかいう問題はなくなりましたね。

まず、文法問題について。
品詞問題は8問くらいだったと思います。
(publisher/publication, advisory/advisable などは印象深いです。)

割合的には変わっておらず、今まで以上に落とせない問題となりました。
Part 7 に時間を回すためにも、ここは素早く切り抜けなくてはなりません。
他にも、動詞の形を問う問題や代名詞の問題も同様です。

次に、語彙問題については、先に述べたように難しいものはありません。

どちらの種類の問題も今まで通りの対策で通用します。

 

<Part 6>
文章は短いものも見られたのですが、問題の難易度が「やや難」です。
問題は文脈を終えていないと解けないものがほとんどでした。

ネックとなる文挿入問題が(個人的に苦手なのか)難しく感じましたね。
消去法もうまく使えず、答えの決め手を探すのに時間がかかりました。

 

<Part 7>
新形式の3回の中では一番「文章量が多い」と感じました。
シングルパッセージの前半の分量が少なめだったのは、後半への布石でした。
シングルパッセージの後半、ダブルパッセージ、トリプルパッセージと、
まったく気の抜けない文章量だったと感じています。

最近は当たり前かのようにピンポイントで正解を見つけるのは難しいです。
難易度調整のために、たまに入れている感じを受けますね。

これまた難敵な、文挿入問題は2問、書き手の意図を問う問題は2問程度ありましたが、
Part 6 同様、流れが追えていれば解きやすい問題でした。
もちろん、流れを追いかけるためには、読み飛ばしは厳禁です。

トリプルパッセージは内容の記憶保持が大変ですね。
ただこれも必要以上に恐れてはいけないという印象です。
今まで語彙の言い換え問題が1セットに1問は含まれていました。
今回はその傾向は崩されていたので、「難易度が上がったか」と思いきや、
1つ目の文章で回答できる問題が多めだったので、難易度調整がなされているようでした。

 

———

これらはあくまでぼくの個人的な感想ですので、あくまでご参考程度で。
本番の試験を受けてわかることはたくさんありますから、
皆さんもご自身の発見があったら、ぜひ書き留めておくことをオススメします。

以上、ここまでが試験の情報でございました。
もし何か追加していただけることや気になる点があれば、コメントをぜひ!
お答えできる範囲でお答えいたします。
*試験問題の答えはどれ、といった類のコメントにはお返事できません。

 

私個人の話は(どーでもいいでしょうけれど)別の記事で書きます。