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『TOEIC TEST 単語 特急 新形式対策』を高速で解ける理由

月曜日に『TOEIC TEST 単語 特急 新形式対策』を購入してから、
毎日一周は欠かさず行っています。

単語特急_新形式対策

 

今は、一周が10分強で終わるスピードで解くことができます。
ぜひ皆さんにも体感していただきたいスピード感です。
解けると本当に気持ちがいいですから。

 

これは、つぶやきにも書いたように「全文読み」して、意味を理解した上での回答です。
なんで早く解けるんだろう?」とふと思い、思い当たる節を探してみると、見当たりました。
もちろん、『単語 特急』の旧版を解いていた、というのも一つでしょう。
ですが、もっと大きな要因で、大切なことは、次のブログ記事と同じことだと考えています。

 

名著『新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ』のメモが教えてくれた、TOEIC スコアアップの大ヒント。

 

相性のいい組み合わせが頭の中に入っている。

 

これに尽きると思います。
今までストックしてきたフレーズがイキイキとする瞬間です。
「この単語が来たら、これが来るでしょう」という予測がつくわけです。
だからこそ、頭が瞬時に反応してくれるんですね。

 

この予測する力はリスニングにもリーディングにも活きると思います。
次に来るものの予測がつくのですから。

 

購入してからわずかですが、新たに自分の中にストックされたフレーズが増えました。
問題になっているところも、そうでないところも、です。
まとまりをストックする意識で、他の本も改めて取り組んでみようと思います。

 

まだまだ成長していきましょう。

『TOEIC TEST 単語 特急 新形式対策』を解き終えた感想(速報)

Twitter を見ている感じだと早めのゲットでしょうか。
別に早く手にしたからといって、スコアアップするわけではないのですが。苦笑

 

『TOEIC TEST 単語 特急 新形式対策』
(森田鉄也著/朝日新聞出版)

 

 

速報としての感想を箇条書きでいくつか挙げておきますね。
購入される方のご参考になれば幸いです。

 

単語の難易度が上がっている。

morite2 先生が Twitter かどこかでおっしゃっていましたが、本文も選択肢も単語の難易度が上がっています。旧版が出たのは2009年で、そのときよりも試験に出る単語が難しくなっているのは間違いないですからね。時代が反映されている感じです。

 

旧版と同じ問題もありながら、微妙にアレンジされている問題もあり。

まったく同じ問題もありますが、アレンジされているものが思ったよりも多かったです。同じテスティングポイントでも、読みやすい英文になっていたり、難しめの英文になっていたりとバージョンアップが嬉しいです。

 

成績は98/100。

13分30秒で一周を終えました。間違えたのはもちろん新問です。「これを聞いてくるかあ」という絶妙なところを突いてきた問題や、お手上げの問題がありました。ただ、旧版をやり込めていれば、かなりの正答数は確保できると思います。時間もさほどかかりません。

 

この本を用いたセミナーをやろうと決めました。

著者の morite2 先生にご相談してみようと思います。イメージしているのは、土日祝日の半日くらいのぶっ通しセミナー。ご興味があったら、何らかの形でご連絡くださいませ。

 

間違いなく買いの一冊です。

ぼくの中で旧版を超えました。最高の一冊です。毎日のお供になることが決定しました。TOEIC で重要な単語が今まで以上にギュッと詰め込まれているイメージです。

「『単語 特急』改訂記念で100文の暗唱を始めました」のその後

『単語 特急』が改訂されるということで、

「『単語 特急』をやり尽くしたのだろうか?」

という問いを自分に投げかけて始めた100文の暗唱。
数年前にやりかけた自分に向き合ってのスタートを8月頭に切りました。

単語特急_付箋

 

*やり方は以下のブログの記事に書いてある通りです。

ぼくの『新TOEIC 単語 特急』の使い方〜英文の効果的な暗唱の方法

 

約1か月が経過した今、porpor の様子はどうなっているのでしょうか?
まず、結論から申し上げます。

 

「100文まで到達すらしていません」

 

1日10分弱はやってはいたのですが、毎日の学習に取り込めず、苦戦しています。
ただ、残り11文のところまでやってきましたので、本日中に終わらせます。
(ここで必殺の公開宣言効果を使います)

 

とはいえ、1か月前にやった最初のほうは忘れている可能性が大きいため、
新しい『単語 特急』を手にするまでは、

 

「毎日、100文の音読をする」

 

ことにしました。
100文を自分の中に染み込ませます。
単に解くのではなく、音読までセットにして、1日1周がノルマです。

 

発売まで残りわずかですから、追い込むことで、自分の身の肥やしにしていきたいと思います。

 

もう morite2 先生のお手元には見本が届いたとか。いち早く手に入れたいものですね。

 

TOEIC単語特急新形式対策完成

 

『単語 特急』改訂記念で100文の暗唱を始めました。

ぼくは前からブログや Twitter で次のようなことを何度も言っています。

 

「ぼくの TOEIC スコアは特急シリーズでできています」

 

これは大げさではなく、本当の話なんです。
自分の本棚の中にある TOEIC 本の多くが特急シリーズですし、
利用した回数もかなりの回数にのぼります。

 

そんな特急シリーズにどハマりしたのは初代シリーズ(?)からでした。
(初代シリーズ…単語 特急/文法 特急/読解 特急)
中でも、『単語 特急』には感銘を受け、未だに何度も使用している一冊です。

 

その『単語 特急』。
嬉しいかな、悲しいかな、改訂されるという情報が入ってきたではないですか!

 

 

このニュースを聞いて、ぼくは思いました。

 

「『単語 特急』をやり尽くしたのだろうか?」

 

と同時に、発売当初のことを思い出し、自分と morite2 先生のブログを漁りました。
morite 2 先生のずいぶん前(2010年!)の記事です。

 

単語特急ドリル第2章2

 

この頃、『単語 特急』をネタにして、英作文ドリルをブログで実施されていました。
そこに刺激的な一言が詰まっているではないですか。
引用させていただきます。

辛い作業ですが英作文は必ず英語力向上に役立つはずです

自分自身、中学高校と完全に避けて通ってきました

教える側になってたくさん練習しました

めんどくさいのは分かってます

このブログを読んでいる人の1割もこの英作文をやらないことも知っています

簡単に英語力をつけるなんてできません

本気でやりましょう!!!

 

ぼくは2010年当初、次のブログを書きながら、
英作文は半ば挫折したことを覚えています。

 

ぼくの『新TOEIC 単語 特急』の使い方〜英文の効果的な暗唱の方法

 

先ほどの morite2 先生の一言、そして、自分の挫折経験から、
ぼくは次のことを実行に移すことにしました。

 

「『単語 特急』100文の暗唱ができるようにします」

 

改訂版が出たら、前の版にあったかどうか差がわかるほど、やりこみます。
目標期限は改訂版が出るまで、です。

 

もし一緒に取り組んでみたい、という方がいれば、お声がけください。
お互いにプレッシャーをかけながら、取り組んでいきましょう!

第200回 #TOEIC 公開テスト感想(個人的な話)

先日の第200回TOEIC公開テストを受験された方、改めてお疲れさまでした。
受験後に感想のブログを書いてから、ずいぶんと時間が経ってしまいました。

 

試験中の話も含めて、それ以外にも初めての経験がありましたので、
記録を残しておきたいと思います。

 

受験日の前日にTwitterでつぶやきましたが、受験票ハガキをなくしました。苦笑
所定の場所に置いておいたはずなのですが……情けない限りです。

 

もうどうしようもないと思ってつぶやいたところ、
親切な方が連絡をくださいまして、無事対処できました。
以下、つぶやきでも掲載しましたのではっておきます。

 

 

自宅で

・ウーゴ 1ユニット(サポートページ音声)
・読解特急5 DP編
・新公式問題集 Vol.5 TEST1 の Part 3,4 をシャドーイング

TOEIC_ウルトラ語彙力主義

読解特急5

を済ませて、会場へ向かいました。
会場に向かうまでは、

・単語特急2

単語特急2

を1周行うという感じ。
試験前に単語特急を1周回すというのが、なんとなく定着しています。

 

仮受験票の発行などで手惑いましたが、無事受験はできました。
前の記事に書いた通り、フォームは4LIC15(解答用紙A面緑/マイナーフォーム)です。

 

<Part 1>
ここ最近、1問くらいコケて、後を引くパターンが多かったのですが、
無事に通過できた記憶があります。

あくまで精神的に無事、ということで、1問不安なものがありました。
ただ、気をとりなおして Part 2 へ。

 

<Part 2>
ここも1問はどこか不安なところがあった気がしますが、
いつもよりは余裕をもって聞けたと思います。
正直、問題を覚えるような余裕はありませんでしたね。苦笑

 

<Part 3, 4>
1, 2問は不安なものはありましたが、なんとか乗り切ったという感じです。

 

リスニングの満点ラインをギリギリのところですが、
精神状態を保つのでいっぱいいっぱいで、
「まだまだだなあ」と思わされますね……。
このレベルは今年中に脱出したいところです。

 

<Part 5>
15-17分ほどかかった気がします。
受験の数日前に記事でも書きましたが、Part 5 の回答速度が落ちています。
今回の問題が難しかったというのもあるのかもしれませんが、
それにしても、なかなかスピードが上がりません。
ちょっと慎重になりすぎているのかな、と分析しています。

試験後に情報収集をしたところ、2, 3問は間違っている模様です。
これで満点は逃したなあ、という感じですね。
各地で(?)議論の種になっている問題たちです。

 

<Part 6>
5-7分くらいかかったと記憶しています。
1セットめで悩んだこともあり、時間がかかってしまいました。

しかも、1問ミスをしている模様です。
前回の試験同様、Part 5, 6 の時点で、
満点の土俵に立てていません。

6月は前半に英検の試験があるため、それまでは英検に集中しますが、
その後をどう立て直していくか検討中です。

 

<Part 7>
Part 5, 6 で時間がかかったとしても、読解スピードが上がっているため、
Part 7 に入った時点で「正確にやればきっちり終わる」と思いました。

ところが、結果、最後の問題のマークをした10秒後に試験終了、という状態でした。
実は、TOEIC を初めて受験して以来、塗り絵をしたことはないのですが、
今回の最後のDPに入り、問題を解いたときに、塗り絵が頭をよぎりました。
一番最後に解いた問題は、おそらく根拠を見つけられたと思いますが、
非常に焦った状態だったため、自信がありません。

そのほかのところでは、語彙の言い換え問題で1ミスをしていると思います。
2択で迷いに迷って、塗り直した1問です。

 

とまあ、リーディングは散々な結果が予想されます。
ここ最近、TOEIC 対策をしていないツケが回ってきているのか……。

 

 

正直、満点を取れなくても、誰かに怒られるわけではありません。
ただ、自分のプライドが許さないんですよね。悔しい。

毎年なんとか1回は満点が取得できている状態ですが、
今年の受験回数も減ってきているため、早いところ返り咲きをしたいと思います。

英検受験後に改めて具体的な対策を立てる予定です。

今までは「まやかしの」TOEICリスニング495点だったという事実

先日の、とある学習会の一コマ。

 

TOEIC のリスニングがハイスコアであるにもかかわらず、
Part 2 が苦手だとおっしゃる方がいます。
それはきっと Part 3,4 を補って聞いていて、
その結果、ハイスコアが取れているのではないか。

 

この言葉がぼくの胸に深く、深く突き刺さりました。
ぼくの最も苦手な Part は Part 2 だからです。

 

そして、実際の試験を受けてみても、Part 2 で多少間違えることがあります。
(アビリティーズメジャードを見て、その結果は明らかです。)
Part 2 で聞き逃し、動揺をし、それを引きずったまま、
Part 3, 4 を-今までの TOEIC 勘で補って-解いているのです。

 

結果、リスニングでは495が連続して取得できていましたが、
つい先日の公開テストでそれも途切れました。

 

ぼくは TOEIC のリスニングをきっちり聞けていなかったのです。
495点が取得できているためか、この現実から目をそむけていたのです。

 

今の調子でいては、またどこかのタイミングで495点を取り逃すでしょう。
990点を取得できるチャンスすらなくなってしまうでしょう。

 

このままではダメだ。

 

そう思い、初心に帰って Part 1,2 の対策を始めました。
特急_Part1,2特急2
書籍はすでに何度も解いた、森田鉄也先生の『パート1・2特急Ⅱ』です。
英検1級の受験が近くなっているため、英検オンリーでいこうと思ったものの、
この調子では英検の結果もたかがしれています。
24日の公開テストまではあとわずかですが、Part 1,2 は逃しません。

 

しっかりと聞いて反応する。

 

気を抜かずに、TOEIC と向き合ってきたいと思います。

懐かしの『単語特急』をやり直してみたところ、大量の付箋がついたワケ

単語特急_付箋

 

見てください、この付箋の量。
ひさしぶりに解き、じっくりと目を通してみました。
手持ちの本の中で最も繰り返した『単語特急』ですから、問題を間違えることはありません。

 

ただ、類義語や派生語など、まだまだ身についていない、見逃していたものがありました。
単に理解しているだけ(=アウトプットはできない)のものやあやふやなものに付箋をつけた結果が写真の状態です。

 

今までは学習者として使用してきた一冊でしたが、
講師として指導する立場を考慮して読み返したことによって、
自分に足りない部分が見えてきたように思います。

 

先日読み返した『文法特急』も『単語特急』も読んでいて、
言葉にできない、何か壁を感じるのですが、
これを乗り越えた先にはパワーアップした自分が待っている気がします。

 

それにしても、『単語特急』は出る単語の宝庫だなあ、と改めて。
語彙問題が苦手な方は、この一冊を取り組まない手はないです。

 

(参考)
ぼくが『TOEIC 単語特急』の英文をどのように暗記しているか

豪華な講師陣!『新TOEIC TEST ドリーム特急 全パート実戦対策』

4月のTOEIC公開テスト直前に、衝撃的な一冊が発売されました。
何かと話題となる「特急シリーズ」に加わった新たな仲間です。

 

それが

新TOEIC TEST ドリーム特急 全パート実戦対策(朝日新聞出版)

です。

ドリーム特急

 

豪華な著者陣が各Partの問題演習を通じて、解くコツや目の付け所を示してくれます。
担当Partと問題数は以下のとおりです。

 

  • Part 1(7問)…森田鉄也先生
  • Part 2(10問)…花田徹也先生
  • Part 3(18問)…神崎正哉先生
  • Part 4(18問)…ヒロ前田先生
  • Part 5(40問)…加藤優先生
  • Part 6(12問)…濱崎潤之輔先生
  • Part 7(13問)…TEX加藤先生
  • 問題執筆…Daniel Warriner先生

 

問題が良質なのは特急シリーズでは当たり前ですから、心配する必要はありません。
問題の難易度としては総じて「普通」という印象でした。本番に出そうなニオイがします。
極端に簡単ものや難しいものは含まれていません。

 

真相は先生方に聞いてみないとわかりませんが、4月のTOEIC前に発売されたことから考えて、
4月に出そうな問題が収録されているのでは…という気がしています。
この真相は自分の目で確かめてくる予定です。
(あくまで予想なので、この記事を見て今からやる!という無茶をしても、自己責任でお願いいたします。笑)

 

 

そして、本書の見所として、

各Partの問題の前にある先生同士の掛け合い

があります。

 

分量として多いわけではありませんが、
「各Partに対してどのようなスタンスで臨めばいいのか」
がわかることでしょう。

 

あまりに名言が多すぎて、各Partについて引用してご紹介したいのですが、
ネタバレになり、楽しみが減ってしまうのでやめておきますね。
(ここだけでも立ち読みをされ…いや、買って読んでみてください。)

 

ということで、良質な問題に触れながら、豪華講師陣のTOEICへのスタンスを知りたい方には、オススメの一冊です。

 

 

とはいえ、ただ単に褒めちぎっても胡散臭いでしょうから、購入に当たって気をつけておきたいことも記しておきます。

まず、タイトルにもあるように、本書はあくまで「全パートの演習のための一冊」で、問題集だということです。
加えて、問題数のバランスに偏りがあることにも気をつけておきましょう。
「この一冊で十分な演習量が確保できる」と思ってはいけません。

正直、もう少しPart間の問題数の調整を行ってほしかったですね。
問題集としてはアンバランスさが気になります。

また、「あるPartを突っ込んで対策したい」という方は別の特急シリーズを購入されるとよいでしょう。
本書は、問題の解説は十分ですが、解くコツや目の付け所という観点ではやや浅いところがありますので。
(もちろんページ数の都合上、仕方のないことではありますが。)

 

次に、Partによって先生が異なるので、自分にとって「合う合わない」があるかもしれません。
そのときには合う先生が出されている別の本にあたって、解き方などを習得されることをオススメします。
「○○先生の考え方のほうが自分に合う」というのはざらにありますから。

 

そして、最後に、注意喚起です。(前の記事とやや重なるところがあります。)
先生同士の掛け合いや解説は読んでいて面白いです。爽快です。マニアにはたまりません。
ただ、だからといって、そこだけを何度も読んでいても、英語力やTOEIC力は上がっていきません。
本書は「実戦対策」ですから、繰り返して問題演習することが大切だと思います。

 

 

以上の情報が購入にあたっての参考になれば幸いです。
自分がどのように本書を使い倒したいのか考えた上で購入してみてくださいね。

2013年発売のTOEIC対策本ベスト3の発表です

前回の記事で、2013年に発売したTOEIC対策本の中で、ぼくが使用したものを一覧にしました。
このようにまとめた理由は今回の記事を書くためです。

ということで、独断と偏見で2013年のTOEIC対策本ベスト3を決めたいと思います。
※2012年はこちら
※2011年はこちら
※2010年はこちらこちら

まずは、第3位から!
ぼくの中での投票結果ですと、獲得票数が同じ本が2冊。
どちらかに絞ることができませんでした…。

 

第3位

新TOEIC TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問200(森田鉄也著/朝日新聞出版)

 

新TOEIC TEST パート3・4特急Ⅱ 出る問総仕上げ(神崎正哉、Daniel Warriner著/朝日新聞出版)

選出理由としては、Part 1,2/Part 3,4の対策を行う上では、
この2冊に敵うクオリティーのものがないと判断したためです。

難化傾向にあるPart 1,2の独特さを見事に押さえた「パート1・2特急Ⅱ」。
分量と内容とともに、本番同様のものが感じられる「パート3・4特急Ⅱ」。
両方に第3位をあげたいと思っています。

 

続いて、第2位です。正直、1位と2位は接戦でした。

 

第2位

新TOEICテスト 990点攻略(濱崎潤之輔著/旺文社)

HUMMERさんの解法を学ぶのであれば、『全力特急』を選出しようと考えました。
しかし、第2位の『990点攻略』は、満点を獲りにいくための、
最高レベルの解法を学べるということで、こちらを選ばせていただきました。

また、『全力特急』にはない、豊富かつ難しめの問題が収録されているところも選出のポイントです。
「これでもか」というくらい負荷のかかるところはやり甲斐もあり、本番が楽に感じられました。

レベルが高い一冊のため、この記事の読者全員にお勧めできるわけではありませんが、
ハイレベルを目指すのであれば、ぜひ挑戦していただきたい一冊です。

 

そして、最後は第1位。この本を手にしたときの衝撃は今でも忘れられません。

 

第1位

3週間で攻略 TOEICテスト 900点! (大里秀介著/アルク)

Tommyさんこと大里秀介さんの処女作ですが、
Tommyさんの復習の「型」が余すところなく公開されています。

「1回分の模試(問題)を、いかにして自分の知識とするか」がうまくプログラム化されているのがこの一冊です。
TOEICの問題「解答力」と「英語力」を上げるために必要な復習の仕方がわかると言ってもよいでしょう。

900点を目標とする一冊ではありますが、「このレベルを目指す人はここまでやるのか」ということを知るためにも、
できるだけ多くの方に使っていただきたい一冊と言えます。

また、ところどころに出てくる
・Tommy’s Image(=Tommyさんが問題を解くときの思考回路)
・From the Blog(=ブログから抜粋した激励の言葉や学習のポイント)
といったところも、多くの方に役立つ部分でしょう。

 

以上、porpor主催の「2013年のTOEIC対策本ベスト3」でした。
もしよろしければ、皆さんのベスト本もコメントでお寄せくださいね。

2013年に発売→使用したTOEIC対策本をまとめてみた(レビュー付)

2013年が終わりを迎えようとしています。今年も多くのTOEIC対策本が発売されましたね。
その中で、ぼくが使用した書籍をまとめてみたいと思います。
本のレビュー記事(本のタイトルをクリック)とともに、ご紹介しますね。
(まとめた理由は次の記事で明らかになりますので、お楽しみに。)

■新TOEIC TEST 全力特急 絶対ハイスコア(濱崎潤之輔、Kim, Dae-Kyun著/朝日新聞出版)

800点あたりのハイスコアを狙う方にはオススメ。参考書として使いたい。
独学で満点を取得されたHUMMERさんの解法を真似したいならこの一冊から。
特に、Part 7の解法は必見。

 

■1日1分!やさしく読める フィナンシャルタイムズ&エコノミスト(中村澄子著/祥伝社黄金文庫)

こちらもハイスコアを狙う方向け。
TOEICの素材に飽きた方やレベルの高い素材でPart 7の対策をしたい方には最適。

 

■1日1分レッスン!新TOEIC TEST 千本ノック!6(中村澄子著/祥伝社黄金文庫)

最新の傾向が反映されている一冊。Part 5,6問題集の定番です。
使用し始めるならば、新しい「6」から。
1月の試験の前に解いておけば、本番で類似の問題に出会う確立は高いでしょう。
それくらい威力のある、旬の一冊。

 

■3週間で攻略 TOEICテスト 900点! (大里秀介著/アルク)

Tommyさんの処女作。
一つの模試や問題をどのように深く復習するか参考になること、間違いなし。
ハイレベルの方が間違えそうな問題が多めに収録されている点も素晴らしいです。

 

■新TOEIC TEST 読解特急5 ダブルパッセージ編(神崎正哉、TEX加藤、Daniel Warriner著/朝日新聞出版社)

特急シリーズの中の読解特急最新作。
ダブルパッセージに絞った対策ができる唯一の対策本ではないでしょうか。
問題のクオリティと解説の読みやすさは文句なし。

 

■新TOEICテスト 990点攻略(濱崎潤之輔著/旺文社)

HUMMERさんが990点を獲得するためにおさえてほしいポイントが詰まった一冊。
とても負荷がかかり、かつ効果が出る内容です。

 

■新TOEIC TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問200(森田鉄也著/朝日新聞出版)

Part 1,2を集中的に対策できる、数少ない一冊。
難化傾向にある2つのパートの難問が集まっているため、ハイレベルを目指す方にはうってつけ。

 

■新TOEIC TEST パート3・4特急Ⅱ 出る問総仕上げ(神崎正哉、Daniel Warriner著/朝日新聞出版)

Part 3,4を集中的に対策できる一冊。
前作とは異なり、本番に向けての実力確認に向く問題集でしょう。

 

■新TOEIC TEST 正解特急2 実践模試編(森田鉄也著/朝日新聞出版)

新書サイズで解ける模試。
以前別の書籍で使われた問題が、現在の傾向にあわせてバージョンアップ。

 

■頂上制覇TOEICテスト 究極の技術 トリプル模試(ロバート・ヒルキ、玉木史恵、トニー・クック、ガレス・モンティース著/研究社)
※まだTEST 3を解いていないため、レビュー記事はありません。

ここまで難しい、国内で発売されている模試は知りません…。
究極の高地トレーニングをしたい方にはぜひ挑戦していただきたいですね。

 

■TOEICテスト Part 5 できる人、できない人の頭の中(TEX加藤著/アルク)

斬新なPart 5,6対策本。二人の奥様の掛け合いは必見です。
内容もさることながら、取り上げられている問題が近々本番で出そうな雰囲気を醸し出しています。
解くならば、早めをオススメしますね。

 

■TOEICテスト 基本例文700選(基本例文700選 制作委員会/アルク)

TOEICに出そうな例文が700個つまった一冊。
例文に繰り返し触れることで、TOEICで使われる表現を自然と吸収していけそうです。

 

■TOEIC TEST 鉄板シーン攻略 文法・語彙(横本勝也著、ヒロ前田監修/The Japan Times) 

こちらも斬新なPart 5,6対策本でしたね。730点目標の方向け。
ストーリー展開とアプリとの連動で、どこまで学習効果が上がるかが楽しみです。

以上です。
ただ、持っているものの未使用のものがありますので、厳密に言うと、
2013年に発売された対策本すべてというわけではありません。(『でる模試 もっと』「TTT」「鉄板」 etc)
追ってレビュー記事とあわせて、ご紹介していきたいと思っています!

来年も引き続きさまざまな対策本が出ることでしょう。
今まで多くの書籍を使用してきた経験を活かして、
皆さんのスコアアップにつながる書籍を見つけるお手伝いをしたいところです。